清宮が稲葉との熱戦を制し、「景色を塗り替える」を旗印にタッグ結成へ!


7月5日 NOAH「NOAH “NEW HOPE” Day3」 シャトーアメーバスタジオ
(試合内容は実況ツイートより)

<第1試合 20分1本勝負>
〇レネ・デュプリ(8分28秒 片エビ固め)×タダスケ
※ダイビングエルボードロップ

<第2試合 20分1本勝負>
〇稲村愛輝(11分9秒 エビ固め)×岡田欣也
※スプラッシュマウンテン

<第3試合 20分1本勝負>
〇小峠篤司 大原はじめ(16分5秒 片エビ固め)覇王 ×仁王
※キルスイッチ

<第4試合 20分1本勝負>
△原田大輔(20分時間切れ引き分け)△吉岡世起

<第5試合 20分1本勝負>
〇清宮海斗(15分27秒 タイガースープレックスホールド)×稲葉大樹

「”NEW HOPE”」DAY3大会」が開かれ、メインは5月31日のDay2大会でメインを終えた清宮の前に現れた稲葉と対戦、二人は2019年のWRESTLE-1、12月31日の大阪大会でタッグを結成しており、WRESTLE-1が活動休止して以降、動向がわからなかった稲葉を清宮がDay2に招き、稲葉が応じたことで対戦が実現となった。
序盤はグラウンドで互いに出方を伺うも、ショルダータックルからフライングショルダーで先手を狙い、エルボーの連打、張り手のラリーからショルダースルーで叩きつける。

稲葉はエルボーのラリーから頭突きを浴びせるが、突進は伏せて避けた清宮はエルボーバット、ショルダータックルで返し、ヘッドロックは稲葉は、パワーで逃れるも清宮はヘッドシザース、抜けた稲葉はヘッドロック、切り返した清宮はフロントスリーパーも、持ち上げた稲葉はコーナーに乗せて突進するが、ジャンプして逃れた清宮はヘッドロックで捕らえ、逃れた稲葉はエルボーを放ち、清宮はエルボーからスリーパー狙いは、稲葉はバックドロップの体勢からパワーボムで叩きつける新技を披露し、串刺しエルボーから串刺しショルダーを連発し、キャノンボールからフィッシャーマンバスターと畳みかける。
稲葉はショルダースルーを狙ったが、清宮はDDTで切り返し、ランニングエルボー、エルボーバットからブーメランフォアアーム、ミサイルキックと反撃し、稲葉はエルボーの連打からラリーとなり、清宮のエルボーを避けた稲葉はジャーマンも、清宮はパワースラムで応戦する。

清宮はコーナー付近に座り込んだ稲葉にエルボーの連打、稲葉も打ち返し、清宮も連打で押し返そうとするが、稲葉も打ち返して一歩も引かない。

ところが清宮はエルボースマッシュからロープ越しでのブーメランスタンガンを決め、コーナーから後頭部へフライングフォアアーム、そしてタイガースーレックスを狙うが、稲葉が逃れて投げ放しでのタイガースープレックスからラリアットで返して、タイガースープレックスホールドを決めるも、清宮はカウント2でキックアウトする。

稲葉は極反り卍固めを狙うが、清宮は逃れ、突進する稲葉にドロップキックからジャーマンスープレックスホールドで投げるも、タイガースープレックスは稲葉がコーナーを蹴って潰して丸め込み、稲葉は延髄斬りを放っていくが、突進したところで清宮は裏投げからタイガースープレックスホールドで3カウントを奪い勝利を収めた。

試合後に清宮は「稲葉大樹、NEWHOPEに1人で乗り込んできた根性は素晴らしい。そして、味わったことのない情熱、熱さを感じることができました。俺はこのリングに上がってくる奴は全員が敵、挑んできた戦いは俺は逃げない、俺はこのリングを進化させていきたいと思います!」と称えて締めくくろうとすると、稲葉は「俺は点で終わらせたくない、清宮さん、俺と組んでください。あなたの近くで試合させてください、お願いします」とタッグ結成を呼びかけ、清宮も「もちろんですよ、稲葉選手の情熱はどこの選手にも出せない、俺たち2人でプロレス業界に風穴あけていきましょう!!」と応じ、最後は二人で「俺たち二人で、景色を塗り替えるぞ!!」で締めくくった。
1月13日に中嶋勝彦に思い切り敗れ、骨身に染みるほど屈辱を味あわされた稲葉は気持ちすら折れかけて後ろ向きになっていたが、清宮に向かっていった姿は後ろ向きになっていた稲葉ではなく、熱い試合を見せてくれた稲葉だった。このまま所属となるのかは現時点では不明だが、現在の稲葉ならNOAHは間違いなく歓迎してくれるはずだ。

セミファイナルの原田vs吉岡は、吉岡のキックを見切っていったん逃れた原田に吉岡が低空ドロップキックからミドルキック、サッカーボールキックを連発し、ストンピング、ネックブリーカー、キャメルクラッチでリードを奪う。

吉岡はエルボーの連打に対して、原田も打ち返してラリーにとなるが、吉岡がミドルキックに対して、原田がフェイントからショルダータックル、シーソーホイップで場外へ追いやってプランチャを命中させ、エプロンの角に吉岡の腰を打ち付ける。

リングに戻って原田はスリーパー、原田は巻き投げからヘッドシザース、ネックロック、首投げからチンロックで自身の流れに持ち込むと、エルボーのラリーから吉岡はミドルキックも、ロケットキックは原田がキャッチするとドラゴンスクリューを決め、レッグロック、膝めがけてストンピングを連発し、関節蹴りからドラゴンスクリューと足攻めでリードを奪う。

原田はニークラッシャーからアキレス腱固め、ニークラッシャーから低空ドロップキック、関節蹴りの連打と徹底的に右足を攻めるが、担ぎ上げるたところで吉岡が抵抗すると、原田が突進したところでミドルキックからシザースキックを浴びせ、串刺しを狙うが、原田はエプロンへショルダースルーで出すと、吉岡はロープ越しでミドルキックから、ロープ越しでカーブストンプを決め、場外へ逃れた原田にラ・ケブラータを命中させる。
リングに戻った吉岡は串刺しニー、低空ドロップキック、ショートレンジでPKの連打からPK、ソバットと打ち込むが、突進は原田はスロイダーで投げ、原田は串刺しエルボーからランニングエルボーアタック、ノーザンライトスープレックスホールドと畳みかけ、原田のショルダースルーも、吉岡は回転エビ固め狙おうとするが、原田はフットスタンプで潰す。
原田は片山ジャーマンを狙うが、逃れた吉岡が延髄斬りから旋風脚も、クラッシュドライバー狙いは原田が堪え、吉岡は延髄斬り、串刺しを狙う原田を迎撃も、キャッチした原田はレッグブリーカーを決め、ドラゴンスクリューからの足四の字狙いは、吉岡が丸め込んでトラースキックを炸裂させる。

両者ダウンから吉岡はスワントーンボムを狙うが自爆、しかし原田の突進は吉岡が飛びつき十字固めから丸め込み合戦、原田はボディーエルボーからターンオーバーニーを決め、片山ジャーマン狙いは吉岡は逃れるも、原田が背後からエルボーを浴びせる。ところが熨斗紙の体勢からgo2Sleepを決めるclock strikeを決め、バスソーキック炸裂させたが、両者ダウンのままで時間切れ引き分けとなった。


この試合に関しては20分では短いと思っていたが、原田の保持するIPWジュニアベルトをかけての再戦が濃厚になったようだ。

第3試合の小峠&大原vs覇王&仁王は、覇王&仁王が小峠を捕らえ、仁王がカタプルパからライオンサルト、トランスレイブを浴びせ、覇王が入ってトレイン攻撃、覇王の雪崩式フランケンシュタイナーから仁王がトランスレイブと追い詰めていくが、仁王はみちのくドライバー狙いは小峠がエビ固めで切り返す。
仁王の突進を小峠がゼロ戦キックで迎撃してサイドエフェクト、ダイビングボディープレスと畳みかけ、キルスイッチ狙いは覇王がミサイルキックでカットされるも、大原が風車式バックブリーカーの援護から小峠がコウモリ吊り落とし、キルスイッチで3カウントを奪い勝利となる。

稲村vs岡田は、岡田が小川良成仕込みの腕攻めで稲村を苦しめ、稲村のフォアアームを避けた岡田はミドルキックを連発し、サイドスープレックスからブロックバスターホールドで勝負に出たが、稲村はカウント2でキックアウトし、岡田は打撃の連打から突進するが、稲村はフロントスープレックスで放り投げる。

稲村はスプラッシュマウンテンを狙うが、着地した岡田はジャパニーズレッグロールクラッチも、ミドルキックは稲村がカマイタチで迎撃してアバランシュホールドを決め、スプラッシュマウンテンで3カウントで勝利も、岡田があと一歩まで稲村に迫れた試合だった。

デュプリvsタダスケは、ラリアットでデュプリを場外へ追いやったタダスケはトペコンを発射、リングに戻って脛へのとラースキックからDDT、スワントーンボムと攻め込むが、地団駄ラリアット狙いはデュプリはソバットで迎撃してバックドロップで投げる。
串刺しを迎撃したタダスケはコーナーからダイブもデュプリはトラースキックで迎撃し、デュプリドライバー狙いはタダスケが丸め込みを連発して、デュプリのパイルドライバーもリバースして丸め込むが、タダスケの突進をキャッチしたデュプリがデスバレーボムを決めると、ダイビングエルボードロップで3カウントを奪って勝利となった。

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