7月6日 新日本プロレス「NEW JAPAN SOUL 2025」後楽園ホール 1489人札止め
(試合内容は実況ポストより)
<第01試合 10分1本勝負>
△松本達哉(10分時間切れ引き分け)△ゼイン・ジェイ
<第02試合 15分1本勝負>
村島克哉 〇永井大貴(8分21秒 逆エビ固め)嘉藤匠馬 ×安田優虎
<第1試合 20分1本勝負>
〇EVIL SANADA 成田蓮 高橋裕二郎 金丸義信(8分38秒 片エビ固め)海野翔太 上村優也 ボルチン・オレッグ ×本間朋晃 田口隆祐
※EVIL
<第2試合 20分1本勝負>
鷹木信悟 〇辻陽太 高橋ヒロム(9分50秒 片エビ固め)ザック・セイバーJr. 大岩陵平 ×ハートリー・ジャクソン
※パンピングブラスター
<第3試合 棚橋弘至ファイナルロード〜縁(えにし)&タイガーマスクデビュー30周年記念試合 30分1本勝負>
〇棚橋弘至(9分39秒 片エビ固め)×タイガーマスク
※ハイフライフロー
<第4試合 「G1 CLIMAX 35」Aブロック出場者決定ガントレットマッチ>
〇チェーズ・オーエンズ(6分45秒 片エビ固め)×小島聡
※ラストテスタメント
〇タイチ(4分43秒 四の字ジャックナイフ式エビ固め)×チェーズ・オーエンズ
〇タイチ(17分33秒 片エビ固め)×石井智宏
※ブラックメフィスト
<第5試合 IWGPジュニアタッグ選手権試合 60分1本勝負>
【第79代王者組】SHO 〇DOUKI(13分52秒 スープレックス・デ・ラ・ルナ)【挑戦者組】YOH ×マスター・ワト
☆SHO&DOUKIが初防衛に成功
<第6試合 IWGPジュニアヘビー級選手権試合 60分1本勝負>
【第98代王者】〇エル・デスペラード(19分32秒 ヌメロドス)【挑戦者/BEST OF THE SUPERJr.32優勝者】×藤田晃生
☆デスペラードが7度目の防衛に成功
新日本プロレス後楽園大会のメインはIWGPジュニアヘビー級選手権、王者のデスペラードに『BEST OF THE SUPERJr.32』を優勝した藤田が挑戦した。
試合開始から藤田がドロップキック、逆水平チョップの連打、ドロップキックで先手を奪い、場外へ逃れたデスペラードにスワンダイブ・トペ・コンヒーロを命中させ、リングに戻るとランニング・ミドルキックを放っていく。
藤田はレッグシザースからネ申スペシャルを狙うが、デスペラードがロープエスケープ。張り手のラリーから藤田が逆水平チョップの連打に対し、デスペラードは張り手で返すとエルボーを炸裂させる。藤田も逆水平チョップの連打で応戦し、ミドルキックを連打。フェイントから逆水平チョップを放つが、デスペラードが藤田をエプロンへ出すと、フェイントから低空ドロップキックを放つ。
場外戦になるとデスペラードが床めがけてニークラッシャーを決め、リングに戻るとエプロンへ上がったデスペラードに藤田がエルボーを叩き込むが、デスペラードが藤田をエプロンへ出すと左膝へ関節蹴りを浴びせて、場外戦でも関節蹴りからニークラッシャーを連発する。
リングに戻ると、デスペラードがニークラッシャーからレッグクラッシャー。左膝へボディープレスからレッグロックインディアン・デスロックと藤田の左膝を狙い撃ちにして。左膝へレッグドロップを投下した後、再びインディアン・デスロックで捕らえ、藤田は必死でロープエスケープする。
デスペラードがバックドロップで投げると、逆片エビ固めで捕らえるが藤田はロープエスケープ。デスペラードがハンマースルーを狙うも、切り返した藤田がレッグラリアットを放ち、顔面へ掌打からスワンダイブ・ミサイルキックを命中させ、ネ申スペシャルを狙うが、デスペラードはロープエスケープする。
藤田はジャーマンを狙うが、切り返したデスペラードがフロントネックロックからブレーンバスターを狙い、体を入れ替えた藤田がジャーマンを狙うも、丸め込んだデスペラードがマフラーホールドからヌメロドスを狙い、藤田が必死でロープエスケープする。
デスペラードがブレーンバスターで投げると、田を挑発。藤田が逆水平チョップ、デスペラードが張り手のラリーになり、デスペラードが関節蹴りからエルボーを放つが、藤田がスピンキックで応戦し、Abandon Hopeを狙うも、切り返したデスペラードがスパインバスターからマフラーホールド、そしてつり上げ式ヌメロドスは、逃れた藤田が腕十字で捕らえる。
デスペラードが押さえ込んでからヌメロドスへ移行すると、藤田が丸め込でんからクラーキーキャットを仕掛けるが、デスペラードが逆に丸め込み、藤田がレッグシザースからネ申スペシャルで捕らえ、逃れたデスペラードにレッグラリアットを放つも、デスペラードがドラゴンスクリューからグラウンド・ドラゴンスクリューを決めると、チキンウイング式ヌメロドスで極め、藤田が無念のギブアップで王座を防衛した。
試合内容からしてもデスペラードの完封で、藤田はグラウンドに付き合わず先手必勝で来たが、デスペラードのペースになるとズルズルと引きずり込まれた。試合後のマイクアピールでデスペラードは藤田を凄いと称えた半面、まだまだ足りないものがある。今回は勢いだけではジュニアの頂点は取れないというものをデスペラードに見せつけられる結果になった。
セミファイナルではIWGPジュニアタッグ選手権が行われ、王者組のSHO&DOUKIに前王者組のYOH&ワトが挑戦。試合前にSHOが挑戦者組をマイクで詰るが、YOHがマイクを奪うと、ワトがドロップキックで場外へ王者組を追い出してノータッチ・トペ・コンヒーロを命中させ、リングに戻ると、YOHがSHOとDOUKIをパラダイスロックで捕らえて、尻にドロップキックを放ち、DOUKIを捕らえて試合をリードする。
しかし、SHOが場外戦でワトを鉄柱を使った急所攻撃から右膝を鉄柱に叩きつけ、ワトを場外へ出すと、DOUKIが鉄パイプを使った逆片エビ固めで捕らえてから、SHO&DOUKIがワトの右膝を狙い撃ちにして試合の流れを変える。
長時間捕まったワトはDOUKIにケブラドーラ・コンヒーロ、SHOにその場飛びネックブリーカーで反撃し、代わったYOHがSHOとDOUKIにドロップキックを連発。SHOはサミングで反撃するも、YOHはドロップキックでSHOを場外へ追い出してからプランチャを命中させる。
リングに戻ると、YOHがボディースラムから光を浴び、エルボードロップからニードロップを決めるが、ボディープレスはSHOに剣山で迎撃され、SHOはサミング、ジャンピングニーからジャーマンで投げるがが、YOHはラリアットで応戦する。
DOUKIvsワトになると、DOUKIの串刺し攻撃を迎撃したワトがフェースクラッシャーを決め、読み合いからワトが低空ドロップキックを放つが、ここでSHOが入ると。ロープを使ったレッグロックからDOUKIが右膝を鉄パイプで殴打し、ハーフパラダイスで捕らえるが、ワトはロープエスケープするも、SHO&DOUKIのダブルニークラッシャーを受ける。
そこへYOHが救出に入り、DOUKIにファルコンアローからワトがダイビングフットスタンプを命中させるが、SHOがカットした際にレフェリーが巻き込んでKOし、ワトがDOUKIにレシエント・メンテを決めるも、今度はSANADAと裕二郎が乱入して雷乱戦となり、矢野が駆けつけて排除する。
サブレフェリーが入ると、YOH&ワトはDOUKIにダブルトラースキックを決め、ワトがトペ・アルトから通天閣ジャーマンを狙うが、SHOが鉄板で殴打してからクロスアームドライバーを決め、最後はDOUKIがスープレックス・デ・ラ・ルナで3カウントを奪い王座を防衛し、試合後に納得しないYOHがSHO&DOUKIに襲い掛かるが、SHOが鉄板で殴打して返り討ちにする。
第4試合では後藤洋央紀の欠場で空いた、Aブロックの残り1枠を巡って、小島、オーエンズ、石井、タイチの間で出場決定ガントレットマッチが行われ、
小島vsオーエンズから始まると、オーエンズがガットショットからハンマー、ストンピングと連打し、ヘッドロックパンチを浴びせるが。突進してきたオーエンズを小島がショルダータックルで迎撃し、コーナーナックルを決めると、オーエンズは場外へ逃れ、小島を場外へ引きずり出し、サミングからコブラクローで絞める。
リングに戻ると、オーエンズは小島を場外へ蹴り出してエプロンへ上がるが、小島が足刈りラリアットを放ち、エプロンでDDTを決める。
小島はマシンガンチョップから串刺しエルボー、”いっちゃうぞ”ダイビングエルボードロップを投下し、ローリングエルボーからDDTで突き刺す。
オーエンズは串刺しエルボーからレッグショットを放ち、ハイヌーンを仕掛けるが、小島はこれを避けてコジコジカッターを決め、さらにラリアットを狙う小島に対し、オーエンズはCトリガーで迎撃し、再びCトリガーからハイヌーンへと繋げる突進すると、小島がラリアットで迎撃する。
小島がラリアットを狙うところを、オーエンズはレフェリーを盾にして止めると、急所蹴りからラストテスタメントを決め、3カウントを奪う。
そしてオーエンズvsタイチになるが、タイチが入場中、SANADAが襲撃し、実況席のミラノコレクションATで叩きつけ、タイチをリングに上げたオーエンズはCトリガーからラストテスタメントを狙うが、タイチがリバースする。
タイチの串刺し攻撃を迎撃したオーエンズはローリングエルボー、トラースキックからハンマースルーを仕掛けるが、切り返したタイチがスピンキックを放ち、タイチはソバットからバスソーキック、天聖十字鳳を狙うが、SANADAが阻止する。オーエンズはハイヌーンを放ち、レフェリーをタイチにぶつけると、再びハイヌーンから、SANADAが乱入してギターショットを狙うと、次の試合を控える石井が駆けつけ、オーエンズとSANADAを同士討ちさせた後、SANADAをブレーンバスターで排除する。
オーエンズはタイチにCトリガーからラストテスタメントを仕掛けるが、タイチが4の字ジャックナイフで切り返し、3カウントを奪い、試合後、オーエンズがタイチに襲い掛かるが、石井が排除する。
タイチは大ダメージのままタイチvs石井が開始。石井が串刺しラリアットから逆水平チョップを連打し、カウンターエルボーからバックドロップで投げる。石井のスライディングラリアットを避けたタイチが場外へ逃げると、石井が追いかけ、リングに戻す。タイチはローキックを連打するが、石井はノド笛チョップ、首筋へエルボースタンプを決め、天龍コンボを放つ。石井が檄を飛ばすと、逆水平チョップを連打し、タイチのスピンキックスピンキックも受けきった石井は串刺し攻撃狙いは、避けたタイチがジャンピングハイキックを放つ
タイチは袈裟斬りを連打し、サッカーボールキックを放つと石井のエルボーを受けきって再びジャンピングハイキックを放つ。
タイチはアックスボンバーを狙うが、石井が避けてラリアットを放ち、雪崩式ブレーンバスターで投げる。
石井がパワーボムを狙うが、タイチがハイキックで阻止するが、石井は左のラリアットから頭突きを決め、パワーボムを放つがカウント2で返される。石井のスライディングラリアットから垂直落下式ブレーンバスターを狙うが、タイチが切り返してデンジャラスバックドロップで投げる。
石井のラリアットに対し、タイチはアックスボンバーで応戦し、タイチ式ラストライドを決めるが、カウント2で返される。
タイチがラリアットを放つが、石井は蛙飛び頭突きで応戦。ラリアットを避けたタイチがデンジャラスバックドロップ、ジャンピングハイキック、バックドロップホールドを決。読み合いからブラックメフィストを狙うが、石井がパイルドライバーで切り返して突き刺す。
石井のローリングエルボーに対し、タイチもローリングエルボーで応戦し、横綱式カチあげエルボーを石井が避け、掟破りのブラックメフィストを決める。
石井はリキラリアットから垂直落下式ブレーンバスターを狙うが、タイチが切り返してタイチ式外道クラッチで丸め込めば。返した石井はランニング頭突きを浴びせ、垂直落下式ブレーンバスターを狙うが、タイチが切り返してエメラルドフロウジョンを決める。
タイチの天聖十字鳳を石井が延髄斬りで阻止するが、タイチが勝ち上げエルボーを決める。天聖十字鳳からブラックメフィストを決め、3カウントを奪いG1出場を決め、試合後もタイチはマイクで「敗者復活ドリームつかんでやるよ」と叫ぶ。
第3試合の棚橋引退ロード&タイガーデビュー30周年記念試合の棚橋vsタイガーは、タイガーがインローキックを放つと、。ロックアップからタイガーがリストロックを仕掛けるが、棚橋がレッグシザースで切り返し、グラウンドに移行。リストロックから押し合いになりブレーク。
棚橋がロックアップでコーナーへ押し込むと、低空ドロップキックを放ち、レッグロックで捕らえる。続いてインディアンデスロックを極めるが、タイガーはロープエスケープする。
タイガーはニーリフトで反撃すれば、棚橋は太陽ブローで応戦。タイガーがソバットを浴びせると、棚橋を場外へ追い出し、トペスイシーダを命中させる。
エプロンに上がった棚橋はタイガーにロープ越しのドラゴンスクリューを決め、さらにトップコーナーへ登ると、動きを止めタイガーは雪崩式アームホイップからタイガードライバーを仕掛けるが、カウント2で棚橋が返す。
タイガーはタイガースープレックスを狙うが、逆にコーナーへ押し込まれる。タイガーはサムソンクラッチから膝十字固めに移行し、棚橋はロープエスケープするも、タイガーはローキックの連打から足四の字固めを極めるが、棚橋はロープエスケープで窮地を脱する。
タイガーが再びローキックの連打で攻めるが、突進を棚橋がスリングブレイドで迎撃し。ツイストアンドシャウトからスリングブレイドを決め、タイガーが「来い」と挑発すると、棚橋がスリングブレイドからハイフライフローを決め、3カウントを奪って勝利となるが、試合後にタイガーが来年7月で引退することを表明した。
第2試合の鷹木&辻&ヒロムの無所属vsザック&大岩&ジャクソンは、パンピングブラスターで辻がジャクソンから3カウントを奪うが、試合後に退場しかける無所属の前にヤングライオンの永井が現われ、無所属入りを志願すると、鷹木は背中を叩き、ヒロムもやりたければ勝手についてこい、辻は覚悟がいいなと、永井を受け入れることになった。
