ドリームタッグ、KOPW2023争奪戦、敗者日本追放、新ユニット結成…新日本プロレスの2023年が始まった!


1月5日 新日本プロレス「NEW YEAR DASH!!」東京・大田区総合体育館 2713人
(試合内容は実況ツイートより)

<第1試合 20分1本勝負>
〇EVIL 高橋裕二郎 ディック東郷(8分26秒 片エビ固め)成田蓮 ×本間朋晃 タイガーマスク
※マジックキラー

<第2試合 20分1本勝負>
タイチ 金丸義信 〇DOUKI(9分17秒 ホルヘ・リベラ・スペシャル)ウィル・オスプレイ TJP ×フランシスコ・アキラ

<第3試合 20分1本勝負>
ザック・セイバーJr 〇シェイン・ヘイスト マイキー・ニコルス(8分2秒 片エビ固め)後藤洋央紀 ×YOSHI-HASHI 石井智宏
※タンクバスター

<第4試合 30分1本勝負>
海野翔太 真壁刀義 田口隆祐 〇YOH(13分17秒 片エビ固め)内藤哲也 SANADA ×高橋ヒロム BUSHI
※DIRECTDRIVE

<第5試合 30分1本勝負>
棚橋弘至 〇タマ・トンガ ヒクレオ マスター・ワト(11分29秒 反則勝ち)ジェイ・ホワイト KENTA ×エル・ファンタズモ 石森太二

<第6試合 KOPW2023争奪戦 4WAY戦>
〇鷹木信悟(12分50秒 片エビ固め)矢野通
※ラスト・オブ・ザ・ドラゴン あと二人はSHO、グレート・O・カーン
☆鷹木がKOPW2023保持者となる

<第7試合 30分1本勝負>
〇オカダ・カズチカ ケニー・オメガ(13分36秒 片エビ固め)ジェフ・コブ ×アーロン・ヘナーレ
※レインメーカー

新日本プロレスの2023年度の開幕戦である1・5大田区大会が開催され、今回はカードは当日発表だけでなく、入場曲でカードが決定となる方式が取られた。

まず第1試合では成田&本間&タイガーの本隊がEVIL&裕二郎&東郷のHouse of toutureと対戦し、House of toutureの奇襲から試合が始まるとタイガー捕らえて先手を奪う。終盤では成田、タイガーの援護を得た本間がEVILに小こけしを命中させるも、裕二郎が杖で一撃してから、EVIL&東郷がマジックキラーで本間から3カウントを奪い、House of toutureが勝利も、試合後にHouse of toutureが成田を袋叩きにする。
そこで鈴木みのるが現われると成田を救出するが、House of toutureが返り討ちにすると、今度はデスペラードが現われて鈴木を救出してHouse of toutureは退散、そして鈴木とデスペラードは握手を交わすも、成田とは交わさず、鈴木はデスペラードと一緒に退場するが、成田は二人を追いかけるように退場していった。

鈴木は鈴木軍を解散した後は全日本プロレスで土井成樹と大森北斗でユニットを結成しており、このまま全日本プロレスに主戦場を移すのではと思われていたが、鈴木は新日本プロレスと全日本プロレスとで二つユニットを作り、両団体を股にかけるつもりなのか…

第2試合ではタイチがTAKA、金丸、DOUKIを従えて登場し、試合が組まれていないTAKAがマイクを持って4人で新ユニットを結成を宣言して、ユニット名をJust four guysとする。

Just four guysはオスプレイ&CATCH22のUNITED EMPIREと対戦し、序盤はUNITED EMPIREが金丸を捕らえて試合をリードも、金丸はオスプレイに低空ドロップキックから延髄斬りを放つと、代わったタイチがオスプレイにステップキックからサッカーボールキック、ジャンピングボレーキックからノド輪、スピンキック、串刺しアックスボンバー、ソバットと攻め、オスプレイはマウスから延髄斬りもタイチはアックスボンバーで応戦する。

終盤ではCATCH22がDOUKIを捕らえ、リーリングタワーを狙うが金丸が阻止し、アキラはDOUKIにジャーマンからスピードファイヤーを狙うが、DOUKIがホルヘ・リベラ・スペシャル丸め込んでで3カウントを奪い勝利も、怒ったTJPがDOUKIにマウントナックルを浴びせ、UNITED EMPIREでDOUKIを袋叩きにするだけでなく、オスプレイはTAKAに急所蹴りで八つ当たり、CATCH22が金丸&DOUKIに対してIWGPジュニアタッグ王座をかけて対戦をアピールすれば、オスプレイとタイチは乱闘を繰り広げる。

第3試合ではシェイン&マイキーのザックを加えた新生TMDKが始動して、毘沙門(後藤&YOSHI-HASHI)&石井のCHAOSと対戦、TMDKが後藤を捕らえて試合をリードすると、後藤はザックに時間差ラリアットで反撃してから石井に代わり、ザックと読み合いから石井がバックドロップで投げれば、カットに入るシェインやマイキーも返り討ち、石井とザックがエルボーのラリーを繰り広げ、読み合いからザックがコブラツイストに対し、石井がヒップトスも、ザックはエルボースマッシュ、石井は逆水平もザックは右腕を折りたたんでストンピング、石井はショルダータックルと互角の攻防を繰り広げる

毘沙門はマイキーを捕らえて消灯を狙うが、石井とザックが入って、石井がザックにジャーマンで投げれば、ザックはPKで応戦、しかしその間にYOSHI-HASHIはマイキーに突進したところで、シェインがドロップキックで迎撃すると、TMDKがタンクバスターで3カウントを奪い勝利を収める。

試合後は石井がザックのTV王座、TMDKは毘沙門のIWGPタッグ王座挑戦を迫りるだけでなく、TMDKはヤングライオンの藤田晃生を勧誘すると、藤田が応じてTMDK入りとなった。

これで鈴木軍はAEW所属のアーチャー、先にTMDK入りしたザック、新ユニットを結成した鈴木、タイチと4つに分かれたようだ…

第4試合では海野&真壁&田口&YOHの連合軍が内藤&SANADA&ヒロム&BUSHIのLIJと対戦し、LIJが田口を捕らえて先手を奪い、徹底的に痛めつける。

長時間捕まった田口はSANADAにヒップアタックで反撃すると、代わった真壁がSANADAにショルダータックルからコーナーナックル、ヒロムとBUSHIがカットもラリアットで返り討ちに、志願で交代した海野もSANADAに、アームホイップからティヘラ、ドロップキックと攻め、SANADAに串刺しバックエルボーからフィッシャーマンズスープレックスホールド、エクスプロイダーはSANADAが逃れると、海野の回転エビ固めを切り返してパラダイスロックで捕らえて、尻へドロップキックを放つ。
代わった内藤は海野にバックエルボーから後頭部へドロップキック、串刺し低空ドロップキックと攻めるが、内藤は延髄斬りもガードした海野はSTFで捕らえ、エルボーのラリーから内藤の連打に対し海野は延髄斬りを放てば、内藤も延髄斬りで応戦すれば、読み合いから海野が垂直落下式エクスプロイダーで投げる。
YOHvsヒロムに代わってYOHがエルボーの連打から切り込み式フォアアームを放つと、連合軍がヒロムにトレイン攻撃、YOHがヒロムにファルコンアロー式牛殺しを決めるが。突進は迎撃されるとLIJが連係からヒロムがヒロムちゃんボンバー、コーナーデスバレーからのTIME BOMBを狙うがYOHは逃れ、ヒロムはスーパーキックからTIME BOMB2も、YOHが逃れてトラースキックを放つと、最後はファルコンアロー式牛殺しからDIRECTDRIVEでヒロムから3カウントを奪い勝利を収め、試合後は今まで海野相手に視線すら合わせようとしなかった内藤が海野と視線を合わせ、YOHはヒロムの保持するIWGPジュニアヘビー級王座に挑戦を表明する。

第5試合では棚橋&タマ&ヒクレオ&ワトがジェイ&KENTA&ファンタズモ&石森のBULLET CLUBと対戦、BULLET CLUBは棚橋を捕らえて試合をリードするが、棚橋はジェイにドラゴンスクリューからヒクレオに代わり、ジェイは逆水平もヒクレオは放り投げてビックブーツを浴びせ、KENTAや石森がカットに入ってもヒクレオはラリアットで次々となぎ倒していく。

ヒクレオはジェイに串刺しボディーアタックからアバランシュホールドと攻めるが、バックフリップはサミングで逃れたジェイが膝裏へバックタックル、ピンプジュースと反撃する。
タマvsファンタズモに代わると、タマが串刺しボディーアタック、読み合いはファンタズモがソバットに対し、タマは火の玉ボムを決めてから、各選手が入って乱戦となり、ヒクレオが高速パワースラムでジェイを排除するが、タマがファンタズモにガンスタンを狙うと、外道が身代わりに入って食らってしまい、ファンタズモがNEVERベルトを手にしてタマを殴打するも、レフェリーがしっかり目撃したため、BULLET CLUBの反則負けとなった。
しかしジェイの怒りは収まらず、イスで何度もヒクレオを殴りつけると、ダウンしたヒクレオに対して、全てヒクレオが悪いとして、ヒクレオとの敗者日本追放マッチを要求し、再びイスで何度も殴打してからブレードランナーでヒクレオをKOする。
ジェイの要求には驚かされたが、敗れた場合、本当にこのまま新日本プロレスから去るのだろうか…

セミファイナルではKOPW2023争奪4WAY戦、1・4ドームで行われたニュージャパンランボーで勝ち残った鷹木、矢野、O・カーン、SHOの間で争われ、SHOはHouse of toutureを伴って登場、開始後もSHOと矢野は高みの見物と考えてリングから降りてしまい、リングに残った鷹木とO・カーンの二人が攻防を繰り広げる。
鷹木とO・カーンがぶつかり合いになったところで、矢野とSHOが入って二人を丸め込み、鷹木とO・カーンがSHOを捕らえるがHouse of toutureが場外へ引きずり出すと、SHOは矢野を崇コーナーに叩きつけて場外へ出してHouse of toutureが袋叩き、リングに戻された矢野をSHOが痛めつけるなど、SHOがHouse of toutureをうまく活用してリードする。

SHOは矢野にショルダアームブリーカーからスネークバイトで捕らえるが、鷹木がカットもSHOがサミングで反撃、足蹴からエルボーの連打も鷹木が一撃で返して連打を浴びせるが、串刺し狙いはまたHouse of toutureが阻止するとSHOが串刺しラリアットからブレーンバスター、マウントナックルで鷹木を痛めつける。
場外戦でもHouse of toutureの襲撃を受けた鷹木にSHOはリストを掴んでミドルキックの連打からスピアを狙うが、キャッチした鷹木がDDTで突き刺し、ショルダータックル、ボディースラムからセントーン!串刺しパンピングボンバーからブレーンバスターとSHOを攻めてからキタキタタイムとなる、
鷹木はスライディングパンピングボンバーを狙うが。避けたSHOはエルボーの連打からラリアットに対し、鷹木はバックエルボーからナックル、龍魂ラリアットで反撃も、場外で休んでいたO・カーンと矢野が割って入る。
O・カーンは矢野に一本背負いで投げるが、SHOがO・カーンに急所蹴り、矢野にはイスで一撃を浴びせるが、鷹木とO・カーンが一時休戦して、O・カーンの援護で鷹木がSHOにパンピングボンバーを炸裂させてから、場外のHouse of toutureを襲撃し、東郷とEVILを本部席に座らせてから裕二郎を叩きつけ、東郷とEVILは本部席ごとひっくり返る。
鷹木とO・カーンは連係でSHOを排除すると、O・カーンが握手と見せかけて鷹木にモンゴリアンチョップを浴びせたが、鷹木もモンゴリアンチョップで返し、そこで矢野が割って入るとO・カーンに崇コーナーへシーソーホイップで叩きつけ、鷹木にも狙ったが阻止した鷹木が矢野にパンピングボンバーを炸裂させる。
そこでO・カーンは矢野にエリミネーターを決めたが、鷹木がスライディングTでO・カーンを排除すると、矢野にラスト・オブ・ザ・ドラゴンを決めて3カウントを奪い、鷹木がKOPW2023を獲得して新設されたベルトを受け取る。

メインはIWGP世界ヘビー級王者のオカダ、IWGP USヘビー級王者のケニーのドリームタッグが実現し、コブ&ヘナーレのUNITED EMPIREと対戦、これまで死闘を繰り広げたオカダとケニーはベルトでタッチをかわしてエールを交わし合う。

序盤はケニーがスピードでコブを翻弄するが、代わったオカダがヘナーレに1・4ドームでのジェイ戦で痛めつけられた脇腹や腰をヘナーレに攻められ、リードを奪われてしまう。

コブが入ってオカダにトレイン攻撃から、コブの援護でヘナーレがランペイジを決めるが、Streets of Rageはオカダは逃れ、ヘナーレにボディーブローは食らってもドロップキックで応戦して、ダイビングエルボードロップからレインメーカーポーズを取る。
そこでケニーがヘナーレにVトリガーで炸裂させると、オカダ&ケニーがレインメーカー&Vトリガーのサンドウィッチ攻撃を完成させ、最後はオカダがレインメーカーで3カウントを奪い勝利を収めた。

試合後にはコブがケニーにIWGP USヘビー級王座への挑戦を迫って退場すると、続けてケニーも締めをオカダに託して退場、入れ替わりに鷹木が現われると、KOPW2023を獲得したことを報告してからIWGP世界ヘビー級王座への挑戦を表明する。
オカダは「IWGPはいつ何時誰の挑戦を受けるほど安くはない」としつつ、鷹木に興味を示していることから「いつ何時でも挑戦を受ける、かかってこいコノヤロー!」と受諾、最後はオカダが大会を締めくくった。

大会開始から早くも新展開が続出するだけでなく、21日の横浜アリーナではNOAHとの対抗戦も開催することが決定するなど、新日本プロレスの2023年度のドラマは既に始まっている。

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