出たマスキュラーボム!土井がBen-Kを降し10年ぶりにドリーム王座を奪取!


12月15日 DRAGON GATE「THE FINAL GATE 2019」福岡国際センター 3289人超満員
(試合内容は実況ツイート、画像はDRAGON GATE NET WORKより)

<第1試合 20分1本勝負>
奥田啓介 〇吉岡勇紀(9分12秒 リバーサルサムソン)×Kagetora KAI

<第2試合 バトルロイヤル>
〇箕浦康太(7分20秒 ジャーマンスープレックス・ホールド)×パンチ富永
※退場順=椎葉おうじ 、”brother”YASSHI、スペル・シーサー、ジミー、問題龍、しゃちほこBOY、K-ness.ヨースケ♡サンタマリア

<第3試合 30分1本勝負>
〇ドラゴン・ダイヤ(4分6秒 前方回転エビ固め)×KAZMA SAKAMOTO

<第4試合 団体設立20周年特別試合 マスカラ・コントラ・カベジェラ 30分1本勝負>
〇丸藤正道(8分8秒 片エビ固め)×”ハリウッド”ストーカー市川
※虎王
☆敗者の市川選手にマスク剥ぎ執行

<第5試合 30分1本勝負>
〇吉野正人 ドラゴン・キッド 望月成晃(14分48秒 ソル・ナシエンテ)ウルティモ・ドラゴン 斎藤了 ×神田裕之

<第6試合 オープン・ザ・ブレイブゲート選手権試合 60分1本勝負>
【第38代王者】〇石田凱士(12分8秒 タイガースープレックスホールド)【挑戦者】×ジェイソン・リー
☆石田が初防衛に成功

<第7試合 オープン・ザ・トライアングルゲート選手権試合 3WAYマッチ 60分>
①【第65代王者組】〇ストロングマシーンJ ストロングマシーンF ストロングマシーンG(13分8秒 魔神風車固め)【挑戦者組】Kzy ×横須賀ススム 堀口元気
➁【挑戦者組】吉田隆司 〇ディアマンテ H・Y・O(16分33秒 エビ固め)【第65代王者組】ストロングマシーンJ ストロングマシーンF ×ストロングマシーンG
※ヴエルタ・フィナーレ
☆ストロングマシーンズが4度目の防衛に失敗、吉田&ディアマンテ&H・Y・Oが第66代王者組となる。

<第8試合 オープン・ザ・ツインゲート統一タッグ選手権試合 60分1本勝負>
【挑戦者組】〇YAMATO B×Bハルク(18分44秒 エビ固め)【第46代王者組】Eita ×ビックR清水
※全知全能のフランケンシュタイナー
☆Eita&清水が4度目の防衛に失敗、YAMATO&ハルクが第47代王者となる

<第9試合 オープン・ザ・ドリームゲート選手権試合 60分1本勝負>
【挑戦者】〇土井成樹(24分6秒 エビ固め)【第29代王者】×Ben-K
※マスキュラーボム
☆Ben-Kが4度目の防衛に失敗、土井が第30代王者となる。

 今年最後のビックマッチ福岡大会のメインでBen-Kが保持するドリーム王座に土井が挑戦、土井は2010年に王座から転落以降、8度にわたって王座に挑戦してきたが、全て王座奪取ならなかったが、これまでYAMATO、望月、吉野とたて続けに破ったBen-Kに現世代の最後の砦として挑戦した。
 土井が開始からいきなりビックブーツ、ショルダータックルと先手を狙い、Ben-Kの突進を避けてエプロンからロープ越しでエルボードロップを投下も、エプロンでの攻防でBen-KがBen-Kクラッシュからスピアーを狙うと、土井が避けてBen-Kは鉄柱に直撃、首を痛めたBen-Kをロープ越しでネックブリーカー、首筋へエルボーと首攻めでリードを奪う。
 土井はロープへフラップジャックからサマーソルトドロップ、リバースDDT、後頭部へダイビングエルボードロップと徹底的に首を狙うが、Ben-Kが土井をキャッチするとブレーンバスター、串刺しは土井が迎撃してコーナーも、Ben-Kが突き落とし、通路に逃れた土井にBen-Kはスピアーを敢行して後ろに設置されている鉄柵ごとなぎ倒す。
 リングに戻ると、脇腹を痛めた土井にBen-Kは振り子式バックブリーカー、スレッジハンマー、串刺しスピアー、カナディアン式ストマックバスター、リバースでのベアハッグと脇腹を攻め、Ben-Kはフロントスープレックスから、串刺しスピアー、トップコーナーからの雪崩式ブレーンバスターで攻勢に出る。
 Ben-Kは土井の張り手を受け流して突進するが、エルボーで迎撃した土井は飛びついてスイングDDT、エプロンに出たBen-Kをロープに貼り付けてドロップキック、前屈みになったところでサマーソルトドロップ、ハングマンDDT、変形フィッシャーマンズバスターと猛反撃する。
 土井はバカタレスライディングキックを狙うが、避けたBen-Kはババボム、土井はサムソンクラッチもキックアウトしたBen-Kはバックドロップからジョンウーを発射、パワーボム狙いは土井が必死でリバースすると、Ben-Kをコーナーに逆さ吊りにして大暴走、雪崩式回転エビ固め、DOI555からバカタレスライディングキックを炸裂させる。
 土井はマスキュラーボムを狙うが、Ben-Kが阻止してドラゴンスープレックスホールド、パワーボムと畳みかけ、両者ダウンの後でエルボーのラリーも、土井が打ち勝ち、Ben-Kが突進も土井がキャッチしてDOI555からバカタレスライディングキックを狙うが、Ben-Kがスピアーで迎撃する。
 Ben-KはBen-Kボムを決めるが、土井はカウント2でキックアウト、再度のBen-K狙いは、土井が回転エビ固めで丸め込むと、Ben-Kがジャーマンスープレックス・ホールドを決め、また土井がカウント2でキックアウトすると、勝負をかけていたのかBen-Kがレフェリーに抗議し焦りの表情を見せる。
 Ben-Kは左右エルボーからスピアーを狙うが、今度は土井がバカタレスライディングキックで迎撃すると、熨斗紙からDOI555、バカタレスライディングキックと畳みかけるが、Ben-Kがカウント2でキックアウトすると、DOI555からマスキュラーボムで3カウントを奪い、土井が王座奪取に成功した。
 試合後に土井が涙を流し、見捨ててくれなかったファンに礼を述べ、「自分がDRAGON GATEの先頭を走る、オレがもっと熱くする、まだまだ自分ら現世代が主役、古い人間でも新しいものを作れるんだ!オレが見せる!」と断言して締めくくった。
 今回の勝因は土井の粘りに尽きたと思う、土井はおそらくだがスピアーにヤマを張っていた、Ben-Kは狙い通りにスピアーが来て土井がバカタレスライディングキックで迎撃して一気に勝負に出た。まさしく土井のキャリアの勝利だった。
 土井は10年前にこの福岡でドリーム王座を戴冠して長期政権を築いたが、2度目はなかなか戴冠できず、その間ヒールやベビーフェースを行ったり来たりで、ドリーム王者となった吉野を妬んで裏切ったこともあった。今回の戴冠はその間の集大成の現れだったと思う。

 セミのツインゲート選手権は、王者組のEita&清水がはYAMATOを捕らえ、場外戦でセコンドのR.E.Dがイス盛りを作り、YAMATOにダブルブレーンバスターを決めるだけでなく、R.E.D総出でYAMATOを袋叩きにする。
 YAMATOは清水に反撃すると、代わったハルクに王者組がトレイン攻撃も、避けたハルクは清水にミサイルキックで場外へ追いやり、R.E.DにYAMATOと共にノータッチトペコンの競演を披露、これで流れを掴んだ挑戦者組は、ハルクがEitaにキックの乱打、水面蹴り、踵落とし、PK、ニールキックと攻め込めば、YAMATOは清水にエルボーからgo to Hospital1、絶対投げるぞブレーンバスターも、go to HospitalⅡ狙いは清水がキャッチして叩きつけ、ハルクが入ってダブルブレーンバスター狙いも清水が投げ返す。
 それでも王者組はハルクに連係も、ハルクがコーナーの清水を迎撃すると、YAMATOがgo to HospitalⅡからハルクとの連係でEitaを捕らえ、YAMATOが垂直落下式ブレーンバスターも、清水がイスで一撃すると、王者組がトレイン攻撃から清水がダイビングショルダー、合体シットダウンパワーボムでYAMATOを追い詰める。
 そこでハルクはEitaを排除すると、清水にコンプリートショットからバーンアウト、YAMATOとのダブルファーストフラッシュを炸裂させるが、合体ギャラリア狙い阻止されると、EitaがYAMATOに水噴射、焦ったYAMATOのgo to HospitalⅡを狙ったが、レフェリーに誤爆してKOしてしまう。
 これを逃さなかったセコンドも加わったR.E.Dが総攻撃をかけ、清水がOTAKEBIもレフェリーがKOされたままでカウントが入らず、清水はYAMATOにラリアットから餅つきパワーボム、Eitaが入ってポップアップ式Imperial Unoも、清水が突進したところでYAMATOが全知全能のフランケンシュタイナーで逆転3カウントを奪い、王座奪取に成功する。

 トライアングル選手権3WAY戦は、まずJがジャンボの勝ち!を打ち込んでくるススムを魔神風車で3カウントを奪い、NATURAL VIBESを脱落させるが、FとGのダブルチョークスラムの援護を受けたJがH・Y・Oに魔神風車固めを狙うも、吉田が毒霧で阻止されると、吉田とディアマンテがGにチェーンラリアットを炸裂させてから吉田がファイヤーサンダー、ディアマンテがヴエルタ・フィナーレで3カウントを奪い王座を奪取、マシン軍団は初黒星を喫してしまう。

 ブレイブ選手権は、ヒールターンした石田が場外戦で突進するジェイソンを鉄柱にホイップして直撃させ、リングに戻って何度もコーナーにぶつけるなど、非情な攻めを見せる。
 石田の胸板へのローキックをキャッチしたジェイソンはスピンキック、石田は延髄斬りからジャーマン、バスソーキックで応戦も、ジェイソンは丸め込みを連発して死亡遊戯も石田は丸め込む。
 石田は突進も、ジェイソンはドロップキックからマキシマムドライバーを決め、香港トルネード狙いは石田が阻止し雪崩式ジャーマンはジェイソンが着地してロープへ走ったが、セコンドの謎の赤鬼がパウダーを投げると、石田がタイガースープレックスホールドで3カウントを奪い王座を防衛する。

 丸藤vsスト市は、スト市がマスク、丸藤が髪の毛をかけたマスカラ・コントラ・カベジェラを要求すると、丸藤はスト市とは会ったこともないのに毎年年賀状をNOAHに送ってきていたと暴露しつつ、受けて立つことになるが、スト市は更なる要求として丸藤のみフォールは2カウント、場外カウントも5で負けだけでなくギブアップなしというルールも要求し、丸藤も「これがDRAGON GATEのやり方か」と非難しつつ受諾受諾して開始となる。
 開始から丸藤のトラースキックを丸め込んでスト市は丸め込むも、丸藤は時間差ラリアット、スト市はティヘラで丸藤を場外へ追いやるも、コーナーからのプランチャはやっぱり自爆となる。
 リングに戻った丸藤は関節蹴りから足四の字固めで捕らえて、スト市はギブアップも自身の定めたルールのためギブアップは無効となり、丸藤はそれを利用して容赦なく絞る。
 スト市は足を痛めながらオールドスクールを敢行して、丸藤も思わず拍手すると、スト市は丸藤にトライするように命じ、丸藤も挑戦したがスト市は引きずり降ろし、場外へ落ちた丸藤にスト市がトペコンを発射する。
 丸藤はカウント4でリングに戻ると、スト市は735からラ・マヒストラルも、不知火狙いは途中で止まると、丸藤が叩き落とし、スト市の「やめてくれ」の懇願も無視して鞭のようにしなる逆水平を浴びせる。
 丸藤が不知火を狙うが、カンチョーで阻止したスト市はイナバウアージャーマンも、カウント1でキックアウトした丸藤がカンチョー式虎王を命中させると、股くぐりトラースキック、逆水平で抵抗するスト市を余裕で受けきって見えない角度からのトラースキック、逆水平、トラースキックから虎王で3カウントを奪い、試合後は丸藤がルールに則ってスト市のマスクを剥ぎ、リングアナもスト市の本名や実家も暴露されたが、マスクを取られたスト市はどうなってしまうのか…?

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