覚悟を示した辻が新必勝コースで海野を降し、TAKESHITAはフィンレーとの激戦を制する!


8月14日 新日本プロレス「G1 CLIMAX 35」後楽園ホール 1,518人札止め
(試合内容は実況ポストより)

<第1試合 20分1本勝負>
タイチ 〇小島聡(7分2秒 片エビ固め)YOSHI-HASHI ×嘉藤匠馬
※ラリアット

<第2試合 20分1本勝負>
SANADA 〇成田蓮 高橋裕二郎 金丸義信(6分45秒 クロス式膝十字固め)ボルチン・オレッグ 矢野通 エル・ファンタズモ 邪道

<第3試合 20分1本勝負>
グレート・O・カーン 〇カラム・ニューマン ジェイコブ・オースティン・ヤング(8分37秒 片エビ固め)棚橋弘至 上村優也 ×村島克哉
※ダイビングフットスタンプ

<第4試合 30分1本勝負>
ドリラ・モロニー 〇石森太二(7分40秒 Bone Lock)鷹木信悟 ×永井大貴

<第5試合 30分1本勝負>
EVIL 〇ドン・ファレ DOUKI(7分5秒 片エビ固め)ザック・セイバーJr, 大岩陵平 ×ハートリー・ジャクソン
※毒針エルボードロップ

<第6試合 『G1 CLIMAX 35』決勝トーナメント進出決定戦 時間無制限1本勝負>
【Bブロック3位】〇KONOSUKE TAKESHITA(17分12秒 片エビ固め)【Aブロック2位】×デビット・フィンレー
※レイジングファイヤー

<第7試合 『G1 CLIMAX 35』決勝トーナメント進出決定戦 時間無制限1本勝負>
【Aブロック3位】〇辻陽太(28分18秒 片エビ固め)【Bブロック2位】×海野翔太
※ジーンブラスター

後楽園ホール大会では『G1 CLIMAX 35』決勝トーナメント進出決定戦が行われ、セミではAブロック2位のフィンレーが、Bブロック3位のTAKESHITAと対戦した。開始になるとロックアップからフィンレーが押し込み、TAKESHITAの左脚を取るが、エルボーのラリーになると、フィンレーの串刺し攻撃をTAKESHITAが迎撃する。しかしコーナーに上がったTAKESHITAをフィンレーが場外へ突き落とすと、、場外戦でフィンレーがTAKESHITAをスピアーで鉄柵に直撃させ、テーブルをセットしてテーブル貫通パワーボムを狙うも、阻止したTAKESHITAが、フィンレーを鉄柵へハンマースルーからビッグブーツを放つ。

リングに戻るとTAKESHITAがスリーパーを仕掛けるが、フィンレーが逃れると、サミングから突進を、TAKESHITAがビッグブーツで迎撃して、TAKESHITAラインは、避けたフィンレーが左膝へバックタックル。ニークラッシャー、レッグロック、レッグブリーカーと続け、ボディスラムでサードロープに左脚を叩きつけるなど、TAKESHITAの痛めた左膝を徹底的に狙い撃ちにする。
フィンレーがクロスチョップからアッパーカットと浴びせると、ブレーンバスタースラムで投げ、逆片エビ固めで捕らえるが、TAKESHITAがロープエスケープするが、読み合いの末、TAKESHITAが垂直落下式ブレーンバスターで突き刺す。
TAKESHITAはナックルパートを連打し、コーナーパットにフィンレーの頭部を直撃させると。ダイビングセントーンを仕掛けるが、剣山で迎撃したフィンレーがアイリッシュカーフバックブリーカーを決める。
フィンレーはTAKESHITAの背後からハンマーを連打し、後頭部へアッパーカットから、エプロンへ出してテーブル貫通パワーボムを狙うが、TAKESHITAが回避して。弾丸を越えたエルボーからテーブル貫通ブルーサンダーを仕掛けるも、フィンレーが左膝への関節蹴りで阻止すると、テーブル貫通断崖パワーボムを決める。

大ダメージのTAKESHITAがリングに戻ると、フィンレーが噛みつきから雪崩式を仕掛けようとするが、TAKESHITAが頭突きで阻止してパワーボム狙いは、フィンレーが切り返してコーナーパワーボムを連発。3発目をフランケンシュタイナーで返したTAKESHITAがリバースフランケンからワガママを炸裂させ、フィンレーはカウント2で返す。

TAKESHITAがレイジングファイヤーを狙うが、切り返したフィンレーがINTO OBLIVIONからパワーボムはカウント2で返されると、オーバーキルは、キャッチしたTAKESHITAが弾丸を越えたエルボーを狙ったところで、フィンレーがローリングエルボーで迎撃してスピアーはワガママで迎撃したTAKESHITAが、再度のワガママは、フィンレーが首固めで丸め込んでオーバーキルは、切り返したラストライドからワガママ、 レイジングファイヤーで3カウントを奪い、準決勝では公式戦で敗れているザック・セイバーJr座っと対戦することになった。

メインイベントではBブロック2位の海野が、Aブロック3位の辻と対戦するが、先入場の辻はここ一番で着用する赤いショートタイツで登場する。

開始から差し合いになり、辻がバックを奪うと海野がリストロック、辻も切り返して応酬に。海野がアームロックに対して、切り返した辻がヘッドロック、ロープへ振った海野に辻がショルダータックルも、海野は読み合いからショルダータックルで返す。
海野は辻の首筋にエルボースタンプからエルボースマッシュを連打、そしてアームホイップはスカした辻が海野を踏みつけ、逆水平を連打。エルボーのラリーになると、辻がニーリフト、海野のハンマースルーに対し、ティヘラで海野を場外へ出すとトペスイシーダを命中させ、ストンピングを連打してリングに戻り、海野もリングに戻ると辻がボディースラムからポルペトスプラッシュ、逆水平を連打で倒れる海野に張り手を浴びせる。

辻はガットバスターから海野を足蹴にすると、怒った海野はエルボーを連打も、辻はボディーエルボー、ビックブーツから突進は、海野は低空ドロップキックで迎撃し、天龍コンボを連打から串刺しアッパーカット、ドラゴンスクリューからニークラッシャー、低空ドロップキックと辻の右脚を狙い撃ちにする。
海野は辻に右脚へ関節蹴り、ドラゴンスクリューを連発から低空ドロップキック、そしてSTFは辻が慌ててロープエスケープする。海野は関節蹴りからパワーボムを狙うが、逃れた辻がケブラドーラコンヒーロから逆エビ固めは、切り返した海野がSTFで捕らえ、辻がロープエスケープ寸前も、海野がリング中央にSTFで絞めあげ、ニークラッシャーからSTFで追い詰めるが、辻は必死でロープエスケープする。
海野はロープ越しでのDDTを辻が阻止してロープ越しでニーを放つと、場外へ落ちた海野にコーナーからムーンサルトアタックを命中させ、リングに戻ると、辻が強烈な張り手を連打から海野の顔面を踏みにじり、ビンタを浴びせるとMARLOWE CRASHはバランスを崩したところで海野が雪崩式ニークラッシャーからニークラッシャーで反撃して、バックドロップで投げ、パワーボムを決める。

海野はラリアットを狙うが、切り返した辻が読み合いから張り手から頭突きも、辻も崩れて両者ダウンし、辻はオレンジクラッシュを決めるがカウント2となると、逆エビ固めで捕らえ、ロープエスケープ寸前で辻がリング中央に戻すも、海野は必死でロープエスケープする。
エルボーのラリーとなって、海野が左右エルボーに対し辻は張り手の連打で返し、海野は辻の右膝へソバットに対して、辻はビックブーツからフラットライナー、ジャーマンからラリアットを放つと、MARLOWE CRASHを決めたがカウント2で返される。

辻はジーンブラスターを狙うが、避けた海野はジャーマンで投げると、延髄斬りを放ち、再度辻が狙ったジーンブラスターをキャッチしてストライクニーを放つ。海野はラリアットを狙うが、辻は切り返してトケ、海野の低空ドロップキックを避けてカーブストンプ、ジャンボスープレックスからカーブストンプを決める。
辻のジーンブラスターは海野がラリアットで迎撃すると、ラリアットからSecond Captureは辻はスタンドッグ・ミリオネアで阻止、海野はジョンウーからラリアットも辻はジーンブラスターで応戦すると。辻はゲレーロスペシャルからジーンブラスターで3カウントを奪い、準決勝では公式戦で敗れているEVILと対戦することになった。

試合後にマイクを持った辻は敗れた海野に「海野! Second Chapterだかなんだかしらないけど、お前はお前の信じた道を歩け。そりゃあさ、プロレスラーやってればいろんなこと言われるよ。人々は好きなレスラーを天秤に掛けて、ああでもない、こうでもない…。でも、覚えとけ。俺たちはみんな違うから面白いんだよ。それぞれ個性があるから面白えもん作れんだよ!お前は俺の前に立たなきゃいけない人間だ。またやろうぜ」と呼びかけ、海野はセコンドの肩を借りて去っていく
更に辻は「言った通りだ。俺は自分のやり方で自分の信じた道を歩く。自分を信じられないレスラーがどこに夢を叶えるっていうんだ。どこに希望を見いだせるって言うんだ。俺は命を懸けて、このセルリアンブルーのリングに立ってんだ。覚悟はいいか、覚悟はいいか、覚悟はいいかってな。そうやっていつも自分を奮い立たせてるんだよこの新日本プロレス新時代になったかもしれない。でも時代は変わっちゃいない。覚悟はいいか!? 俺がこの新日本プロレスを背負っていく」と叫び締めくくり、実況席で解説をしていた棚橋を前に立ち、不敵な表情を見せた。

海野にとって辻が1年後輩だが、先に海外から凱旋帰国していた海野より、後から帰国した辻が先へ走っており、直接対決をしても敗れた。海野にとっても今回は辻より上回るチャンスだったが、上回ったと思った瞬間に、辻が上回ってしまった、今日の敗戦は海野にとって悔しかったはず、だが今の海野は迷いがない、倒れたら立ち上ればいい、SecondCaptureになった海野にとって精神面の強さも今の成長に現れてるのかもしれない

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