内藤が緊急欠場…SANADAvs永田が急遽実現!


2月17日 新日本プロレス「Road to CASTLE ATTACK」後楽園ホール 472人
(試合内容は実況ツイートより)

<第1試合 20分1本勝負>
ウィル・オスプレイ グレート・O・カーン 〇ジェフ・コブ(11分39秒 片エビ固め)棚橋弘至 天山広吉 ×ゲイブリエル・キッド
※ツアー・オブ・ジ・アイランド

<第2試合 20分1本勝負>
ジェイ・ホワイト タマ・トンガ タンガ・ロア チェーズ・オーエンズ(11分41秒 無効試合)石井智宏 後藤洋央紀 YOSHI-HASHI 矢野通

<第3試合 20分1本勝負>
〇鷹木信悟 高橋ヒロム BUSHI(8分47秒 片エビ固め)×高橋裕二郎 石森太二 エル・ファンタズモ
※パンピングボンバー

<第4試合 30分1本勝負>
〇SANADA(12分1秒 体固め)×永田裕志
※ラウディングボディープレス

<第5試合 30分1本勝負>
オカダ・カズチカ 〇SHO(11分52秒 腕ひしぎ逆十字固め)EVIL ×ディック東郷

後楽園4連戦の最終日となったが、大会前にセミファイナルで出場予定だった内藤哲也が右膝の負傷で急遽欠場となった。

内藤は前日の大会で永田が回転してからの低空ドロップキックを狙ったが、回転した際にタイミングが狂ったのか、永田が内藤を巻き込む形となり、内藤は右膝を負傷、試合は成立させたものの、右膝に引きずるなど負傷具合が心配されていた。

大会前には内藤が試合コスチュームで登場し欠場の挨拶をすると、内藤の欠場に伴ってカードが外れてしまった飯伏幸太に対して「2冠を統一した後の明確なビジョンを説明すること」を要求した

内藤の欠場は大阪城に向けて大事を取っての欠場だろうが、大阪城まで時間があるとはいえ、飯伏との対戦へ向けて不安材料を残してしまった。

内藤の欠場を受けて予定されていたカードも返上、セミファイナルではSANADAvs永田のシングル戦が実現した。両者は2011年、全日本プロレスで開催されたチャンピオンカーニバル優勝決定戦で対戦しており、この時はSANADAが真田聖也と名乗っていた時代で鈴木みのるを破って優勝決定戦に進出したが、その相手となったのが新日本からエントリーしていた永田で、この時は永田がバックドロップホールドで3カウントを奪い優勝を果たした。あれから10年近く経過し、急遽という形で実現となった。
序盤ではリストロックの攻防でSANADAも切り返したところで、永田がリバーススープレックスで投げれば、フィンガーロックの攻防でSANADAもリバーススープレックスで返し、永田のヘッドロックもで捕らえればSANADAはヘッドシザースで返すなど、グラウンドで互角の攻防を繰り広げる。
永田の首投げも、SANADAが着地してパラダイスロックを狙ったが、永田が逃れてニーリフト、ミドルキックの連打、サッカーボールキックと浴びせるが、ミドルキックはキャッチしたSANADAがドラゴンスクリューを決めると、場外へ逃れた永田にプランチャを命中させる。
リングに戻るとSANADAは永田の右膝へ関節蹴り、サイキック、ストンピング、低空ドロップキックと足攻めから、足四の字固めで捕らえ、永田はロープに逃れるとSANADAはエルボーも受けきった永田はエルボーの連打で返し、SANADAは低空ドロップキックから突進すると、永田がキチンシンクで迎撃する。
流れを変えた永田はミドルキックの連打、串刺しビックブーツ、ダブルアームスープレックスと畳みかけるが、ブレーンバスター狙いはSANADAが堪え、串刺しを狙う永田にスワンダイブ式ミサイルキック、ラウディングボディープレス狙いは永田が避けるとブレーンバスター狙いはSANADAはSkull Endで捕らえるが、永田はナガタロックⅡで切り返し、SANADAはロープに逃れるも、永田はショルダーアームブリーカー、タイナー、エクスプロイダーと畳みかける。

永田は延髄斬りからバックドロップ狙いはSANADAが堪え、永田はのニーリフトからビックブーツを狙ったが、避けたSANADAがネックスクリューを決め、エルボーのラリーからSANADAのローリングエルボー狙いは、永田がカウンターのエルボーで迎撃する。
永田はバックドロップを狙ったが、SANADAが着地してSkull Endも切り返した永田が垂直落下式ブレーンバスターで突き刺し、バックドロップ狙いは、SANADAが体を入れ替えて浴びせ倒し不知火式Skull Endで絞めあげると、SANADAはラウディングボディープレスで3カウントを奪い勝利を収めた。
10年前の真田聖也は鈴木みのるを破った勢いで永田に挑んでいったが、10年前の永田は勢いで勝てる相手ではなかった。真田聖也からSANADAに代わったことで10年という時の流れを感じさせた。永田自身もNOAHの武藤敬司やDDTの秋山準が50代で王者になっているように、SANADAに勝てば内藤が大阪城に出れない場合は自分が出る、ミズターIWGPで一時代を築いた自分も飯伏の提唱している二冠統一に異議を唱える権利はあると考えたと思う。だが現実は甘くなかった。けど永田裕志は50代でのIWGP戴冠という夢を持っている限りは永田裕志はまだまだ終わらないし終わっていない。 

メインイベントではオカダがSHOと組んでEVIL&東郷と対戦、東郷がヘッドロックパンチ、ナックルとSHOを攻め込み、回転エビ固めはSHOが腕十字を狙い、東郷は丸め込むが突進はSHOがキチンシンクからサッカーボールキック、ショルダーアームブリーカーを連発も、ロープへ走ると場外のEVILが足をすくって場外戦へ引きずり込み、EVILは阿部誠リングアナごとオカダを鉄柵に叩きつけ、剝き出しコーナーを作り、リングに戻ると東郷が剝き出しコーナーにSHOを叩きつけ、EVILとのタッチワークを駆使してSHOを捕らえて試合をリードする。
EVILはSHOにフィッシャーマンズバスターを狙ったが、SHOがブレーンバスターで投げ返してオカダに代わり、オカダがエルボーアタックは避けられるがビックブーツを浴びせ、串刺しはEVILが迎撃も突進はフラップジャックで叩きつけ、東郷がカットに入るが排除する。
オカダはEVILにリバースネックブリーカーを狙ったが、EVILが逃れ剥き出しコーナーに叩きつけてからフィッシャーマンズバスターで投げると、EVILはダークネスフォールズ狙いはオカダが逃れると剝き出しコーナーに叩きつけるが、ロープへ走ると東郷が足をすくって動きを止めると、EVILがSCORPION DEATH LOCKで捕らえたが「オカダはロープに逃れる。
東郷に代わりオカダにナックルの連打を浴びせるが、オカダはネックブリーカーからSHOに代わり、SHOは東郷にエルボーの連打、串刺しラリアット、リストを掴んでサッカーボールキック、PKを浴びせ、東郷もサミングで返すも、SHOはショルダータックルからアームロックで捕らえて、EVILがカットもオカダが排除する。
SHOのスピアーを東郷がキャッチしたが、SHOはバッククラッカーからスピアーを決め、ショックアロー狙いはEVILがカットにEVILねらいも、阻止したオカダがツームストーンパイルドライバーでEVILを排除し、SHOはショックアローは東郷がジャックナイフ式エビ固めで切り返したが、SHOはジャーマンの体勢から腕十字で捕えて東郷がギブアップとなり、オカダ組が勝利。試合後はオカダが場外でダウンするEVILを見下ろすように眺め、締めのマイクはSHOに任せて締めくくった。
オカダが前日の大会のバックステージコメントでEVILに対して「俺、別に“乱入肯定派”だぜ!? どんどん乱入してくれよ。」と介入を煽っていたが、EVILも挑発に乗らないと思ったのか、剥き出しコーナー攻撃はあっても、急所打ちやオカダが煽っていた介入もないなど終始平静、EVILも落ち着いてはいるが、オカダもこのところ冷静さは欠いていたものの、次第に軌道修正して平静さを保ってきたようだ。

第3試合の鷹木&ヒロム&BUSHIのロスインゴvs裕二郎&石森&ファンタズモのBULLET CLUBは、序盤はBULLET CLUBがタッチワークを駆使してBUSHIを捕らえたが、代わったヒロムが石森&ファンタズモを二人まとめてロープを使ってのスタンガンからジョンウー、ファンタズモのサトンデス狙いを避けてスーパーキックを浴びせて試合の流れを変える。

終盤では石森と裕二郎が連係で鷹木を捕らえ、裕二郎はフィッシャーマンズバスターからビックブーツも、突進したところで鷹木がエルボーで迎撃し、グーパンチから龍魂ラリアットを浴びせると、スライディングパンピングボンバーからラスト・オブ・ザ・ドラゴン狙いはファンタズモがカットするも、ロスインゴが裕二郎を捕らえてから、鷹木がパンピングボンバーで3カウントを奪い勝利、試合後はファンタズモがヒロムからプレゼントされたヒロム公認段ボール製IWGPベルトを破って腹いせするが、ヒロムはバイバイと別れの挨拶をする。

第2試合の石井&後藤&矢野&YOSHI-HASHIのCHAOSvsジェイ&G.o.D&オーエンズのBULLET CLUBは、矢野が崇コーナーを作ってコーナーパットをオーエンズに投げ渡すと、レフェリーが取り上げようとしたところで、矢野がストラップでオーエンズをシバいて首を絞め、残り選手も入ってきて乱戦となる。そこで邪道も乱入して竹刀で後藤を殴打してタンガに手渡すと、CHAOS勢をシバきまくったことで、レフェリーは収拾不可能と判断して無効試合となり、ジェイは石井をタオルで首を絞めれば、オーエンズもストラップで矢野の首を絞めるなど、BULLET CLUBが暴れたい放題となった。

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