11月15日のデストロイヤーメモリアルナイトで近藤修司と組んで鈴木みのる 太陽ケアと対戦した諏訪魔が「鈴木以上にぶん殴りたいやつ」と対戦したいとして武藤敬司との対戦をWRESTLE-1の副社長である近藤に訴え、大みそかに開催されるWRESTLE-1大阪府立大会への出場が決定した。
諏訪魔は武藤全日本時代にデビューしたことから、武藤チルドレンの長男格にあたるが、諏訪魔は武藤に染まらず、天龍源一郎からアドバイスをもらうなど、馬場全日本にカラーに染まり、武藤自身も強制はせず、諏訪魔の自由にさせてきた。
その二人の亀裂が生じたのは2013年6月、前年に白石”バカ”伸生体制が誕生し、白石が問題発言をSNSで発信したことで武藤と対立、武藤は白石にはついていけないとして、選手やスタッフの大半を引き連れて退団したが、諏訪魔だけは武藤に追随せず全日本にとどまった。それは白石を取ったわけでなく、白石を招いた張本人の一人である武藤が責任を取らずに逃げ出すように去っていったことでの反発だった。
諏訪魔の中では「武藤は逃げたが、オレは逃げなかった」という自負もあるのかもしれない。だが、時が経過して白石も逃げ出して秋山準体制になるとWRESTLE-1と全日本が交流を開始していたが、諏訪魔は武藤のことを口にすることはほとんどなかった。ここにきて武藤と向き合うことになった。諏訪魔の中では武藤が元気のうちに一発食らわしてケジメをつけさせてやると考えているのか?おそらくシングルではなくタッグの可能性がなる可能性が高いだろうが、武藤は諏訪魔をどう思って向かい合うのだろうか…