5月26日 新日本プロレス「BEST OF THE SUPER Jr.30」東京・国立代々木競技場・第二体育館 1330人
(試合内容は実況ツイートより)
<第1試合 20分1本勝負>
ロビー・イーグルス 〇藤田晃生(6分47秒 オコーナーブリッジ)クラーク・コナーズ ×外道
<第2試合 20分1本勝負>
〇グレート・O・カーン アーロン・ヘナーレ(4分58秒 片エビ固め)矢野通 ×本間朋晃
※Imperial Drop
<第3試合 20分1本勝負>
TJP 〇フランシスコ・アキラ ダン・モロニー(8分38秒 片エビ固め)KUSHIDA ケビン・ナイト ×田口隆祐
※2/2
<第4試合 30分1本勝負>
後藤洋央紀 〇YOSHI-HASHI YOH リオ・ラッシュ(8分45秒 エビ固め)EVIL 高橋裕二郎 SHO ×ディック東郷
※消灯
<第5試合 30分1本勝負>
オカダ・カズチカ 棚橋弘至 〇石井智宏(9分26秒 逆エビ固め)海野翔太 ×オスカー・ロイペ ボルチン・オレッグ
<第6試合 30分1本勝負>
〇SANADA タイチ 金丸義信 DOUKI(7分53秒 ScullEnd)内藤哲也 鷹木信悟 高橋ヒロム ×BUSHI
<第7試合 『BEST OF THE SUPER Jr. 30』準決勝 時間無制限1本勝負>
【Bブロック2位】〇マスター・ワト(16分43秒 通天閣ジャーマンスープレックスホールド)【Aブロック1位】×マイク・ベイリー
☆ワトが優勝決定戦進出
<第8試合 『BEST OF THE SUPER Jr. 30』準決勝 時間無制限1本勝負>
【Aブロック2位】〇ティタン(21分44秒 ジャベインモンタル)【Bブロック1位】エル・デスペラード
☆ティタンが優勝決定戦進出
『BEST OF THE SUPER Jr. 30』もいよいよ代々木大会から決勝トーナメントになり、まずセミファイナルではAブロック1位のベイリーと2位のワトが対戦。開始となると、ベイリーが手を差し伸べ握手、互いにキックで牽制し合い、ワトはローキックに対し、ベイリーもローキックでラリーになるが、ワトはソバットを浴びせる、ロープワークでアークホイップの応酬になると、読み合いからワトがドロップキックでベイリーを場外へ出してからプランチャを命中させる。
リングに戻るとワトがペンタバールで捕らえるが、ベイリーがロープエスケープも、ワトは首筋へエルボースタンプ、首投げからサッカーボールキック、ミドルキックと浴びせると、ベイリーが左右のマシンガンミドルキックからハイキックで反撃し、エプロンに逃れたワトをビックブーツで場外へ蹴り出すとバミューダトライアングルを命中させ、客席からランニングミドルキック、ワトの左腕へニードロップと左腕攻めで先手を奪う。
リングに戻るとベイリーはサッカーボールキック、ダブルニードロップ!串刺しショルダーを連打から串刺しビックブーツ、リバーススプラッシュ式ダブルニードロップと攻めると、起き上がり小法師逆水平に対し、ワトがエルボーを連打で返すが、受け切ったベイリーはソバット、踵落とし、ミドルキックと浴びせる。
ベイリーはその場飛びシューティングスターを狙うが、自爆させたワトはベイリーの串刺しを迎撃してフェースクラッシャー、その場飛びネックブリーカー、バックエルボーからビックブーツと反撃して、ゼロ戦キックで場外へ出すとノータッチトペコンヒーロを命中させる。
リングに戻ると、ワトはスワンダイブアッパーカットを狙うが、キャッチしたベイリーが腕十字で捕らえると、ワトは慌ててロープエスケープも、ベイリーは腕へミドルキック、逆水平と浴びせ、串刺しを迎撃したヘイリーはアルティマウェポンも、ワトが避けたところで不時着したベイリーは腕十字で捕らえ、ワトが丸め込むと、ベイリーが丸め込んだところでワトのペンタバールは、ベイリーが腕十字で切り返す。
ワトの通天閣ジャーマンを狙うと、ベイリーが腕十字で切り返すが、その場飛びムーンライトダブルニーを避けたワトがペンタバールで捕らえ、ベイリーは逃れても、ワトはハイキックに対し、ベイリーはソバット、ハイキック、トラースキックと放つが、竜巻旋風脚はワトがキャッチしてレシエントメンテで捕らえる。
ワトは通天閣ジャーマンを狙うが、ベイリーがワトを連れたままでエプロンに逃れると、ショルダーアームブリーカーで逃れ、エプロンの攻防でミドルキックのラリーから、ワトがハイキックからジャーマンを狙うが、足を取って倒したベイリーがその場飛びムーンライトダブルニーを命中させ、リングに戻るとアルティマウェポンも命中させるも、ワトはカウント2でキックアウトして、さすがのベイリーも驚いてしまう、
ベイリーがフラミンゴドライバーを狙うが逃れたワトがTTDで突き刺し、通天閣ジャーマンは逃れたベイリーがハイキックを連発してからトラースキックを放つ。
ベイリーが竜巻旋風脚を狙うが。ワトが旋風脚で迎撃すると通天閣ジャーマンスープレックスホールドで3カウントを奪い、優勝決定戦進出を決める。
メインはBブロック1位のデスペラードとAブロック2位のティタンが対戦、両者グラウンドからデスペラードは首投げからスリーパーも、逃れたティタンはレッグロック、切り返したデスペラードはWARスペシャルで捕らえ、アームホイップの応酬になって、デスペラードは場外へ逃れる。
デスペラードがリングに戻るとティタンがソバット、デスペラードの串刺しをジャンプで逃れて連続バク転を披露し、ロープウォークからアームホイップでデスペラードを場外へ出し、トペと見せかけてバク転でフェイントも、場外戦でティヘラもデスペラードは堪えてニークラッシャーを敢行し、鉄柱攻撃から客席めがけてデスペラード命名バラモンストライク(兄弟未公認)で叩きつける。
リングに戻るとティタンはエルボーに対し、デスペラードは関節蹴りからブレーンバスターは、ティタンが着地しデスペラードの突進をマトリクスを避けてからトラースキックを放ち、スワンダイブティヘラで場外へ出すとトペスイシーダを命中させ、掟破りのバラモンストライク(兄弟未公認)から、会場奥へ雪崩れ込んで壁に叩きつけると、2階からプランチャを命中させる。
ティタンが先にリングに戻り、大ダメージのデスペラードは慌てて戻るも、ティタンは低空ドロップキックからクランチループで捕らえ、デスペラードはロープエスケープ、デスペラードはボディーブローに対し、ティタンはソバット、トラースキックからメキシコ式足四の字で捕らえ、デスペラードは必死でロープエスケープしてエプロンへ逃れる。
リングに戻るとティタンはトラースキックから串刺しは、デスペラードがスピアーで迎撃し、バックドロップからブレーンバスター。カバーからマフラーホールドはティタンがロープエスケープする。ティタンはエルボーに対し、デスペラードは逆水平で返すが、ティタンはソバットコンポ、変則ロープワークからトルネードDDTでデスペラードを突き刺すと、場外へ逃れたデスペラードにトペ狙いは、デスペラードがロコモコで迎撃も、エプロンに立ったところで、ティタンがオーバーヘッドキックで場外へ落とすとトペコンヒーロを命中させる。
ティタンはリングに戻ると場外のデスペラードへラ・サンサを狙うが、デスペラードが避けたため自爆し、リングに戻ると足から落ちて膝を痛めたティタンをデスペラードがヌメロドスで捕らえ、ティタンはロープエスケープも、デスペラードがギター・ラ・デアンヘルからピンチェロコは、ティタンが切り返してソバット、ショルダータックルでデスペラードを場外へ出すが、その際にデスペラードは足首を痛めてしまう。
それでもデスペラードはリングに戻ると、切り返しからスパインバスター、マフラーホールドからヌメロドスで捕らえるが、スタンディング式を狙ったところでティタンがカナディアンデストロイで叩きつけ、突進はデスペラードがローキックで迎撃も。ティタンはトルネードDDTで応戦する。
ティタンはラ・サンサで突き刺すとジャベインモンタルで捕らえ、デスペラードが必死で逃れようとしたが、たまらずギブアップとなり、ティタンが優勝決定戦進出を決めた。
試合後にセコンドに入ってくれたLIJのメンバーがティタンを介抱し、メインを見ていたワトが現われるとティタンがマイクで挑発してから視殺戦となった。
今年は『ヒロムとデスペラードがいない優勝決定戦』になるかもしれないと書いたが、言葉通りとなり昨年度覇者でIWGPジュニアヘビー級王者のヒロム、今年こそ優勝を狙い大本命視されていたデスペラードも優勝決定戦進出には進出せず、ワトとティタンとなった。ワトは4度目のエントリーで初進出となるが、ティタンはメキシコ勢での優勝決定戦進出はドクトル・ワグナーJr.以来で25年ぶりとなるがメキシコ勢の優勝は未だ誰も果たしていない。果たしてワトが初優勝して新日本ジュニアに新しい時代を築くか、それともティタンがメキシコ勢初の優勝の偉業を達成するか…
第4試合では後藤&YOSHI-HASHI&リオ&YOHがEVIL&裕二郎&SHO&東郷のHouse Of Tortureと対戦し、試合は毘沙門が消灯で東郷から3カウントを奪い勝利も、試合後に第2試合で勝利を収めたヘナーレ&O・カーンのUNITED EMPIREが乱入して毘沙門を襲撃、オージー・オープンが返上したIWGPタッグ王座に関して、オージー・オープンに代わって3WAY戦に参戦するとアピールするも、背後から裕二郎とSHOに急所打ちを浴びてしまい、House Of Tortureが毘沙門だけでなくUNITED EMPIREを袋叩きにする。そしてマイクを持ったEVILは毘沙門共々UNITED EMPIREを馬鹿呼ばわりして、UNITED EMPIREの参戦を拒否した。
第1試合ではロビー&藤田がコナーズ&外道と対戦し、開始からいきなりコナーズのスピアーを食らった藤田は長時間捕まるも、やっと代わったロビーが試合を盛り返す、終盤では外道がロビーを排除して藤田にトラースキックを狙ったが、避けた藤田がオコーナーブリッジで3カウントを奪い、先輩格から初勝利を収めた。