キラー朱里が世羅を絞め落とす!上谷はMIRAIを振り切りワンダー王座を防衛!


5月28日 スターダム「STARDOM Flashing Champions 2022」東京・大田区総合体育館 1871人
(試合内容は実況ツイートより)

<第8試合 ワンダー・オブ・スターダム選手権試合 30分1本勝負>
【第16代王者】〇上谷沙弥(25分1秒 片エビ固め)【挑戦者/CINDERELLA TOURNAMENT2022優勝者】×MIRAI
☆上谷が6度目の防衛に成功

<第9試合 ワールド・オブ・スターダム選手権試合 KO、ギブアップのみの完全決着ルール 時間無制限1本勝負>
【第14代王者】〇朱里(14分29秒 TKO)【挑戦者】×世羅りさ
※スリーパーホールド セコンドがタオル投入
☆朱里が5度目の防衛に成功。

スターダム大田区大会では7大タイトル戦が行われ、メインは朱里の保持するワールド王座にプロミネンスの世羅が挑戦、世羅の挑戦は朱里からの指名で、アイスリボン時代に世羅の断崖式羅紗鋏を受けて敗れていることから、今回はそのリベンジを兼ね、そして朱里の要望でKO、ギブアップのみの完全決着ルールとして行われた。

開始から朱里がジャーマンからサッカーボールキックを浴びせ、世羅の顔面を足蹴にすると、エルボーのラリーでは世羅が連打を浴びせ、、朱里はミドルキックを連打からヘッドロック、腕十字とグラウンドに引き込み、世羅はロープエスケープする。
世羅は場外へ逃れると追いかけた朱里がマウントビンタを浴びせれば、世羅もマウントエルボーで返し、朱里はマウントを奪うと世羅はクローで逃れるが、朱里はドロップキックでエプロンに直撃させると、リングに戻ってサッカーボールキックから腕十字、腕固め、腕十字へ移行し、世羅はロープエスケープする。
朱里は足蹴にしてロープへ走るが、セコンドの鈴季すずが足を取って倒すと、世羅が柊くるみから手渡された竹刀で殴打する。

世羅は串刺しエルボーからセラリズムバスター、逆エビ固めで捕らえたると、そのままカンバーナへ移行、朱里の腰へダブルニードロップと腰攻めを狙う。朱里はニーリフトの連打から串刺しを狙うと、世羅が避けて逆に串刺し狙いを狙うが、朱里がニーリフトも阻止もミドルキックをキャッチした世羅はコーナーへパワーボム、串刺しダブルニー、ダイビングダブルニードロップを投下するが自爆してしまう。
朱里はジャーマンで投げるが、世羅はエアーズロックIIで応戦してから羅紗鋏、エルボーは相打ちになってからラリーも、朱里が顔面へナックルを浴びせてからストンピングを乱打、世羅は竹刀を手にして、奪った朱里は置いたところでナックルを狙い、レフェリーが止めたところで、世羅は竹刀でレフェリーをKOしてから、プロミネンスが乱入して総攻撃をかける。

世羅はエプロンの朱里に断崖式羅紗鋏を敢行してから、再びプロミネンスが袋叩きすると、これに怒った壮麗亜美がプロミネンスに襲い掛かるも、世羅が竹刀でKOする。

リングに戻ると世羅が竹刀で朱里の側頭部へフルスイングすると、雪崩式羅紗鋏からダイビングダブルニードロップを命中させて、朱里はダウンする。

意地で立った朱里は世羅の竹刀を奪ってへし折り、突進する世羅をコーナーへ槍投げ、串刺しニーからミドルキックを乱打を浴びせて。スリーパーで絞めあげる。世羅は慌ててロープエスケープも、朱里は二段式膝蹴り、ハイキックから顔面へパントキックを炸裂させる。

そして朱里はスリーパーホールドで捕らえて一気に絞めあげると、世羅は落ちたためセコンドがタオルを投入して試合はストップ、TKOで朱里が防衛となった。

試合後はベルトを腰に巻いた朱里がマイクで意識を取り戻した世羅に「これがワールド・オブ・スターダムのチャンピオンだ!どんなルールでも、この赤いベルトは守り続ける。世羅、竹刀とか使わずとも強い、次対戦するときはそういうものなしで再戦をしたい、いつでもかかって来いよ、待っているから」と呼びかけたが、世羅は無言で退場していった。
そして入れ替わりにアーティスト王座を奪取したばかりの渡辺桃が挑戦を表明すると、朱里は「セコンド介入や凶器なしの正々堂々」を条件に出し、桃も手にしたスパナを捨てて正々堂々出の戦いを約束して決定となった。
試合内容的にはまともにやりあったら不利と考えた世羅がゲリラ戦法に打って出るも、逆に朱里の中にあるキラーの部分を呼び覚ます結果になった。だが朱里にしてみれば世羅がゲリラ戦に打って出たとしても最初から叩き潰すつもりだったのかもしれない。

セミファイナルではワンダー・オブ・スターダム選手権が行われ、王者の上谷にCINDERELLA TOURNAMENTを優勝したMIRAIが挑戦した。

上谷はヘッドロックもMIRAIはグラウンドに引き込み三角絞めを狙うが、逃れた上谷はタックル、ロープワークの攻防で上谷が側転バク転からドロップキックを命中させると逆エビ固めで捕らえ、MIRAIがロープエスケープする。
上谷はセカンドロープにMIRAIを固定してエプロンからMIRAIの腰に踵落としを浴びせると、リングに戻って再び踵落としと腰攻め、コーナーに何度も叩きつけてから側転式ダブルニー、腰へのミドルキックと先手を奪い、MIRAIはエルボーの連打も上谷は一撃で返して腰へローキックを浴びせるも、上谷の突進はMIRAIがボディースラムで投げるが、MIRAIは腰を押さえる。
上谷がMIRAIにストンピングも、MIRAIは往復式ショルダータックル、串刺しエルボーからショルダータックルで反撃してからキャトルミューティレーションで捕らえ、読み合いからMIRAIは突進も上谷がドロップキックで場外へ出すとスワンダイブ狙いは、MIRAIがエプロンに戻って上谷が不時着し、エプロンの攻防からMIRAIが裏投げを敢行して上谷は大ダメージを負ってしまう。
リングに戻ってもMIRAIは裏投げから腕十字は上谷はロープエスケープ、MIRAIは突進もショルダースルーでエプロンへ出した上谷が二角蹴りからスワンダイブプランチャを命中させ、リングに戻ると上谷がフィッシャーマンズスープレックスから逆エビ固め、逆片エビ固めで追い詰めにかかり、MIRAIはロープエスケープ寸前も上谷が中央に戻したが、MIRAIは必死でロープエスケープする。
上谷はMIRAIの腰へドロップキックからトップコーナーへ昇るが、MIRAIが引きずり下ろすと、MIRAIはトップコーナーへ昇る。しかし上谷がMIRAIをうつ伏せにして宙吊りにするとスワンダイブフットスタンプを命中させ、再びトップコーナーへ昇るが、追いかけたMIRAIは雪崩式スロイダーで落とす。
エルボーのラリーになると、上谷が連打に対してMIRAIはラリアットを放ち、再度のラリアットは上谷がニールキックで迎撃して、スタークラッシャーからフェニックススプラッシュで勝負を狙ったが自爆すると、MIRAIはミラマーレで捕らえて追い詰めにかかり、上谷は必死でロープエスケープする。
MIRAIはアメインズインパクト、ラリアットからミラマーレショックを決めるが、カウント2でキックアウトされ、MIRAIが起したところで上谷がリバースフランケンで反撃して、両者ダウンからMIRAIがエルボーの乱打も、突進は上谷がフランケンシュタイナーを決めるがMIRAIは丸め込む。

キックアウトした上谷がニールキックからスクールボーイスープレックスホールドを決めると、スタークラッシャーからフェニックススプラッシュで3カウントを奪い防衛に成功した。

試合後は上谷がMIRAIの健闘を称えるが、アーティスト王座を奪取したばかりのキッドが現れて挑戦を表明し、上谷も歓迎して受諾した。
キッドもヒールでありながらもスターダムでは急成長を果たしていることから、そろそろハイスピード王座より上のベルトを目指す時期が来たのかもしれない。

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