9月5日 新日本プロレス「Road to DESTRUCTION」後楽園ホール 1646人満員
(試合内容は実況ツイートより)
<第1試合 「第12回ヤングライオン杯争奪リーグ戦」 15分1本勝負>
【2勝=4点】○アレックス・コグリン(6分13秒 変型監獄固め)【1勝1敗=2点】×マイケル・リチャーズ
<第2試合 「第12回ヤングライオン杯争奪リーグ戦」 15分1本勝負>
【1勝1敗=2点】○カール・フレドリックス(7分6秒 逆片エビ固め)【1勝1敗=2点】×クラーク・コナーズ
<第3試合 20分1本勝負>
小島聡 ○成田蓮 辻陽太(11分41秒 フロンとスープレックスホールド)天山広吉 海野翔太 ×上村優也
<第4試合 30分1本勝負>
タマ・トンガ ○タンガ・ロア 高橋裕二郎(11分32秒 片エビ固め)石井智宏 YOSHI-HASHI ×本間朋晃
※エイプシット
<第5試合 30分1本勝負>
○バットラック・ファレ エル・ファンタズモ 石森太二(10分12秒 片エビ固め)ウィル・オスプレイ ×トーア・ヘナーレ
※グラネード
<第6試合 30分1本勝負>
SANADA ○鷹木信悟 BUSHI(11分35秒 片エビ固め)オカダ・カズチカ 後藤洋央紀 ×ロッキー・ロメロ
※MADE IN JAPAN
<第7試合 30分1本勝負>
○内藤哲也 EVIL(10分43秒 Scorpion Deathlock)ジェイ・ホワイト ×チェーズ・オーエンズ
<第8試合 30分1本勝負>
○ザック・セイバーJr. 鈴木みのる(14分47秒 片エビ固め)棚橋弘至 ×田口隆祐
※ザックドライバー
後楽園3連戦の3日のメインはブリティッシュヘビー級選手権の前哨戦が行われたが、入場した鈴木はSAMURAI TVの実況席で解説をしていた獣神サンダー・ライガーを襲撃、リングにライガーを連行してスリーパーからゴッチ式パイルドライバーでKOする。
緊急事態に棚橋と田口が入場テーマ曲なしで駆けつけて鈴木軍に二人同時にプランチャを浴びせてライガーを救出するが、完全にKOされたライガーはそのままバックステージへと下がる。
試合開始後は棚橋組がザックを捕らえてリードを奪いにかかるが、鈴木が田口をロープ越しの腕十字で捕らえてから場外戦を仕掛け、鈴木が田口にイスをフルスイングして痛めつけ、リングに戻っても鈴木とザックが二人同時で関節技で捕らえるなど田口を徹底的に痛めつける。
ヒップアタックで反撃した田口は棚橋に代わり、棚橋はローリングセントーン、スリングブレイドを避けた鈴木は時間差ロープワークからスリーパーで捕らえると、代わったザックはエルボースマッシュで棚橋を攻め込むが棚橋はコブラツイストで取れると、ザックは腕へのオーバーヘッドキックで応戦、しかし棚橋はツイスト&シャウトで返してスリングブレイドからハイフライフローを狙うが、ザックが三角絞めで捕らえると、鈴木が入ってダブル腕十字で棚橋を痛めつける。
ザックはPKを狙うがキャッチした棚橋はドラゴンスクリューを決め、代わった田口が連続ヒップアタック、スワンダイブミサイルヒップと畳み掛けて、どどんを狙うが、ザックが飛びつき腕十字で切り返すと、田口はオーマイ&ガーアンクルで切り返し、田口は前落としからギタり、ケツイエを狙うが、ザックはジム・ブレイクス・アーム・バーで捕獲する。
ザックはカットに入った棚橋をザックドライバーでKOすると、鈴木によってスリーパーで絞めあげられた田口にもザックドライバーを決めて3カウントを奪い、試合後には棚橋の右肘にジムブレイクアームバーでダメ押しすると、イギリス首相に対して怒りを露にしつつ、ブリティッシュ王座奪還をアピールする。そして鈴木はバックステージにて「夏も終わったのか、オマエの火は消えたのか、このまま消えるのか?オレがもう一つ火を着けてやった。オイ!ライガー!何勝手に余生を過ごそうとしているんだよ!お前の生きる場所はリングの中だ、これでオマエは終わりか!獣神サンダーライガー!終わりなら終わりでさっさと辞めちまえ!」とライガーを挑発した。
4月24日の後楽園大会から鈴木はかつての兄貴分であるライガーとの対戦をアピールしていたが、いつの間にか棚上げ状態になっていたが、ライガーが引退するまであと4ヶ月を切ったことで再び想いが再燃したようだ。鈴木は2016年にプロレス界で親父としていた天龍源一郎の引退試合の相手に名乗りを挙げていたが、天龍はオカダを選んだことでフラれてしまった。今回は兄貴分であるライガーの引退試合の相手は自分と考えているのか?このチャンスは逃したくないのかもしれない。
セミファイナルのインターコンチネンタル選手権前哨戦は、BULLET CLUBがEVILを捕らえて試合をリードするが、代わった内藤がジェイにアームホイップからショットガンキック、変形ネックブリーカーから背後へのドロップキック、ナックルからストンピングと猛反撃して唾を吐き捨てる。
内藤はEVILとの連係でオーエンズを捕らえるが、ジェイがカットに入ると逆にEVILを捕らえて、オーエンズがパッケージドライバーを狙う。しかし内藤がカットに入ると再び連係からEVILがオーエンズをスコーピオンデスロックで捕らえてギブアップを奪うが、試合後にジェイが内藤を鉄柵に叩きつけると、インターコンチベルトを強奪して退場、内藤は手首を負傷したのか、押さえて退場となった。
ヤングライオン杯公式戦は、第1試合ではコブリンとリチャーズが対戦、序盤の打撃戦では手打ち気味のリチャーズに対して、下半身が強いコブリンが圧倒、ゴグリンはヘッドロック、ヘッドロックで攻め込むが、リチャーズはヘッドシザースで切り返し、コグリンはブリッジで逃れて足を固める
コグリンは逆水平から突進するが、リチャーズがラリアットで迎撃し、アバランシュホールドは着地したコグリンはドロップキックから逆エビ固めで捕らえると、河津掛けからインディアンデスロックで捕らえてからブリッジする変型監獄固めで捕らえると、リチャーズはたまらずギブアップとなり、コブリンが完勝を収める。
フレドリックスvsコナーズは、コナーズの突進をフレドリックスはドロップキックするも、キャッチしたコナーズは逆エビを狙う、逃れたフレドリックスに逆水平の連打、串刺しショルダーを連発、フレドリックスはエルボースマッシュ、トルネードクラッチで反撃するが、コナーズは右腕攻めでリードを奪わせない。
コナーズは右腕をかばうフレドリックスを挑発すると、フレドリックスがドロップキックからエルボースマッシュ、ボディースラムで反撃し、コナーズのチンクラッシャーに対してフレドリックスはジョンウーから突進するが、コナーズがスピアーで迎撃する。
打撃戦からコナーズは突進するが、フレドリックスがスパインバスターから逆片エビ固めで捕らえ、コナーズはギブアップとなり、公式戦初勝利を収めた。