2月27日 ガンバレ☆プロレス「BAD COMMUNICATION 2022」後楽園ホール 319人
(試合内容は実況ツイートより)
<第1試合 勝村軍vsひとでなしBLUES 30分1本勝負>
〇勝村周一朗 岡田剛史(10分4秒 三角絞め)×島谷常寛 前口太尊
<第2試合 ガンジョスペシャルタッグマッチ 30分1本勝負>
春日萌花 〇雪妃真矢(13分49秒 ホワイトアウト)まなせゆうな ×YuuRI
<第3試合 ガンプロ名物ハードコア・ミクストタッグマッチ 30分1本勝負>
勝俣瞬馬 〇藤田あかね(15分30秒 片エビ固め)渡瀬瑞基 ×HARUKAZE
※アバランシュホールドOn The ラダー
<第4試合 大予言の呪縛を解ONき放て! 30分1本勝負>
〇今成夢人(15分50秒 片エビ固め)×ザ・グレート・サスケ
※ラリアット
<第5試合 BAD COMMUNICATION2022 Special Bout 30分1本勝負
〇大家健 石井慧介 入江茂弘(12分38秒 片エビ固め)翔太 高尾蒼馬 ×冨永真一郎
※炎のスピアー
<第6試合 スピリット・オブ・ガンバレ世界無差別級選手権試合 60分1本勝負>
【初代王者】〇高岩竜一(23分2秒 片エビ固め)【挑戦者】×岩崎孝樹
※雪崩式デスバレーボム
☆高岩が2度目の防衛に成功
ガンプロ2022年度最初の後楽園大会が開催され、団体の代表である大家、現場監督である大谷晋二郎が挨拶すると、今年から新調されたリングマットが披露された。
ガンプロ独自の王座であるスピリット・オブ・ガンバレ王座が10月に誕生したが、「ガンバレ☆クライマックス2021」で今成を降して優勝した高岩が初代王者はとなり、1月10日の板橋では大家が挑戦するも、高岩の雪崩式デスバレーボムの前に敗れてしまった。今回は高岩の指名でガンプロの若大将である岩崎が高岩に挑むことになり、岩崎はガンプロの最後の砦として臨んだ。
開始から岩崎がいきなりビックブーツからミドルキックで奇襲をかけ、高岩は逆水平で返すが、岩崎はソバットからミドルキックを浴びせ、高岩はバックを奪ってハンマーロックに対し、足を取った岩崎はレッグロック、高岩は腕十字も切り抜けた岩崎はフロントネックロック、高岩はロープに押し込むが、岩崎が体を入れ替えてブレークとなる。
岩崎がヘッドロックで捕らえ、高岩はロープへ振るが、岩崎がビックブーツを浴びせると、高岩はカウンターでラリアットを放ち、岩崎はたまらず場外へ逃れたが、追いかけた高岩はラリアットから、場外でデスバレーボムを敢行して、岩崎に大ダメージを与える。
高岩は場外でダウンする岩崎をリングに戻し、逆水平を連打から首四の字で捕らえて、岩崎はロープエスケープも、高岩はボディースラムから逆片エビ固めで捕らえて、岩崎は必死でロープエスケープする。
高岩はトップロープに前落としでエプロンエプに出すとロープ越しでラリアットからエプロンでパワーボムを狙うが、リバースした岩崎がエプロンでバックドロップで投げる。
岩崎は場外でミドルキックの連打からローキックの連打、PKと浴びせて、リングに戻ると岩崎が高岩をトップロープに宙づりにして首筋へミドルキックの連打からスリーパーで捕らえ、高岩が逃れてもミドルキックを連打も、キャッチした高岩は左膝裏へラリアットを浴びせ、エプロンに逃れた岩崎に場外から足刈りラリアットで足攻めに出る。
高岩はリングに戻ると、岩崎の左膝へダイビングエルボードロップから足四の字固めで捕らえ、岩崎がリバースしてロープエスケープ、高岩はドラゴンスクリューを狙うが岩崎がニーリフトで阻止すると、串刺しビックブーツ、ダブルアームスープレックス、PKからバックドロップを狙うが、体を浴びせた押し潰すとラリアットを放てば、岩崎は垂直落下式ブレーンバスターで応戦する。
エルボーのラリーから、岩崎はミドルキックの連打も、ランニングミドルをガードした高岩はラリアットも岩崎はバックドロップで応戦してバックドロップホールドを決めるが、高岩はカウント2でキックアウトし、岩崎はブレーンバスター狙うも、高岩がエルボーで阻止してから垂直落下式ブレーンバスターで突き刺す。
高岩は岩崎を串刺しラリアットから雪崩式ブレーンバスターで落とすと、ラリアットからデスバレーボム、そして雪崩式を狙うが、下へ潜った岩崎がパワーボムで落とし、高岩のラリアットを切り返してドラゴンスープレックス、ハイキック、ツイスターと畳みかけるが、リバースDDT狙いは高岩がデスバレーボムで叩きつけてからラリアットは、避けた岩崎がグラウンドコブラで丸め込むも、キックアウトした高岩は高岩ドリラーからラリアットを放つ。
高岩は再びデスバレーボムを決めるが、岩崎はカウント2でキックアウトすると、高岩は雪崩式デスバレーボムで3カウントを奪い防衛した。
試合後は退場する岩崎に高岩は「ありがとう」とエールを送り、「誰でもかかって来い」とアピールして退場する。
入れ替わりにセミで富永を降した大家が現われ、所属選手に上がるように指示すると「今年は勝負の年だ」と叫んでからVTRが公開された。
7・10大田区総合体育館に進出することを発表、高岩は大田区総合大会でのビックマッチに向けて気勢を上げると、選手らともにシャウトで締めくくった。
選手権の内容に関しては岩崎は食らいついていったが、高岩の一発は重く、また岩崎も終盤で攻め手を失いながら粘りに粘ったものの、高岩は勝つまで叩き潰すことしか考えてなかった。最終的にはその差が出たと思う。だが、これで今成、大家、そして今回の岩崎とガンプロトップ3が揃って敗戦し、挑戦者は誰も名乗りを上げなかった。この高岩というそびえたつ壁を誰が越えるのか…
そしてガンプロが2013年に旗揚げして9年目で大会場である大田区総合体育館に進出することになったが、大家も資金も高木三四郎から手渡された15000円からすべてが始まり、たった一人で始めるも、だんだん所属選手も集まり、現在では定期的に後楽園ホールで開催するようになって、CyberFightグループのブランドの一角となった。ガンプロが大会場で開催するまで成長するとは、少ない資金を出した高木大社長すら思わなかったではないだろうか、ガンプロは5月、8月、12月と後楽園でビックマッチを開催するが、大田区となると団体としても、それ以上のパワーが求められる。ガンプロが見せる初のビックマッチ、注目だと思う。
第4試合では2016年にサスケから大ブレイクすると予言された今成がサスケ本人と対戦し、サスケはマスターサスケとして試合に臨んだ。
今成がヘッドロックで執拗に絞めあげる。切り抜けたサスケはキャメルクラッチ、今成は手に噛みついて抵抗し、サスケは腕固めへ移行も、今成はロープエスケープする。
サスケは気をこねて送り始めると、今成は避けまくるが当たってしまい、今度はサスケは大きい気をこねるが、今成はドロップキックで阻止すると、サスケは七転び八起き殺法で対抗、しかし、今成は構わずスライディングラリアットを浴びせる。
サスケは一旦場外へ逃れるも戻ったところで、今成がマシンガンチョップ、死角からフェースクラッシャー、リバーススプラッシュと畳みかけてSTFで捕らえてクロスフェースへ移行も、サスケはロープエスケープする。
サスケはナックルからスリーパーで捕らえると、コブラツイストへ移行して、今成がロープエスケープも、今度はサスケが卍固めを狙い、今成はロープエスケープ、サスケはトップコーナーも今成は雪崩式ブレーンバスターで落とすと、フィッシャーマンズバスターからスタナー、タイガードライバーはサスケがリバースすると、自爆率が高いラムジャムを発射するが当たってしまう。
サスケはパイルドライバーからセグウェイを命中させるが、今成はカウント2でキックアウトして、場外へ逃れると、追いかけたサスケはDDTから自爆率が高いトップコーナーからのアトミコを発射するが、やっぱり自爆、リングに戻ると今成がタイガードライバーを決めるが、サスケはカウント2でキックアウトも、今成は「あなたの予言を信じて、生きてきたんだ!」と叫んでエルボーの連打からランニングエルボーを放ち、最後は自ら気をこねて腕に込めてからのラリアットで3カウントを奪い勝利を収める。
試合後に今成は「今でも6年前の予言を信じているからここまで頑張ってきた。2022年今はどうなってますか?と呼びかけると、サスケは「自分の予言はタイムラグがある、今年間違いなくブレイクする」と予言、最後は二人で「みちのくプロレスは永遠に不滅だ!」「ガンバレ☆プロレスは永遠にだ!」と叫んで締めくくる。
第3試合で行われたハードコア・ミックストタッグマッチは、険悪な関係であるDDTの勝俣とプロミネンスの藤田がどちらが先発で出るか揉めているところで、渡瀬&HARUKAZEが奇襲をかけて開始、HARUKAZEは袋いっぱい入っているペットボトルで勝俣を殴打してハリセンで叩くも、怒った勝俣がイスで殴打からペットボトルで殴打、イス盛りへボディースラムとハードコアの洗礼を浴びせるが。カバーは藤田がカットで強引に代わられてしまう。
藤田はHARUKAZEを指圧式足踏みマットへボディースラムで投げると、もう一枚の指圧式足踏みマットを被せてエルボードロップを投下、自分のアイテムを使われた勝俣も怒ってHARUKAZEに指圧式マットを被せて踏みつけ、イスの城を作ると、その上へHARUKAZEをブレーンバスターを狙うが、逃れたHARUKAZEはイスの城へコルタバで直撃させると、ハリセンでフルスイングする。
代わった渡瀬がミサイルキックからラダーに叩きつけると、イスとセカンドロープでラダーの橋を作って勝俣をセットしてm。藤田もコーナーに逆さ吊りにしてイスをセット、勝俣を飛び越えてフロムコーナートゥコーナーを命中させる。
渡瀬は有刺鉄線グローブでの殴打狙うが、勝俣が有刺鉄線グローブで渡瀬を引っ掻いて、その上へボディースラムで投げ、勝俣と藤田は互いにレゴ入りバケツを持って、どっちが投げるか揉めるも、結局二人一緒に突進する渡瀬とHARUKAZEにレゴ入りバケツを投げ、リングにレゴがばら撒かれると。、互いにレゴの上でセントーンで自爆して意地を張り合い、藤田が負けじとトップコーナーから自爆を狙うが、渡瀬がレゴの上へ雪崩式ブレーンバスターをで落とすと、勝俣は渡瀬めがけて、ととのえスプラッシュを投下するが自爆してしまう。
渡瀬は勝俣の上にブロックをセットすると、もう一つのブロックで叩き割る
渡瀬は勝俣をジャーマンからバックドロップで投げ、代わった藤田にはHARUKAZEはドリフ印の金ダライを狙うが、藤田が奪って捨てられてしまい、藤田は串刺し狙うが、HARUKAZEがロープ越しの腕十字で捕らえてからダイビングクロスボディーを命中させ、渡瀬がHARUKAZEを肩車して藤田にドリフ印の金ダライを落とす。
勝俣はレゴバットでHARUKAZEをフルスイングすれば、藤田が画鋲バットで渡瀬をフルスイング、そして勝俣はエプロンにイスを並べて土台代わりにするとその上にラダーをセット、場外でテーブルに寝かされている渡瀬めがけてととのえスプラッシュを投下してKOする。
リング内では藤田がイス盛りを作るがHARUKAZEが一斗缶で藤田を滅多打ちするが、藤田が一斗缶を奪ったところでスピアーを放つが、再度のスピアーは藤田がキャッチしてイス盛りへバックフリップで叩きつけると、最後はラダーの上へみかんでポンで3カウントを奪い勝利を収めた。