AEW社長であるトニー・カーン氏からの声明が出され、CMパンクとの契約を解除したを発表した。
訳
「オール・エリート・レスリング(AEW)は、フィリップ・ブルックス(CMパンク)とAEWとの間のレスラー契約および雇用契約を、正当な理由によって直ちに終了させました。この契約解除は本日、AEWのCEO兼ゼネラルマネージャー兼クリエイティブ責任者であるトニー・カーンによって確認されました。
今回の解雇は、8月27日(日)に行われたAEW – All In Londonのバックステージで発生した事件に関する1週間にわたる内部調査の結果によるものです。調査後、AEW規律委員会が開かれ、その後、外部の法律顧問を交え、全会一致でCMパンクを解雇するようカーンに勧告しました。
カーン氏の声明。
『フィルはAEWで重要な役割を果たし、私は彼の貢献に感謝している。彼のAEWとの契約解除は、最終的には私一人の判断によるものです。
もちろん、多くのファンを失望させるようなこのニュースを伝える必要がなければよかったのですが。とはいえ、私は毎週AEWを可能にしてくれている多くの素晴らしい人々、つまりタレント、スタッフ、会場運営者、その他多くの人々の最善の利益のために決断したのです。彼らの努力は、テレビで、そして世界中のアリーナやスタジアムで、ファンの皆様に素晴らしいショーをお届けするために不可欠なものです』
パンクは昨年9月にジョン・モクスリーを降してAEWヘビー級王座を奪取したが、バックステージでケニー・オメガとヤングバックスの間でトラブルとなった際に乱闘となり、パンクは負傷として事実上の出場停止処分となっていた。
パンクは6月に復帰し、6月25日に開催された新日本プロレスとの合同興行である「AEW x NJPW: Forbidden Door」にも参戦して小島聡とも対戦、しかし8月27日にイギリスで開催された「All in」でジャック・ペリーとトラブルとなって乱闘となり、その際にカーン社長を含めたスタッフも巻き込まれたという。
