シド・ヴィシャス


新日本プロレスに参戦してIWGPヘビー級王座にも挑戦し、WWEではWWE世界ヘビー級王者、WCWではWCW世界ヘビー級王者にもなったシド・ヴィシャスさん(本名シドニー・レイモンド・ユーディー)が死去した、享年64歳

ヴィシャスさんは1987年にプロレスデビュー、大剛鉄之介のブッキングで1989年に新日本プロレスへヴィシャス・ウォリアーのリングネームで初来日を果たし、藤波辰巳の保持するIWGPヘビー級王座も挑戦、惜しくも敗れたがハイジャックバックブリーカーから旋回するビシャスバックブリーカーを披露して大器の片鱗を見せた。

その後、新日本プロレスへ継続的に参戦すると思われたが、帰国後すぐWCW入りを果たしてダニー・スパイビーとのタッグであるザ・スカイスクレイパーズを結成、チーム解散後はシングルプレーヤーとなってリック・フレアー率いるフォー・ホースメンの一員になるなどトップ戦線で活躍した。

1991年にはWWF(WWE)に移籍、ハルク・ホーガンの後継者として期待され、レッスルマニアVIIIでは「ホーガン引退試合」の相手を務めたが、薬物検査での不正行為が発覚してWWFを解雇される。

1993年にはWCWへ復帰したが、ここでも薬物が原因でのトラブルを起こし、アーン・アンダーソンをハサミで数箇所突き刺す事件を起こしたため解雇された。

1995年2月にWWFに復帰し、ショーン・マイケルズを降してWWF世界ヘビー級王座を奪取、王座転落後にWWFから離脱、WCWへ復帰してWCW世界ヘビー級王座を奪取したが、2001年に負傷してからセミリタイア状態となり、試合へは単発的に出場、2012年6月にはWWEにゲスト参戦したが、その後はリタイア状態となっていた。

ご冥福をお祈りいたします。

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