1月29日 東京女子プロレス「第3回“ふたりはプリンセス”Max Heartトーナメント」埼玉・春日部ふれあいキューブ 251人満員(声出し解禁仕様)
(試合内容は実況ツイートより)
<第1試合 15分1本勝負>
〇桐生真弥(6分50秒 片エビ固め)×HIMAWARI
※スパインバスター
<第2試合 15分1本勝負>
〇瑞希(9分7秒 フェースロック)上原わかな
<第3試合 3WAYマッチ 20分1本勝負>
〇らく(7分17秒 片エビ固め)×猫はるな
※ドクターイエロー あと一人は愛野ユキ
<第4試合 20分1本勝負>
荒井優希 〇鈴芽 遠藤有栖(12分44秒 片エビ固め)乃蒼ヒカリ 角田奈穂 ×鳥喰かや
※リング・ア・ベル
<第5試合 第3回“ふたりはプリンセス”Max Heartトーナメント 準決勝 時間無制限1本勝負>
山下実優 〇伊藤麻希(14分34秒 伊藤パニッシュ)宮本もか ×長野じゅりあ
<第6試合 第3回“ふたりはプリンセス”Max Heartトーナメント 準決勝 時間無制限1本勝負>
〇中島翔子 ハイパーミサヲ(16分55秒 片エビ固め)×辰巳リカ 渡辺美詩
※ダイビングセントーン
いよいよ準決勝を迎えた「第3回“ふたりはプリンセス”Max Heartトーナメント」まずセミファイナルでは山下&伊藤の12ミリオンが宮本&長野の伝統派空手タッグと対戦し、先発で出た長野は山下に蹴り、正拳突きの連打で攻め込むが、山下はローキックで返すと、首投げからサッカーボールキック、代わった伊藤が長野をロープを利用したキャメルクラッチと12ミリオンが長野を捕らえて先手を奪う。
長時間捕まった長野は伊藤に横蹴りから、代わった宮本が伊藤にエルボーの連打、正拳突きと反撃も、手刀が避けられると足を取った伊藤がシーソーから山下がミドルキックと連係、そして伊藤が逆片エビ固めと今度は宮本が捕まってしまう。
山下はリターンクラッシュからコブラクラッチで宮本を追い詰めるが、逃れた宮本はボディースラム、正拳突き、アームホイップで反撃すると、代わった長野が袈裟斬りを連発、山下はトラースキックからミドルキックも、伊藤が入っての12ミリオンの連係を阻止した長野は二人まとめて串刺しサイドキックを浴びせる。
長野は打撃のコンポもキックをキャッチした伊藤は肘を落とし、串刺しバックエルボー、スイングDDTは長野が逆さ押さえ込みで切り返しても、キックアウトした伊藤がハングマンDDTで突き刺し、宮本がカットも山下が排除、伊藤は長野に逆エビ固めを狙うが、蹴って逃れた長野はハイキックから腕固めで捕らえ、山下がカットに入ろうとしても、宮本が羅生門でセーブする。
しかし宮本を振り切った山下が長野をカット、それでも空手タッグは同時正拳突きも、二人同時の突進は12ミリオンが迎撃、長野に裏拳&ハイキックのサンドウィッチ攻撃から、伊藤が逆エビ固めは宮本が必死でカットし、山下をゼロ戦キックで排除する。
伊藤と長野はエルボーのラリーになると、長野のハイキックは伊藤が頭突きで迎撃、それでも長野は打撃のコンポからブラジリアンキックを炸裂させるが、旋風脚を避けた伊藤が頭突きから伊藤パニッシュで捕らえると、長野はたまらずギブアップとなり、12ミリオンが決勝に進出する。
メインは昨年の決勝戦のカードである辰巳&未詩の白昼夢vs中島&ミサヲの享楽共鳴は、享楽共鳴がマイクで昨年のリベンジをアピールして、正々堂々と握手と見せかけてスプレース攻撃で奇襲をかけるが、白昼夢に返り討ちにされ、それでも享楽共鳴が反撃して中島が未詩にドロップキックからコーナーでバク宙も、着地の際に左足を痛めたのか動けなくなってしまう。
これを逃さなかった白昼夢が中島の左足を狙い撃ちにして試合をリード、未詩がレッグロックで捕らえるも中島は必死でロープエスケープし、中島は反撃を狙うが動けないため、白昼夢が容赦なく連係で中島を攻める。
中島は辰巳にドロップキックからやっとハイパミに代わり、ハイパミは辰巳にランニングエルボーバット、クロスボディーと攻めるが、串刺しニーは避けられると、辰巳がハイパミの右脚を攻め、代わった未詩がバックブリーカーと孤軍奮闘するハイパミを痛めつける。
辰巳がハイパミの右脚へドロップキックから足四の字固めで追い詰めにかかるが、ハイパミは必死でロープエスケープ、白昼夢が合体スタンプ攻撃を狙うが、避けたハイパミは未詩にクロスボディーも、キャッチした未詩がバックブリーカーからジャイアントスイングで回転する。
未詩はショルダータックルからカナディアンバックブリーカーでハイパミを追い詰めるが、ハイパミはチキンウイングフェースロックで切り返し、カーブストンプからハイパミリターンズは逃れた未詩がアバランシュホールドで応戦する。
ハイパミはやっと戦列に戻った中島、未詩は辰巳に代わり、辰巳が低空ドロップキックからドラゴンスクリューで中島の左足を攻め、足四の字固めは中島が逃れたが、辰巳はミサイルヒップからドラゴンバックブリーカーを狙うと、中島がフロントネックロックで捕らえ、切り返した辰巳はスリーパーからドラゴンスリーパー狙いは、中島がノーザンライトスープレックスで逃れる。
中島は辰巳に619を命中させるが、2発目は辰巳がキャッチしてドラゴンスクリュー、グラウンドドラゴンスクリューから足四の字固めで追い詰めにかかり、中島は意地でリバースしたが辰巳が元に戻す、ハイパミが必死でカットするが未詩が排除する。
辰巳は中島にツイストオブフェイドを決めると、ミサイルヒップを狙うが、中島が避けたところで、ハイパミがアイアムアヒーローを辰巳に命中させ、享楽共鳴がトレイン攻撃を狙っても、未詩が入って阻止し白昼夢エタニティは、ハイパミがカットして、辰巳にキングスレイヤーを決める。
中島は場外に逃れた未詩にトペコンを命中させると、リング内ではハイパミが辰巳にハイパミリターンズ、そして中島がダイビングセントーンと波状攻撃を決め3カウントを奪い、享楽共鳴が絶体絶命のピンチを乗り越えて白昼夢にリベンジを果たして決勝に進出した。
試合後に享楽共鳴が会場奥で見ていた12ミリオンを呼び出すと、ハイパミが「享楽共鳴は誰にも負けない、ヒーローと怪獣が退治する、楽しみにしているからな」と12ミリオンにマイクを渡すが、伊藤は「世界一可愛いのは伊藤ちゃーん」とアピールしたことで享楽共鳴が怒って立ち去れと命じ、12ミリオンは退場、最後は享楽共鳴が信頼と絆を確かめ合って「私たちが享楽共鳴だ!」で締めくくった。
おそらく中島は着地の際に膝か足首をくじいたのかもしれない、一歩間違えればレフェリーストップだったかもしれないが、中島が意地で試合を続行させ乗り切ることが出来た。
トーナメントの決勝は12ミリオンvs享楽共鳴となったものの、享楽共鳴の不安材料は中島の左脚で、幸い決勝戦まで2週間があることからどこまで回復するのか…