9月20日にNOAHが会見を開き、11月2日の両国大会のカードとして丸藤正道vsザ・グレート・ムタを発表、会見には丸藤とムタの代理人として武藤敬司が出席した。
武藤敬司のNOAH参戦は何度かあったが、ムタの参戦は初めて、ムタはご存知の通り新日本プロレス、全日本プロレスのみならず、WCWなどアメリカマットで活躍してきた国際派スター、そして過去アントニオ猪木を始めとして、いろんなレスラーとも対戦し、勝敗を抜きにして相手より存在感の大きさを示し、猪木でさえも怒らせてきた。丸藤は敢えて”魔界”というムタワールドに足を踏み入れるが、果たしてムタより存在感を示すことが出来るか?
GHCヘビー級選手権の調印式も行われたが、会見直前に武田社長からベルトを新調することを発表、ベルトも披露された。
ベルトも前ベルトを製作したレジー・パークス製で裏地にはNOAHのかつてのカラーである緑となった。
これまでベルトが改変されてきたことで権威など問われて賛否が問われてきたが、長く使用してくると損傷などが起きることから保存や管理が大変で、20年も使ってくるとなると老朽化していてもおかしくない、来年でNOAHも旗揚げ20執念を迎えることから、節目の意味でベルトのモデルチェンジは仕方のない、前ベルトは初代王者である三沢光晴が巻いていたことから三沢ベルトとなるが、新ベルトを腰に巻くのは清宮か、拳王か?
また、10月3日の後楽園大会のカードも発表され、藤田和之の参戦が発表された。
藤田は前日のリアルジャパン後楽園大会でスーパー・タイガーを破ってレジェンド王座を奪取した際に、NOAHの参戦はないとしてきたが、NOSAWA論外が藤田の代理人になっている限りは、これからも継続参戦していくのか、藤田のパートナーには杉浦、相手は谷口と熊野となったが、杉浦&藤田はまさに強さを前面に押し出しているが、このカードに関しては谷口が本来持っている良さを藤田相手に出し、爆発することができるかに注目したい。