吉田&ディアマンテが健闘もルールに泣く…丸藤&望月の”もちまる”が無観客のGHCタッグ選手権を制し防衛!


4月4日 DRAGON GATE「THE GATE OF PASSION 2020」神戸サンボーホール 無観客
(試合内容は実況ツイートより、画像はDRAGON GATE NET WORKより)

<第1試合 20分1本勝負>
〇吉野正人 ドン・フジイ 斎藤了 Gamma(12分17秒 トルベジーノ十字固め)土井成樹 ドラゴン・キッド ×堀口元気 神田裕之

<第2試合 20分1本勝負>
ストロング・マシーン・J 〇ドラゴン・ダイヤ(8分49秒 レプレリアン・ラナ)ホーホー・ルン ×ジミー

<第3試合 30分1本勝負>
ウルティモ・ドラゴン 〇横須賀ススム(14分49秒 片エビ固め)Kzy ×箕浦康太
※横須賀カッター

<第4試合 30分1本勝負>
〇Eita B×Bハルク(13分5秒 片エビ固め)YAMATO ×パンチ富永
※イダルゴ

<第5試合 30分1本勝負>
ジェイソン・リー ヨースケ♡サンタマリア ▲奥田啓介(14分20秒 無効試合)ビッグR清水 ▲石田凱士 H・Y・O

<第6試合 GHCタッグ選手権試合 60分1本勝負>
【第52代選手権者組】〇丸藤正道 望月成晃 (17分43秒 片エビ固め)【挑戦者組】×吉田隆司 ディアマンテ
※不知火
☆望月&丸藤が初防衛に成功

 今回のDRAGON GATE神戸サンボー大会も無観客で行われ、メインではGHCタッグ選手権が組まれて王者の丸藤&望月の”もちまる”にR.E.Dから吉田&ディアマンテが挑戦した。当初は3月5日の後楽園で行われる予定だったが、コロナウイルスによる自粛で大会が中止となり、選手権は4月8日に後楽園にスライドも、また大会が中止となって、今回のサンボー大会に改めてスライドされるも、DRAGON GATEでGHCタッグ選手権の開催だけでなく、無観客での防衛戦も圧となった。

 試合は望月と吉田が先発で開始となり、ロックアップは吉田がなぎ倒すも、望月はキックからぶつかり合いを仕掛け、吉田は地獄突きから突進するが、望月がロープを下げてエプロンへ追いやると、ロープ越しで背中へPKを浴びせる。
 丸藤vsディアマンテに代わり、丸藤も初顔の相手ということで読み合いで出方を伺うと、突進するディアマンテをショルダースルーで場外へ落とし、吉田がすかさず入るが、選手権はNOAHのGHCルールで行われているため、DRAGON GATEルールであるノータッチでの交代は認められず、王者組は場外へ落とされた際に足を痛めたディアマンテの足に集中攻撃して先手を奪う。
 望月はビックブーツを放ってから突進するが、ディアマンテがドロップキックで迎撃してから場外戦へと持ち込み、吉田は丸藤に柵を投げつけ、ディアマンテは望月をイスでフルスイングするなど、一気に試合の流れを変える。
 リングに戻ると、吉田&ディアマンテは望月を捕らえるが、望月は控えの吉田に三角蹴りを放つと、挑戦者組を同士討ちしてじゃらディアマンテをブレーンバスターで投げ、交代した丸藤が鞭のようにしなる逆水平、串刺しエルボーから時間差ロープワークからのラリアットで反撃するが、ディアマンテは風車式バックブリーカー&ストマックブロックの連続技で応戦、串刺しを狙ったが丸藤はトラースキックイリュージョンで迎撃する。
 ここで望月に入って一角蹴りからPKで援護すると、丸藤は不知火を狙うが、吉田が阻止してジャーマンで投げ、ディアマンテが起こすも丸藤がトラースキックを炸裂させてから望月に交代も、ディアマンテがポップアップスラムで叩きつける。
 ここで吉田が入ると連係で望月を捕らえ、吉田がサイバーボムを決めて勝負あったかに見えたが、試合権利はディアマンテにあったため、フォールは認められず、ノータッチルールと思い込んでいた吉田は慌てて交代してサイバーボム狙いも望月はリバース、吉田はPOWPOWからパイナップルボンバーを炸裂させ、改めてサイバーボムを狙ったが、望月がフランケンシュタイナーで切り返す。
 ここで丸藤に入ると、カットに入ろうとするディアマンテを吉田を踏み台にしてからの虎王で排除し、吉田と逆水平のラリー、吉田はマシンガン式地獄突きも、丸藤はシザースキック、見えない角度からのトラースキックを炸裂させれば、吉田はパイナップルボンバーの連打で応戦する。
 吉田は再度パイナップルボンバーを狙ったが、望月がキックで阻止すると、丸藤の見えない角度からのトラースキック&望月の真最強ハイキックの合体技が決まり、最後は望月の三角蹴り&虎王の合体技から丸藤が不知火を決めて3カウントを奪い王座を防衛。試合後に斎藤了、堀口元気のマライサのヒーローインタビューを受けた王者組が、望月がV9まで王座防衛を宣言、丸藤のマイクで大会を締めくくった。
 丸藤がディアマンテと初顔だったこともあって、パワーに苦しめられたが、肝心の吉田がホームのDRAGON GATEのリングというこうことで、今回の試合はノータッチであるDRAGON GATEルールと思い込んでいたのが敗因に繋がった。
 次回防衛戦は未定、明日からはNOAHもグローバルタッグリーグが開幕することから、優勝チームが挑戦する可能性は高い、3月8日の防衛戦だったら丸藤もまだ欠場明けで苦戦していただろうが、期間が開いたということで丸藤もかなり調子を戻ってきており、またチームとしてもまとまってきたことから、長期政権も夢ではないだろう。

 セミファイナルのDRAGON GATEvsR.E.Dは遺恨が勃発している奥田と石田が激しい打撃戦を繰り広げ、終盤で石田が奥田にジャンピングハイキックを放ってから突進するが、奥田はスリーパーで捕獲も、逃れた石田はマウントを奪ってパンチを放ち、八木レフェリーが制止するが突き飛ばしてしまう。
 これにエキサイトした奥田は石田のマウントを奪ってパンチを放つと、奥田がキレているのを察したのか八木レフェリーだけでなくマリア、清水やH・Y・Oも制止するが、突き飛ばしたため、レフェリー収集不可能と判断して試合はストップし無効試合となる。
 試合後は敵味方関係なく入り乱れると、奥田は場外へ逃れた石田を追いかけて襲い掛かり、奥田も追いかけようとしたが観客席にいた選手らに制止された。

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