4月27日 スターダム「ALL STAR GRAND QUEENDOM 2025」神奈川・横浜アリーナ 7503人満員
(試合内容は実況ポストより)
<第10試合 ワールド・オブ・スターダム選手権試合 完全決着敗者引退特別ルール=時間無制限1本勝負>
【第20代王者】〇上谷沙弥(26分9秒 トワイライトドリーム)【挑戦者】×中野たむ
☆上谷が2度目の防衛に成功
スターダム横浜アリーナ大会のメインイベントはワールド・オブ・スターダム選手権試合、王者の上谷に中野たむが挑戦、敗れれば引退ということで、時間無制限1本勝負の完全決着ルールで行われることになり、引退式も一切行わないことになった。
互いにコーナーから動かず、間合いを図る。中野たむがエルボー、上谷がタックルからグラウンドへ。中野たむのフロントネックロックを切り返した上谷はヘッドロックに対し、中野たむはヘッドシザースで切り返し。上谷が覆いかぶさるも、中野たむはブリッジでキックアウト。読み合いとなる。
中野たむはバックドロップで投げると、上谷が場外へ逃れ、中野たむがプランチャ・スイシーダを狙うが中野たむ。上谷がエプロンへ首投げを敢行、場外戦でニールキックを放ち、チェーンで中野たむの首を絞める。コーナーで絞首刑を敢行した後、イスをリングに投げ入れ、座って中野たむを待ち受ける。リングに戻った中野たむを上谷がレッグシザースでイスを直撃させ、ドロップキックを放つと、首投げから三沢式フェースロック、エルボー連打から首四の字を極め、中野たむがロープエスケープ。エルボー連打を仕掛ける上谷に対し、体勢を入れ替えた中野たむが逆にエルボー連打で返すが、上谷はボディーエルボーで応戦し、コーナーを利用したネックブリーカーで中野たむの首を狙い撃つ。
突進する上谷を中野たむがスピンキックで迎撃すると、上谷の串刺し攻撃を避けて、宙吊りドラゴンスリーパーから場外へ出してから。中野たむのプランチャ・スイシーダがを命中させ、花道での突進するは上谷にバイシクルキックで迎撃されるも、上谷の花道でのスタークラッシャーは、中野たむが丸め込み、ステージから猛ダッシュでバイオレットシューティングを炸裂させる。
リングに戻ると、中野たむが上谷を場外へ蹴り出し、断崖式ジャーマンを狙うが上谷に逃れ、ビッグブーツからの断崖式スタークラッシャーを切り返した中野たむはエプロンでタイガー・スープレックスを仕掛けるも、上谷が断崖式フランケンシュタイナーを敢行。
リングに戻り、上谷がミサイルキックからバックスープレックス3連発、そしてたむ越えをキャッチした中野たむはジャーマンで投げれば、上谷がリバースフランケンで応戦。ジャーマンとリバースフランケンの応酬が続く。
トップコーナーへ上がった中野たむに、上谷が雪崩式フランケンシュタイナーを決めると。スタークラッシャーはカウント2で返され、上谷が フェニックスプラッシュを狙ったが躊躇する隙に、中野たむがデスレイクドライブを決めるも、、 タイガー・スープレックスを丸め込んだ上谷がフットスタンプを決める。
ビンタの打ち合いになると、中野たむのトラースキックに対、上谷のニールキックで応戦、スピンキックで相打ちになった後。中野たむのバックドロップが決まって突進すると。上谷がフランケンシュタイナーで切り返す。キックアウトした中野たむが後頭部・前・横からバイオレットシューティングを連打すると、中野たむがバイオレット・スクリュー・ドライバーからトワイライトドリームを決めるがが、カウント2で返される。再びトワイライトドリームを狙うも上谷の頭突きで阻まれ、頭突きの応酬が続く。
中野たむのタイガー・スープレックス・ホールドをカウント1で返した上谷がスクールボーイ・スープレックスで応戦、。スタークラッシャーを中野たむが掟破りのスタークラッシャーで返されると、上谷も掟破りのバイオレット・スクリュー・ドライバーを決める。
上谷がビッグブーツから旋回式スタークラッシャーを決めると、中野たむの髪をつかんでカミゴェから、掟破りのトワイライトドリームで3カウントを奪い王座防衛。中野たむの引退が決定した。
試合後、激しく言い争う二人。中野たむが「上谷さ、最後に一つだけ聞いてもいい? プロレスラーになって、よかった?」と問うと、上谷は「もちろん。あんたに出会えて幸せだよバーカ!」と返答。「たむも、宇宙一幸せなプロレスラー人生だった!」と応えた二人は肩を組み、花道からバックステージへ消えていった。
