10月2日 DDT「CHARISMANIAxMANIAxMANIA」後楽園ホール
(試合内容は実況ポストより)
<第1試合 30分1本勝負>
藤田ミノル 大和ヒロシ 〇MJポー(10分26秒 体固め)宮本裕向 竹田誠志 ×趙雲子龍
※リバーススプラッシュ
<第2試合 佐々木大輔記念杯ガントレットタッグマッチ>
〇石井慧介 入江茂弘(17分13秒 エビ固め)×イルシオン 大瀬良泰貴
※両腕決めドライバー
退場順=男色ディーノ&スミカラス、平田一喜&高尾蒼馬、大鷲透&吉村直巳、バラモンシュウ&バラモンケイwithバラモンマタロー、クリス・ブルックス&正田壮史、飯野雄貴&納谷幸男
<第3試合 ハードコアマッチ 30分1本勝負>
〇葛西純(15分8秒 片エビ固め)×岡谷英樹
※クロスアーム式スティミュレイション
<第4試合 30分1本勝負>
樋口和貞〇上野勇希 HARASHIMA 彰人 To-y(15分37秒 片エビ固め)ディック東郷 ×ヤス・ウラノ KUBITO ディエゴ 勝見尚宏
※BME
<第5試合 メインイベント~佐々木大輔デビュー20周年記念試合 30分1本勝負>
〇佐々木大輔 エル・デスペラード(23分10秒 オーバークロスフェース)石川修司 ×アントーニオ本多
“カリスマ”佐々木大輔のデビュー20周年大会が後楽園ホールで開催され、オープニングではCHANNEL Dのライブが行われ、カリスマもボーカルとして熱唱し大会がスタートする。
メイン前にはカリスマの入場テーマ曲である『helvetti』を演奏しているVANISHINGによる生演奏が行われ、そしてボーカルの紹介でカリスマが登場するも、カリスマは8月30日のひがしん大会でろっ骨を骨折、以降欠場しており、今大会に合わせて復帰したが、不安を抱えたままの記念興行と復帰戦を迎えた。
試合はカリスマvsアントンによる同期対決で開始となり、ロックアップからアントンがヘッドロック、カリスマがレッグシザースからグラウンドを狙い、アントンはリストロックも、カリスマがサミングで逃れ、カリスマはアームロックもアントンが蹴って逃れるなど、慎重な立ち上がりを見せる。
デスペラードvs石川に代わると、ロックアップで石川が圧倒して押し込むが体を入れ替えたデスペラードのエルボーも、受け流した石川がエルボーで返し、ロープへ振ったデスペラードにショルダータックルを浴びせる。
代わったアントンが転倒しかけると、デスペラードはニークラッシャーを狙うが、逃れたアントンはデスペラードのドロップダウンを転倒してしまい、例の如くゴンギツネタイムに突入して、徹夜で考えたゴンギツネは、聞きたがるデスペラードを振り切ってカリスマが阻止する。
しかし場外戦になると、石川がジャイアントスイングのまま客席へ叩きつけ、肋骨を回復したばかりのカリスマは一気に失速、石川組がカリスマを捕らえて試合をリードし、カリスマの脇腹を狙い撃ちにする。
長時間捕まったカリスマは石川のジャイアントフットスタンプを避けるとDDTで突き刺し、代わったデスペラードが石川にエルボーを連打。低空ドロップキックから側頭部へランニングエルボーを放ち、マッドスプラッシュ狙いは石川がデットリードライブで投げる。
代わったアントンはジャブの連打からバイオニックエルボーはデスペラードが阻止し、エルボーバットからカリスマが入ると連係はアントンが阻止しカリスマ&デスペラードを場外へ出してトペスイシーダ狙いは、やっぱりアントンが転倒して再度ゴンギツネタイムを狙う。
3人が仕方なくリングに戻ると、今回のアントンのゴンギツネはタンポポバージョンも例の如く下ネタからゴンギツネはデスペラードがキャッチして石川に誤爆させ、デスペラードはニークラッシャーからマフラーホールドはアントンが慌ててロープエスケープする。
デスペラードはアントンのゴンギツネをキャッチして愛を生まれさせると、デスペラードのガットショットはキャッチしたアントンがドラゴンスクリューからシャイニングゴンギツネを炸裂させ、代わったカリスマも石川にトラ―スキックからダイビングラリアットは石川が受け流すも。カリスマはラクビータックルからスパインバスターに対し、石川がサイドバスターからジャイアントニーリフト、スプラッシュマウンテンはデスペラードが阻止すると、石川の串刺し攻撃を避けてデスペラードとカリスマによるドラゴンスクリューの波状攻撃を見せる。
デスペラード&カリスマは石川にロコモコ&トラースキックから、カリスマがクロスフェースで捕らえ、デスペラードはアントンをマフラーホールドでセーブも石川はロープエスケープする。
カリスマはヒットマンダイビングエルボーを狙うが、石川が雪崩式ブレーンバスターで投げ、代わったアントンがジャブを連打からバイオニックエルボーはカリスマがサミング阻止も、カリスマが高梨将弘のタカタニックを狙えば、アントンは高梨将弘の鼻つまみチョップを浴びせる。
アントンはTTDからダイビングフィストドロップを命中させるが、デスペラードがカットも、石川がファイヤーサンダーで排除する。石川がカリスマを肩車で捕らえるとアントンとダブルインパクトを決め、アントンが卍固めで捕らえるがデスペラードがロコモコでカットからピンチェロコを決め、カリスマがペティグリーからヒットマンダイビングエルボードロップを命中させるが、石川がデスペラードを叩きつけてカットする。
カリスマがアントンに突進するがアントンがナックルで迎撃し、ナックルで殴り合いから松井レフェリーをアントンを交錯させて急所蹴りを浴びせると、ミスティカ式クロスフェースからオーバークロスフェースでアントンがタップアウトで20周年を勝利で飾った。
カリスマは2011年、2012年と新日本プロレスのBEST OF THE SUPERJrに参戦したが、第18回では一緒に参戦していた飯伏幸太のついでに参戦させてもらった印象が強くイタリアン・フォー・ホースメンでも師匠である東郷やアントンが前面に立っていた影響もあって特に目立った存在ではなかった。
本格的に台頭したのは初期メンバーである石川とDAMNATIONを結成してからで、ヒールだけど女性にはフラれるとう愛嬌も見せていたことから憎まれるヒールではなかったが、その中でも新日本プロレスでも活躍しているKONOSUKE TAKESHITAやHARASHIMAとの何度も好勝負を繰り広げ、TAKESHITAとは敵対しながらも認め合う関係を築くなど、9年の長きにわたってヒールをやってきたのはカリスマぐらいなものだと思う。ヒール一筋でやってきたカリスマ、今後の活躍に期待したい、20周年おめでとうございます。
第1試合の藤田&大和&ポーのDAMNATION TAvs宮本&竹田&趙雲は、DAMNATION TAが奇襲で試合を開始するも、趙雲が大和、ポーを次々と場外へ出してから。藤田を踏み台にしたライダーキックを命中させ、リングに戻った宮本組はトレイン攻撃から連係を狙うが。それを阻止したDAMNATION TAが趙雲を捕らえ、試合の流れを変える。
長時間捕まった趙雲は、大和にトペ・レペルサに。代わって竹田が藤田&大和をまとめて水車落としで投げ、大和にニーアッパー、串刺しニーからランニングニーと連打も、ジャーマンは逃れた大和は、ゼロ戦キックから河津掛けを決め、。代わった藤田は、竹田の串刺し攻撃を回避してエディ・ゲレロ式エビ固めで丸め込む。
藤田はエルボーバット、ボディープレスと攻めるも、エクスプロイダー目雷は、逆に竹田のエクスプロイダーで投げられ。代わった宮本もハンドスプリングエルボーで続く
宮本は藤田にラリアットからムーンサルトダブルニー、コブラツイストで捕らえる。藤田がロープエスケープですると、宮本はファイヤーサンダーを狙ったが、藤田がSAYONARAツームストーンパイルドライバー を決める。
ポーvs趙雲の場面になって、趙雲がレッグシザースから619を放ち、竹田のロッキンボ、宮本のセグウェイと続き、趙雲がライダーキックからチャイニーズゴリースペシャルを狙うが。しかしポーはこれを回避し、フライングボディーシザースドロップを決めると、。大和のスライディングXが炸裂し、趙雲の回転エビ固めをポーのヒップドロップが潰し。ポーがラリアットからリバーススプラッシュで3カウントを奪い勝利となった。
出場チーム=大瀬良泰貴&イルシオン、飯野雄貴&納谷幸男、クリス・ブルックス&正田壮史、石井慧介&入江茂弘、大鷲透&吉村直巳、男色ディーノ&スミカラス、バラモンシュウ&バラモンケイ
第2試合のガントレットタッグマッチは、ディーノ&スミカラスvs平田&高尾で開始も、ディーノが早くも地獄門をセットすると、いきなり平田がTOKYO GOを踊っているにもかかわらず、スミカラスが平田をディーノの地獄門に直撃させる。スミカラスは高尾にフライングクロスチョップを放つが、平田がスミカラスを地獄門に直撃させ、オーバー・ザ・トップロープで失格させ、ディーノは地獄門のまま放置される。
3番手には大鷲&吉村が登場するが、平田は地獄門に突っ込まれたスミカラスのマスクを大鷲に被せるも、吉村が平田をオーバー・ザ・トップロープで失格させるが、大鷲は試合を無視して、高尾と共に場外へ平田を痛めつける中、4番手にはイルシオンと、みちのくプロレスと大阪プロレスでルードとして活躍している大瀬良が登場、イルシオン&大瀬良は吉村に急所蹴りから松井レフェリーを使って吉村の股間へヘッドドロップとラフで吉村を蹂躙する。
5番手にはバラモン兄弟がバタローを従えて登場するが、大鷲&吉村にバタローが痛めつけられる。
そこでバラモン兄弟が大鷲&吉村にバケツの水をぶっかけオーバー・ザ・トップロープで失格させるが、クリスと正田のSIがバラモン化して登場、リング内は大カオス状態にになってしまう。
二つのバラモンが結託すると大瀬良とイルシオンに水をぶっかけ、ブリーフケースをセットして正田バラモンがボウリングでストライクとなる。
次に納谷幸男&飯野雄貴のThe Apexが登場するが、バラモン軍団の奇襲を喰らうと、The Apexにゴムパッチン、更に納谷を地獄門の餌食にしてからディーノにお告げゲルを突っ込ませるが、納谷の口にゲルが出てきてからの、ケイの標識は地獄門に誤爆する。
そこでゲルパワーを受けた納谷がバラモン軍団をまとめてオーバー・ザ・トップロープで失格させるが、。バタローは自分のスキンヘッドの頭にワサビを塗りマグロを乗せると寿司くいねーと迫ると、納谷が食べてしまい失神してしまう。
納谷が場外でダウンしている中、石井&入江のチームドリフが登場し、飯野がドリフ相手に孤軍奮闘するが、飯野のバーニングエルボーが避けられるとオーバー・ザ・トップロープで失格。そこで場外で休憩していたイルシオン&大瀬良がドリフにツ゚襲い掛かるも、イルシオンがドリフの連係に捕まる、大瀬良が入江に急所蹴り、石井にトルネードDDTと攻めるが、イルシオンがスワントーンボムは自爆すると、石井が延髄斬りから側頭部へドロップキック、両腕クラッチ式ドライバーで3カウントを奪い、ドリフが優勝。目録にはビール券1枚だけが入っていたが入江はビールが飲めないため、石井にプレゼントする。
第3試合では岡谷がFREEDOMSの葛西とハードコアマッチで対戦、岡谷はパネル、葛西はギターを持参で登場。岡谷がパネルでフルスイングと奇襲をかけ開始となる。
エルボーのラリーになると葛西が延髄斬りから頭突きを浴びせ、イスを向かい合わせにセットするとパソコンのキーボードを数枚ばら撒き。岡谷にイスに座れと指示、イスに座った岡谷とパソコンのキーボードでフルスイングしてラリーになるが、葛西が滅多打ちにする。
葛西が突進すると、岡谷がイスの上へ葛西をレッグシザースからイスでフルスイングし、ラダーの上へのボディースラムを狙うが、葛西が逆にラダーへボディースラムで投げ、場外でテーブルをセットすると岡谷をテーブルの上に寝かせ、コーナー最上段からテーブル貫通パールハーバースプラッシュを投下する。
リードを奪った葛西は岡谷をテーブルの破片で滅多打ちからバックドロップ、ギターショットを狙うが、岡谷が奪ってギターショットを浴びせると、鳥籠を持ち出してフルスイングからドロップキックを放つ。
岡谷は葛西をイスの上でFUMIEから、コーナーにラダーを建ててセットしてから葛西をセット、そして串刺し攻撃は葛西は岡谷にラダーやイスを投げて迎撃し、串刺しラリアットからコーナーの上にセットしてあるラダーに叩きつけてからラリアットを放つ。
葛西はイス盛りをセットすると、その上で岡谷をボディースラムからパールハーバースプラッシュは、岡谷が阻止してイス盛りへ雪崩式ダブルアームスープレックスで投げる。
岡谷は串刺しロケットキックから垂直落下式ブレーンバスターはカウント2で返されると、イス盛りへ垂直落下式ブレーンバスターは体を入れ替えた葛西がイス盛りへブレーンバスターからラリアットを放ち、ラダーからパールハーバースプラッシュ狙いは、岡谷が追いかけるとラダー上でエルボーのラリーになるが、葛西が頭突きから岡谷の頭部に竹串を刺して落とし、パールハーバースプラッシュを命中させる、岡谷はカウント2で返す。
葛西が岡谷にキスからイス盛りへ垂直落下式リバースタイガードライバーで突き刺すと、イスでフルスイングからスティミュレイションで3カウントを奪い勝利となる。
セミファイナルではディック東郷が設立したプロレスラー養成所「SUPER CREW」を中心に編成したTOGO FAMILYvsDDTによる10人タッグ戦は、マスターモードとなった東郷vsHARASHIMAで開始となり、リストロックを狙うHARASHIMAの足を取った東郷がレッグロックと、じっくりとグラウンドを繰り広げれば、彰人vsKUBITOもグラウンド。彰人がアンクルホールドもKUBITOが逃れると腕十字と東郷仕込みのテクニックを見せる。
試合はTOGO FAMILYが連係でTo-yを捕らえて先手を奪う。
To-yがディエゴに反撃すると、代わったHARASHIMAがライダーキックから串刺しビッグブーツ、雪崩式ブレーンバスターからミドルキックを連打。彰人もニーアッパーからモアイ・オブ・イースターで続くと、ディエゴがエルボーバットからドロップキックを放ち、樋口と張り手のラリーを繰り広げる。
代わった東郷には樋口がボディープレスから張り手のラリーになり、樋口のアバランシュホールドは切り返した東郷がサミングからジャックナイフで丸め込む。
東郷は上野には十字固めからクロスフェースで捕らえ、To-yがカットも、東郷はサミングで返り討ちしてから上野の上でペディグリーから二人まとめてクロスフェースで捕らえる。
各選手が乱戦になると、DDT組が東郷を捕らえるがヤスが助けに入り、上野に延髄斬りからクロスアームサンダーファイヤーパワーボムを決めたが、ツームストーンパイルドライバーは逃れた上野がドロップキックからBMEで3カウントを奪い、DDTが勝利となった。
