船木が秒殺で拳王を降しナショナル王座を奪取…そして衝撃の金剛入り!


1月22日 NOAH「HIGHER GROUND 2022」エディオンアリーナ大阪第二競技場 465人

<第1試合 20分1本勝負>
△覇王(20分時間切れ引き分け)△仁王

<第2試合 30分1本勝負>
〇キング・タニー モハメド ヨネ(9分31秒 片エビ固め)×NOSAWA論外 鈴木鼓太郎
※ファンキープレス

<第3試合 30分1本勝負>
〇HAYATA(13分24秒 変形アームロック)×YO-HEY

<第4試合 30分1本勝負>
〇潮崎豪 マサ北宮 原田大輔(16分54秒 体固め)中嶋勝彦 征矢学 ×亜烈破
※豪腕ラリアット

<第5試合 GHCジュニアタッグ王座決定戦 60分1本勝負>
吉岡世起 〇進祐哉(7分39秒 クロスフェースロック)小峠篤司 ×大原はじめ
☆吉岡&進が第48代王者組となる

<第6試合 30分1本勝負>
〇丸藤正道 田中将斗(20分36秒 体固め)杉浦貴 ×桜庭和志
※桜庭のスリーパーホールドを押さえ込む

<第7試合 GHCナショナル選手権試合 60分1本勝負>
【挑戦者】〇船木誠勝(3分56秒 体固め)【第7代王者】×拳王
☆拳王が4度目の防衛に失敗、船木が第8代目王者となる

今年の初観戦は、今年最初のNOAH大阪大会で、自分も新型コロナウイルス感染拡大で現場へ出ることを自粛していたが、やっと出れることになった。

第1試合前には新型コロナウイルス感染で欠場していた清宮海斗が保健所からのWRESTLE UNIVERSEの実況席で急遽ゲスト解説を務めることになり、これまでの経過を報告、27日の後楽園から復帰することを発表、また清宮だけでなく小川良成やスペル・クレイジー、タダスケ、稲葉大樹、稲村愛輝、岡田欣也、、宮脇純太、矢野安崇も復帰することも決定した。

メインは拳王の保持するナショナル王座に、地元・大阪を拠点とする船木が挑戦、序盤から掌打の打ち合いになると、船木がタックルからグラウンドを仕掛け、ガードポジションから掌打を打ち込み、マウントを奪ってから腕十字で捕らえ、拳王は慌ててロープエスケープする。
拳王は再び掌打の打ち合いに挑むが、船木は浴びせ蹴りを炸裂させると、ショートレンジでのPKを浴びせてからスリーパーで一気に絞めあげて拳王はタップ、3分49秒と船木得意の速攻で勝利となり、ナショナル王座を奪取した。

ところが試合後に船木が拳王に金剛入りを志願すると、拳王だけでなくM’sallianceとしてセコンドに着いていた丸藤、田中までも驚き、二人は船木に「どういうことなんだ?」と問い詰めるが、船木は「武藤さんならわかってくれるはずだ」と二人を説得、船木の意思は変わらないと見た丸藤と田中は下がるしかなく、入れ替わりに金剛のメンバーが現れると、最初は困惑していた拳王を始め、メンバーも握手を交わし、最後に中嶋も握手をかわして金剛入りを歓迎した。

16日の仙台で覇王が離脱したことで、金剛もメンバー補充は必須だったが、新メンバーはまさかの船木、覇王が離脱してマイナスかと思われたが、結果的に覇王以上の戦力を獲得してしまったことで大きなプラスとなった。

第7試合で行われたGHCジュニアタッグ王座決定戦は、小峠が場外の吉岡&進にトペコンを放つと、大原と共に吉岡を捕らえにかかり、速攻勝負を決めて畳みかけていく。
しかし小峠のコウモリ吊り落としを阻止した吉岡は片足コードブレイカーで反撃し、代わった進もコンプリートショットで続くが、回転エビ固めを切り返した小峠はレッグショットを浴びせてから大原に代わり、大原は変形グラウンドコブラで進を捕らえ、小峠とのトレイン攻撃で進を追い詰める。
大原はリバースゴリースペシャルからフィンランド式フォアアームを狙うが、切り返した進は飛行機投げからクロスフェースで捕らえ、小峠がカットに入るが、吉岡がケブラータで排除し、最後は進はフロントクラッシュからクロスフェースで捕らえて、大原がギブアップとなり、吉岡&進が新王者組となる。

第1試合の覇王vs仁王は、後入場の覇王がNOAH Tシャツを着こんで登場すると、怒った仁王と小競り合いとなって開始となり、互いにマウントエルボーを応酬、仁王は自身のガウンで殴りつけてからビンタ、サミングと怒りをぶつけるが、覇王もドロップキックからトペスイシーダで反撃する。
後半でも仁王のトランスレイブをガードした覇王はドロップキックで仁王を場外へ追いやるとトペコンヒーロを命中させ、続けてロープ越しでミサイルキックを発射、しかしリングに戻るとコルタバ狙いを仁王がみちのくドライバーⅡで突き刺し、デスバレーボムからストゥーカスプラッシュは覇王が雪崩式アームホイップで阻止する。
終盤は再び仁王のトランスレイブをキャッチした覇王はレッグロック式ジャーマンスープレックスホールド、そしてファイヤーバードスプラッシュを投下したが自爆、頭突きのラリーから覇王がランニングエルボーを放つも、決め手にはならず20分時間切れとなるが、試合後に欠場していたタダスケが現れて地団駄ラリアットで覇王をKOすると、仁王がみちのくドライバーβでダメ押しし、タダスケは自分のいない間に勝手に離脱した覇王に怒りをあらわにして仁王と共に袋叩きにする。そこで原田が駆けつけて覇王を救出、タダスケ&仁王と一触即発となる。

第3試合のHAYATAvsYO-HEYは、YO-HEYが自慢の技となったドロップキックで奇襲をかけるが、HAYATAは自分のペースを崩さず、じっくりとした左腕攻めで試合の流れを変えリードを奪っていく。
後半もYO-HEYはノータッチトペコンを放っていくが、HAYATAは変わらずYO-HEYの左腕をじっくり攻め、最後はジャイアント馬場さんの技であるジャンピングアームブリーカーからブリッジ式のアームロックでYO-HEYからギブアップを奪い完勝を収める。

第4試合では潮崎が亜烈破から豪腕ラリアットで3カウントを奪うが、試合後に潮崎は1・27後楽園、2月の後楽園3連戦で4番勝負直訴、決定となった。

昨年4月以来の現場だったが、久しぶりに心地いい疲れ方をした。今年はこれまで通りにはいかないが、なるべく現場へ出るようにしたいと思う。

コメントは受け付けていません。

WordPress.com でサイトを作成

ページ先頭へ ↑