Ben-Kが粘る望月をクラッシュして防衛!、闘龍門vsR.E.D開戦!


10月8日 DRAGON GATE「THE GATE OF VICTORY 2019」後楽園ホール 1603人
(試合内容は実況ツイートより、画像はDRAGON GATE NET WORKより)

<第0試合 5分1本勝負>
△ジミー(5分時間切れ引き分け)△椎葉おうじ

<第1試合 20分1本勝負>
○堀口元気 新井健一郎 パンチ富永 問題龍 ドラゴン・ダイヤ(5分22秒 バックスライド・フロム・ヘブン)×B×Bハルク KAI Kagetora マーティン・ガービー 大和ヒロシ

<第2試合 20分1本勝負>
YAMATO ○ヨースケ♡サンタマリア(6分19秒 ジャパニーズレッグロールクラッチ)ドン・フジイ ×Gamma

<第3試合 30分1本勝負>
○吉田隆司 KAZMA SAKAMOTO(5分43秒 エビ固め)吉岡勇紀 ×箕浦康太
※パワーボム

<第4試合 3WAYシングルマッチ 30分>
○奥田啓介(9分13秒 反則勝ち)× ワタナベヒョウ
※レフェリーへ暴行 もう一人は石田凱士

<第5試合 スペシャルシングルマッチ 30分1本勝負>
○吉野正人(5分11秒 エビ固め)×シュン・スカイウォーカー
※ライトニングスパイラル

<第6試合 30分1本勝負>
○土井成樹 ドラゴン・キッド ジェイソン・リー(9分18秒 エビ固め)Kzy 横須賀ススム ×”brother”YASSHI
※バカタレ・スライディングキック

<第7試合 スペシャル8人タッグマッチ 60分1本勝負>
○ウルティモ・ドラゴン 斎藤了 スペル・シーサー K-ness.(11分0秒 ラ・マヒストラル)×Eita ビッグR清水 神田裕之 ディアマンテ

<第8試合 オープン・ザ・ドリームゲート選手権試合 60分1本勝負>
【第29代王者】○Ben-K(20分0秒 体固め)【挑戦者】×望月成晃
※Ben-Kクラッシュ
☆Ben-Kが2度目の防衛に成功。

 第3試合は3選手がヒョウ、石田が奥田に対する不満を爆発させたことで、3選手による3WAY戦が行われたが、奥田が石田をスリーパーで絞めあげたところで、ヒョウがイスで奥田に一撃を加え、制止に入った八木レフェリーをも一撃したため反則負けとなってしまう。
 試合後にヒョウは望月道場への脱退、R.E.D入りを表明すると、駆けつけたR.E.Dの面々は大歓迎の意志を示して、ヒョウは望月道場のTシャツを破り捨てた。
 駆けつけた望月に対してもヒョウは望月道場の在り方と「奥田びいき」と批判、望月も望月道場は出入り自由として、ヒョウの離脱は容認しつつ、ヒョウ制裁に名乗りを挙げた吉岡、箕浦を制して、11月7日の後楽園大会で望月自らヒョウに制裁を加えることをアピールする。

 セミファイナルのウルティモ率いる闘龍門OBvsR.E.Dの8人タッグマッチは、R.E.Dが奇襲をかけて開始となり、終盤では一人孤立したウルティモにR.E.Dが総攻撃をかけるが、神田がボックス攻撃を狙うと、神田はEitaに一撃を加え、その隙を突いたウルティモがラ・マヒストラルで3カウントを奪い、ウルティモ組が勝利。試合後は神田がR.E.Dから脱退を宣言して、ウルティモに頭を下げて闘龍門OBに合流、ススム、アラケン、堀口も駆けつけてR.E.Dに徹底抗戦をアピールすれば、R.E.Dは新メンバーとして般若と猿のマスクを被った新メンバー二人を紹介、11月7日の後楽園ではススム&堀口&アラケンvsKAZMA&吉田&ディアマンテ、ウルティモ&神田vsEita 清水が決定、R.E.Dは闘龍門潰しをアピールすれば、闘龍門は結束し改めてR.E.Dに徹底抗戦をアピールした。
 ヒョウがR.E.Dに合流した代わりに、神田がR.E.D離脱して闘龍門OBに加わるなど、闘龍門vs闘龍門を知らない世代との抗争が鮮明化される形となった。おそらくなぞのマスクマンもおそらく闘龍門を知らない世代と見ていいのかもしれない。
 大会前には2020年1月31日に闘龍門日本逆上陸記念日を記念して同窓会大会を開催することを発表、ウルティモは出身選手の参加を呼びかけた。闘龍門はDRAGON GATEが離れた後も、新日本プロレスでIWGPヘビー級王者となったオカダ・カズチカ、石森太二、全日本プロレスで活躍しているブラックめんそーれ、NOAHでGHCジュニアヘビー級王者となった大原はじめ、ZERO1で二冠ジュニア王者となったSUGI、フリーで活躍しているバラモン兄弟やバナナ千賀やツトム・オースギ、松山勘十郎、DDTで活躍している高梨将弘など数々の選手を輩出してきた。それらが揃うとなると豪華な大会になるかもしれないが、問題は逆上陸時のメンバーだったCIMA、SUWA、TARU、マグナムTOKYOらが来場するかどうか、おそらくウルティモとは折り合いが悪く、ほぼ引退しているマグナムは来場する可能性も低く、CIMAも現在のDRAGON GATEにはノータッチの姿勢を示してることから、参加が厳しいと見なければいけないだろう。

 メインで行われたドリーム選手権は、開始からBen-KがBen-Kクラッシュを放つも、望月がロープ越しでのPKで場外へ蹴り出し、Ben-Kの左腕を鉄柱に叩きつけてから、リング内でBen-Kの左腕にローキック、腕十字、脇固めと左腕攻めで、昨年3月4日、大阪でのドリーム選手権の悪夢を思い出させるかのようにプレッシャーをかける。
 望月はショルダーアームブリーカーを繰り出すが、Ben-Kは旋回式スリーパーで反撃、場外戦でのラリアット狙いは鉄柱に誤爆させてしまうが、Ben-Kはスピアーで望月をエプロンの角に直撃させ、リングに戻ってボディースラムの連発から逆片エビと腰攻めで流れを変える。
  望月はローキックを繰り出すが、Ben-Kは俵返しで応戦、リバース式のベアハッグで絞りあげ、串刺しスピアーを連発も、望月はビックブーツを連発、逆にサイドスープレックスで投げ、望月をエプロンに出したBen-Kはロープ越しのスピアーを狙うが、望月は膝で迎撃してからナックルを浴びせる。
 望月はローキックを連発も、Ben-Kはブレーンバスターから袖絡で捕獲するが、望月は脇固めで切り返して腕固めへと移行すると、Ben-Kは肩車で持ち上げて強引にデスバレーボムを敢行、ミサイルキックを連発してからパワーボムで叩きつける。
 Ben-Kはスリーパーで捕獲してから後頭部にBen-Kクラッシュを炸裂させるが、望月は一本背負いから串刺しニーを浴びせ、Ben-Kのスピアーを膝で迎撃してイリュージョン、真・最強ハイキック、再度真・最強ハイキックから三角蹴りを狙うが、Ben-Kは後ろからのスピアーで阻止してスピアーを浴びせる。
 Ben-KはBen-Kボムを決めるが、望月は喰らいながらもナックルを浴びせ、エルボーのラリーからBen-Kはパワーボムを狙うが、望月は回転エビ固めで丸め込み、ミドルキック、エルボーと畳み掛けるが、ハイキックを避けたBen-Kはジャーマンで投げると、望月はチキンウイングアームロックで切り返し、腕十字から三角絞めへ移行してBen-Kを追い詰める。
 ところが、Ben-Kは持ち上げてターンバックルへパワーボムで叩きつけると、ジャーマンを連発してからドラゴンスープレックスホールドを決め、キックアウトした望月に左右エルボーを放つも、望月はビンタの連打で応戦、しかしBen-KはBen-Kクラッシュを炸裂させると、望月は崩れて3カウントとなり、Ben-Kが王座を防衛した。
 試合後にBen-Kが「望月。これで去年の借りは返したぞ、でも、望月さんは本当に強かった!けどチャンピオンとして、この戦いで、アンタが出るところじゃないんだ!他にやりたいヤツがいるんだ!逆にオレとやりたいヤツがいるだろう!」と次期挑戦者を呼び込むと、第5試合でシュンを速攻で降した吉野が現れる。
 吉野は「Ben-K、オマエの望みどおり、オレが出て来たったぞ!Ben-K、オレで文句ないやろ!、Ben-K、オマエと戦いたい場所がある!11・4大阪や、1年前の大阪はオレがオマエを弾き返した!今度は立場が逆や!挑戦者の立場でオマエを弾き返したる」と指名を受諾、11・4大阪での選手権が決定となった。
 吉野vsBen-Kは昨年11月4日の大阪で、吉野がドリーム王者としてBen-Kの挑戦を受け、ソル・ナシエンテ改でBen-Kを降している。Ben-Kにとっても望月に続いてリベンジがテーマとなるが、過去を乗り越えていくことでBen-Kはまた成長していくのか?

 最後に吉野に速攻勝負を仕掛けながらも、逆に速攻で敗れてしまったシュンは「自分自身に失望している」とコメントを残してバックステージへ下がっていった。Ben-Kとタッグを結成はしたものの、Ben-Kの活躍をよそにシュンはスランプとなった。果たしてシュンはどこへ行くのだろうか…?

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