5月3日 ガンバレ☆プロレス「LOVE PHANTOM 2022」後楽園ホール 380人
(試合内容は実況ツイートより)
<第1試合 パンチドランカーvs霊界の貴公子 30分1本勝負>
〇怨霊(9分40秒 首固め)×前口太尊
<第2試合 ガンプロ名物ミクストタッグマッチ 30分1本勝負>
HARUKAZE 〇岡田剛史(6分40秒 腕ひしぎ逆十字固め)山縣優 ×富永真一郎
<第3試合 日本ガンバレ連合vsVENYU全面対抗戦 30分1本勝負>
〇上福ゆき 朱崇花(11分30秒 片エビ固め)まなせゆうな ×YuuRi
※フェイマサー
<第4試合 ガンプロ名物三軍対抗戦!ROMANCE DAWNvsChocopro vsBASARA 30分1本勝負>
〇翔太 高尾蒼馬(14分43秒 雁之助クラッチ)クリス・ブルックス ×アントーニオ本多
※あと1チームは塚本拓海 ヤス・ウラノ
<第5試合 ガンプロスペシャルシングルマッチ~男たちの挽歌~30分1本勝負>
〇大家健(11分9秒 片エビ固め)×マッスル坂井
※炎のスピアー
<第6試合 LOVE PHANTOM 2022 スペシャルタッグマッチ 30分1本勝負>
〇石井慧介 岩崎孝樹(21分56秒 体固め)勝村周一郎 ×渡瀬瑞基
※ニールキック
<第7試合 スピリット・オブ・ガンバレ世界無差別級選手権試合 60分1本勝負>
【挑戦者】〇今成夢人(17分20秒 エビ固め)【初代王者】×高岩竜一
※ラリアット
☆高岩が4度目の防衛に失敗、今成が第2代目王者となる。
ガンプロ今年2回目の後楽園大会が開催され、第5試合では大家が坂井と対戦、4・9新木場で渡瀬を降した大家にサイバーファイトからの指示でスーパー・ササダンゴ・マシンが現れ、「ガンプロ大田区大会、俺は今のアンタにガンプロの主役っぽさを感じない。俺の知ってる大家健はそんなもんじゃない。#大家帝国の頃よかたっよ。KO-D獲った頃よかったよ。でもアンタはまだまだこれからなんだよ。大田区のメインに立たなきゃいけない。でも、今のオマエからそこにオーラは感じない。」と最近主役から一歩引いている大家を憂い、シングルでの対戦を要求、マスクを脱いでマッスル坂井として大家と対戦となった。
開始から大家がヘッドロックも坂井がバックドロップで投げ、串刺しラリアットからブレーンバスター狙いは、大家が投げ返し、大家はコーナーからダイブも坂井はドロップキックで迎撃し、足蹴で大家を挑発、左腕をショルダーアームブリーカーも大家はスリーパーで捕らえる。
しかし、あっさり逃れた坂井はサッカーボールキック、大家はエルボーも受け流した坂井はハンマーロック、ロープを使ったハンマーロックと左腕攻めでリードを奪い、坂井は足蹴から挑発すると、怒った大家はビンタも坂井もビンタで返してラリーになる。
坂井はビックブーツに対し、大家も打ち返してビックブーツ、頭突きのラリーから大家が連打、ビンタのラリーから大家がナックルも、坂井は垂直落下式リーマンショックは決め、ダイビングニードロップを透過するが自爆すると、大家の炎のスピアーが決まったところでエピトリカが流れてマッスルワールドに突入する。
坂井は回想で20年前にららぽーとで二人で殴り合った過去を振り返り、大家に勝ちたい気持ちを明かす、そこでスローモーションで炎のスピアーを転倒した大家に坂井がサミングになると、大家の回想でダメ出しをした坂井は許さないとしても、これまでプロレスをやれたのは坂井のおかげだと気持ちを明かす。
スローモーションが終わってエルボーのラリーになり、大家はエルボーの連打で坂井が檄を飛ばすと、大家は炎のスピアーを連発で3カウントを奪い勝利、試合後は二人が座礼から握手を交わしノーサイドとなる。
そしてメインイベントはガンバレ王者の高岩に今成が挑戦、昨年のガンバレクライマックスでは高岩と今成が決勝に進出し、高岩が勝って初代ガンバレ王者となったことから、今成にとってリベンジをかけた対戦となったが、王者の高岩は当日にFRREDOMS横浜武道館大会に参戦して拳剛と対戦し敗れ、UWA世界ジュニアヘビー級王座を落としたばかりだった。
開始から今成のタックルを切った高岩はグラウンドで圧倒、逆水平のラリーでも高岩が圧倒し、今成の顔面にエルボースタンプから首四の字も、抜けた今成はヘッドロックで絞めあげ、高岩が押し込んでブレークとなる。
フィンガーロックの攻防で高岩が圧倒し、今成が張り手も高岩はエルボーで返し、エルボーのラリーから高岩がラリアットを放つと、今成は場外へ逃れたが、追いかけた高岩はら鉄柱攻撃、今成の左腕を鉄柱に叩きつけてから場外でアームロック、リングに戻っても左腕攻めが続いて腕十字、今成はロープエスケープするが、高岩の圧倒的リードが続く。
高岩はショルダーアームブリーカー、左腕にストンピングからロープへハンマースルーも、今成がカウンターでクロスボディーを命中させ、マシンガンチョップ、死角からフェースクラッシャー!リバーススプラッシュで猛反撃し、STFで捕らえて試合の流れを変え、クロスフェースへ移行する。
今高岩はロープエスケープし、ラリアットは相打ちも高岩のラリアットが制し、串刺しラリアットからダイビングエルボードロップ、高岩はデスバレーボムを狙うが、逃れた今成はダイヤモンドカッターからフィッシャーマンズバスター、タイガードライバーを繰り出し、突進は高岩がベアハッグから高岩ドリラーで突き刺し、ラリアットからデスバレーボム、そして雪崩式を狙うが、逃れた今成がジャーマンで投げると空中胴絞め落とし、突進は高岩が高岩ドリラーで突き刺し、デスバレーボム、雪崩式デスバレーボムを狙いは、今成がエルボーで必死で抵抗も、高岩は強引に雪崩式デスバレーボムを決める。
しかし高岩がダメージでカバーできず両者ダウンになると、ラリアット合戦になるが、今成が掟破りのデスバレーボムからラリアットを炸裂させて3カウントを奪い、王座を奪取に成功した。
試合後に高岩は潔く敗戦を認め、今成の腰にベルトを巻くと、ベルトの価値を高めてくれた高岩に感謝し、高岩は「そのベルト、まだまだ磨いて大きくしろ、みんなで大谷現場監督の復帰を待とう」とエールを送る。
高岩が去ったあと、大家が現れて挑戦を表明し、今成も受諾して7・10大田区での選手権が正式に決定した。
内容的にも高岩が圧倒していたが、今成が懸命に粘ってどうにか試合の流れを変えることが出来た。そして7・10大田区のビックマッチでは今成vs大家での選手権が決定したが、サイバーファイトフェスではなく、ガンプロ初のビックマッチでの開催を選んだ。ガンプロは今成と大家の二人で始めたことから、今回の二人の対戦は集大成的な試合になるのかもしれない。
セミファイナルのタッグマッチは渡瀬が懸命に粘るも、石井がニールキックで3カウントを奪い激戦を制する。
試合後には野村直矢が現れ、渡瀬とのリアルブラットでガンプロ参戦を訴えた。野村は2020年をもって全日本プロレスを退団、2021年12月の全日本プロレスでのラストマッチを終えるとキャプチャー・インターナショナルとなっていた。参戦は正式には決まっていないが、全日本プロレスでも三冠ヘビー級王座に挑戦するなど実績も充分なことから、ガンプロ的には野村の参戦は大歓迎かもしれない。
また第4試合では翔太がアントンを降して3WAY戦を制すると、高尾とのロマンスドーンでクリス&高梨将弘のCD-Kと、7・10大田区での対戦を要求した。