1月2日 全日本プロレス「ニューイヤーウォーズ2025」後楽園ホール 1235人
(試合内容は実況ポストより)
<第1試合 全日本プロレス2025年闘い始め 20分1本勝負>
〇諏訪魔(4分54秒 体固め)×長尾一大心
※ラリアット
<第2試合 20分1本勝負>
〇MUSASHI 吉岡世起 立花誠吾(10分39秒 体固め)芦野祥太郎 青柳亮生 ×井上凌
※エストレージャフトゥーロ
<第3試合 30分1本勝負>
宮原健斗 〇デイビーボーイ・スミスJr.(9分44秒 エビ固め)×ハートリー・ジャクソン ジャック・ケネディ
※ブルドックボム
<第4試合 全日本プロレスTV認定 6人タッグ選手権試合 60分1本勝負>
【挑戦者組】〇青柳優馬 阿部史典 佐藤光留(13分40秒 体固め)【第9代王者組】×大森北斗 羆嵐 サイラス
※THE FOOL
☆北斗軍が3度目の防衛戦
<第5試合 GAORA TVチャンピオンシップ 60分1本勝負>
【第28代王者】〇宮本裕向(12分56秒 片エビ固め)【挑戦者】×田村男児
※ムーンサルトプレス
☆宮本が初防衛に成功
<第6試合 30分1本勝負>
〇安齋勇馬 綾部蓮 本田竜輝 ライジングHAYATO(17分44秒 片エビ固め)斉藤ジュン 斉藤レイ ”ミスター斉藤”土井成樹 ×ゼニョール斉藤
※ギムレット
<第7試合 新春バトルロイヤル 時間無制限>
〇青柳亮生(15分38秒 オーバー・ザ・トップロープ)×本田竜輝
※失格順=諏訪魔、長尾、サイラス、ジャック、ジャクソン、北斗、HAYATO、安齋、井上、綾部、土井、ゼニョール、羆嵐、芦野、宮本、光留、青柳、ジュン、スミスJr,吉岡、レイ、MUSASHI、立花。宮原、阿部、神林大介レフェリー、鈴木秀樹
全日本プロレスの2025年度が開幕し、福田剛紀社長による新年の挨拶の後で、選手会長の宮原が”自分のミス”として副会長を選び忘れたため、MUSASHIを副会長に選び、MUSASHIが挨拶しかけたところで、今日カードに入っていなかった鈴木秀樹がスーツ姿でリングに上がり、「全日本プロレスの鈴木秀樹です」と挨拶して、全日本プロレスに入団したことを発表した。
鈴木秀樹は2014年3月にIGFから離れてからフリーで通し、2021年にはWWEと契約するも、2022年に入ってすぐリリースされ、また日本国内でフリー活動してきたことから、フリーのイメージが強かった。入団に際してはどういう心境の変化があったのかはわからないが、ただ言えることは、実力は折り紙つきで、指導力もある。全日本プロレスにとって大きなプラスになることは間違いない。
その鈴木秀樹の入団初戦は、全日本プロレス毎年恒例の新春バトルロイヤルで、出場全選手も参加するも、バカの時代は賞金に目がくらんだのか、味方同士で落とし合いを始める。
諏訪魔と鈴木秀樹がSAITO BROTHERSに「投げるぞオイ」を仕掛けるが、逆にエプロンに向かってリバースされ。その隙に二人が揉め始めると、長尾がドロップキックで諏訪魔をオーバー・ザ・トップロープで失格に追い込む。青柳と鈴木秀樹が長尾を称えた後で、場外に出してオーバー・ザ・トップロープで失格させる。
北斗軍は、北斗が失敗率がかなり高い北斗軍スペシャルを狙おうとしたが、サイラス、ジャック、ジャクソンも次々に失格となったため、代わりにHAYATOと安齋で北斗軍スペシャルを狙うも、やっぱり失敗するどころか、オーバー・ザ・トップロープで北斗が失格。本田も安齋とHAYATOを「1・2・3・4」を一緒に決めた際に、安齋とHAYATOをオーバー・ザ・トップロープで失格させれる。
、綾部が井上をフルネルソンバスターで3カウントを奪って失格に追い込も、ビッグブーツを避けられた綾部自身も場外へ転落し失格。続いて土井やゼニョールもオーバー・ザ・トップロープで失格となる。
羆嵐が芦野に重爆ダイビングセントーンを狙うが、芦野が雪崩式を狙ったところで、青柳が二人まとめて場外に落としてオーバー・ザ・トップロープで失格させ。さらに光留&宮本&青柳が同時に”投げるぞオイ”を試みるが、逆にリバースされ3人まとめて3カウントを奪われ失格。男児もSAITO BROTHERSのいざなりスマッシュを喰らい3カウントで失格、その後、スミスJr.がジュンをオーバー・ザ・トップロープで失格させるが、レイもスミスJr.をオーバー・ザ・トップロープで失格に追い込む。レイも吉岡へのBQボムを狙ったところをMUSASHIが襲い掛かり、二人まとめて場外に落とされオーバー・ザ・トップロープで失格させれば、MUSASHIも立花とのエプロンでの攻防の際に、本田のラリアットで両者オーバー・ザ・トップロープで失格になる。
宮原と阿部が亮生を攻めるが、阿部が宮原を裏切り丸め込んで3カウント奪って失格も、鈴木秀樹が阿部にダブルアームスープレックスを決めて3カウントを失格させる。
本田が鈴木秀樹に「1・2・3・4」を仕掛けるが、レフェリーに注意されると、鈴木秀樹はなぜか神林レフェリーをオーバー・ザ・トップロープで失格させ、緒形レフェリーが代わりに試合を裁く中、鈴木秀樹がロープ越しでの首四の字で亮生を捕らえると、本田が場外で鈴木秀樹を落としてオーバー・ザ・トップロープで失格にする。
最後は本田vs亮生の一騎打ちとなり、本田が亮生にドロップキックを放ち、ヘッドスプリングからのドロップキックとジュニアの動きを見せ。、さらにホンダンスを披露するも、ムーンサルトプレスを狙ったところで亮生がエプロンへ落とし、本田も亮生をエプロンへ引きずり出す、エプロンでの攻防から断崖式ファイナルベントを回避した亮生が、トラースキックを放つと、ホンダンスのようにふらつく本田を場外に蹴飛ばしオーバー・ザ・トップロープで失格させて、見事に優勝を果たした。
第6試合では安齋&綾部&本田&HAYATOがジュン&レイ&土井&ゼニョールのSAITO BROTHERSと対戦、HAYATOがドロップキックで場外へ落とし、ナルシストフェイントからポーズを披露すれば、さらにEL PIDA全員でポーズを決め、和田京平レフェリーもさりげなく参加し会場を沸かせる。
しかし、HAYATOのプランチャをSAITO BROTHERSがキャッチし、ダブルリフトアップで叩きつける。レイがHAYATOに逆水平チョップを浴びせ、場外戦ではSAITO BROTHERSが綾部や本田も返り討ちにしてリードを奪う。
長時間捕まっていたHAYATOは、ジュンの串刺しビッグブーツを避けて低空ドロップキックを連発すると、代わった本田が串刺しラリアットからブレーンバスターで投げる。ラリアットの相打ちからジュンがビッグブーツで応戦してかあ、レイにタッチ。レイはラリアット、ボディースラム、ボディープレスで本田を圧倒。コーナーに追い詰めてマシンガンチョップを放ち、串刺しラリアットからBQボムを狙うが、本田がリバースしてスピアーで反撃する。
綾部に代わるとレイにランニングネックブリーカー、串刺しビッグブーツを決める、突進をショルダータックルで迎撃するレイに対し、綾部はドロップキックで応戦。安齋にタッチすると、安齋は串刺しフライングフォアアーム、エルボー連打で攻め込み、レイの逆水平チョップにも耐え、スロイダーで投げ、ジャーマンで投げるが、ジュンがカットに入る。
SAITO BROTHERSは安齋に足並みの揃わないトレイン攻撃を決めるが、HAYATOがスワンダイブミサイルキックでカットすると、本田と綾部がジュンとレイを場外へ排除してから、HAYATOがスワンダイブプランチャを決め、綾部の援護を受けた安齋がゼニョールにジャンピングニーからはギムレットで3カウントを奪い、EL PIDAが勝利となった。
第5試合ではGAORA TV選手権が行われ、王者の宮本に男児が挑戦、男児がグラウンド攻防を仕掛けるが、宮本はこれに対応し、一旦距離を取った後で。バックを奪う宮本に対し、男児は足を取ってショルダータックルを決め、さらにヘッドロックで捕らえる。ロープに振られた宮本は低空ドロップキックで反撃。続けて左脚にニードロップやレッグスピンで集中攻撃を加え、足四の字固めでリードを奪うが、男児はロープエスケープする。
宮本は関節蹴りやローキックで追撃し、串刺し攻撃を狙うも、これを丸め込んだ男児がフライングショルダーを放ってから、串刺しショルダータックルを連発。バックブリップを決めた後、逆エビ固めで攻め込むが、宮本は丸め込んで脱出。突進する男児にドロップキックを見舞い、フロントスープレックスやラリアットを畳みかけ、コブラツイストで捕らえ、男児はロープエスケープする。
宮本が「投げるぞオイ!」を狙うが、担いだ男児はバックフリップを狙い、逃れた宮本のハンドスプリング攻撃をキャッチしてバックフリップを決め、さらにデスバレーボムを決める。しかし、宮本が丸め込みで反撃し、ムーンサルトダブルニーを命中させ、ラ・マヒストラルを仕掛ける宮本を、潰ぶした男児は逆にラ・マヒストラルで丸め込む。
頭突き合戦からエルボーのラリーに突入すると、男児が連打で押し切り、マシンガンラリアットを放ち、雪崩式を狙うが、宮本がサンセットフリップ式ラストライドで叩きつける。
宮本がファイヤーサンダーを狙うが、切り返した男児がパワーボムで叩きつける。
ラリアットから再びパワーボムを狙うが、宮本はフランケンシュタイナーで切り返す。
宮本はニールキックコンボを放つも、男児がラリアットで応戦。しかし、宮本がファイヤーサンダーからムーンサルトプレスで3カウントを奪い防衛した。
第4試合では全日本プロレスTV6人タッグ選手権が行われ、王者組の北斗軍、北斗&サイラス&羆嵐に、バカの時代から青柳&光留&阿部が挑戦。挑戦者組「バカの時代」が奇襲を仕掛けて試合開始。いきなり場外戦に持ち込むが、体格で勝るサイラスと羆嵐が圧倒し、北斗軍が試合の主導権を握る。
リングに戻ると、青柳がサイラスにダイビングクロスボディを仕掛けるが、サイラスがキャッチしてサイドスラムで迎撃。北斗軍は青柳を捕らえるが、北斗の指示でいきなり北斗軍スペシャルを狙ったが、やっぱり失敗してしまう。青柳はサイラスと羆嵐にミサイルキックで反撃し、さらに北斗に急所蹴りを見舞うと阿部との連係で「バカの時代」が北斗を捕らえ、試合の流れを変える。
北斗は光留にRKOで反撃し。サイラスに交代すると、青柳と阿部が逃げ。残った光留がミドルキックで抵抗するも、サイラスがニールキックからヒップドロップで攻め込み、仕方なしに青柳と阿部がカットに入るが、サイラスに排除される。
サイラスは光留にブレーンクローで捕らえると、羆嵐に交代。羆嵐が串刺しラリアット、さらにセカンドコーナーから重爆セントーンを狙うも自爆。代わった阿部が低空ドロップキックや回転浄土宗で反撃するが、羆嵐は串刺しラリアットを再び決め、セカンドコーナーからの重爆セントーンを命中させる。
羆嵐は阿部にアルゼンチンバックブリーカーを狙うが、カットに入った青柳との連係は、羆嵐がラリアットで迎撃する。
北斗に交代すると、北斗軍がバカの時代、をまとめてトレイン攻撃。3人を重ねた上にサイラスがリバーススプラッシュを狙うが、光留が両脚で迎撃。サイラスにジャンピングハイキックを浴びせた阿部が伊良部パンチを炸裂させると、青柳と光留がダブルバックドロップで追撃。しかし、羆嵐がクロスボディで反撃。北斗と羆嵐が青柳に合体コンプリートショットを決めるも、北斗のナルシストプレスは青柳が剣山で迎撃する。
青柳は北斗にジャパニーズレッグロールクラッチで丸め込むが、北斗が急所蹴りから丸め込む。しかし、青柳が急所蹴りで返すと、ロックスターバスターからザ・フールを決め、3カウントを奪い王座を奪取、試合後も北斗が青柳にベルトを渡すと握手を交わし、急所打ちを浴びせて王座奪取を祝福した。
