新日本プロレス、UWFインターナショナルに来日し、第5代IWGPヘビー級王者にもなったサルマン・ハシミコフさんが28日、心臓疾患で死去した。享年72歳。
ハシミコフさんは、旧ソビエト連邦(ロシア)出身で、レスリングのフリースタイル100kg級の選手として活躍し、1971年と1973年の世界ジュニア選手権に優勝、世界選手権では1979年の初優勝を皮切りに、1981年から1983年にかけては3連覇を達成してしたが、オリンピックには出場できなかった。

1980年のソビエト連邦のペレストロイカ政策によってビエト連邦の国家スポーツ委員会が新日本プロレスと提携したことを機にプロに転向、新日本プロレス初の東京ドーム大会である4月24日の東京ドーム大会ではクラッシャー・バンバンビガロを相手に水車落としで降しセンセーショナルなデビューを果たした。

5月25日の大阪城ホール大会にはビックバン・ベイダーを破りIWGPヘビー級王座を奪取したが、8月10日の両国国技館では長州力に敗れ王座から転落、12月31日には新日本プロレスが主催したモスクワ大会に出場、母国凱旋試合にてマニー・フェルナンデスから勝利を収めた、


1990年2月10日の東京ドーム大会でスティーブ・ウイリアムスに敗れ、それ以降、新日本プロレスへの参戦が途絶え、ビクトル・ザンギエフとのタッグでWCWにも出場、1993年にはUWFインターナショナルにも参戦して髙田延彦の保持するプロレスリング世界ヘビー銃王座にも挑戦した
ご冥福をお祈りいたします
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