4月29日 新日本プロレス「レスリング肥前の国」佐賀・SAGAアリーナ 1604人
(試合内容は実況ポストより)
<第1試合 棚橋弘至ファイナルロード~継(つなぐ) 20分1本勝負>
〇棚橋弘至(7分4秒 テキサスクローバーホールド)×安田優虎
<第2試合 20分1本勝負>
ザック・セイバーJr. 〇大岩陵平 ハートリー・ジャクソン(9分44秒 体固め)矢野通 ボルチン・オレッグ ×村島克哉
※THE GRIP
<第3試合 20分1本勝負>
〇上村優也 海野翔太 石井智宏 タイチ TAKAみちのく(7分54秒 閂スープレックスホールド)内藤哲也 辻陽太 鷹木信悟 高橋ヒロム ×BUSHI
<第4試合 30分1本勝負>
デビット・フィンレー ゲイブ・キッド クラーク・コナーズ ドリラ・モロニー 石森太二(4分25秒 無効試合)EVIL 成田蓮 SANADA SHO 金丸義信
<第5試合 30分1本勝負>
〇カラム・ニューマン フランシスコ・アキラ ジェイコブ・オースティン・ヤング(9分50秒 片エビ固め)後藤洋央紀 YOSHI-HASHI ×田口隆祐
※プリンスズカーフ
<第6試合 NJPW WORLD認定TV選手権試合 15分1本勝負>
【挑戦者】〇エル・ファンタズモ(11分29秒 片エビ固め)【第8代王者】×グレート・O・カーン
※サンダーキス86
☆O・カーンが初防衛に失敗、ファンタズモが第9代王者となる
<第7試合 IWGP ジュニアタッグ選手権試合 60分1本勝負>
【挑戦者組】YOH 〇マスター・ワト(22分23秒 片エビ固め)【第77代王者組】ロビー・イーグルス ×藤田晃生
※Falconblow
☆ロビー&藤田が3度目の防衛に失敗、YOH&ワトが第78代王者組となる
<第8試合 IWGPジュニアヘビー級選手権試合 60分1本勝負>
【第98代王者】〇エル・デスペラード(20分2秒 片エビ固め)【挑戦者】×テンプラリオ
※ピンチェロコ
☆デスペラードが5度目の防衛に成功
新日本プロレス佐賀大会のメインはIWGPジュニアヘビー級選手権が行われ、王者のデスペラードにUNITED EMPIREからテンプラリオが挑戦した。
開始から握手を交わし、ロックアップからテンプラリオが押し込み。後転ブレーク後、テンプラリオがハンマーロックを仕掛ける。デスペラードのヘッドロックに対しテンプラリオがアームロックで応戦、リストロックの応酬からデスペラードのヘッドシザースに対し、テンプラリオが倒立からのヘッドロック、張り手のラリーの後で、テンプラリオがエルボー連打で優位に立つが、デスペラードのバックエルボー、テンプラリオがスワンダイブ旋回式ドロップキックでデスペラードを場外へ追い出すと、トペ・スイシーダを命中させる。
テンプラリオは場外で鉄柵の扉を閉めてデスペラードの左肩を直撃させると、鉄柱へ左腕を叩きつけを。リングに戻って左腕へのストンピング連発。コードブレイカーとデスペラードの左腕を狙い撃ちする。テンプラリオはロープ越しハンマーロックにミドルキック連打。エルボースタンプからハンマースルーを仕掛けるも、デスペラードはスパインバスターで叩きつける。
デスペラードが関節蹴りからニークラッシャーで反撃し、場外戦で鉄柵へのハンマースルーを仕掛けるがテンプラリオに切り返され、エプロンへフラップジャックからトペ・コンヒーロを命中させる。エプロン上での張り手ラリーになる、ブレーンバスターを狙うデスペラードをテンプラリオが前落としで叩きつけてから、サスケスペシャルを命中させる。
リング戻るとスワンダイブを狙うテンプラリオをデスペラードがスピアーで迎撃。マッドスプラッシュを狙うが、テンプラリオは雪崩式フランケンシュタイナーを決める。
テンプラリオの延髄斬りからガットバスターを狙うが、デスペラードがグラウンドドラゴンスクリューで切り返し、マフラーホールドで捕らえるがロープエスケープされる。
デスペラードはギターラ・デ・アンヘルを狙うが、切り返したテンプラリオが飛びつき腕十字で捕らえ、デスペラードはマフラーホールドで切り返そうとするが、足をロックして腕を捕らえるジャベでデスペラードを追い詰めにかかり、デスペラードが必死のロープブレイクする。
テンプラリオのガットバスターからニーアッパー、ジャーマンと攻めると、テンプロ狙いはデスペラードが切り返してピンチェロコから垂直落下式リバースタイガードライバーを決め、最後はナックルを放つテンプラリオにロコモコからのピンチェロコで3カウントを奪い王座を奪取、内容的にはデスペラードは大苦戦も、キャリアでテンプラリオを振り切り、BEST OF THE SUPER Jrでは王者のまま2連覇に挑むことになった。
セミファイナルではIWGPジュニアタッグ選手権、王者組のロビー&藤田のスウィートボーイズに、YOH&ワトの新コンビが挑戦した。
序盤は新コンビが連係を狙ったが、スウィートボーイズがYOH&ワトを場外へ追い出す。藤田がスワンダイブトペコンヒーロを決め、リングに戻ると藤田が逆水平とスウィートボーイズがワトを捕らえて試合をリードする。
ワトは藤田にドロップキックで反撃すると、代わったYOHがウルトラタイガードロップ、ボディースラムから天を仰ぐポーズを長々と取り、エルボードロップ、ニードロップ、ボディープレスと畳みかけ、逆水平斬を浴びせるが、ロビーが入るとるとスウィートボーイズが連係でYOHを蹂躙。ワトもカットするがスウィートボーイズのサンドイッチ式サッカーボールキックで返り討ちにされ、藤田はYOHに逆水平連打。代わったロビーが「ロビーチャント」でYOHの頭を叩くなどスウィートボーイズは新コンビにリードを許さない。
YOHはエルボー連打を放つが、ロビーが逆水平から串刺しダブルニーを連発、ロンミラースペシャルを仕掛けるもYOHが回転エビ固めで切り返すが、ロビーが再びロンミラースペシャルで捕らえるが、ワトがカットに入る。
ロビーはYOHのサッカーボールキックをから、藤田とマキシボムを狙うが、YOHがDDTで切り返す。代わったワトがロビーにティヘラ、藤田にケブラドーラコンヒーロを決め、ロビーをスワンダイブアッパーカットで場外へ追い出すと、ワトがノータッチトペコンヒーロを命中させる。
リングに戻ると、ワトが藤田にバックドロップも、ドロップキックを避けた藤田がサッカーボールキックに対し、ワトのソバットで応戦、藤田がレッグラリアットを放つと、ロビーvsYOHになり、エルボーラリーから、ロビーのミドルキックに対し、YOHのジャンピングニー、読み合いからローリングエルボー、ボディースラム式牛殺しからアナコンダバイスで捕らえ、ワトの延髄斬り援護からアナコンダバスター、アナコンダバイスと攻めて、 DIRECT DRIVE狙いは、切り返したロビーがアサイDDTを決め、代わった藤田がワトにムーンサルトニーで排除してからYOHにミサイルキックさせる。
スウィートボーイズはYOHにマキシボムを決め、カットインしたワトを再び排除。YOHが切り込み式フォアアームで反撃するが、ロビーがアイルビーバックから打撃のコンポ、ハイキックと繰り出し、 ロビーが発射台となって藤田がYOHに飛びつきDDT、そしてAbandon Hopeを狙うが、逃れたYOHがファイブスタークラッチで丸め込むも、藤田がネ申スペシャルで切り返し、YOHが必死でロープエスケープする。
スウィートボーイズは連係を狙ったが、阻止したYOHが藤田にファルコンアローから、ワトのダイビングフットスタンプを決め、ロビーがYOHの足に619からスワンダイブ低空ドロップキックを放つも。新コンビのサンドイッチ式トラースキックが避けられるとm藤田がYOHにジャーマンスープレックスホールド、しかし、Abandon Hopeをワトに逃れられると、YOH&ワトのダブルトラースキック、水面蹴り&ラリアットの合体技から、ハイキック&ブレーンバスター式牛殺しの合体技Falconblowが決まって。ワトが藤田から3カウントを奪い新王者組となる。
第6試合で行われたNJPW WORLD TV選手権、王者のO・カーンvs挑戦者のファンタズモは、グラウンドでO・カーンが主導権を握る。エルボーの打ち合いでO・カーンがモンゴリアンチョップを連打するが、ファンタズモはボディへ頭突きを決めると乳首クローからO・カーンを場外へ追い出す。しかしO・カーンは逆にファンタズモをエプロンに叩きつけ、リングへ戻って飛行機投げから巴投げ、払い腰と投げ技で腰を集中攻撃する。
O・カーンが地獄突きから玉座で攻勢を強めるが、ファンタズモが逆水平チョップの連打で反撃。ティヘラからラリアットでO・カーンを場外へ追い出し、プランチャ、トペ・スイシーダを決めるとコーナーからのムーンサルト・アタックを命中させてで流れを変える。
リングに戻ると、ファンタズモがスワントーン・ボムからライオンサルトを放って、CRⅡを仕掛けるもO・カーンが切り返してジャーマンで投げ、大空スバル式羊殺しから裏河津掛けを決める。エリミネーターをかわされたファンタズモは旋回式クロスボディを放つが、O・カーンにキャッチされエリミネーターを喰らう。場外戦ででイスを2枚並べたO・カーンはパワーボムを狙うが、ファンタズモが逆にイス上のDDTで突き刺す。
リングに戻るとファンタズモはCRⅡを決めるが、サドンデスをキャッチしたO・カーンのTTDを狙うと、切り返したファンタズモは掟破りのTTDで突き刺す。
ファンタズモはサンダーキス86アタックからサンダーキス86で3カウントを奪い、ファンタズモが新王者にとなった。
第4試合のフィンレー、ゲイブ、コナーズ、モロニー、石森のWARDOGSvsEVIL&成田&SANADA&SHO&金丸のHouse of toutureは、House of toutureは新しく出来たユニットのテーマ曲で登場したのに対し、WARDOGSは各自凶器を持ち、トラッシュ缶にも凶器を詰め込んで登場、開始前から凶器を持った選手たちは大乱戦を繰り広げる。
終盤にはSANADAがギターショットを狙い、レフェリーが止めるも。SANADAはレフェリーに急所蹴り浴びせ、更にフィンレーや割って入ったため、レフェリーは収拾不可能と判断して無効試合とするも、試合後は5月3日福岡で行われるドックケージマッチでフィンレーが敗者ユニットはBULLET CLUB追放を書けるように要求する。
第1試合の棚橋引退ロードの棚橋vs安田は、開始から安田はリストロックに対し、切り返した棚橋がリストロック。安田はハンマーロックも、棚橋はレッグシザースからフェースロックで捕らえ。ヘッドロックは安田がロープへ押し込んで張り手、エルボーを連打と攻めるが、ボディースラムは堪えた棚橋はボディースラムを連発から逆片エビ固めで捕らえ、安田はロープエスケープする。
安田は張り手を連発からビンタも、棚橋はビンタで返すが、 安田は突進する棚橋にドロップキックから張り手の連打、串刺しバックエルボーからエルボードロップと攻めてボディースラムで投げ、逆エビ固めで捕らえると、棚橋はロープエスケープする。
安田はドロップキックを狙うが自爆すると、棚橋はツイストアンドシャウトからスリングブレイド。テキサスクローバーホールドで捕らえ、安田は無念のタップアウトとなった。
