SANADAが見せたシャイニングウィザード!フィンレーを降しNEW JAPAN CUPを優勝!ヒロムはリオを降しIWGPジュニアを防衛も、TMDKから刺客が挑戦!


3月21日 新日本プロレス「NEW JAPAN CUP 2023」新潟・アオーレ長岡 3384人 満員
(試合内容は実況ツイートより)

<第1試合 20分1本勝負>
〇タイチ DOUKI(10分3秒 片エビ固め)棚橋弘至 ×中島佑斗
※デンジャラスバックドロップ

<第2試合 20分1本勝負>
〇海野翔太 大岩陵平(9分44秒 片エビ固め)ザック・セイバーJr. ×藤田晃生
※デスライダー

<第3試合 20分1本勝負>
KENTA チェーズ・オーエンズ 〇エル・ファンタズモ(8分14秒 体固め)タマ・トンガ 石井智宏 ×本間朋晃
※CRⅡ

<第4試合 30分1本勝負>
EVIL 〇高橋裕二郎 SHO ディック東郷(2分45秒 片エビ固め)エル・デスペラード 成田蓮 矢野通 ×田口隆祐
※BIG JUICE

<第5試合 30分1本勝負>
〇内藤哲也 鷹木信悟(12分43秒 前方回転エビ固め)×グレート・O・カーン アーロン・ヘナーレ

<第6試合 30分1本勝負>
〇マーク・デイビス カイル・フレッチャー ジェフ・コブ(11分13秒 片エビ固め)オカダ・カズチカ 後藤洋央紀 ×YOSHI-HASHI
※コリオリス

<第7試合 IWGPジュニアヘビー級選手権試合 60分1本勝負>
【第93代王者】〇高橋ヒロム(22分27秒 片エビ固め)【挑戦者】×リオ・ラッシュ
※TIME BOMBⅡ
☆ヒロムが2度目の防衛に成功

<第8試合 『NEW JAPAN CUP 2023』決勝戦 時間無制限1本勝負>
〇SANADA(19分56秒 片エビ固め)×デビット・フィンレー
※変型DDT
☆SANADAが『NEW JAPAN CUP 2023』優勝

いよいよ決勝戦を迎えた『NEW JAPAN CUP 2023』、進出したのはSANADAとフィンレーで、二人はトーナメント中に、SANADAはLIJを脱退してJUST5GUYS、フィンレーは正規軍からBULLET CLUBにユニット替えしており、その勢いに乗って決勝に進出した。
開始からSANADAコール、ロックアップからSANADAが押し込んでブレークとなれば、ロックアップから今度はフィンレーが押し込んでエルボーはSANADAがいなす。SANADAがヘッドロックからショルダータックル、ヒップトスからドロップキックでフィンレーを場外へ出すと、プランチャを狙ったが、避けたフィンレーが場外でカミカゼを敢行する。
フィンレーはSANADAをリングに戻すと左手を踏みにじり、SANADAのボディーエルボーに対しフィンレーはエルボースマッシュ、マウントナックル、レッグドロップ、高速ブレーンバスター、右手をマットに叩きつけてからチンロックからコブラクラッチと移行して先手を奪う。
フィンレーはニーリフトを浴びせるが、SANADAは低空ドロップキックからバックドロップで反撃、連続リーブロックからドロップキックでフィンレーを場外へ出すとプランチャを命中させ、リングに戻るとTKO狙いはフィンレーが逃れるとスピアーでSANADAと場外心中を図り、鉄柵に押し込んで直撃させてからエプロンめがけてバックドロップで投げる。
リングに戻るとフィンレーは足蹴でSANADAを挑発して突進すると、SANADAがTKOを決め、フィンレーはエルボーに対して、SANADAは張り手とラリーなると、エルボースマッシュのラリーに切り替え、フィンレーが連打から突進は避けたSANADAはオコーナーブリッジは、切り返したフィンレーが丸め込み、バックドロップを狙うが着地したSANADAがSkull Endで捕らえ、ラウディングボディープレスを投下するが、フィンレーが剣山で迎撃する。
フィンレーはアイリッシュカーブバックブリーカーからカナディアンバスターと畳みかけ、トラッシュパンダを狙うが、逃れたSANADAはRKOを決め、タイガースープレックスホールドからラウディングボディープレスを命中させたが、フィンレーはカウント2でキックアウトする。

SANADAは旋回式Skull Endから変型DDT狙うが、切り返したフィンレーはPrima Nocta、串刺しはSANADAが迎撃してムーンサルトアタック式Skull Endで捕らえ、フィンレーが逃れてもドロップキックを放つも、SANADAのオコーナーブリッジは逃れたフィンレーがスパイラルバックドロップで投げる。
フィンレーはスピアーからトラッシュパンダを狙うが、SANADAが逃れるとコリエント式Skull Endで捕らえ、変型DDTは逃れたフィンレーがジャーマン、ラリアット、頭突きの連打に対し、SANADAはローリングエルボーを連発する。

SANADAのランニングローリングエルボーを狙い、頭突きで迎撃したフィンレーはトラッシュパンダを狙うが、切り返したSANADAがシャイニングウィザードから変型DDTで3カウントを奪い優勝を果たした。

試合後は放送席で解説をしていたタイチも駆けつけ、JUST5GUYSの面々がSANADAを祝福、SANADAが地元での優勝に喜ぶと、IWGP世界ヘビー級王座への挑戦ということでオカダを呼び出す。SANADAは現れたオカダに挑戦表明すると、オカダは優勝を祝福しつつ、「ライバル待ってたよ…なんて思っているわけないだろ!遅いだろう!どこが変わったんだ!それでオレに勝てるのか!4・8はレベルの違いを見せてやる」と逆挑発して去って行く。
SANADAは長岡のファンにIWGP世界ヘビー級を奪取して凱旋を約束すると、そしてJUST5GUYSのメンバーと共にギフトタイムとなり、SANADAが神に誓ってベルト奪取を約束して、See Next Timeで締めくくった。
内容的にはフィンレーが荒々しい攻めで先手を奪っていったが、切り返し合いのなってから五分になるも、終盤でのシャイニングウィザードはフィンレーにとってまさかの一撃だったこともあって、最後はSANADAの師匠である武藤敬司の引き出しまで出しての勝利だった。
試合後にオカダがSANADAを逆挑発したが、SANADAのIWGP世界ヘビー級王座挑戦は初めてになるも、前身であるIWGPヘビー級王座への挑戦は2019年5月4日の福岡以来と以来ということから、頂点へのベルトへの挑戦は約3年半ぶりで、オカダにしても、いつまでかかっていたんだという苛立ちもあったと思う。
SANADAにとってIWGP世界ヘビー、オカダへの挑戦はLIJまで脱退して変われたかどうか真価が問われ、SANADAだけでなくJUST5GUYSにとっても大勝負になるだろう。

セミファイナルではIWGPジュニアヘビー級選手権、王者のヒロムにリオが挑戦し、リオ悪の文字が記された黒のハーフペイント姿で登場した。
エルボーのラリーからロープワークになると、ラリアットは相打ち、再びロープワークから読み合いも、リオはティヘラから延髄斬り、場外へ逃れたヒロムにトペスイシーダを命中させ、スピードでヒロムを翻弄する。
リングに戻るとリオがブレーンバスターで投げ、ヒロムはサミングからTIME BOMB狙いは、リオが丸め込むもヒロムが潰し、ロムはリオを担いで場外へ放り投げるとサンセットフリップボムはリオがバク転し、エプロンを使ったティヘラを狙うと、ヒロムがパワーボムで叩きつけてから、鉄柵めがけてデスバレーボムを敢行する。
リオに大ダメージを与えたヒロムはリングに戻ると、串刺しヒロムちゃんボンバーからドロップキック、首四の字で捕らえ、リオはロープエスケープ、ヒロムはトラースキック、突進するリオを迎撃してロープ越しで首四の字、場外戦で鉄柵に叩きつけてからブレーンバスターで投げる。
リングに戻り、ヒロムがリオを挑発すると、リオはビンタを浴びせ、ヒロムのエルボーをいなしてエルボー、張り手の連打を浴びせ、串刺しを踵落としで迎撃して串刺しラリアットからジャンピングラリアット、エプロンの攻防でリングに戻ったリオがハンドスプリングキックからトペスイシーダ、そして変型トルニージョを命中させる。
リングに戻るとエルボーのラリーから、リオが連打を浴びせ。フィッシャーマンはヒロムが逃れると、リオがガットショットからスタナー、突進はヒロムがポップアップ式シットダウンパワーボムで叩きつけてTIME BOMB狙いは、リオがリバースフランケンで切り返すとラッシュアワーを決める。
ヒロムを振り払ったリオはファイナルアワーを狙うが、ヒロムが雪崩式を狙い、頭突きで落したリオはハイキックからヒロムの背中へファイナルアワーからファイナルアワーは、ヒロムが剣山で迎撃すると回転してからTIME BOMBを決める。

ヒロムはローリングエルボー、読み合いからトラースキックを放っていくが、ヒロムちゃんボンバーはリオのラリアットと相打ちになり、打ち勝ったリオがヒロムちゃんボンバーを狙うヒロムにスパニッシュフライ、読み合いからヒロムがヒロムロールで丸め込むも、リオがゼロ戦キックから旋回式キークラッシャーを決める。
リオはファイナルアワーを投下するが、ヒロムが避けると不時着したリオにコーナースロイダー、切り返し合いからビクトリーロイヤル、ヒロムちゃんボンバーはリオがトラースキックで迎撃してYOH譲りのDIRECTDRIVEを決めるが、ファイナルアワーは自爆してしまう。リオが丸め込むもヒロムはダイナマイトブランジャー、ヒロムちゃんボンバーからTIME BOMBⅡで3カウントを奪い防衛に成功した。

試合後にはザック・セイバーJr.が現われ、TMDKの新メンバーを紹介するとしてビデオを公開すると、元IWGPジュニアヘビー級王者のロビー・イーグルスがTMDK入りを表明し、4・8両国でヒロムに挑戦をアピールした。
ザックが去ると、ヒロムはビデオメッセージでの挑戦表明に文句を言いながらも、相手がロビーならということで受諾した。
内容的にはヒロムも鉄柵へのデスバレーで大きなダメージを与えて先手を奪い、力で押し切るかと思ったが、後半からのリオが新技を用意するなどリオのペースになりかけていたものの、ヒロムはファイナルアワーだけはしっかりマークしていたこともあって勝利につなげることが出来た。
そしてロビーがTMDK入りとなったが、ロビーはオーストラリアで対戦したTJPからUNITED EMPIREに勧誘され、UNITED EMPIRE入りが濃厚かと思われていたが、まさかのTMDK入りとは、勧誘していたTJPも騙された気分だったかもしれない。


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