5月30日 新日本プロレス「BEST OF THE SUPER Jr.26」大阪・大阪市中央体育館サブアリーナ 1455人(札止め)
(試合内容は実況ツイートより)
<第1試合 20分1本勝負>
ティタン ジョナサン・グレシャム ○トーア・ヘナーレ(8分33秒 片エビ固め)タイガーマスク SHO ×辻陽太
※TOAボトム
<第2試合 20分1本勝負>
タイチ ○金丸義信(8分50秒 体固め)石井智宏 ×海野翔太
※ディープインパクト
<第3試合 20分1本勝負>
○ジュース・ロビンソン ドラゴン・リー(6分43秒 片エビ固め)マーティー・スカル ×ブロディ・キング
※パルプフリクション
<第4試合 20分1本勝負>
○内藤哲也 鷹木信悟(8分55秒 ジャックナイフ式エビ固め)石森太二 ×外道
<第5試合 「BEST OF THE SUPER Jr. 26」Bブロック公式戦 30分1本勝負>
【5勝3敗=10点】YOH(12分22秒 スターゲイザー)【8敗=0点】×成田蓮
<第6試合 「BEST OF THE SUPER Jr. 26」Bブロック公式戦 30分1本勝負>
【4勝4敗=8点】○バンディード(9分35秒 片エビ固め)【5勝3敗=10点】×ロビー・イーグルス
※レペルサ・ゲレーロ・ムーンサルト
<第7試合 「BEST OF THE SUPER Jr. 26」Bブロック公式戦 30分1本勝負>
【4勝4敗=8点】○BUSHI(10分21秒 エビ固め)【3勝5敗=6点】×ロッキー・ロメロ
※MX
<第8試合 「BEST OF THE SUPER Jr. 26」Bブロック公式戦 30分1本勝負>
【6勝2敗=12点】○ウィル・オスプレイ(16分17秒 片エビ固め)【1勝7敗=2点】×DOUKI
※ストームブレイカー
<第9試合 「BEST OF THE SUPER Jr. 26」Bブロック公式戦 30分1本勝負>
【6勝2敗=12点】○田口隆祐(20分18秒 オーマイ&ガーアンクル)【5勝3敗=10点】×エル・ファンタズモ
大阪大会ではBブロック公式戦が行われ、まず2敗のイーグルスは4敗のバンディードと対戦、バンディードが奇襲から、互いにティヘラを仕掛けて着地も、イーグルスはエプロンにバンディードを追いやり、足に619からトペコンを発射してから、場外でショルダースルーを敢行する。
リングに戻ってイーグルスが腰へニーから450°スプラッシュは、バンディードが避けると、串刺しを迎撃してからトルニージョを発射、イーグルスは胸板へローキックから突進も、バンディードがメキシカンエースクラッシャーを決め、スーパーキックをキャッチしたバンディードがリバースブレーンバスターからシャイニングウィザードを浴びせる。
イーグルスがロープ越しでハイキック、スワンダイブ低空ドロップキックは足を滑らせて当たりは浅いも、ロンミラースペシャルで捕獲、ソバットからスライスブレット式DDT、キックのコンポと浴びせるも、アピールしたところでバンディードがジャーマンで投げる。
バンディードはウエストニーから21ブレックスを狙うが、イーグルスがリバースフランケンで切り返し、450°スプラッシュはバンディードが剣山で迎撃する。
イーグルスはハイキックからスライスブレットを狙うが、バンディードがコーナーにセットするとリバースムーンサルトフォアウェイスラムこと、レペルサ・ゲレーロ・ムーンサルトを決めて3カウントを奪い、イーグルスは3敗目を喫してトップ戦線から大きく後退してしまう。
セミでは2敗のオスプレイが6敗のDOUKIと対戦も、DOUKIが奇襲で試合開始も、オスプレイがラリアットで返り討ちにし、場外に落ちたDOUKIにプランチャを発射するが、放送席で解説を務めていたタイチがオスプレイに牽制すると、気を取られたオスプレイにDOUKIが強襲、しかしまた返り討ちしたオスプレイが客席に叩きつけ、介入も牽制のみ、その隙を突いたDOUKIは襲い掛かるもオスプレイは客席に叩きつけまた返り討ちにするだけでなく、放送席にいたタイチにもフォアアームを浴びせて制裁するが、実況の村田晴郎アナや解説のミラノ・コレクションA.Tも巻き込まれてしまう。
リングに戻るとオスプレイは突進するが、DOUKIが開脚で場外に追いやると、コーナーからDOUKIボムを発射してから、タイチがイスでオスプレイに一撃を字加えて報復、リングに戻るとDOUKIはバックハンドエルボー、ランニングフットスタンプからリバースのイタリアンストレッチNo32で捕獲する。
オスプレイはハンドスプリングオーバーヘッドキックで反撃すると、チンクラシャーからミドルキック、串刺しエルボーから串刺し低空ドロップキック、その場シューティングスタープレスと畳み掛け、DOUKIの串刺し狙いをハイキックで迎撃してから619、PKも、その場飛びシューティングスター狙いはDOUKIがソルナシエンテで捕獲し、ソルナシエンテ改に移行して絞めあげる。
DOUKIはスイング式ノーザンライトスープレックスからスープレックス・デ・ラ・ルナを狙うが、オスプレイが逃れ丸め込みから突進も、DOUKIがラリアットで迎撃し、エルボーのラリーからオスプレイはハイキック、スワンダイブフォアアームと畳み掛けてストームブレイカーを狙うが、堪えたDOUKIがブルーティスティニーを決めデイブレイクを狙うが、オスプレイがハイキックで阻止し、トップロープに宙吊りになったままのDOUKIにシューティングスタープレスを投下する。
オスプレイは見えない角度からのトラースキック、ハイキックから突進するが、DOUKIがフランケンシュタイナーで切り返すが、強引に持ち上げたオスプレイはライガーボムで叩きつけ、再びストームブレイカーを狙うが、DOUKIが回転エビ固めで丸め込む。
オスプレイはオスカッターを狙うが、エプロンに上がったタイチが気を取られると、DOUKIが鉄パイプ攻撃からトケで丸め込み、スープレックス・デ・ラ・ルナ狙うが、着地したオスプレイがトラースキック、後頭部へのバックブロー、ストームブレイカーを決めて3カウントを奪い、タイチの介入はミラノや辻らが総出で阻止した。
今回のDOUKIは相手がオスプレイということで、リーグ戦中に出していなかった技まで披露して迫り、惜しくも敗れてしまったが、介入抜きにして大健闘だった。ファンタズモ戦は残しているものの、期待に反して結果を残せなかったDOUKIだが 新日本参戦と「BEST OF THE SUPER Jr. 26」 で得たものはかなり大きかったと思う。
メインは2敗同士の田口とファンタズモが対戦、ファンタズモはヘッドシザースを仕掛ければ、田口は倒立で脱出すると、ファンタズモをヘッドシザースで捕らえ、ファンタズモは倒立を狙うも、田口が倒して阻止する。
しかし田口が走らせるヤツでファンタズモに一人ロープワークをさせるが、逆に走らされてしまい、疲れてきたところでファンタズモが伏せて躓いて倒れ、ファンタズモがオールドスクールからロープをバウンドしティヘラを敢行、!コザックダンスも披露して余裕ぶりを見せる。
ファンタズモは掟破りの腿パットを放つが、田口が丸め込み、オールドスクールに挑戦するが、やっぱりバランスが崩して股間をロープに直撃し、ファンタズモがロープを揺らしてダメ押しして場外へ転落、ファンタズモは股間にニードロップを連発、英語実況席のエナジードリンクを盗み飲みする。
リングに戻るとファンタズモは倒立からそのまま田口めがけ倒れ、背中を引っ掻いてからコーナーに逆さ吊りして串刺し電気アンマ、チンロック、サーフボードストレッチと攻め込み、田口のヒップアタックもアトミックドロップで迎撃する。
ファンタズモは自身の唾を手にたらして田口の尻を叩くと、怒った田口はヒップアタックを浴びせ、ロープにもたれたファンタズモにヒップアタックを連発、スワンダイブ式ヒップアタックからスリーアミーゴズを決め、ファンタズモもブレーンバスター投げ返すが、田口も投げ返し、ヒップアタックで場外に追いやってノータッチトペコンを発射する。
これで田口が一気に流れを変えたかに見れたが、ファンタズモは鉄柱攻撃で逆襲し、コーナーからのムーンサルトアタックを発射、リングに戻ってからトラースキック、そしてCRⅡ狙いは田口がリバースして、丸め込むファンタズモにスライディングヒップアタックを浴びせ、どどんを狙うが、ファンタズモが急所蹴りからスピニングネックブリーカーを決める。
ファンタズモはフロッグスプラッシュを投下するが自爆すると、田口はオーマイ&ガーアンクルで捕獲、前落としからギタり、オヤイからケツイェを炸裂させ、どどんズスロウンを決めると、ミサイルヒップ狙いにコーナーへ昇り、ファンタズモが飛びつくが田口が雪崩式オーマイ&ガーアンクルで捕獲し、丸め込み合戦から再びオーマイ&ガーアンクルで捕獲してから、そのままタイガースープレックスで投げ、どどんからオーマイ&ガーアンクルで再び捕獲してファンタズモはギブアップ、田口が勝利を収め、Bブロックは田口とオスプレイの間で優勝決定戦進出を争われることになった。
内容に関してはファンタズモが余裕の試合運びも、田口を怒らせてから一気に流れが変わったが、田口は危うさはあるものの、ちゃんとすれば安定した試合運びはする。このリーグ戦では田口の安定振りが結果に繋がっている。
Bブロックは混戦とされ、ファンタズモが有利な状況かと思いきや3連敗で大きく失速し、終わってみればオスプレイと田口が残ってしまったが、田口がここまで残るとは予想外だった。しかし現在の田口を見る限りでも鷹木相手に互角に渡り合えそうな気がしてならない、両国のメインに立つ田口に大きく期待したい。
他の公式戦ではBUSHIvsロメロは、BUSHIが足、ロメロは腕を攻める攻防となり、BUSHIがドロップキックからエプロンめがけてハングマンDDTを敢行するが、ライトニングスパイラル狙いは、ロメロが切り返してノミズギニーを放ち、ファルコンアロー式腕十字で捕獲するが、BUSHIはロメロの足に噛みついて脱出する。
BUSHIはロメロの右腕にコードブレーカーからコードブレーカーを決めると、すかさずMXを決め3カウントを奪い4勝目を収める。
YOHvs成田は、YOHのスターゲイザー狙いを成田が成田スペシャル3号で切り返すが、突進をYOHがスーパーキックで迎撃するとファルコンアローを決め、ドラゴンスープレックスを狙うも、成田がサムソンクラッチ、逆さ押さえ込みと畳み掛けてからフロントスープレックスで投げる。
成田はジャーマンスープレックスホールドから再びフロントスープレックス狙うが、YOHがスターゲイザーで切り返し、成田は無念のギブアップ、YOHは5勝目で勝ち越しを決めた。