1月18日 全日本プロレス「新春ファン感謝デー2025」東京・新宿FACE 510人札止め
(試合内容は実況ポストより)
<第1試合 バカの時代 vs ゼンニチ本隊 6人タッグマッチ 30分1本勝負>
〇芦野祥太郎 田村男児 井上凌()鈴木秀樹 宮本裕向 佐藤光留
<第2試合 ELPIDA vs ELPIDA スペシャルタッグマッチ 30分1本勝負>
〇安齋勇馬 綾部蓮(13分3秒 片エビ固め)×ライジングHAYATO 本田竜輝
※ギムレット
<第3試合 新宿No.1決定戦 6人タッグマッチ 30分1本勝負>
〇MUSASHI 吉岡世起 立花誠吾(12分43秒 体固め)大森北斗 ×愛澤No1 ”ミスター斉藤”土井成樹
※二天一流
<第4試合 兄 vs 弟 スペシャルタッグマッチ 30分1本勝負>
斉藤ジュン 〇青柳優馬(14分50秒 片エビ固め)斉藤レイ ×青柳亮生
※THE FOOL
<第5試合 長尾一大心試練の3番勝負 番外編 スペシャルシングルマッチ 30分1本勝負>
〇宮原健斗(16分3秒 二段式ジャーマンスープレックスホールド)×長尾一大心
全日本プロレスファン感謝デーが新宿FACEで開催され、メインはエース宮原に昨年10月にデビューを果たした長尾が挑んだ。
試合はロックアップでスタート。宮原が押し込みブレークするも、再度のロックアップでも力で押し込む。長尾は必死に体を入れ替え、張り手を連打で浴びせる。
これに怒った宮原は長尾を場外へ放り出すが、リングに戻った長尾は不器用ながらもフェイントを交えた動きで対抗する。
宮原はリストロックで長尾を捕えるが、長尾もリストロックで切り返す。しかし、宮原はヘッドロックで絞り上げ、ロープに振られてもショルダータックルで圧倒。長尾はドロップキックで反撃を狙うが、宮原はボディースラムから場外戦に持ち込み、エルボーで追い詰める。さらに入場ゲート付近まで連行し、ボディースラムからサッカーボールキックを叩き込み、エプロンの角に腰から叩きつけてリングに戻す。
リングに戻った宮原はショルダースルーで長尾を大きく放り投げる。長尾は必死に立ち上がりエルボーを連打するが、宮原は冷静に受け流して連打のビッグブーツ。串刺し攻撃を狙うも、長尾が迎撃してミサイルキックを炸裂させる。
勢いに乗った長尾はドロップキックを連発し、その場飛びムーンサルトを決める。しかし、再び狙ったドロップキックが自爆すると、宮原はすかさず逆片エビ固めで捕らえるが、長尾は必死でロープに逃れる。
長尾は気迫で宮原をブレーンバスターで投げ、再びミサイルキックを命中させるも、宮原はビッグブーツで反撃。長尾のエルボー連打も宮原は一撃で返し、なおも食い下がる長尾は首固めや逆さ押さえ込み、ダブルリストアームサルトで勝機を狙う。だが、突進を宮原がビッグブーツで迎撃し、逆エビ固めで追い詰めるも、長尾はロープへ逃れる。
必死で食い下がる長尾に宮原がビンタで気合を入れ、二段式ジャーマンスープレックスホールドで3カウントを奪い、長尾は玉砕となった。
内容的には長尾も宮原相手に16分もよく粘ったというか、持たせて長尾の限界以上を引き出した。だが宮原と長尾の差は歴然としており、長尾は今の自分の限界を知った、それが長尾にとって唯一の成果で、これから限界を超えるかどうか長尾次第となるだろう。
セミファイナルではレイ&青柳の兄コンビが、ジュン&亮生の弟コンビと対戦するという兄弟対決が実現した。
ジュン vs 亮生で試合開始となって、ロックアップでジュンが亮生を何度も突き飛ばす。亮生はドロップキックを放つが、ジュンは耐えきりショルダータックルで反撃すると、亮生は兄・青柳優馬にタッチしようとするが、パートナーがレイであることを忘れてしまう。
レイ vs 青柳になると、青柳のショルダータックルをレイがすべて受け止め、青柳が疲れた隙にレイがショルダータックルで反撃する。
レイは亮生との連係から、亮生を青柳に向かってボディースラムで叩きつけようとするが、青柳が避けてしまったため、ジュン&青柳組が亮生を捕まえて試合をリードする。
青柳がレイの真似をして逆水平チョップを構えると、亮生が隙を突いてミサイルキックを命中させ。レイがマシンガンチョップ、串刺しラリアットで流れを引き戻せば、青柳はフライングフォアアームで応戦。ジュンが串刺しラリアット、続くレイの串刺し攻撃をかわしてコーナーナックル、串刺しビッグブーツからエルボードロップで攻め立てる。ジャックハマーはレイが回避し、エルボーのラリーからジュンがショルダータックルを放つ。
代った亮生はジュンにミサイルキックを決めるが、交代した青柳のミサイルキックは自爆。亮生はアームホイップ、ドロップキックで攻め立て、レイとの連係から亮生が青柳に向かってボディースラムで叩きつける。亮生が突進すると青柳がドロップキックで迎撃すると、ジュンとの連係でダイビングエルボードロップを決める。
亮生はメサイヤDDTで反撃し、ムーンサルトプレスからファイヤーバードスプラッシュを狙うが、ジュンが阻止。青柳が亮生を雪崩式ブレーンバスターで投げる。ジュンとレイは張り手の応酬からジュンがスピアーでレイを排除。亮生は青柳にトラースキックの連打から旋風脚、フィッシャーマンズスープレックスホールドで畳みかけるも、突進は青柳がロックボトムで叩きつけると、ロックスターバスターからザ・フールで3カウントを奪取。試合後の青柳が亮生の意志を確認すると、青柳兄弟で世界タッグせ王座にか挑戦を表明、SAITOBROTHERSは史上初の兄弟タッグ同士の世界タッグ選手権に興味を持って挑戦を受諾した。
第3試合の新宿No1.決定戦6人タッグ戦は、試合中に立花が全員を呼び込み、レフェリーと一緒に一列に並べ、試合の趣旨として「新宿No.1決定戦」だから出身地を聴くと、誰も新宿出身ではないことがわかり、立花が自慢げに新宿生まれと宣言。その後、敵味方関係なく全員に袋叩きにされ、レフェリーも加わってトレイン攻撃で痛めつけられる。
試合は軌道修正されて、北斗組が立花を捕らえるが、味方も立花を根に持っているのか、カットしないため、立花は四面楚歌になってしまう。それでも立花は北斗にヤンキーカッターを決め、味方に謝った後、交代に応じた吉岡が北斗にサッカーボールキックを連打。北斗はジャーマンで反撃するも、吉岡はミドルキックとシザースキックで応戦する
MUSASHI vs 土井に代わると、張り手のラリーとなり、読み合いからMUSASHIが低空ドロップキック、フットスタンプ、ドロップキックを決め、土井は垂直落下式ブレーンバスターで反撃。MUSASHIはファルコンアローで応戦する。
北斗は愛澤と連係してMUSASHIを攻め、土井はサマーソルトドロップから乱戦に突入するが、MUSASHIは愛澤にトラースキックを放つと、そのまま二天一流で3カウントを奪いとなる。
第2試合のELPIDA同門タッグ対決は、安齋組gHAYATOを捕らえ、試合をリードも、
HAYATOは綾部に低空ドロップキックを決め、代わった本田が串刺しラリアットからロープを使った反則攻撃で1234。続いてブレーンバスターと猛反撃し、ホンダンス式キャメルクラッチで捕らえるが、綾部はロープエスケープする。
本田のハンマースルーは、切り返した綾部がジャンピングネックブリーカー。代わった安齋が串刺しフライングフォアアームからフロントスープレックスと攻め、ドロップキックからハンマースルーは、切り返した本田がスパインバスターで叩きつける。
代わったHAYATOは安齋に、本田との合体バッククラッカーから本田がラリアット、HAYATOはライオンサルトと畳みかけ、シドヴィシャスを狙うが、自爆したHAYATOに綾部がショルダータックルから。4選手が乱戦となり、安齋組はHAYATOを捕らえる。綾部のビッグブーツから、安齋がジャーマンスープレックスホールドを決める。
綾部が本田を排除すると、安齋がHAYATOにジャンピングニーからギムレットをを狙うが、HAYATOはウラカンラナで切り返す。しかし、キックアウトした安齋がジャンピングニーからギムレットで3カウントを奪い勝利となった。
第1試合の全日本本隊vsバカの時代は、男児の串刺し攻撃を避けた光留がジャンピングハイキック。鈴木秀樹がロープ越しに首四の字を決め、代わった宮本がスロイダーとバカの時代が男児を捕らえにかかる。
男児は宮本にフライングショルダーで反撃するとm代わった芦野はエルボースマッシュ、串刺しエルボースマッシュ、ヨーロピアンアッパーカット、俵返しで試合の流れを変える。
芦野は宮本にジャーマンを狙うが、宮本がサムソンクラッチで丸め込むと、ムーンサルトダブルニーからから“投げるぞオイ”を放つが、芦野がアンクルロックで捕らえ、光留が芦野を捕らえると、鈴木秀樹のジャーマンドライバー、光留のPKの援護を得た宮本がセグウェイを決めるも、ハンドスプリングは芦野がキャッチしてジャーマンで投げる。
芦野は宮本に男児とのサンドウィッチエルボーを宮本に放ち、再びアンクルロックで捕らえると、宮本がたまらずタップとなって、試合後は芦野が宮本の保持するGAORA TV王座に挑戦を表明した。
