ジュニアタッグは鼓太郎&石田のBGIが優勝!T-Hawkが宮原を破りAブロック突破、因縁の芦野と優勝決定戦へ!


5月4日 全日本プロレス「#ajpw チャンピオンカーニバル 2023」後楽園ホール
(試合内容は実況ツイートより)

<第1試合 Jr.TAG BATTLE OF GLORY2023 スペシャル6人タッグマッチ 15分1本勝負>
〇佐藤光留 田村男児 井上凌(8分32秒 腕ひしぎ逆十字固め)土井成樹 谷嵜なおき ×椎葉おうじ

<第2試合 20分1本勝負>
諏訪魔 〇KONO 斉藤レイ(7分49秒 腕ひしぎ逆十字固め)石川修司 ×大森隆男 安斎優馬

<第3試合 20分1本勝負>
永田裕志 〇芦野祥太郎(9分40秒 アンクルロック)鈴木みのる ×大森北斗

<第4試合 #ajpw チャンピオンカーニバル2023 Aブロック公式戦 30分1本勝負>
【4勝3敗₌8点】〇青柳優馬(7分50秒 ジャックナイフ式エビ固め)【1勝6敗₌2点】×ヨシタツ

<第5試合 #ajpw チャンピオンカーニバル2023 Aブロック公式戦 30分1本勝負>
【3勝4敗₌6点】〇斉藤ジュン(7分32秒 片エビ固め)【4勝3敗₌8点】×本田竜輝
※サイコブレイク

<第6試合 #ajpw チャンピオンカーニバル2023 Aブロック公式戦 30分1本勝負>
【4勝3敗₌8点】〇小島聡(9分22秒 片エビ固め)【3勝4敗₌6点】×サイラス
※ラリアット

<第7試合 #ajpw チャンピオンカーニバル2023 Aブロック公式戦 30分1本勝負>
【5勝2敗₌10点】〇T-Hawk(16分45秒 エビ固め)【4勝3敗₌8点】×宮原健斗
※ナイトライド

<第8試合 Jr.TAG BATTLE OF GLORY2023 優勝決定戦 時間無制限1本勝負>
〇石田凱士 鈴木鼓太郎(21分48秒 ハーフタイガースープレックスホールド)青柳亮生 ×ライジングHAYATO
☆石田&鼓太郎がJr.TAG BATTLE OF GLORY2023を優勝

全日本プロレス後楽園大会のメインでは「Jr.TAG BATTLE OF GLORY2023」優勝決定戦が行われ、亮生&HAYATOが石田&鼓太郎のBGI(BLACK GENERATION INTERNATIONAL)と対戦、4・30大阪で行われた公式戦では15分時間切れ引き分けに終わっており、決着戦の場が優勝決定戦となった。

亮生vs鼓太郎で開始となると、ロックアップから鼓太郎が押し込み、亮生が体を入れ替えてブレークすると、腕の取り合いから鼓太郎がハンマーロックは亮生がロープエスケープ、鼓太郎がヘッドロックも、ロープワークで亮生がドロップキックを放つ。
石田vsHAYATOに代わると、石田がガットショットからリストロックとHAYATOの左腕攻めれば、切り返したHAYATOは張り手、ティヘラで場外へ出すとトペフェイント、しかし座り込んでポーズは石田が戻ってキックを浴びせる。しかし石田の串刺しはHAYATOが飛び越えて避けると、亮生が入り、亮生を踏み台にHAYATOが石田にドロップキック、ダブルバックエルボーと連係で石田を捕らえて先手を奪う。
ところが控えの鼓太郎がHAYATOを場外へ出すと鉄柵へハンマースルーを連発してから鉄柱攻撃、鉄柱を使ったヘッドロックと流れを変え、HAYATOをリングに戻すと、石田から代わった鼓太郎がヘッドロックとBGIがHAYATOを捕らえる。
長時間捕まったHAYATOは石田にエルボーエアタックから亮生に代わり、串刺しバックエルボー、ブーメランアームホイップからドロップキック、串刺しは避けた石田がコーナーに叩きつけると丸め込み、ミドルキックはキャッチした亮生がトラースキックを連打、読み合いからハンドスプリングレッグラリアットに対し、石田もレッグラリアットで応戦する。
鼓太郎vsHAYATOの代わると、鼓太郎がショルダータックルからアームホイップ、ヘッドロックで捕らえ、HAYATOはバックドロップも鼓太郎は絞め続け、HAYATOは3度目のバックドロップでやっと逃れるが、迫ったところでヘッドシザース、HAYATOが逃れてもヘッドロック、ショルダータックル、ドロップダウンするHAYATOを踏んで蹴飛ばすなど、老獪なインサイドワークでHAYATOを翻弄しつつスタミナを奪う。
HAYATOは張り手も鼓太郎がエルボーとラリーになるが、HAYATOは張り手の連打でやっと倒れる。ここで亮生が入ると亮生がレッグシザースからHAYATOがロープ越しでエプロンめがけてDDTと連係を見せ、HAYATOがトップコーナーに上がって、石田が阻止も、亮生が石田を場外へ落としてムーンサルトアタックを命中させるれば、HAYATOは場外の鼓太郎へスワントーンボムを命中させる。

リングに戻ると亮生組は鼓太郎を捕らえ連係で攻め、HAYATOがシドヴィシャスから人でなしドライバー、シドヴィシャスと畳みかけるが、石田がパントキックでカットに入り、代わった石田が足蹴、延髄斬りに対し、HAYATOはドロップキックも、石田が延髄斬りで応戦したところで、亮生が入りハンドスプリングレッグラリアットから、HAYATOが十字固めで丸め込む。
HAYATOは延髄斬りから突進するが、レフェリーを利用して止めた石田が延髄斬り、ビンタからバスソーキックを浴びせ、亮生がカットも石田の串刺し狙いジャンプしたところで石田がパントキックを浴びせると、鼓太郎がHAYATOの上へ亮生をエクスガリバーで突き刺し、最後は石田がHAYATOに垂直落下式ブレーンバスターからハーフタイガースープレックスホールドで3カウントを奪い、BGIが優勝を果たした。
試合後の石田はマイクで試「負けたらさっさと帰って、俺らに突っかかることもなく、それが今のあいつらの全日本を背負う覚悟ちゃうんか? ジュニアもヘビーと一緒じゃ。飛んだり跳ねたりだけじゃなく感情やろ? プロレスは感情でやるもんや。あいつらと戦って一回もその感情、感じることないよ」と敗れた亮生&HAYATOを切って捨て、「俺らがこのタッグリーグ優勝したってことは、まだまだこの全日本のマット俺らで暴れさせてもらうぞ」とBGIとして全日本プロレスに参戦し続けるとアピールして締めくくった
内容的にも亮生&HAYATOの完敗で、鼓太郎の絞め技でHAYATOがスタミナをロスしていたにもかかわらず、一人で長く戦わせすぎた。それに石田にとっても自分にないものを持っている鼓太郎は心強いパートナーで、石田にとっても学ぶべきものが多いと思う。
BGIはアジアタッグ王座に照準を絞っているが、王者組である大仁田厚&ヨシタツは、大仁田が大動脈瘤の手術で入院したことで、ドリー・ファンク・ジュニアPWF会長から返上勧告を受けているも、大仁田は早期復帰するとして拒否している。果たしてどうなるのか…

そして「#ajpw チャンピオンカーニバル2023」は Aブロック最終公式戦を迎え、まず第4試合では3勝3敗で自力進出が難しい青柳がヨシタツと対戦、青柳がドロップキックから顔面ウォッシュ狙いは、ヨシタツが迎撃して逆に顔面ウォッシュ、ネックブリーカー、バックエルボーと攻めてから逆片エビ固めは、青柳がロープエスケープするも、ヨシタツはサーフボードストレッチ、河津掛けと攻める。
青柳はフライングフォアアームから串刺しジャンピングエルボーを連発して反撃すると、ダイビングクロスボディーを命中させ、エルボースマッシュから串刺しはヨシタツが避けてトルネードDDT、ミドルキックの連打からフィッシャーマンズスープレックスホールドを決める。

ヨシタツはCBJを狙うが、青柳が逃れると突進したところで、ヨシタツはコンプリートショットからヨシタツ幻想で捕らえ、再びCBJを狙うも、堪えた青柳がエルボーのラリーに持ち込み、青柳のジャーマンに対してヨシタツもジャーマンで返す。
ヨシタツは垂直落下式ブレーンバスターからCBJを狙うが、青柳がジャックナイフで切り返して3カウントを奪い、4勝3敗で全公式戦を終え、残り公式戦の結果待ちとなる。

第5試合の4勝2敗で優勝決定戦進出を狙う本田vsジュンは、開始から本田がエルボーの連打、ショルダータックル、ロープを使ったチョーク攻撃と先手を奪うも、突進はジュンがエプロンへ出し、エプロンでチョークスラムを敢行する。
リングに戻るとジュンが本田をコーナーに押し込んで踏みつけ、本田はエルボーの連打もジュンはビックブーツからコブラクラッチで捕らえ、本田はロープエスケープする。
ジュンは本田をハンマースルーするが、切り返した本田がスパインバスターで叩きつけ、串刺しラリアットからブレーンバスターで投げる。

しかし本田の串刺し狙いをジュンがスピアーで迎撃すると、串刺しビックブーツからラリアット、チョークスラムは本田が逃れ、ジュンの串刺しを避けて後頭部へ串刺しラリアット、読み合いからジャーマンで投げる。
本田はラリアットからファイナルベントを狙うが、逃れたジュンはチョークスラム、サイコブレイクは本田が丸め込めば、ジュンは突進は本田が丸め込む。そこで本田が突進すると、ジュンがビックブーツで迎撃してから。ラリアット、サイコブレイクで3カウントとなり、本田も4勝3敗で全公式戦を終え、結果待ちとなる。

第6試合の3勝3敗同士で自力進出の難しくなった小島vsサイラスは、ロックアップでサイラスが突き飛ばすと、小島は張り手の連打から突進も、サイラスが弾き倒す。小島は場外へ逃れると鉄柵に叩きつけてから、エプロンへパワーボムと圧倒、リングに戻るとサイラスはクロー、アームロックと攻めるが。串刺しボディーアタックは小島が避けてマシンガンチョップ、串刺しエルボーから”いっちゃうぞ”ダイビングエルボードロップを投下する。

小島はエルボーの連打からローリングエルボー、DDT、コジコジカッターと攻めるが、勝負を狙ったラリアットは避けたサイラスがトラースキックを放ち、串刺しボディーアタックからキャノンボール、リバーススプラッシュと小島を圧殺する。
サイラスはラリアットを狙うが、避けた小島がラリアットは、ガードしたサイラスがブロックバスター、しかしリバーススプラッシュは自爆すると、小島が背後からのラリアットを連発からラリアットで3カウントを奪い、4勝3敗で全公式戦を終了し結果待ちとなる。

そして第7試合、4勝2敗同士で勝てば優勝決定戦となる宮原vsT-Hawkは、T-Hawkが低空ドロップキック、逆水平からショルダータックル、逆水平からナックルと先手を奪い、エルボーのラリーは宮原が制するも、T-Hawkが場外へ出すと、ポップアップでエプロンに叩きつけてから、ブレーンバスターで投げる。
リングに戻るとT-Hawkがヒップトスからロホで捕らえ、宮原はロープエスケープ、エプロンへ出して逆水平を放つが、宮原がエプロンパイルドライバーを敢行すると、場外戦で頭突き、ビックブーツ、頭突きを連打で流れを変える。

リングに戻ると宮原が串刺しブラックアウトからブレーンバスター、T-Hawkの串刺しも迎撃してセカンドコーナーへ上がると、T-Hawkが逆水平で場外へ落とし、宮原がリングに戻るとT-Hawkがケルベロスを狙うが、宮原がキャッしてエルボーのラリーでT-Hawkが崩れる。だがT-Hawkが逆水平、パントキックから逆水平と浴びせ。宮原はビックブーツも、T-Hawkはブレーンバスターで応戦する。
T-Hawkはアギラからローリング逆水平を狙うが、宮原が避けるとジャーマンに対し、T-Hawkがウラジゴクで応戦して両者ダウン、宮原はビックブーツに対しT-Hawkがアッパーも宮原はラリアットで応戦するが、ブラックアウトから突進はT-Hawkがケルベロスで迎撃してウラジゴク、しかし突進は宮原がブラックアウトで迎撃する。
宮原はシャットダウンスープレックスを狙うが、逃れたT-Hawkがナイトライドも宮原が逃れ、ブラックアウトとケルベロスが相打ちも、T-Hawkがアッパーからケルベロスを炸裂させ、最後はナイトライドで3カウントを奪い、Aブロック代表として優勝決定戦に進出した。
試合後は放送席にゲスト解説に招かれていた芦野がリングインすると、WRESTLE-1時代に何度も対戦してきたT-Hawkと睨み合いになり、マイクを持った芦野は「勝ち筋が見えた、足首を捻りちぎる」と予告すれば、T-Hawkは「全日本プロレスだけでなく全団体にレスラーはサイズだけでないと見せつける」とアピールした。
優勝決定戦は芦野vsT-Hawkとなったが、二人はWRESTLE-1時代に何度もWRESTLE-1王座をかけて対戦してきたが、全日本プロレスのメインで再び対戦するとは思ってみてなかったかもしれない。だが全日本プロレスも三冠ヘビー、世界タッグが他団体、世界ジュニアもフリーにわたり、そして「Jr.TAG BATTLE OF GLORY2023」もGLEATに取られたことで、芦野個人の戦いではなく、全日本プロレスを背負っての戦いになってしまっている。果たして芦野は最後の砦となった「#ajpwチャンピオンカーニバル2023」を所属として優勝できるのだろうか…

コメントは受け付けていません。

WordPress.com でサイトを作成

ページ先頭へ ↑

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。