6月30日 新日本プロレス「TANAHASHI JAM~至(いたる)」愛知県体育館 4570人
(試合内容は実況ポストより)
<第7試合 IWGP世界ヘビー級選手権試合 60分1本勝負>
【挑戦者】〇ザック・セイバーJr.(28分14秒 レフェリーストップ)【第12代王者】×後藤洋央紀
☆後藤が8度目の防衛に失敗、ザックが第13代王者となる
<第8試合 ダブルメインイベントⅡ 棚橋弘至プロデュース試合 30分1本勝負>
〇棚橋弘至 丸藤正道(19分10秒 片エビ固め)清宮海斗 ×大岩陵平
※ハイフライフロー
6月29日をもって閉館する愛知県体育館におけるプロレスラスト興行「TANAHASHI JAM~至(いたる)」が開催され、メインが棚橋&NOAHの丸藤による逸材&天才タッグが清宮&大岩組と対戦した、
試合は棚橋vs清宮で開始となると、ロックアップから棚橋がヘッドロックを仕掛けるが、清宮はアームホイップで切り返し、ヘッドシザースで攻勢に出る。棚橋が反撃を試みるも、清宮はハンマーロックからストンピングで主導権を握り、棚橋のフルネルソンも清宮が逆にフルネルソンで返し、レッグシザースを絡めて、激しい切り返し合いが続く。
丸藤vs大岩になると。大岩がショルダータックルで攻めるが、丸藤はヘッドシザースで捕らえ、大岩のキーロックを抜けて丸藤がサーフボードで返すと、大岩はロープブレイクに逃れる。丸藤がフェイントからガットショットを決め、代わった棚橋がエルボースマッシュからヘッドロックで絞め上げるなどして、棚橋組が大岩を捕らえて先手を奪う。
しかし清宮が入ると、棚橋にダブルアームホイップで流れを変えると、清宮は棚橋の左腕を集中的に攻撃して試合の流れを変える。
長時間攻められた棚橋は大岩に旋回式クロスボディーを命中させると、代わった丸藤が浅子キック、逆水平チョップで、大岩の串刺し攻撃をトラースキック・イリュージョンで迎撃し。逆水平とエルボーのラリーの末、丸藤がトラースキックを放つが、大岩のローリングエルボーが応戦、読み合いの末、大岩が天山スープレックスで丸藤を投げる。
清宮が丸藤に襲いかかり、バックエルボー連打からドロップキックを放つと、ブーメラン・フォアアームを命中させるが、タイガースープレックス狙いは逃れた丸藤は河津掛けから、代わった棚橋がフライングフォアアーム、ボディースラムを決め、セカンドコーナーからサンセットフリップを命中させるる。
棚橋と清宮がエルボースマッシュの応酬から、棚橋が清宮にビンタ連発するが。嗤う清宮は掟破りのスリングブレイドを放ち、スカイウォークエルボーを敢行するが自爆するが、清宮はジャンピングニーで攻勢を維持する。
代わった大岩が棚橋にショルダータックル、ボディースラムからセントーンを決め、清宮とのダブルドロップキックで棚橋に攻勢をかけると、さらに丸藤にもダブルドロップキックを浴びせ、棚橋にはクロスボディーインパクトから大岩がアーククラッチで捕らえ。清宮が丸藤を足四の字でセーブするが、丸藤が足四の字をリバースしながら必死にカットする。
大岩は棚橋にジャーマン連発し、清宮のシャイニングウィザード援護でジャーマンスープレックス・ホールドを決めるが、これも丸藤が間一髪でカット、 大岩のドクターボムはカウント2で棚橋が返す。スリーパーからTHE GRIPへ移行しようとしたところで、丸藤のフックキックが大岩に炸裂するちm虎王の援護を受けた棚橋がスリングブレイドからハイフライアタックを決め、丸藤が清宮に不知火、。棚橋のハイフライフローと丸藤の攻撃が同時に決まり、3カウントとなって逸材&天才が勝利を収めた
試合後に棚橋が参戦してくれた丸藤に感謝をして、シングルでの対戦を呼びかけ、最後は久しぶりに”愛してま~す”でラスト愛知県体育館を締めくくった。
セミファイナルではIWGP世界ヘビー選手権試合、王者の後藤に前王者のザックが挑戦、ザックは牽制しながらロックアップ。後藤が押し込みブレークも、ザックはボディーエルボーからヘッドロック。抜けた後藤がヘッドロックを仕掛け、ロープへ振ったザックにショルダータックル。読み合いを繰り広げる。
ザックはネックロックからヘッドロック。ロープへ振ったザックとのぶつかり合いは後藤が制し、バックエルボーからエルボードロップを連発。チンロックから額へエルボースタンプと先手を奪う。
後藤は首筋へエルボースタンプを連打して、串刺し攻撃からザックをエプロンに出すが、ザックがロープ越しで腕十字。右腕を折りたたんでからストンピングと右腕攻めで試合の流れを変える。エルボースマッシュを連打し、右腕を鉄柵に絡めて鉄柵を蹴る。
リングに戻るとザックが後藤の右腕をアームロック。パントキックの連打。エルボーで抵抗する後藤に脇固めから変型複合関節技で捕らえ、後藤はロープエスケープする。
ザックが後藤の右腕へアッパーカット。リストロックからアームロック、足を絡めながら指折りも加えてのクルックアームシザーズで捕らえ、後藤は再びロープエスケープする。
ザックのエルボースマッシュに対し、後藤が追走式ラリアットを放ち、エルボーの連打から村正。バックドロップで投げ、牛殺しを狙うもザックが逃れてアッパーカットから飛びつき腕十字。後藤が押さえ込むと、ザックのハンマースルーを切り返して牛殺しを決める。
後藤がエルボーを連打に対して、ザックはエルボースマッシュとラリーになり、ザックの連打を切り返した後藤が裏GTRからラリアットを狙うが、ザックが切り返してザックドライバーを決める。
ザックがビックブーツからバイシクルキックを放つも、後藤が回避してトップコーナーを利用した一人消灯。エルボー連打からコーナードロップキックを放つとGTWを決める。
ザックがビンタを連打から往復ビンタに対し後藤がカウンターエルボー。スリーパーからPKを狙うもザックが回避し、ジャパニーズレッグロールクラッチを連発。後藤がスリーパーから後藤弐式。スクールボーイを仕掛けるもザックが腕十字で捕らえ、腕固めへ移行。変型ダブルアームバーで追い詰めるが、後藤が必死でロープエスケープする。
ザックは右腕へストンピングを浴びせると、後藤が右腕を押さえて動けなくなり、レッドシューズ海野レフェリーが試合続行を確認すると、後藤は訴えて起き上がる。ザックがミドルキックを連打して、後藤が耐えると、ザックが左腕へオーバーヘッドキックから水面蹴りを放つが、後藤が左腕でのラリアットを放つと、念を込めたミドルキックをザックがキャッチしたところで後藤がGTRを決める。
後藤が左腕のラリアットを連発するが。ザックがバイシクルキックからラリアットを放つと、セイバードライバーから4の字ザックドライバーはカウント2で返されるが、、ザックが腕十字からクラーキーキャットで捕らえ、後藤はギブアップはしなかったが、海野レフェリーが試合続行不可能と判断して試合を止め、ザックがレフェリーストップで王座を奪還した。
