青木が岡林越えを達成して夢を繋ぐ…爆破マッチを制したアブ小が4年ぶりにデスマッチ王座を戴冠!


5月4日 大日本プロレス「BIG JAPAN ENDLESS SURVIVOR〜INFINITY INDEPENDENT〜」神奈川・横浜武道館 1826人
(試合内容は実況ツイートより)

<第1試合 15分1本勝負>
〇エンデル・カラ チチャリート・翔暉 吉田和正(11分0秒 片エビ固め)橋本和樹 ×吉野達彦 永尾颯樹
※ブラディーサンデー

<第2試合 「WELCOME BACK」有刺鉄線ボード6人タッグデスマッチ 20分1本勝負>
伊東竜二 佐々木貴 〇若松大樹(13分12秒 片エビ固め)藤田ミノル ×星野勘九郎 谷口裕一
※ダイビングバカチンガーエルボードロップwith有刺鉄線ボード

<第3試合 20分1本勝負>
浜亮太 〇中之上靖文 アンディ・ウー(13分37秒 片エビ固め)関本大介 橋本大地 ×大門寺崇
※ダイビングエルボードロップ

<第4試合 横浜最狂武道会TLCタッグデスマッチ 30分1本勝負>
〇竹田誠志 塚本拓海(11分35秒 片エビ固め)影山道雄 ×伊東優作
※パイプ椅子からのリバースUクラッシュ

<第5試合 IRON CAGE DEATHMATCH 30分1本勝負>
〇木髙イサミ 宮本裕向(13分17秒 片エビ固め)菊田一美 ×石川勇希
※鉄檻からのダイビングダブルニードロップ

<第6試合 BJW認定ジュニアヘビー級選手権試合 30分1本勝負>
【挑戦者】〇梶トマト(17分32秒 エビ固め)【第7代王者】×関札皓太
※レッドアイ
☆関札が12度目の防衛に失敗、梶が第8代王者となる

<第7試合 BJWタッグ選手権試合 30分1本勝負>
【第58代王者組】〇野村卓矢 阿部史典(17分8秒 ドラゴンスープレックスホールド)【挑戦者組】×加藤拓歩 鈴木敬喜
☆アストロノーツが6度目の防衛戦

<第8試合 BJW認定デスマッチヘビー級選手権試合 YOKOHAMAエクスプロージョンジャングルデスマッチ 30分1本勝負>
【挑戦者】〇アブドーラ・小林(18分19秒 片エビ固め)【第46代王者】×神谷英慶
※ダイビングバカチンガーエルボードロップ
☆神谷が5度目の防衛に失敗、アブ小が第47代王者となる

<第9試合 BJW認定世界ストロングヘビー級選手権試合 30分1本勝負>
【挑戦者】〇青木優也(27分40秒 タイガースープレックスホールド)【第20代王者】×岡林裕二
☆岡林が9度目の防衛に失敗、青木が第21代王者となる

大日本プロレス、年に1度の横浜武道館でのビックマッチが開催され、メインは岡林の保持するストロングヘビー級王座に青木が挑戦、これまで何度もストロング王座に挑んできた青木は、今回はデビュー戦の相手であり、プロレス入りのきっかけを作ってくれた岡林に挑んでいった。
ロックアップから青木がリストロックに対し、岡林が切り返すも青木はレッグシザースからヘッドロックは、岡林が押さえ込んで逃れる。今度はフィンガーロックで岡林で圧倒を狙うと。青木が切り返してヘッドロックで絞めあげる。
ぶつかり合いでも、青木がバックエルボーからショルダータックルで倒すが。突進は避けた岡林がラリアットで場外へ吹き飛ばすと、場外戦で岡林が逆水平に対し、青木が張り手で返してラリーにとなって、岡林が鉄柱へハンマースルーで叩きつけてから青木をリングに戻すも、青木はトペコンヒーロで強襲する。
青木はリングに戻ってクロスフェースで捕らえ、ネックブリーカーを狙うが、切り返した岡林がブレーンバスターで投げると、ハンマーを連打、青木はエルボーで返すが岡林が逆水平で返してサーフボードは、青木がカンガルーキックからコブラツイストで捕らえて、岡林がロープエスケープする。
エプロンの攻防になると青木がビックブーツからジャーマン狙いは、岡林がKUBINAGEで叩きつけ、リングに戻ると逆エビ固めで捕らえるが、青木は必死でロープエスケープ、岡林はブレーンバスターを狙うと、青木は着地してジャーマン狙いは岡林がコーナーへ押し込んで逃れ、串刺しラリアットは避けた青木が串刺しでの袈裟斬りからエクスプロイダーで投げる。
青木は岡林をトップコーナーへ乗せてスワンダイブドロップキックで場外へ落とすとコーナーからムーンサルトアタックを命中させ、リングに戻るとスワンダイブミサイルキックからコブラホールドで捕らえて、岡林が必死でロープエスケープ、しかし青木はランニング袈裟斬りは岡林はガードしてパワースラムで叩きつける。
岡林はアルゼンチンバックブリーカーで担ぎ上げるが、青木はヘッドロックで逃れ、スワンダイブはエプロンへ青木を落とした岡林がぶっこ抜きブレーンバスターからジャーマンも、青木がジャーマンで応戦し、ハンドスプリングエルボーはキャッチした岡林がバックドロップで投げれば、青木もバックドロップで応戦する。
岡林がショルダータックルから逆水平に対して、青木は張り手で応戦してラリーになると、青木が連打から延髄斬りは、岡林がラリアットで迎撃からゴーレムボムを狙い、青木が首固めで丸め込んで、延髄斬りからブルーストームは岡林がレイザーズエッジで阻止して、ラリアットからゴーレムスプラッシュは青木が雪崩式を狙い、岡林が落とすも、食い下がった青木は延髄斬りを放ってスパニッシュフライを敢行する。
青木はスワンダイブニールキックから袈裟斬りは、岡林がラリアットで迎撃も、受けきった青木は構わずランニング袈裟斬りを連発、タイガースープレックスは振り払った岡林がローリングラリアット、ラリアットからゴーレムボム、そしてゴーレムスプラッシュを投下すると、青木が剣山で迎撃する。
エルボーのラリーからビンタのラリーになると、岡林が逆水平を連打で青木が崩れ、逆水平を受けきった青木が頭突きの連打から袈裟斬りを連打、タイガースープレックスホールドで3カウントを奪い王座奪取に成功した。
試合後に岡林が潔く敗戦を認めて、青木の腰にベルト巻いて退場すると、青木は去り行く岡林に「岡林さん、岡林さん! あの時、あの時、僕に夢を見させてくれて、ありがとうございます! 岡林さんの言葉を信じて、きょう、ここまでやってきました! きょうがゴールじゃないです。これは、通過点です! もっともっと強くなって、また、俺の前に挑戦してきてください! きょうはありがとうございました。」と呼びかけ、「勝ったぞー! 数年前、何者でもなかった自分に、岡林さんはプロレスラーになるという夢を見せてくれました。そんな岡林さんと闘って、僕はいま、大日本プロレスのチャンピオンになりました! 次は、僕がみなさんに夢を見せる番です! 熱い試合をして、1人でも多くの方に大日本プロレスのファンになってもらう、そしてきょうの大会のテーマでもあるように、インディーにも無限の夢があるっていうところを僕が証明してみせます! これからももっともっと熱い試合をして、俺が大日本プロレスを盛り上げて、そしてプロレス界イチ熱い団体にしてみせます! きょうはありがとうございました!」
内容的には青木が敢えて真正面から挑んで、岡林が攻めて懸命に食らいついてプレッシャーを跳ね返していたことから、岡林もペースが掴めないまま、スタミナをロスしたのかもしれない。だが青木があと一歩まで攻めても、破るまでに一苦労したことから、やはり岡林は怪物であり、その岡林相手に真正面から挑んで勝ったことは、青木にとって重くて大きな勝利だっった。

セミファイナルではデスマッチヘビー級選手権、王者の神谷にアブ小が挑戦、試合形式もエクスプロージョンジャングルデスマッチということで、大仁田厚でお馴染みの爆破バットが使用されることになり、ロープ二面にはカリビアン風の有刺鉄線が張り巡らせた。
差し合いから神谷がヘッドロックに対し、アブ小はロープへ振るも神谷がショルダータックル、しかし突進はアブ小が有刺鉄線に叩きつけると、バケツから取り出したフォークで刺して有刺鉄線に神谷の額を押しつける。
アブ小はフォークで神谷の額を刺しまくると、神谷はナックルの連打で返すが、アブ小は地獄突きからバカチンガーエルボーを命中させ、バケツから無数のフォークをばら撒くが、神谷もフォークでアブ小の額を刺して反撃、アブ小は場外へ逃れても神谷はフォークを投げ、脳天チョップを乱打、アブ小の額に刺さったままのフォークを深く刺してからイスを投げる。
リングに戻ると神谷は有刺鉄線で流血したアブ小の頭部を刺し、首投げからストンピングを連打、エルボードロップからイスをアブ小にセットしてエルボードロップと攻め、アブ小を有刺鉄線に押し込んでからぶちかましを連発も、突進はアブ小がラリアットで迎撃してカモイエからバカチンガーエルボーを命中させる。
ここでアブ小はコーナーに設置さえたスイッチを入れると、爆破バットを手にして神谷にフルスイングで被弾させ、ダイビングバカチンガーエルボーで勝負に出るが自爆してしまう、神谷には串刺しラリアットからスライディングラリアット、エルボードロップからトップコーナーへ上がるが。アブ小がデットリードライブも起きた神谷は串刺しラリアット、スイッチを入れてから爆破バットをアブ小に当てて被弾させる。
神谷はバックドロップを狙うが、切り返したアブ小がDDOで突き刺し、再度の神谷のバックドロップを急所蹴りで阻止して丸め込む。神谷は再びバックドロップを狙うが、切り返したアブ小が源之介クラッチを狙うも、切り返した神谷がバックドロップで投げると、バケツからレモンをばら撒き、アブ小の傷にレモン汁を垂らす。
神谷はスイッチを入れて爆破バットでフルスイングを狙うが、アブ小は使い終えた爆破バットでガードすると、ラリアットは相打ちになるが、神谷がラリアットを連発に対し、アブ小は頭突きの連打から一本足頭突き、ジャーマンぁら源之助クラッチは、逃れた神谷はラリアットからブレーンバスターで投げる。
神谷は串刺しラリアットから雪崩式を狙うが、アブ小が重くて上がり切れないところで、アブ小がパワーボムで叩きつけると、ダイビングバカチンガーエルボーで3カウントとなって王座奪取に成功した。
試合後に4年ぶりにデスマッチ王座戴冠となったアブ小は神谷の言う”新生”に異議を唱えての挑戦だったが、マイクアピールでもあった通り、コロナ渦の中でアブ小は停滞しないために、大仁田厚との遭遇だけでなく、海外遠征、全日本プロレスでも三冠ヘビー級王座挑戦を経験するなど様々なことに挑戦してきた。神谷は確かに成長しているが、アブ小は停滞せず、前進してきた証が4年ぶりの戴冠に繋がったと思う。

第7試合のBJWタッグ選手権、王者の野村&阿部のアストロノーツに、加藤&鈴木のシミラリティが挑戦、野村とのぶつかり合いを制した加藤が鈴木とのエルボードロップの波状攻撃からダブルエルボードロップでシミラリティが先手を狙うが、加藤の突進は野村がミドルキックで迎撃して場外へ出し、阿部がブレーンバスターからサッカーボールキック、エルボーのラリーから阿部がキックとアストロノーツが加藤を捕らえて先手を奪う。
いきなり長時間捕まった加藤は野村の串刺しを迎撃、ブレーンバスターで反撃して鈴木に交代すると、鈴木は野村に火の玉ボム、阿部を野村の上へボディースラム、野村に串刺しラリアットからスワントーンボムと猛反撃し、野村はエルボーの連打に対し、鈴木が一撃から突進も、クイックタッチして代わった阿部がフランケンシュタイナーを決める。
ここで加藤が入ってシミラリティが連係も、阿部が回転浄土宗で阻止し、鈴木が阿部に丸め込んでから膝十字は、野村がカットも、鈴木がミドルキックで排除、しかし阿部への突進は、阿部がドロップキックで迎撃してからバスソーキック、伊良部パンチは鈴木がラリアットで迎撃してスピアーを浴びせる。
加藤に代わると、阿部にラリアットを連発からファールアウェイスラム、逆水平を放っていくが、阿部が低空ドロップキックから、代わった野村がマシンガンエルボーに対し、加藤はマシンガンチョップ、野村もマシンガンミドルで返して串刺しエルボーからハーフラッチスープレックス、ミドルキックと攻め、加藤はバックエルボーから突進は野村がドロップキックで迎撃する。
野村は加藤にPKから腕固めで捕らえるが、鈴木が入ってジャーマンでカットすれば、阿部は伊良部パンチで排除、野村は加藤にジャーマンで投げるが、加藤はラリアットで応戦し、野村に串刺しラリアットから、鈴木もラリアットからシミラリティがダブルキン肉バスターー、阿部がカットも鈴木が排除し、加藤は野村にブロックバスターホールドを決める。
加藤は小股すくいを狙うが野村が丸め込み、阿部の低空ドロップキックで援護してから野村が腕固めで加藤を捕らえ、阿部は鈴木をお卍固めでセーブも、鈴木が強引にカットする。しかし野村は加藤にショルダーアームブリーカー、ジャーマンスープレックスホールドを決め、キックアウトした加藤はジャパニーズレッグロールクラッチも、野村が掌底から阿部が伊良部パンチ、野村がジャーマンスープレックスホールド、ビンタからドラゴンスープレックスホールドで3カウントを奪い、粘るシミラリティから王座を防衛した。
試合後はアストロノーツがシミラリティの健闘を称えるも、次期挑戦者に4・16札幌で両者KOとなって引き分けに終わった岡林&関本を指名し、完全決着戦として時間無制限1本勝負を要求し、関本も受諾して5・28後楽園での選手権が決定となった。

第6試合のBJWジュニアヘビー級選手権、王者の関札に梶が挑戦し、関札がヘッドロックからショルダータックル、アームホイップからドロップキックを狙うが、突進は梶がスピードで丸め込み、場外へ逃れた関札へプランチャを命中させる。
リングに戻った梶はハイテンションと叫びながらチンロック、レッグドロップで首攻めを展開し、関札は張り手に対し梶はDDT、関札がロープへ振ってもブーメランドロップキック、変形アームロックでリードを奪う。
梶は串刺しを狙うが、避けた関札がモンキーホイップ、串刺しバックエルボーからダイヤモンドカッター、ランニングボディープレスと反撃し、読み合いからダイヤモンドカッターを決めると場外へ逃れた梶にトペコンヒーロを命中させるも、ロープ際の攻防で足を取って関札を倒した、梶がロープ越しでボディープレス、コーナーからアトミコを命中させる。
エルボーのラリーから関札がダブルチョップを放つと:丸め込み合戦になってから梶がニーアッパー、バックエルボーに対し、関札がブーメランクロスボディーから飛びつきコブラクラッチ、ディックキラーへ移行も、梶はロープエスケープする。
関札はリバースDDTからトップコーナーへ上がるが、梶がハイキックから飛びつき雪崩式フランケンシュタイナー、レッドアイは関札が逃れても梶が掌底をあびせてから突進は、関札が掟破りのスピードで丸め込めば、キックアウトした梶は起き上がりアイアンマンと掟破りを応酬する。
梶はレッドアイを狙うが、関札がシュバインで切り返し、関札がスワンダイブボディープレスからバッククラッカーで攻め、ブレーンバスターは逃れた梶がスピードで丸め込むも。関札はファルコンアロー式バッククラッカーを決め、フロッグスプラッシュは自爆してしまう。
梶は巻き付きコンプリートショットからフロッグスプラッシュを命中させ、レッドアイは関札が丸め込んでアイアンマンはカウント2でキックアウトされる。
梶はタイガースープレックスからラリアットは避けた、関札がオーバーヘッドキックで迎撃も、梶がオースイスープレックスホールド、タイガースープレックスホールド、レッドアイと畳みかけて3カウントを奪い王座奪取に成功した。


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