5月14日 NOAH「STAR NAVIGATION 2023」後楽園ホール 935人
(試合内容は実況ツイートより)
<第1試合 20分1本勝負>
ドラゴン・ペイン 〇アルファ・ウルフ エクストリーム・タイガー スペル・クレイジー(8分21秒 片エビ固め)AMAKUSA ×宮脇純太 アレハンドロ ランセロッド
※ウルフドライバー
<第2試合 30分1本勝負>
〇谷口周平(7分48秒 片エビ固め)×スタリオン・ロジャース
※ハーフネルソンスープレックス
<第3試合 30分1本勝負>
クリス・リッジウェイ 〇ダガ(8分41秒 片エビ固め)大原はじめ ×Hi69
※パイルドライバー
<第4試合 30分1本勝負>
マサ北宮 稲葉大樹 〇稲村愛輝(11分32秒 エビ固め)鈴木秀樹 ティモシー・サッチャー ×サクソン・ハックスリー
※無双
<第5試合 30分1本勝負>
丸藤正道 〇HAYATA(12分34秒 首固め)×ショーン・レガシー ダンデ・レオン
<第6試合 30分1本勝負>
▲小川良成(12分31秒 無効試合)▲Eita
<第7試合 45分1本勝負>
清宮海斗 杉浦貴 〇小峠篤司 吉岡世起(18分23秒 片エビ固め)ジェイク・リー アンソニー・グリーン ×YO-HEY タダスケ
※キルスイッチ
<第8試合 60分1本勝負>
〇拳王 征矢学(17分5秒 片エビ固め)×潮崎豪 中嶋勝彦
※PFS
NOAH後楽園大会のメインは5・4両国で復活を宣言した潮崎&中嶋のAXIZが再結成され、拳王&征矢の金剛と対戦、AXIZは揃いのコスチュームで登場した。
AXIZは握手を交わして、中嶋vs拳王で開始となるが、拳王のロックアップを、中嶋がいなすと潮崎に代わり、拳王は怒りつつも征矢に代わる。潮崎vs征矢になるとロックアップから潮崎がヘッドロックからぶつかり合いになり、潮崎が逆水平も、征矢はショルダータックルで返せば、潮崎は逆水平で応戦して譲らない。
征矢はフィンガーロックを要求し潮崎が応じてパワー合戦となり、征矢が押し込むも、潮崎はリバーススープレックスで投げれば、征矢はバックエルボーからブルドッキングヘッドロックで返すと、拳王が入って場外戦に持ち込み、中嶋を襲撃して袋叩きにするだけでなく、救出に入った潮崎も鉄柵へハンマースルーで返り討ちにしてから、金剛が潮崎を捕らえて試合をリードする。
征矢はブレーンバスターを狙うが潮崎がブレーンバスターで投げ返しすと、中嶋に代わってビックブーツからミドルキックを放ち、拳王が入って連係も中嶋が阻止してミドルキック、征矢に串刺しビックブーツからシャッターチャンスタイムを敢行して流れを変える。
中嶋が突進すると征矢がスピアーで迎撃し、拳王に代わって串刺しダブルニーアタックからダイビングダブルニードロップと攻めるも、拳王の挑発に立った中嶋はミドルキックを放てば、拳王もミドルキックで返してラリーになるも、中嶋が連打で蹴り倒す。
ここで潮崎に代わると、拳王はビックブーツに対し潮崎はフライングショルダーで応戦し、マシンガンチョップからランニング袈裟入り、フィッシャーマンバスターから豪腕ラリアットを狙うが、拳王はローキックで切り崩すと、ドラゴンスープレックスで投げ。そこで征矢が入って連係を狙うと、カットに入った中嶋が阻止し、AXIZが連係で拳王を捕らえ、逆水平とミドルキックのエンドレスラブからフィッシャーマンバスター&トラースキックと蹂躙する。
潮崎は拳王にローリング袈裟斬りからゴーフラッシャーを決め、豪腕ラリアットを狙うが、拳王が崩れるところで征矢が弾道を炸裂させ、カットに入った中嶋も弾道で排除すると、最後は征矢が潮崎にデスバレーボムから拳王が蹴暴、PFSで3カウントで3カウントを奪い、AXIZは復帰戦を勝利で飾れなかった。
試合後の拳王はAXIZを復活させた中嶋、21日の神戸で世界タッグをかけて対戦する諏訪魔、ALL TOGEHERで対戦する棚橋弘至、宮原健斗、清宮だけでなくタッグを組むオカダ・カズチカに対しても「言いたいことは山ほどある」といいつつ、6.24徳島で行われる拳王デビュー15周年大会をPRして締めくくった。
内容的には潮崎も復帰して2戦目ということで、少しずつだが調子は上がってはきているものの、まだブランクを取り戻すまでには至ってない、けど潮崎もGHCヘビー級戦線に復帰は口にはしているものの、中嶋と共に焦らずのスタンスを保ったまま、徐々にだが調子を上げていくようだ。
セミファイナルではジェイク&グリーン&タダスケ&YO-HEYのGLGが清宮&杉浦&小峠&吉岡のNOAH軍と対戦し、GLGは小峠を捕らえて試合をリードするが、小峠はグリーンの串刺しを避けてから清宮に代わり、清宮はブーメランフォアアームからミサイルキック、マウントナックルでグリーンを攻め、試合の流れを変える。
タダスケvs吉岡になると、吉岡はミドルキックの連打、キックのコンポからトラースキックとタダスケを攻め、片足コードブレイカーからのバスソーキックは、避けたタダスケはフェイントDDT、GLGコールを煽って串刺し狙いは、避けた吉岡がジャンピングハイキック、YO-HEYがカットもロケットキックで排除したところで、タダスケがラリアットを放つ。
ジェイクvs杉浦に代わると、杉浦がビックブーツを連発に対し、ジェイクがショルダータックルで応戦すると、コーナーに叩きつけてからボディースラム、バックドロップは、杉浦が逃れてエルボーの連打、死角からのスピアーを浴びせ、串刺しビックブーツから串刺しランニングニー、鬼エルボーを連打も、受けきったジェイクがアッパーカットで返す。
ジェイクはショルダースルーを狙うが、杉浦が後転フロントネックロックで捕らえ、一気に絞めあげるも、タダスケが慌ててカットに入るが、ジェイクはグロッキー気味になり、杉浦はジェイクにキチンシンク。ボディーエルボーを連打、キチンシンクと攻めるが、突進はジェイクがジャイアントキリングで迎撃する。
ここで小峠vsYO-HEYに代わり、小峠が連続串刺しラリアットからデスペナルティ、マグザムと攻めるが、バイシクルキックから突進はYO-HEYがレッグシザースからダブルニーアタックを放つと、タダスケが入ってドロップキック&ハリケーンドライバーと合体技を見せる。しかし乱戦から吉岡がタダスケを排除すると、YO-HEYは小峠に顔面Gを狙うが、切り返した小峠がニーアッパーからキルスイッチで3カウントを奪い勝利を収める。
試合後に小峠が吉岡とのタッグでタダスケ&YO-HEYの保持するGHCジュニアタッグ王座に挑戦を表明すれば、ジェイクは前に立ちはだかる清宮ではなく、杉浦をGHCヘビー級王座の挑戦者に指名、杉浦も「なにとぞよろしくお願いいたします」と受諾した。
思い起こせば全日本プロレスの「チャンピオンカーニバル2021」に杉浦がエントリーされることになり、まだブロック分けがされてなかったことから、場合によってはジェイクと対戦する機会があった。しかし新型コロナ感染拡大による緊急事態宣言により、「チャンピオンカーニバル2021」は秋に開催をずらされ、杉浦もNOAHのスケジュールもあってエントリーすることが出来なかった。それを考えるとジェイクvs杉浦は2年越しでやっと実現ということなのかもしれない。
第5試合では6・17名古屋で行われるGHCジュニアヘビー級選手権前哨戦が組まれ、王者のHAYATAが丸藤と組んで挑戦者のレオン&レガシーと対戦、レオン組が丸藤を捕らえて試合をリードするが、丸藤がレオンにフックキックを放つと、代わったHAYATAがマンハッタンドロップから側頭部へドロップキックと攻め、ジョンウーから2ステップムーンサルトプレスを命中させるが。串刺しはレオンが迎撃して延髄斬り、前屈みのHAYATAにスワントーンボムを命中させる。
代わったレガシーがショルダータックルの連打からスワンダイブミサイルキックとHAYATAを攻めるが、619からスワンダイブは避けたHAYATAが回転エビ固め、またレガシーのブレーンバスター狙いをHAYATAが首固めで3カウントを奪い、前哨戦を勝利で飾る。
第6試合の小川vsEitaの遺恨マッチは、Eitaが奇襲で開始となりパスタを命中させるが、場外戦でリッジウェイとダガに袋叩きにされると、リングに戻ってから小川が左脚攻めでEitaを徹底的に痛めつける。
Eitaが小川にやっと反撃してもダガが乱入し、コードブレイカーからパイルドライバーでEitaを痛めつけ、Eitaが反撃してもレフェリーと交錯してしまうと、リッジウェイも入ってEitaを袋叩きにする。
EitaはImperial Unoでリッジウェイとダガを排除すると、小川にもImperial Unoを炸裂させるが、イスを持って一撃を狙ったところで、HAYATAが駆けつけると、小川を庇うと見せかけてトラースキックで小川をKOする。
試合は収拾不可能ということで無効試合となったが、試合後にEitaとHAYATAが握手を交わし共闘することになった。
第4試合の鈴木&サッチャー&ハックスリーのレガシーvs北宮&稲葉&稲村は、終盤でハックスリーvs稲村になると、ハックスリーがパワーで圧倒してダイビングエルボードロップを命中させるが、空中胴絞め落とし狙いをキャッチした稲村がフロントスープレックスで投げると、往復式ぶしかましから無双で3カウントを奪い勝利、試合後もマイクを持った稲村が北宮とのTHE TOUGHでGHCタッグ王座に挑戦を表明すると、激怒したハックスリーがネックハンキングボムで稲村をKOし憂さ晴らしした。
また9・3大阪で船木誠勝vsジョシュ・バーネットによるGHCマーシャルアーツルールマッチが行われることが発表された。ジョシュはNOAH初参戦となる。