4月9日 DDT「April Fool 2023」後楽園ホール 531人
(試合内容は実況ツイートより)
<ダークマッチ 20分1本勝負>
〇KANON MJポー(7分2秒 磔式コブラツイスト)アントーニオ本多 ×須見和馬
<第1試合 30分1本勝負>
〇高鹿佑也(7分34秒 チキンウイング・アームロック)×瑠希也
<第2試合 30分1本勝負>
彰人 〇川松真一朗 小嶋斗偉(8分34秒 片エビ固め)大鷲透 平田一喜 ×伊橋剛太
※下町ロケット
<第3試合 30分本勝負>
坂口征夫 赤井沙希 〇岡谷英樹(10分27秒 片エビ固め)樋口和貞 中津良太 ×石田有輝
※ダブルアームスープレックス
<第4試合 スペシャルシングルマッチ 30分1本勝負>
〇上野勇希(9分8秒 片エビ固め)×夢虹
※BME
<第5試合 30分1本勝負>
〇遠藤哲哉 秋山準 鈴木鼓太郎 岡田佑介(12分16秒 片エビ固め)土井成樹 クリス・ブルックス ジョーイ・ジャネラ ×正田壮史
※旋回式トーチャーラックボム
<第6試合 WORLD HINO CLASSIC~決勝戦~ 30分1本勝負>
〇飯野”セクシー”雄貴 男色”ダンディ”ディーノ 今成”ファンタスティック”夢人(9分25秒 TKO)火野裕士 ×”brother”YASSHI 大石真翔
※クロス・アス・セクシーロック・アス
<第7試合 KO-Dタッグ選手権試合 60分1本勝負>
【第76代王者組】MAO 〇勝俣瞬馬(20分11秒 エビ固め)【挑戦者組】HARASHIMA ×中村圭吾
※おれたちのまっどまっくす
☆しゅんまおが5度目の防衛に成功
DDT後楽園大会が開催され、セミファイナルは飯野が火野への挑戦ロード「WORLD HINO CLASSIC~決勝戦~(火野未公認)」の決勝戦が行われ、フェロモンズ相手に大石は火野のレスリング時代からの先輩であるYASSHIを投入したが、飯野の挑戦をあくまで嫌がる火野は乗り気になれないままリングインした。
試合は一番最後に登場したYASSHIの号令でフェロモンズに奇襲をかけて開始も、火野は加わらずコーナーに下がってしまい、YASSHIは大石と連係から、倒れ込みヘッドバットで飯野を攻める。
フェロモンズは逆に連係でYASSHIを捕らえ、YASSHIはディーノ、今成、なぜか大石にサンタマリアで捕らえるが、唯一捕まらなかった飯野は尻丸出しのセクシーフィットネスでYASSHIを蹂躙し、見ていた火野は恐れおののいてしまう。
飯野はYASSHIに串刺しボディーアタックを浴びせるが、YASSHIは飯野の髪を掴んで倒してから火野に代わろうとするが嫌がられたため、仕方なく大石に代わり、大石は飯野にナックルも感じた飯野がOバックになって大石に逆水平からセクシーエルボーは自爆も、火野への交代はまた嫌がれたところで、フェロモンズが大石にセクシーシーソーを狙い、YASSHIがカットを狙うもセクシーシーソーに捕まってしまう。
勝負に出たフェロモンズは大石にダブル地獄門を狙うが、火野が仕方なくカットに入り、今成にフライングショルダーからFuckingBOMでダブル地獄門に叩きつける。
代わったYASSHIのフライングビックヘッドで続こうとしたが、自爆すると飯野がバックフリップから駅弁ボム、フェロモンズが連係はYASSHIが阻止してサンタマリアで捕らえたが、逆にフェロモンズのエネルギーが充満してしまい、YASSHIを捕らえてフェロモンマジックを敢行すると、火野はまたバックステージへ敵前逃亡してYASSHIを見捨ててしまい、最後は飯野のクロス・アス・セクシーロック・アスでYASSHIが失神して試合はストップとなりフェロモンズが勝利となった。
試合後は敵前逃亡していた火野をディーノが呼び戻すと、改めて飯野の挑戦をを迫るが、火野は「WORLD HINO CLASSIC」自体が火野の未公認のため認めないとして、飯野の挑戦を嫌がる。
これには飯野が納得しないと、ディーノは飯野に5・3までセクシーを封印してほしいと土下座して懇願、飯野は悩んだ末セクシーを封印を宣言を決意し、火野が納得して受諾するが、大石は信用できず、セクシージャッジマンとして5・3までの試合をセクシーを封印したかどうか審査することになり、今林GMが了承して決定となった。
また大会前にMCでディーノが5・3横浜武道館で今成、今回出場していない竹田”シャイニングボール”光珠の試合が組まれていないと座り込みで抗議するが、フェロモンズ討伐隊長である彰人が「今のDDTにフェロモンズを討伐するための試合が必要」として石田、イルシオン、瑠希也とのシングル三番勝負を要求し決定となった。
メインはしゅんまおの保持するKO-Dタッグ王座に、HARASHIMA&初のメイン登場になる中村の新コンビが挑戦。MAOvs中村で開始で開始となると、いきなり中村はエルボーの連打に対し、MAOがビンタからショルダータックルを浴びせるが、怯まない中村は読み合いから変則キックで翻弄、代わった勝俣はエールを送って熱波パワーポーズの前に中村が熱波パワーポーズエルボーで返し、MAOが入ってもしゅんまおに変則キックで翻弄、勝俣にドロップキック、MAOにフランケンシュタイナーで場外へ出すとトペコンヒーロを命中させる。
HARASHIMAに代わると勝俣にバックエルボー、セカンドコーナーに寝かせてからのフットスタンプ、レッグドロップ、キチンシンクと攻めるが、HARASHIMAがエプロンの勝俣にロープ越しのニードロップ狙いは避けられてしまう、MAOが中村を捕まえエプロンでパッケージドライバーを敢行する。
ここからしゅんまおは大ダメージを負った中村を捕らえ試合をリード、長時間捕まった中村は勝俣にスワンダイブミサイルキックを命中させると、代わったHARASHIMAがライダーキックで続き、雪崩式狙いはMAOが阻止も、HARASHIMAはMAOに旋回式クロスボディーで排除してから、勝俣に雪崩式ブレーンバスターで投げる。
勝俣はHARASHIMAのキックを見切って小股すくい式シットダウンパワーボムで反芸すると、代わったMAOがダイビングニードロップ、ドロップキックと攻めてからミドルキックも、HARASHIMAもミドルキックで返してラリーになるが、そこでMAOが中村を呼び込むと、中村とHARASHIMAがミドルキックに対して、MAOもミドルキックで返して2人相手にラリーにを繰り広げるが、スピンキックの攻防になったところで、勝俣がスワンダイブウルトラタイガードロップで強襲する。
中村がしゅんまおまとめてドロップキックで応戦すると、MAOはHARASHIMAに騙し討ちナックル、HARASHIMAがジャンピングハイキックから蒼魔刀を狙っても、MAOが大阪臨海アッパーで迎撃、中村vs勝俣に代わると、勝俣がトラースキックからバスソーキック、しかしアフスグースは中村が手を噛んで阻止して蛙飛び頭突きで場外へ落とすと、絶品を命中させ、リングに戻っても絶品から、HARASHIMAが入ってスワンダイブボディープレス、中村がライオンサルトと勝俣を捕らえる。
中村は勝俣にダイビングヘッドバットを狙うが、勝俣が立って向かってくるところで、中村が飛び越えるもMAOがナックルからしゅんまおの連係は同士討ちになるも、MAOが中村に旋風脚から勝俣がデスバレーボム、ととのえスプラッシュを命中させたが、HARASHIMAがカットに入る。
しゅんまおは中村におれたちのMADMAXを狙うが、HARASHIMAが阻止、中村がMAOにリバースフランケン、勝俣との同士討ちを誘発して十字固め、勝俣に変型エビ固めで攻め込む。
中村はジョンウーからダイビングヘッドバットを狙ったが、勝俣がRKOで迎撃してからMAOがキャノンボール450°を命中させ、最後は槍投げ&トラースキックからおれたちのMADMAXで3カウントを奪い防衛となった。
試合後は悔し涙を流す中村にHARASHIMAだけでなく、MAOや勝俣も健闘を称え、そして勝俣が防衛をアピールすると、5・3横浜武道館で挑戦する秋山が帰宅していないことを確認してから「秋山をエクストリームではない」と批判すると、帰宅していたはずの秋山が怒りの表情で現われ、濡れタオルで勝俣をシバきまくる。
それでも譲らない勝俣は秋山に対してEXTREME選手権のルールとしてTLCマッチ要求し、TLCのTとしてトイ(おもちゃ)を用意すると挑発、秋山もこのルールを受諾して決定となり、遠藤と共に引き上げていく。
そしてMAOと勝俣はHARASHIMAと一緒に残っていた中村を改めて称え、中村はマイクを使わずに「ありがとうございました!」と絶叫、最後は37KAMINAが揃って熱波パワーポーズで締めくくりとなった。
内容的にも中村のために組まれた選手権であり、中村が敗れはしたけど期待に応えたという試合だった。中村は高木三四郎大社長の弄られ役もやりながらも空中戦を使うなど幅の広い選手だが、そういった意味ではDDTにふさわしい選手かもしれない、けど膝の手術で1年間欠場し、その間にもDDTには若手が台頭したが、復帰してからの中村は弄られ役からも脱して、ようやく一皮むけつつある、今日の選手権でそれをしっかり確認できた試合だったと思う。
第4試合では大阪限定出場の小学生レスラー”ゆに”としてデビューし、「DDTeeeen!!」ではマスクマンであるエル・ユニコーンとなっていた夢虹の再々デビュー戦が行われ、相手は同じ大阪出身の上野が務めた。
上野がヘッドロックからショルダータックルに対し、夢虹がヘッドロック、読み合いからコルタバは上野が側転で返すと、夢虹はアームホイップからコルタバで場外へ上野を出してケブラータを狙うが、阻止されると、上野が鉄柵へのハンマースルーは夢虹が切り返してドロップキックも、上野は鉄柵へハンマースルーからビックブーツを放ち、夢虹はエルボーの連打も受け流して場外ボディースラムで叩きつける。
リングに戻ると、上野がモンキーホイップ、カナディアンバックブリーカードロップとコーナーへハンマースルーを連発と腰攻めでリードし、、夢虹のランニングエルボーからボディースラムは上野が阻止しモンキーホイップを狙うと、夢虹が着地してドロップキックからボディースラムで反撃する。
夢虹は上野を場外へ出そうとすると、ロープを掴んでさかのぼりを狙う上野の顔面へドロップキックうを放ち、場外の上野にエプロンを使ってスイングDDT、トップロープからラ・ケブラータを命中させ、リングに戻ってスワンダイブミサイルキック、スペースローリングエルボーと攻めるが、読み合いから突進は上野がショルダースルーで放り投げ、背後からおっぴろげアタック、背中へフロッグスプラッシュから逆エビ固めで追い詰めるが。夢虹は必死でロープエスケープする。
上野はロープ越しでのブレーンバスターを狙い、切り返した夢虹が胴絞めスリーパーも、上野がコーナーへ押し込んで逃れ、突進する夢虹にビックブーツも、上野の突進を夢虹がRKOで迎撃する。
夢虹は突進するが、上野がスタンディングシャイニングウィザードで迎撃し連続カバーでスタミナを奪う。夢虹はエルボーの連打も上野がカウンターエルボーで返し、夢虹は張り手の連打からドロップキックも、上野がドロップキックで応戦してからBMEで3カウントを奪い、上野がプロレスラーとしての厳しさを夢虹に叩きこんで勝利となった。
第2試合の大鷲&平田&伊橋vs彰人&川松&小嶋は、大鷲組が川松を捕らえ、平田の援護で伊橋がムーンサルトプレスを投下するが、やっぱり自爆すると、最後は川松がスピアーこと下町ロケットで伊橋から3カウントを奪い、議員レスラーとして初勝利を収めた。