GLOBAL Jr. TAG LEAGUE 2019開幕!stingerと金髪夫婦が壮絶場外ドロー!鈴木秀樹が前哨戦の主役を強奪!


5月28日 NOAH「GLOBAL Jr. TAG LEAGUE 2019」後楽園ホール 1086人
(試合内容は実況ツイートより)

<第1試合 20分1本勝負>
齋藤彰俊 ○谷口周平 井上雅央(8分5秒 変形キャメルクラッチ)モハメド ヨネ クワイエット・ストーム 長井満也

<第2試合 30分1本勝負>
○タダスケ(7分55秒 2PAC)×稲村愛輝

<第3試合 「GLOBAL Jr. TAG LEAGUE 2019」 公式戦 30分1本勝負>
【1勝=2点】熊野準 ○クリス・リッジウェイ(9分33秒 アンクルホールド)【1敗=0点】×大原はじめ NOSAWA論外

<第4試合 「GLOBAL Jr. TAG LEAGUE 2019」 公式戦 30分1本勝負>
【1勝=2点】○宮脇純太 諸橋晴也(12分21秒 ジャックナイフ式エビ固め)【1敗=0点】田中稔 ×Hi69

<第5試合 「GLOBAL Jr. TAG LEAGUE 2019」 公式戦 30分1本勝負>
【1分=1点】△YO-HEY HAYATA(19分51秒 両軍リングアウト)【1分=1点】小川良成 △鈴木鼓太郎

<第6試合 30分1本勝負>
丸藤正道 新崎人生 ○原田大輔(24分5秒 片山ジャーマンスープレックスホールド)拳王 マサ北宮 ×小峠篤司

<第7試合 60分1本勝負>
○清宮海斗 中嶋勝彦 潮崎豪(21分36秒 タイガースープレックスホールド)杉浦貴 ×KAZMA SAKAMOTO 鈴木秀樹

 「GLOBAL Jr. TAG LEAGUE 2019」が開幕し、第5試合では復活・金髪夫婦がstingerと対戦、が、19日の前橋大会ではYO-HEYが金髪夫婦復活にあたりstingerを離脱、再びRATEL’S戻ったことで、小川&鈴木の怒りを買っており、大会前の入場式でもstingerは現れずボイコットしていた。
 金髪夫婦が先入場も、背後からstingerが奇襲をかけて開始となり、制裁モードとなったstingerは、まだ肺気胸が治ったばかりのYO-HEYの胸板に集中攻撃を浴びせてリードを奪う。
 小川がバックドロップを狙うと、着地したYO-HEYはドロップキックからHAYATAに代わり、HAYATAは小川にサイドからドロップキックからジョンウー、セカンドコーナーからムーンサルトプレス、スイングDDT!みちのくドライバーと盛り返すが、読み合いを制した小川がバックドロップで投げると、鼓太郎に代わって串刺しニーから地獄の断頭台を浴びせる。
 鼓太郎はファンネルも、阻止したHAYATAが回転延髄斬りからYO-HEYに代わり、鼓太郎にティヘラ、バク宙からトラースキック、カサドーラ式フェースクラッシャーと攻め込んだところで、小川とHAYATAが入って入り乱れ、YO-HEYが顔面Gは鼓太郎がキャッチしてストマックブロック、小川が入って連係狙いは同士討ちさせたYO-HEYがstingerにドロップキックを放つ。
 ここでHAYATAが入ると小川に合体ツイストオブフェイドを狙うが、鼓太郎が阻止してYO-HEYにボディーエルボーを浴びせ、小川が入って流れるような連係狙いは、HAYATAが小川にロープ越しのハイキックで阻止する。
 金髪夫婦は鼓太郎に連係を狙うが、鼓太郎がYO-HEYの首にHAYATAの足を引っ掛けてからYO-HEYの足を払って、パワーボムの同士討ちを誘発させるが、YO-HEYが鼓太郎にドロップキックで場外へ落とし、エプロンから顔面Gで鉄柵外へ出すと鉄柱越えトペコンを敢行する。
 場外カウントが進んでYO-HEYがリングに戻ろうとするが、小川がバックドロップで阻止すると、今度は鼓太郎がリングに戻ろうとするが、HAYATAが倒立キックで阻止し、YO-HEYはエプロンまで戻ったものの、結局間に合わず両軍リングアウトで引き分けとなった。
 YO-HEYが肺気胸から復帰したばかりで、HAYATAとも久しぶりに組むことから、金髪夫婦にしてみれば、stinger相手に両リンに持ち込むのがやっとということか、YO-HEYがまだ万全でないのが気になるが、公式戦をこなすことで調子を上げていくしかなさそうだ。

 第3試合では大原&NOSAWAの杉浦軍が熊野&リッジウェイ組と対戦、リッジウェイはNOAH初参戦の選手だが、イギリスでは新日本プロレスのウィル・オスプレイ、NOAHにも在籍していたザック・セイバーJr,にも勝っているという実績を持っているという。
 リッジモンドはリッジウェイはインディアンデスロックからSTFと寝技に長ける大原相手渡り合うが、試合は杉浦軍が熊野を捕らえてリードを奪う。
 大原はジョンウーを狙うが、熊野がラリアットで迎撃すると、交代したリッジウェイはNOSAWAにハイキック、大原にドラゴンスクリュー、二人まとめて串刺しミドルキックの連打を浴びせ、大原に脇固め、スピンキックからジャーマンと大原を圧倒する。
 大原はリッジウェイのミドルキックをキャッチして強引にムイビエンで捕らえ、NOSAWAと共に熊野を排除すると、ストマックブロックからムイビエン再び捕らえるが、リッジウェイはアンクルホールドで切り返してから、そのままジャーマンで投げ、踵落としからアンクルホールドで捕獲して大原がギブアップとなり、熊野組が白星発進。リッジウェイはオスプレイやザックに勝った実績はダテではないことを見せつける。

 稔&Hi69vs宮脇&諸橋は、宮脇組が奇襲で試合開始となるが、場外戦で稔組が逆襲し、宮脇を捕らえたHi69はテーブル貫通ストゥーカスプラッシュを投下して宮脇に大ダメージを与える。
 リング内でも稔組は宮脇に首攻めでリードも、稔のブレーンバスター狙いを、宮脇は投げ返すと、代わった諸橋がグーパンチからクローズライン、サイドバスターで反撃するが、連続ジャーマンは稔が着地してソバットを放ち、諸橋の突進をドロップキック、ブレーンバスターから顔面にニードロップ、代わったHi69がスパルタカスチョップと攻め込んでいくが、カタプルパからのライオンサルトが自爆してしまう。
 代わった宮脇がHi69にエルボーアタックからミサイルキックを諸橋が入って連係で捕らえ、宮脇が腕攻めで攻め込むが稔が再三カット、Hi69はブレーンバスターからトラースキックで反撃し、稔のハイキックの援護からマハラジャ、トランスレイブ、みちのくドライバーⅡと畳み掛けるが、ストゥーカスプラッシュは宮脇が剣山で迎撃して首固めで丸め込むと、諸橋のクローズラインの援護からジャックナイフ式エビ固めで3カウントを奪い、先輩Hi69からの金星で白星発進に成功した。

 メインはGHCヘビー&タッグの前哨戦が行われ、清宮&AXIZの連合軍が杉浦&鈴木&KAZMAの杉浦軍と対戦するが、先発で出た清宮は挑戦者の杉浦ではなく、鈴木を意識して挑むがグラウンドで圧倒されてしまう。
 それでも連合軍は杉浦を捕らえてリードを奪うが、再び清宮vs鈴木となるとlエルボーのラリーで鈴木が圧倒すると、大日本のリングで相手を何人もKOしたバトンキックで清宮を圧倒してから、杉浦軍が清宮を捕らえて形成を逆転させ、鈴木は清宮をスリーパー、チキンウイングフェースロック、リストロックからエルボースマッシュ、ネックブリーカーからニードロップと徹底的に痛めつける。
 ブレーンバスターで一矢報いた清宮は潮崎に交代、潮崎は鈴木がエルボースマッシュに対してフライングショルダーを発射、ランニング袈裟斬りを浴びせ、エルボーのラリーから、潮崎が逆水平を浴びせると、鈴木が怯んだところでマシンガンチョップも、鈴木は頭突きで応戦してエクスプロイダーで応戦、潮崎はバックドロップから左のラリアットで返すも、鈴木はワンハンドバックブリーカーで譲らない。
 終盤では清宮は鈴木にウルトラタイガードロップで排除すると、AXIZが杉浦に逆水平とミドルキックによるサンドバックタイム、トラースキック&フォッシャーマンズバスターで攻め込み、中嶋が顔面へのトラースキックの連打で杉浦がダウンすると、バトンキックを狙うが、避けた杉浦が大回転ジャーマンから左のラリアットを浴びせる。
 清宮vsKAZMAとなり、清宮がKAZMAにアッパーカット、串刺しフォアアームからコーナーへ上るが、鈴木が雪崩式フロントスープレックスでカットすると、杉浦&KAZMAがエルボーのサンドバックタイム!、浦のエルボーからKAZMAがトラースキック、KAZMAが飛び膝からライガーから伝授されたランニング掌底を炸裂させる。
 KAZMAは突進するが、清宮がドロップキックで迎撃すると、杉浦と鈴木もドロップキックで排除してからKAZMAにオーバースロー、ジャーマンと畳み掛け、中嶋のトラースキック、潮崎の豪腕ラリアットの援護を受けた清宮はタイガースープレックスホールドで3カウントを奪い勝利も、潮崎は鈴木が持ち込んだイスを奪って座ると、鈴木は殴りかかったため、一触即発となり、清宮は「鈴木選手!またNOAHのリングで戦ってください!」と呼びかければ、鈴木は「オマエな、オレに手加減するな、殺すぞ!」と返答すれば、潮崎に対して「NOAHはオマエだよ」と挑発、潮崎も「鈴木!いつでも来い!」とアピール。清宮は杉浦にも呼びかけるが、杉浦は面白くない表情を浮かべてバックステージに下がり、バックステージインタビューでもノーコメントだった。
 本来ならGHCヘビー、タッグの前哨戦がテーマにもかかわらず、鈴木に主役を持ってかれてしまった。杉浦がノーコメントだったのは「本当の敵はオレだろ?」という無言のアピールだったのか?そういった意味では面白くなかったのは杉浦だったのかもしれない。だが鈴木は清宮だけでなく潮崎にも大きな爪痕を残した。このまま本格参戦となればNOAHにとっても脅威的な存在になることは間違いない。

 セミファイナルでは椎間板ヘルニア(腰痛)で欠場していた丸藤が復帰し、新崎と原田と組んで拳王&北宮&小峠の金剛と対戦。
 先発で出た丸藤は拳王のハイキックを避け、拳王のビックブーツをキャッチして足を降ろすと鞭のようにしなる逆水平からステップキックを放ち!拳王がローキックに対しても丸藤はステップキックで返し場外戦でも丸藤が拳王に鉄柵攻撃、セコンドの稲村も鉄柱攻撃で制裁し、リングに戻って小峠に逆水平はジャストパッチ、マシンガン逆水平浴びせて復調ぶりをアピールする。
 金剛は原田を捕らえるが、代わった新崎が北宮にスワンダイブブレーンチョップから拝みオット、念仏拝み渡り、トラースキックと猛反撃、かつての愛弟子である拳王とも対峙し、拳王がミドルキックに対し新崎はアッパー地獄突きで応戦、拳王がミドルキックの連打から蹴暴で攻め込み、ダイビングフットスタンプを投下も、新崎が避けて曼荼羅捻りを決め、互いに輪廻の応酬する。
 後半では丸藤は小峠に関節蹴り、カーフストンプからカバーも、北宮がセントーンでカットすると、拳王も入ってトレイン攻撃を狙うが、同士討ちさせた丸藤は小峠に見えない角度からのトラースキック、これまで進んで丸藤の交代に応じなかった原田は素直に交代を受けるが、ダイビングエルボーは小峠が剣山で迎撃する。
 ここで金剛が連係で原田を蹂躙すると、小峠がレッグショットからキルスイッチを狙うが、原田がサムソンクラッチで切り返し、アストロシザースからジャーマンを決めると、丸藤が虎王、新崎がトラースキックの援護から。原田がローリングエルボー、ニーアッパーと畳み掛け、片山ジャーマンで元相棒の小峠から3カウンと奪い勝利。
 試合後は新崎が「拳王、オレの首を取るのか、取らないのか言っているらしいな、まだ52なんだよ、あと20年ぐらいは待ってくれ」と呼びかけると、拳王は「オレをプロレスの道に進ませてくれた新崎人生・・・さん、52・・・今すぐにでも倒してやるからな!」と返答、そして体制批判しつつ「NOAHのリングをダイヤモンドのような輝きにするからな」とファンに約束して退場。
 そしてこれまで険悪とされた丸藤と原田は歩みよるかと思われたが、原田が握手と見せかけて蹴りを入れて退場となった。
 丸藤は思ったより調子がいいのかなと思ったが、時間が経過すると腰が痛み出し、またトラースキックが1発しか打てなかったところを見ると、まだ本調子でないことだけは確か、試合をこなしながら快復に努めていくのか・・・

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