11月12日 新日本プロレス「超人・石森太二はもう一回無茶をする」新宿FACE
(試合内容は実況ポストより)
<第0試合 5分1本勝負>
〇石森太二(4分22秒 Bone Lock)×永井大貴
<第1試合 10分1本勝負>
〇石森太二(0分7秒 反則勝ち)×バラモンシュウwithバラモンケイ
<再試合 10分1本勝負>
〇石森太二 Kagetora(0分11秒 また反則勝ち)×バラモンシュウ バラモンケイ
<再々試合 10分1本勝負>
〇石森太二 Kagetora のはしたろう(0分25秒 またまた反則勝ち)×バラモンシュウ バラモンケイ バラモンリュウジ
<再々々試合 10分1本勝負>
バラモンシュウ バラモンケイ バラモンリュウジ 〇バラモンユウジ(9分42秒 お告げゲル式腕固め)石森太二 Kagetora ×のはしたろう 宮本裕向
<第2試合 10分1本勝負>
〇棚橋弘至(4分46秒 テキサスクローバーホールド)×石森太二
<第3試合 10分1本勝負>
〇石川修司(6分47秒 体固め)石森太二 ×ブラックめんそーれ
※ジャイアントドライバー
<第4試合 「あの頃のあの団体リスペクトランブル 時間無制限>
〇田中将斗(25分15秒 オーバー・ザ・トップロープ)×マンモス佐々木
※退場順=石森、ダンプ松本、外道、邪道、TAKAみちのく、リッキー・フジ、怨霊、ヤス・ウラノ
<第5試合 時間無制限1本勝負>
〇石森太二(15分25秒 BoneLock)×ドラゴン・キッド
「超人・石森太二はもう一回無茶をする」が開催され、主役の石森は今大会がドラゴン・キッドとのシングルマッチのみのワンマッチ興行だと思っていた。しかし、AIからは前回と同じ状況を再現することになり、AIの連絡不足に石森は困惑する中、第0試合では昨年と同じ相手である永井大貴と対戦させられる。
石森リストロックとヘッドロックの応酬となって、石森がヘッドシザースで切り返し、アームロックを仕掛けるが永井がロープエスケープすると、石森は逆水平を連発する。
石森がスリーパーから押さえ込み、ナックル連打から突進するも、永井がドロップキックで迎撃。串刺しエルボー、モンキーフリップからの逆エビ固めで捕らえるが、石森がロープブレイクする。
石森のビッグブーツに対し、永井がスパインバスターから逆エビ固めで捕えるが、石森が逃れると、丸め込みから即座に BoneLock で捕らえ、永井がタップアウトになる。
そして本戦となって、第1試合では石森がバラモンシュウと対戦するが、開始早々、シュウが石森だけでなく浅見レフェリーにもいきなりパウダーを投げたため、反則負けになると、シュウがセコンドのバラモンケイを加えた再試合を要求する。するとAIが「こんなこともあろうかと」助っ人を呼んでいるということで、DRAGON GATEのKagetoraが登場する。
こうして石森&Kagetora バラモン兄弟で再試合なるが、、開始からまたもやバラモン兄弟が石森、Kagetora、浅見レフェリーにパウダーを投げて反則負けとなって、これで終わるかという流れで、バラモン兄弟が「助っ人を用意した」と言い出し、AIも助っ人を用意しているということで、石森側にはみちのくプロレスのはしたろうが登場し、バラモン兄弟側には田口隆祐に似たバラモンリュウスケが登場する。
再々試合になると、今度はバラモン軍のパウダー攻撃を石森が防ぎ、浅見レフェリーに誤爆させて反則負けになると、まだ終わらないということで、助っ人を投入することになり、バラモン軍も、AIも用意すると、石森軍には666の宮本裕向、バラモン軍には永田裕志に似たバラモンユウジが超新日本参戦以来の登場となる。
再々々試合は、全員揃ったところで、バラモン兄弟の要求によりトルネード・ノーDQマッチで行われ、バラモン兄弟のパウダー攻撃からバケツ水攻撃が始まるが、なぜか全てユウジに誤爆。場外では水着姿のリュウスケが大暴れする中、石森の股間にスーツケースがセットされ、ユウジのボウリング攻撃はKagetoraが阻止、場外でも各選手が「バラモンワールド」に巻き込まれ。バラモン兄弟の水攻撃は相変わらずユウジに集中誤爆する。
リングに戻り、バラモン兄弟が石森の口に”お告げゲル”を流し込んで失神させ、のはしたろうの尻に杭を打ち込み、標識でフルスイング。その間、リュウスケはリング上でひたすら踊り続ける。
両軍がリングに戻ると、宮本、Kagetora、のはし、石森が連結され、スーツケースも石森の股間に連結された状態でユウジがボウリングを投げストライクになる、リュウスケがコーナーで地獄門をセットする中、宮本の標識攻撃から地獄門への直撃を狙うが、なぜかユウジにする誤爆。その隙にのはしがユウジにダイビングヘッドバットを狙ったが、自爆させたユウジが、「お告げゲル式腕固め」を決めてのはしをタップアウトに追い込み、試合後、石森が欠場中の高梨将弘にエールを送った。
第2試合はAIからイキのいい選手との対戦ということで、棚橋弘至と対戦、棚橋との突然の対戦に石森が茫然も冷静となって棚橋に奇襲をかけ開始、場外戦で鉄柱攻撃からコーナーパットを外す
石森は左腕を集中的に攻撃。ショルダーアームブリーカー、剥き出しコーナーへの叩きつけ、アームスクリューで優位に立つ。
棚橋は石森に串刺し攻撃を低空ドロップキックで迎撃し、ドラゴンスクリューからグラウンドドラゴンスクリューで流れを変え、テキサスクローバーホールドで捕らえるが、石森はロープエスケープする。。
棚橋のスリングブレイドを石森が回避すると。逆に掟破りのスリングブレイドからハイフライフローを投下するが、自身の膝を痛めカバーに入れない。
石森がブラディークロスを仕掛けるが、棚橋が切り返しでツイストアンドシャウトからスリングブレイド、石森も背中へのハイフライフローと畳みかけ、最後はテキサスクローバーホールドで石森がタップアウト。棚橋が勝利を収める。
第3試合は昨年と同じメンバーは「WORLD TAG LEAGUE2025」に参戦が決まっている石川修司しか揃えることが出来なかったため、1vs2のハンディキャップ戦となり、石森のパートナーにはブラックめんそーれが起用される。
試合開始、石川との対戦を渋るめんそーれに代わり石森が先発。石川は早速ニーリフトからファイヤーサンダーを決めるが、さすがのめんそーれがカットに入り、石森と交代も、石森は戦線離脱する。
事実上、石川vsめんそーれの一騎打ちになり、めんそーれは握手と見せかけシャーミングを仕掛けるが、ショルダータックルは石川に軽く弾き飛ばされ、プランチャもキャッチされるなど、石川のパワーに圧倒される。
石川が串刺しラリアットからジャイアントフットスタンプを決めると、ファイヤーサンダーを仕掛ける。めんそーれは逃れ、丸め込みを連発する。
めんそーれがウラカン・ラナで丸め込むが、返した石川はすぐに強力なジャイアントニーリフトを連打から、ファイヤーサンダーが決まり3カウントで、石川修司が勝利を収める。
第4試合では職人ランブルを予定していたが、選手が揃わなかったため、「あの頃憧れていた団体ランブル」となって、石森が憧れていた新生FMWの選手が登場となり、最初にFREEDOMSのマンモス佐々木が登場。いきなりマンモスが奇襲をかけると、石森に本家マンモスホームランをかっ飛ばす。
3番手にはZERO1のミスタープロレスである田中将斗が登場。田中はマンモス&石森にコンプリートショット&DDTを決めると、いきなり石森をオーバー・ザ・トップロープで退場させる。
4番手には田中のかつての相棒である外道が登場すると、田中と外道がマンモスにダブルショルダータックルを決めたところで、5番手には邪道が登場する。
そして田中&邪道&外道のコンプリートプレイヤーズが揃ってポーズを決めるが、外道は邪道にサミングに対し、邪道は外道に逆水平チョップを連打で返すと、外道は時間差でダウンする。
6番手にJTOのTAKAみちのく、7番手にはフリーのヤス・ウラノ、8番手には666の怨霊が登場し、各選手が怨霊を狙い撃ちにするが、エクトプラズムを浴びせられ、マンモスがボディースラムからカバーするも、怨霊が神の手で阻止する。
9番手には2AWのリッキー・フジが登場すると、10番目にはスポンサー推薦枠でダンプ松本が登場。各選手を竹刀でシバきまくり、浅見レフェリーまでシバいたため反則負けで退場、ダンプがマイクで演説しているどさくさに、TAKAが各選手をカバーするが、TAKA、外道、邪道が退場していき。リッキーは本家カミカゼを決めるも、怨霊が回転エビ固めからリッキーのタイツを下げて尻だしになり、リッキーと怨霊が共に押さえ込まれて退場になる。
リング内にはウラノ、マンモス、田中が残り。ウラノは田中と共闘しマンモスを攻めるが、マンモスが二人まとめてラリアットに対し、田中はマンモスにエルボーを浴びせるも、ウラノが田中を丸め込む。裏切りに怒った田中はマンモスの援護からスーパーフライでウラノから3カウントを奪い。マンモスは田中に29歳、シットダウンパワーボム、チョークスラムを仕掛けるが、切り返した田中がラリアットを決め、マンモスがオーバー・ザ・トップロープで失格。田中が優勝となる。
そして、メインイベントでは念願だった石森vsドラゴン・キッドが実現し、試合開始になると。ロックアップから石森が押し込み、ブレークする。石森がヘッドロックを奪い、ロープに振ったキッドにショルダータックルを浴びせる。石森が突進するとキッドはドロップダウンするが、ヘッドロックからの首投げを仕掛けると、着地したキッドが即座にデジャブを決めて流れを作る。
勢いに乗ったキッドは首投げからニー&ニー、左脚へのサイキック連打、そしてクランチループで石森を捕らえるが、石森はロープエスケープ。エプロンに逃れた石森は、追いかけてきたキッドの619をキャッチすると、エプロンでツームストーンパイルドライバーを敢行する。
リングに戻った石森はナックルからキッドのマスクに手をかけ、ネックロックから変形ネックブリーカーと執拗な首攻めに出ると。コウモリ吊りからのネックブリーカーでさらに首を攻める。
石森がショルダーロックからショルダーバスターを狙うが、キッドが逃れ。石森の串刺し攻撃をキッドがシザースで返し、619から場外へ転落させると、バミューダトライアングルを命中させる。
リングに戻ると、キッドが串刺しエルボーバットから619を放つが、石森がガード、そこでキッドがクリフトで捕らえるも、切り返した石森がサイドバスターで叩きつける。ここから石森がサミングからハンドスプリングオーバーヘッドキック、串刺しダブルニーアタックからネックツイスト、ランニングフットスタンプ、サイファーウタキ、そしてムーンサルトダブルニーと畳みかける。
石森が450°スプラッシュを狙うが、キッドが起き上がりドロップキックで動きを止めると、 ナックルラリーの末、キッドが頭突きを浴びせ、コーナー最上段から”盛り上がれ”雪崩式フランケンシュタイナーを決める。
キッドはウルトラウラカンラナを仕掛けるが、石森が堪えると、デスバレーボムで叩きつける。
石森の串刺し攻撃はキッドが回避し、逆にメサイヤで石森突き刺し。619から再びウルトラウラカンラナを決めるがカウントは2で返され、 伝説の技であるドラゴンラナへを狙うも、石森が回避する。
石森はキッドと浅見レフェリーを交錯させると、ポップアップ急所蹴りをを浴びせ、逆打ちからBoneLockを極めるが。キッドはロープエスケープする。
石森はジャンピングニーからデスバレーボムを狙うが、キッドが間一髪で切り返してバイブルを決め、石森がキックアウとするとキングコングラリアットが炸裂し、ブラディークロスが決まって勝負あったかに見えるも、カバーが遅れてカウント2で返される。だが、石森は諦めず。再びBoneLockが決まり、ついにキッドがタップアウトとなって、石森が勝利となった。
試合後に石森は高校時代に憧れてきたキッドさんと戦えて光栄ですと礼を述べれば、キッドは昨年の欠場を詫び「こんな無茶をさせた、全ての原因は僕にある、だからもう1回やろう、いつでもいいよ、またいつか戦おう、石森太二はメンタルもフィジカルも化け物だ、今日はこんだけ石森も無茶やってんだから勝てると思った」とエールを送ると、キッドがマスクを着替え、今日戦った証として着用していたマスクを渡し、石森も涙を流す、受け取った石森はこれが始まりということで、キッドと抱き合う、キッドが去り、石森は今日をもってこの企画は終わりにすると断言、オレは新日本プロレスジュニアの最前線から引くつもりはない、そして最後は神の恵みグレイスだと締めくくった。
石森も念願だったキッド戦が実現するも、実現するにはここまでのプロセスがかかるとは思ってもみなかったと思う。でも簡単に組まれるより、実現するまでも楽しく、大きなストーリになる、それもまたプロレスであり、楽しみな味方なのかもしれない。
