2月11日 東京女子プロレス「第3回“ふたりはプリンセス”Max Heartトーナメント」後楽園ホール 657人超満員
(試合内容は実況ツイートより)
<第1試合 15分1本勝負>
〇上原わかな(6分25秒 スリーパーホールド)×HIMAWARI
<第2試合 20分1本勝負>
〇上福ゆき 角田奈穂 桐生真弥(11分52秒 片エビ固め)らく 猫はるな ×鳥喰かや
<第3試合 15分1本勝負>
〇遠藤有栖(9分27秒 キャメルクラッチ)×宮本もか
<第4試合 15分1本勝負>
〇荒井優希(6分40秒 片エビ固め)×原宿ぽむ
※Finally
<第5試合 20分1本勝負>
乃蒼ヒカリ 〇ジャナイ・カイ(12分30秒 片エビ固め)辰巳リカ ×愛野ユキ
※トルネードキック
<第6試合 30分1本勝負>
〇坂崎ユカ 瑞希(12分56秒 片エビ固め)渡辺未詩 ×鈴芽
※トイストーリー4
<第7試合 第3回“ふたりはプリンセス”Max Heartトーナメント 決勝戦 時間無制限1本勝負>
山下実優 〇伊藤麻希(25分35秒 伊藤デラックス)×中島翔子 ハイパーミサヲ
☆12ミリオンが第3回“ふたりはプリンセス”Max Heartトーナメントを優勝
いよいよ決勝戦を迎えた「第3回“ふたりはプリンセス”Max Heartトーナメント」勝ち上がったのは昨年度準優勝の中島&ハイパミの享楽共鳴と、山下&伊藤の12ミリオンで、両軍とも初優勝を狙う。
試合前にハイパミによるヒーロータイムとなり、2年前対戦した思い出を語ったハイパミはこの4人で戦うことを誇らしいとして、正々堂々と握手…なくやっぱり奇襲を仕掛けるも、信用してなかった12ミリオンが返り討ちにすると、伊藤がハイパミにボディースラムから山下の援護で倒れ込みヘッドバットを浴びせる、
ところが12ミリオンの組体操攻撃は、ハイパミがスプレーで阻止すると、場外に追いやられた12ミリオンに中島がトペコンヒーロを命中させ、リングに戻って享楽共鳴が伊藤の左腕を攻め、試合をリードする。
長時間捕まった伊藤はハイパミにフェースバスターから山下に代わり、山下はハイパミにミドルキック、スクリューキックからコブラクラッチで捕らえ、そのまま投げようとするが逃れたハイパミは仮面が取れてしまうハプニングが起きる。
そこで山下がミドルキックでハイパミをエプロンへ出してエルボーのラリーに臨むと、山下にキックを足をキャッチしたハイパミは鉄柱に叩きつけて、仮面をつけ直す。リングに戻るとハイパミのハンマースルー狙いを山下が足を押さえて倒れてしまうと、これを逃さなかったハイパミはストンピングやニークラッシャーで右脚を攻めてから逆片エビ固め、代わった中島もレッグブリーカーを連発からボディープレス、サイキックと享楽共鳴が山下の右脚を狙い撃ちにする。
中島は山下にダイビングヘッドハンターから右脚へ619、しかし再度の619は伊藤が身を挺して頭突きで迎撃し、それでも動けない山下に中島がニーロックで捕らえ、ローキック、関節蹴りから突進すると、山下がハイキックで迎撃する。
代わった伊藤が中島に一本足頭突きから世界一可愛いナックルを浴びせると、デルフィン式スイングDDT狙いは、中島が阻止しコーナーへブルドッキングヘッドロックからライダーキックを命中させ、代わったハイパミが死角からのアッパーカット、伊藤の串刺しを避けて串刺しニー、アイアム・ア・ヒーローを命中させる。
代わった中島が伊藤に切り込み式フォアアームからダブルアームDDTを狙い、伊藤が逃れるも、中島はドロップキック、トップロープからの619、しかし伊藤を場外へ出してのトペスイシーダは山下がハイキックで迎撃すると、伊藤が場外DDTを敢行するが、リングに戻ると中島が伊藤をバタフライロックからの無人在来線固めで絞めあげ追い詰めにかかるも、伊藤は必死でロープエスケープする。
中島はノーザンライトスープレックス狙いは伊藤が阻止するとリストを掴んでのエルボーのラリーに持ち込み、中島が競り勝ったが、伊藤は食い下がりエルボーを狙う中島に頭突きからDDTも、フライングビックヘッドは自爆してしまう。
中島が伊藤にダブルアームDDTからダイビングセントーンを狙うが山下が阻止すると、ハイパミが入り享楽共鳴が619&ランニングニーの合体攻撃を山下に浴びせ、享楽共鳴は中島が伊藤にノーザンライトスープレックス、ハイパミが山下にハイパミリターンズの同時攻撃を狙うも、、逃れた伊藤がハイパミを踏み台にして中島にスイングDDT、山下はハイパミにリターンクラッシュを炸裂させて4選手ダウン、そして起き上がった12ミリオンは山下は伊藤に頭突きを浴びせれば、伊藤も山下に頭突きを浴びせて互いに喝を入れる。
享楽共鳴の串刺しを迎撃した12ミリオンは、伊藤が中島にスイングDDTから山下がバスソーキック、ハイキック&頭突きのサンドウィッチ攻撃を決め、中島は伊藤にウラカンラナから619は伊藤がキャッチして伊藤デラックス狙いを、中島が丸め込んでからノーザンライトスープレックスを決めれば、伊藤が飛びつきDDT、伊藤は中指を立てると、中島はナックルを浴びせ、伊藤は頭突きで応戦し、ハイパミも山下にキングスレイヤーからハイパミリターンズを決めたが、倒れない山下がスカルキックでハイパミをKOする。
中島を孤立させた12ミリオンは中島にディープインパクト&ジャーマンの合体攻撃から伊藤が伊藤デラックスで中島を捕らえると、中島がたまらずギブアップとなって12ミリオンが優勝を果たした。
試合後の伊藤は優勝でうれし泣きしながら「中嶋の悔しさがわかるとして勝った来た選手の分まで頑張る」として、ウィストランド・ウォー・ハーディ(マックス・ジ・インペイラー ハイディ・ハウイツァ)からプリンセスタッグを奪取をアピーするが、、山下は伊藤を最高のビジネスパートナーと称えると、伊藤は山下のビジネスパートナー発言に怒り口論となるも、山下はパートナーは最高のパートナーだと称えたことで、機嫌が戻った伊藤は山下と12ミリオンを連呼して締めくくった。
内容的にはチームワークは享楽共鳴で、山下と伊藤は互いにシングルプレーヤーのため、序盤は分断されて先手を奪われてしまったが、享楽共鳴が決め手に欠いたところで12ミリオンの流れになってしまい、勢いで押し切ってしまった。
12ミリオンはこれでAEWに流出している3・18の有明コロシアムでプリンセスタッグに挑戦することになったが、問題なのは王者であるウィストランド・ウォー・ハーディがアメリカで防衛戦をすることから結果次第では相手が変わる可能性があるため、ウォー・ハーディが王者として来日するかどうか現時点では未定だ。
セミファイナルではAEW遠征を終えた坂崎が3・18有明コロシアムでプリンセス王座をかけて対戦する瑞希と久しぶりにマジカルシュガーラビッツを結成して未詩&鈴芽と対戦、未詩と鈴芽は連係で瑞希を捕らえにかかるが、坂崎がが入るとマジラビは息の合った連係で反撃し、場外戦では同時プランチャスイシーダを命中させる。
マジラビは息の合った連係で鈴芽を捕らえリードし、代わった未詩もマジラビの連係に翻弄されてリードを奪えない。しかし未詩は瑞希をコーナーに叩きつけるとショルダータックルからカナディアンバックブリーカーで担ぎ上げ、坂崎がカットに入っても、マジラビの連係を未詩が阻止して二人まとめてボディースラムで投げ、瑞希のドロップキックもキャッチしてジャイアントスイングで大回転する。
代わった鈴芽は再びマジラビの連係に捕まるが、坂崎はローリングエルボーも避けた鈴芽がフライングヘッドシザースからドロップキック、三日月流星群を命中させるも、リングアベルを逃れた坂崎は低空顔面蹴りからスライディングラリアットを放つ。
坂崎は鈴芽にマジカルメリーゴーランドを狙うが、未詩がバッティングハンマーで阻止すると、未詩は坂崎にアバランシュホールドから鈴芽と合体ボディープレスを決める。しかし瑞希は未詩を排除すると、鈴芽にキューティースペシャルから、坂崎は未詩をマジカルメリーゴーランド、そしてマジラビのトイストーリー4で3カウントとなり、マジラビが完勝を収める。
第5試合では3・18名古屋で未詩の保持するインターナショナル王座に挑戦するジャナイがヒカリ組んで、辰巳&愛野と対戦し、辰巳はエルボーもいなしたジャナイは鋭いミドルキックを浴びせ、愛野とのスマイルトレインも自爆させると、愛野はショルダータックルを受けきってジャナイはミドルキック、首投げからブレーンバスターと攻める。
辰巳組はヒカリを捕らえて試合をリードするが、代わったジャナイは辰巳に掌底のラッシュからハイキックも、避けた辰巳は低空ドロップキックからドラゴンスクリュー、足四の字固めで捕らえたが、ジャナイはロープエスケープ、辰巳の突進を避けたジャナイはダッシュミドル、シングルレッグキックから変型ドラゴンスリーパーも辰巳は切り返してドラゴンスリーパーで捕らえる。
代わった愛野はダイビングエルボーから辰巳との連係でジャナイを捕らえ、ショルダータックルからブルドッキングヘッドロック、愛と炎のフルネルソンで捕らえたがヒカリがカット、愛野はヒカリを排除すると、ジャナイにヴィーナスDDTを狙うが、逃れたジャナイはヒカリの援護を得て愛野に前蹴りから掌底のラッシュ、愛野はショルダータックルからサイドスープレックスで応戦する。
しかし愛野が起したところでジャナイがハイキックが炸裂すると、慌てた辰巳がヒップアタックでカットしようとするが、愛野に誤爆してしまい、最後はジャナイがハーフネルソンバスターからローリングバスソートルネードキックで3カウントを奪い勝利を収める。
第4試合では荒井がぽむと対戦し、SKEの応援グッズを纏ったぽむは、荒井に試合よりライブを要求し、荒井もSKE48の新曲が流れる中ダンスを披露するが、ぽむの求めに応じてFinallyを披露しようとしたところで、ぽむに丸め込まれて試合開始となる。
これに怒った荒井はぽむを攻めるも、ぽむは様々な脛攻撃で荒井を苦しめ、応援グッズを使ったでんでん太鼓までも披露、しかしミサイルキックは自爆すると、荒井はサソリ固めで反撃、フルネルソンバスターはぽむが丸め込むも、キックアウトした荒井はビックブーツからフルネルソンバスター、Finallyで3カウントを奪い勝利となった。