鷹木が初の異種格闘技マッチでO・カーンを絞め落とし、いざIWGP世界ヘビー級も、オカダは横アリロス?


1月22日 新日本プロレス「THE NEW BEGINNING in NAGOYA」愛知県体育館 1650人
(試合内容は実況ツイートより)

<第1試合 20分1本勝負>
〇真壁刀義 矢野通(9分25秒 片エビ固め)×中島佑斗 オスカー・ロイペ

<第2試合 20分1本勝負>
鈴木みのる 〇成田蓮 エル・デスペラード 本間朋晃(10分40秒 コブラツイスト)EVIL 高橋裕二郎 SHO ×ディック東郷

<第3試合 20分1本勝負>
ザック・セイバーJr. 〇シェイン・ヘイスト マイキー・ニコルス 藤田晃生(11分12秒 エビ固め)後藤洋央紀 石井智宏 YOSHI-HASHI ×大岩陵平
※ダイナミックボム

<第4試合 30分1本勝負>
KENTA 〇エル・ファンタズモ 石森太二(11分27秒 体固め)棚橋弘至 マスター・ワト ×邪道
※サドンデス

<第5試合 30分1本勝負>
〇ウィル・オスプレイ アーロン・ヘナーレ フランシスコ・アキラ(9分24秒 片エビ固め)タイチ 金丸義信 ×DOUKI
※ヒドゥンブレイド

<第6試合 30分1本勝負>
オカダ・カズチカ 〇海野翔太 田口隆祐 YOH(11分20秒 片エビ固め)内藤哲也 SANADA 高橋ヒロム ×BUSHI
※デスライダー

<第7試合 「KOPW 2023」争奪戦 異種格闘技マッチ 60分1本勝負>
【KOPW2023所持者】〇鷹木信悟(22分37秒 TKO)【挑戦者】×グレート・O・カーン

新日本プロレス2023年度最初のシリーズが愛知から開幕、メインはKOPW2023争奪戦、保持者の鷹木にO・カーンが挑戦もルールはファン投票の結果、O・カーンが提案した異種格闘技マッチとなり、ルールも胴着着用で決着もKO、TKO、タップで場外へ逃れてもセコンドがリングに戻すランバージャック、完全決着ルールとなり、O・カーンは胴着着用でUNITED EMPIREの面々がトレインで入場したのに対し、鷹木は胴着の上部分だけを着用、LIJはセミ出場したばかりということで一人で登場した。
開始となると、腕の取り合いからO・カーンが飛びつき腕十字で捕らえ、三角絞めへ移行しようとしたら、抜けた鷹木は横四方で捕らえるも、切り返したO・カーンは再び腕十字狙いは鷹木が逃れ、O・カーンは猪木アリ状態を仕掛ければ、鷹木も猪木アリ状態になり、グラウンドになるとO・カーンは足関節狙いは、鷹木はロープエスケープする。
差し合いから鷹木が押し込むとショルダータックルからセントーン投下したが、カバーはフォールはないため無効、O・カーンは場外へ逃れ、UNITED EMPIREの面々が介抱してからO・カーンがリングに戻ると、差し合いでO・カーンが押し込んだところで、BUSHIを除いたLIJがやっとリング下に現れてランバージャックに加わる。
O・カーンは巴投げで投げると、鷹木が場外へ逃れたが、UNITED EMPIREが戻し、O・カーンは胴絞めで20日の横浜アリーナ大会での中嶋勝彦戦に攻められた鷹木の腹部を攻め、O・カーンは腰投げから横四方で捕らえ、抜けた鷹木に下から三角絞め、腕十字狙うが、鷹木がロープエスケープする。
鷹木が体落としを狙っても、O・カーンが潰して股裂きで捕らえて、鷹木はロープエスケープ、O・カーンは胴絞めから掌打も、鷹木はロープエスケープして場外へ逃れて、LIJがリングに戻すと、O・カーンは引き込みからアキレス腱固めで、鷹木はロープエスケープと得意の柔道をベースにした投げと、グラウンドで試合を有利に進める。
鷹木はレッグロックを狙うと、O・カーンは三角絞めを狙うが、逃れた鷹木はエルボーの連打からニーの連打を浴びせるが、、O・カーンがニーリフトの連打で鷹木がダウンし、O・カーンは払い腰を狙うも、鷹木が一本背負いからパンピングボンバーを炸裂させる。
胴着を脱いだ鷹木はキチンシンクからDDT、スライディングパンピングボンバーと放ってから肩固めで捕らえ、O・カーンはロープエスケープする。

O・カーンは場外へ逃れてもLIJが戻し、鷹木はエルボーの連打もO・カーンは裏投げ、払い腰、組み合ってから大外刈り、肩固めで捕らえ、鷹木はロープエスケープする。
O・カーンは胴着を使った絞め技から帯で首を絞めロープ越しで絞首刑を敢行すると、場外ではLIJとUNITED EMPIREが乱闘になり、オスプレイが場外に出た鷹木にオスカッターを敢行すると、リングに戻ってからO・カーンは裏投げで鷹木がダウンする。
立った鷹木にO・カーンが一本背負いを連発、鷹木がスリーパーで捕らえても、O・カーンがスリーパーで捕らえたが鷹木が裏熨斗紙で逃れた、鷹木がダイビングニードロップ、ハツラツエルボーから頭突きの連打、突進はO・カーンがスリーパーも鷹木がラスト・オブ・ザ・ドラゴンを決め両者ダウンとなる。

しかしO・カーンが立ったところで、鷹木がスライディングTを炸裂させ、首へのエルボーの連打から片羽交い締めで一気に絞めあげるとO・カーンが落ちたため試合ストップ、鷹木が防衛を果たした。

試合後の鷹木は中嶋へのリベンジ、KOPW2023を守り抜いたことをアピールすると、次の標的はIWGP世界ヘビー級王座としてオカダを呼び出し、ベルトを持ってオカダが現われると、鷹木はKOPWルールでのIWGP戦を提案するが、「IWGPのベルトは、男と男の、ルールもなく、しっかりとしたプロレスで戦う。これがIWGP世界ヘビーのベルトだと、俺は思います!」と丁重に断り、「IWGP世界ヘビーの、新日本プロレスの戦いを、二人で見せてやりましょうよ!」と呼びかけて去って行くと、最後は鷹木がLIJのメンバーと共に大会を締めくくった。
試合内容では異種格闘技ルールだとO・カーンの土俵で鷹木が不利だったものの、鷹木はプロレスに拘ったことで試合の流れを変えることが出来た。
そして鷹木の次なる標的はIWGP世界ヘビー級選手権になったが、気になったのは解説の真壁刀義が「(2人のマイクについて)鷹木とオカダには戦いを感じないんだよ。だから素直に『おう、お前らここでよく言った』とは言えないんだよな。アツいものを感じたかったけど、イマイチな感じがした」とコメントしたことだった。
同日に行われたNOAH横浜アリーナ大会で2・21東京ドーム大会のカードが発表され、オカダvs清宮海斗のカードが正式決定したものの「会社の上の人間が勝手に決めただけでしょうけど、なんかそんなトントン拍子で行っても面白くないですし、本当にやりません。勝手に会社がカードを発表しただけであって、別に新日本プロレスの大会でもないですし、僕がそこで闘う必要ってのはないと思うんで、僕はやらないです」と拒否の意向を示した。
真壁の意見とすれば、19日の横浜アリーナではあれだけの修羅場をオカダだけでなく真壁も経験したことで、熱いものを感じたのも事実だと思う、いざ鷹木となればそれ以上に燃えられるのかというものもあるのではないだろうか。オカダにしてみれば現在は鷹木に集中したいし、防衛したとしてもアメリカでの防衛戦も控えていることから清宮だけに集中してられない、だがオカダはそれで満足なのだろうか…案外オカダはロス状態に陥ってしまっているのかもしれない。

セミファイナルではオカダが海野&田口&YOHと組んで内藤&SANADA&ヒロム&BUSHIのLIJと対戦、試合はLIJが田口を捕らえて試合をリードも、代わったオカダがエルボーアタックから串刺しバックエルボー、DDT、足をクロスしての変形コブラツイストとSANADAに猛反撃、突進はSANADAが低空ドロップキックからドロップキックで迎撃し、代わった内藤はオカダにアームホイップからドロップキックで続くも、突進はオカダがフラップジャックで叩きつける。
代わった海野は内藤にティヘラ、エルボーの連打、ヒップトスから側頭部へドロップキック。サマーソルトドロップ、串刺しバックエルボーからフィッシャーマンズスープレックスホールドと攻め込み、エクスプロイダーを狙うが、逃れた内藤にエルボーのラリーに持ち込み、海野が連打も内藤はバックエルボー、マンハッタンドロップ、引き込みエルボーの連打、ネックブリーカーと反撃する。

代わったBUSHIは海野にミサイルキックを放つと、LIJがトレイン攻撃から連係で海野を蹂躙するが、BUSHIはライトニングスパイラル狙いは、オカダがカットから各選手が入って乱戦になり、BUSHIは海野にスピンキックに対し、海野はポップアップアッパーカット、垂直落下式リバースDDT、デスライダーと畳みかけて3カウントを奪い勝利、試合後はヒロムとYOHが乱闘、リング内では内藤と海野が睨み合ってから、海野が内藤を場外へ落とし掟破りの寝そべりフェイントで牽制する。

第2試合の鈴木&成田&デスペラードの混成軍に本間が加わり、House of toutureと対戦するが、鈴木とデスペラード以外しっくりこない混成軍に対し、House of toutureはタッチワークを駆使して本間を捕らえて試合をリードも、鈴木の激に応えた本間は裕二郎にビックブーツ、切り返しからDDTで反撃、EVILにもブレーンバスターと猛反撃する。
代わった鈴木も、EVILにエルボーの連打、連係を狙うHouse of toutureを蹴散らしてEVILにビックブーツを連発からPK、エルボーの連打と浴びせるも、裕二郎の援護を得たEVILはトラースキックで反撃すると、代わった東郷と鈴木を袋叩きにして東郷がナックルを浴びせる。
鈴木は東郷に殴りつけるエルボーを浴びせてから、成田に檄を飛ばして交代する。成田は東郷にミドルキックで攻め込むが、SHOの援護で東郷が地獄突きで反撃するとHouse of toutureがトレイン攻撃からEVILがフィッシャーマンズバスターを決め、東郷は成田にスポイラーチョーカーで捕らえる。
しかし鈴木がスリーパーでカットに入ると、鈴木の援護で成田がPK、ハーフラッチスープレックスからコブラツイストで東郷からギブアップを奪い勝利を収める。
試合後に鈴木はデスペラードだけでなく本間ともグータッチを交わすが成田は応じない。それでも鈴木はHouse of toutureの保持するNEVER無差別6人タッグに挑戦を表明したが、House of toutureは拒否した。

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