3月5日 新日本プロレス「NEW JAPAN CUP 2023」後楽園ホール 1371人札止め
(試合内容は実況ツイートより)
<第1試合 20分1本勝負>
ザック・セイバーJr. 〇藤田晃生(7分55秒 アームロック)タマ・トンガ ×大岩陵平
<第2試合 20分1本勝負>
海野翔太 成田蓮 田口隆祐 〇マスター・ワト(10分4秒 ペンタバール)EVIL 高橋裕二郎 SHO ×ディック東郷
<第3試合 20分1本勝負>
KENTA 〇チェーズ・オーエンズ 外道(8分22秒 片エビ固め)鈴木みのる エル・デスペラード ×中島佑斗
※パッケージドライバー
<第4試合 30分1本勝負>
〇鷹木信悟 高橋ヒロム BUSHI(6分12秒 逆さ押さえ込み)×矢野通 YOH リオ・ラッシュ
<第5試合 30分1本勝負>
後藤洋央紀 〇石井智宏 YOSHI-HASHI(13分1秒 片エビ固め)オカダ・カズチカ 棚橋弘至 ×本間朋晃
※垂直落下式ブレーンバスター
<第6試合 『NEW JAPAN CUP 2023』1回戦 時間無制限1本勝負>
〇内藤哲也(17分32秒 ボルボ・デ・エストレージャ)×エル・ファンタズモ
<第7試合 『NEW JAPAN CUP 2023』1回戦 時間無制限1本勝負>
〇SANADA(24分27秒 体固め)×タイチ
※変型DDT
「NEW JAPAN CUP2023」が開幕し、メインではSANADAがタイチと対戦、スランプで結果が出ないだけでなく、海野、成田からの突き上げで悩むSANADAはタイチ戦でどんな試合を見せるかが注目された。
開始となって、ロックアップから押し合いになると、SANADAが押し込んでブレークも、怒ったタイチがキックを浴びせ、SANADAはヘッドロックから低空ドロップキック、ドロップキックと放って場外へ出すが、プランチャは自爆してしまう。
タイチは鉄柵へハンマースルーを連発すると、場外マットを剥がしてDDTで突き刺し、リングに戻ると首投げからサッカーボールキックと、覇気のないSANADAを容赦なく痛めつける。
タイチは足蹴でSANADAを挑発すると、SANADAは張り手を放つが、タイチはスピンキックを浴びせ、SANADAは串刺しも避けたタイチはジャンピングハイキック、ミドルキックからキチンシンク、SANADAは連続リーブロックからドロップキックも、受けきったタイチはアックスボンバーを炸裂させる。
タイチはミドルキックの連打に対し、SANADAは張り手の連打で返すが、受けきったタイチはミドルキックでSANADAがダウンしてしまい、タイチは「心が入ってない」っと檄を飛ばすと、「中途半端な気持ちならやめちまえ!」と言い放ってステップキックを浴びせる。
タイチはバスソーキックを狙うが、表情を変えたSANADAがキャッチしてエルボーを浴びせると、場外戦を仕掛けて鉄柵へハンマースルーから通路のフロアでパイルドライバーを敢行する。
リングに戻るとタイチがビックブーツに対しSANADAは張り手で応戦してラリーになると、タイチはローキックから逆水平に切り替え、SANADAは張り手とラリーになるも、SANADAはエルボー連打からローリングエルボーはタイチがジャンピングハイキックで迎撃したところで、受けきったSANADAはローリングエルボーで応戦、しかしヘッドロックに来たところでタイチがデンジャラスバックドロップで投げる。
タイチがロングタイツを脱ぐとビックブーツを浴びせれば、SANADAはエルボースマッシュとラリーになり、タイチがソバットから突進はSANADAがドロップキックで迎撃し、読み合いからタイチがジャンピングボレーキックも受けきったSANADAがTKOからラウディングボディープレスはタイチが剣山で迎撃する。
タイチはタイチ式外道クラッチを仕掛け、SANADAがオコーナーブリッジで切り返すも、切り返したタイチはタイチ式外道クラッチ、キックアウトSANADAの突進をドロップキックからバックドロップホールドを決める。
タイチは天翔十字鳳を狙うが、キャッチしたSANADAが読み合いからタイガードライバーもタイチがアックスボンバーで応戦、SANADAはTKO式Skull Endで捕らえる。
SANADAはタイチの背中へラウディングボディープレスからラウディングボディープレスを命中させるが、タイチはカウント2でキックアウトする。
SANADAはSkull Endで捕らえるが、逃れたタイチが天翔十字鳳を炸裂させ、カウント2でキックアウトしたSANADAにタイチは”まだまだだ”と檄を飛ばしてエルボーのラリーを繰り広げる。
タイチが殴りつけるエルボーに対し、SANADAも殴りつけるエルボーからエルボースマッシュで返すと、タイチがアックスボンバーからジャンピングハイキック、そしてブラックメフィストを狙うが、逃れたSANADAが読み合いから掟破りのブラックメフィストを敢行し、最後はSkull Endからブレードランナー式DDTの新技で3カウントを奪い1回戦を突破した。
試合後は互いの立場を忘れてノーサイドとなり、SANADAが自分を目覚めさせてくれたタイチに感謝して握手を求めると、タイチも応じて握手となった。
SANADAがなぜ悩んでいたというとラウディングボディープレス、Skull End、オコーナーブリッジも決め手にならなくなったことで、自身のマンネリに悩んでおり、タイチがそれを一番それをわかっていたからだった。
SANADAは基本的に頭から落とす技は否定しているが、場外戦でのフロアでのパイルドライバーからSANADAは一気に吹っ切れることが出来た。最後の新技も頭から落とす技はなかっただけに、SANADAにとっても技の幅を広げる良いきっかけになったのではないだろうか…
セミファイナルでは昨年度準優勝の内藤がファンタズモと対戦、ファンタズモのロックアップは内藤がいなしまくり、やっとロックアップから内藤が押し込んでブレークと見せかけてガットショットを浴びせるが、読み合いからティヘラはファンタズモが側転で着地して、内藤ばりの寝そべりで挑発すれば、内藤もグータッチと見せかけてガットショットを浴びせ、ファンタズモを場外へ出すと、内藤がファンタズモのマネをして体をばたつかせるELPムーブで挑発する。
怒ったファンタズモがリングに戻って内藤にマウントエルボーを浴びせ、ラリアットで場外へ出して逆水平から張り手、DDTで突き刺した、スタンド席からプランチャを命中させると、コーナーからムーンサルトアタックを命中させる。
リングに戻ってELPムーブで挑発し続ける内藤にストンピングの連打、側転しての技を狙うが、内藤が迎撃すると、読み合いからネックブリーカー、ハンマーから変型ネックブリーカー、後頭部へドロップキック、また変形ネックブリーカーからジャベと流れを変え、ファンタズモはロープエスケープする。
エルボーのラリーになると、ファンタズモが逆水平、ナックルの連打から再びエルボーのラリーになって、内藤が連打も、ファンタズモがドロップキックを放ち、マンハッタンドロップ、ボディースラムからフォアアームドロップを浴びせる。
ファンタズモはサドンデスを狙うが、内藤が避けて延髄斬り、トルネードDDTから首筋へ引き込みエルボーを連打と浴びせ、エスペランサを決めからコリエント式デスティーノを狙うと、ファンタズモが切り返して石森太二譲りのサイファーウタキから、YesLockで捕らえ、まさかの技を食らった内藤もなんとか振りほどくも、ファンタズモがナックルからハイキック、雪崩式フランケンシュタイナーからサンダーキス96を命中させる。
ファンタズモはCRⅡを狙い、内藤がリバースも、ファンタズモが丸め込んでスタイルズクラッシュを狙ったところで内藤がDDTで突き刺してからコリエント式デスティーノを決める。
内藤がバレンティアを狙うが、逃れたファンタズモがサドンデスを炸裂させてCRⅡを狙うも、内藤が変化球技であるボルボ・デ・エストレージャで3カウントを奪い1回戦を突破、ファンタズモもデスティーノだけはしっかりマークしていただけに、変化球技で悔しい敗戦となった。
第6試合で行われたIWGPタッグ選手権前哨戦、毘沙門&石井vsオカダ&棚橋&本間は、オカダ組が開始から後藤を捕らえて試合をリードも、後藤はオカダに時間差ラリアットで反撃すると、YOSHI-HASHIに代わってオカダにバックエルボー、逆水平、トラースキックからネックブリーカー、トップロープに宙吊りにしてドロップキックを放って流れを変える。
エルボーのラリーも、制したYOSHI-HASHIにオカダがエルボーアタックを浴びせると、読み合いからリバースネックブリーカーを決め、棚橋が入ってオカダとトレイン攻撃、オカダがシーソーから棚橋のビンタと連係を見せ、棚橋がスリングブレイドを決める、石井が慌ててカットに入る。
オカダがYOSHI-HASHIに読み合いからマネークリップも、逃れたYOSHI-HASHIは巻き投げから、後藤が入って毘沙門がオカダに隠し狭間、棚橋には激烈一閃、オカダに消灯を狙うと、逃れたオカダは後藤にドラゴンスクリューを決める。
オカダはYOSHI-HASHIにドロップキックから、石井vs本間に代わり、ぶつかり合いは本間が制して、串刺しバックエルボーからフェースクラッシャーも、小こけしは自爆、逆水平のラリーから石井が連打を浴びせ、本間はダブルチョップからラリアットは避けた石井がバックドロップで投げる。
石井はリキラリアットを狙うが、切り返した本間がブレーンバスターで投げたところで、後藤が入ってローリングラリアットから棚橋が入って乱戦になり、石井にオカダとのダブルブレーンバスターの援護から本間が小こけしを命中せ、棚橋がスリングブレイドから本間がこけしロケットも命中させる。
本間が頭突きから突進するが、石井がリキラリアットで迎撃して垂直落下式ブレーンバスター狙いは、逃れた本間がこけしロケットを連発も、ブレーンバスター狙いを石井が垂直落下式ブレーンバスターで3カウントを奪い、粘る本間を振り切った。
SANADAが見せたシャイニングウィザード!フィンレーを降しNEW JAPAN CUPを優勝!ヒロムはリオを降しIWGPジュニアを防衛も、TMDKから刺客が挑戦!
3月21日 新日本プロレス「NEW JAPAN CUP 2023」新潟・アオーレ長岡 3384人 満員(試合内…
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