4月5日 新日本プロレス「SAKURA GENESIS 2025」両国国技館 6640人
(試合内容は実況ポストより)
<第6試合 IWGPタッグ選手権試合 60分1本勝負>
【挑戦者組】ジェフ・コブ 〇カラム・ニューマン(10分45秒 片エビ固め)【第107代王者組】×内藤哲也 高橋ヒロム
※ブラディーサンデー
☆内藤&ヒロムが初防衛に失敗、コブ&カラムが第108代王者となる
<第7試合 IWGP GLOBALヘビー級選手権試合 60分1本勝負>
【第4代王者】〇辻陽太(21分24秒 片エビ固め)【挑戦者】×EVIL
※ジーンブラスター
☆辻が3度目の防衛に成功
<第8試合 IWGP世界ヘビー選手権試合 60分1本勝負>
【第12代王者】〇後藤洋央紀(24分21秒 片エビ固め)【挑戦者】×デビット・フィンレー
※GTR改
☆後藤が3度目の防衛に成功
新日本プロレス両国大会のメインはIWGP世界ヘビー級選手権が行われ、王者の後藤にNEW JAPAN CUP2025を優勝したフィンレーが挑戦した。
ハンマーロックの応酬から、後藤のヘッドロックに対しフィンレーがヘッドシザースで切り返す。ロックアップから後藤が押し込み、ブレーク時にフィンレーがエルボーを放つ。フィンレーのヘッドロックを抜けた後藤が逆にヘッドロックで絞めあげ、ロープへ振ったフィンレーにショルダータックルで放って、ヒップトスで場外へ追い出す。
リングに戻ったフィンレーに対し、後藤が読み合いからショルダースルーを決め、背中にハンマー連打を浴びせるが、フィンレーはギロチンホイップから河津掛けで反撃、マウントナックルを炸裂させる。フィンレーのサミングに後藤はロープエスケープするが、フィンレーはコーナーへ執拗にハンマースルーを連発する。
後藤は張り手連打を放つと、串刺し攻撃をフィンレーに迎撃されるも、時間差ラリアットで反撃。しかし、フィンレーは村正を避けると、ラリアットで場外へ心中を図り、後藤を鉄柵へ押し込んだフィンレーは、本部席のテーブルをリングサイドに設置。さらにリング下から追加のテーブルを持ち出し二列に並べる。テーブル貫通パワーボムをかわした後藤は逆に鉄柵へフィンレーを押し込み、ハンマースルーで叩きつける。しかしフィンレーは後藤を担ぎ上げ、側頭部から鉄柱へ激突させてから、鉄柱へのパワーボム狙いは、後藤がフランケンシュタイナーで切り返し、フィンレーが鉄柱に直撃する。
リングに戻ると、後藤がエルボー連打から村正、バックドロップと攻め、牛殺しを仕掛けるもフィンレーが丸め込むと、ヨーロピアンアッパーカットを放って。マシンガンラリアットからのアイリッシュカーフバックブリーカーを後藤が回避し、エルボーのラリーに発展すると。フィンレーのラリアットを受けきった後藤が裏GTRを放つも、次の読み合いでフィンレーはラリアットを放つ。
フィンレーが串刺しヨーロピアンアッパーカットからブレーンバスタースラムで後藤を叩きつけ、背後からハンマー連打。ワンハンドバックブリーカーからカナディアンハンマーと畳みかける。フィンレーは後藤をエプロンへ転がし、リングサイドのテーブルでのパワーボムを狙うが、客席の後藤の子供に気を取られた隙に、後藤がテーブル貫通牛殺しを敢行する。
リングに戻り、大ダメージのフィンレーに後藤がGTWが決まり。念を込めたミドルキックで蹴り倒し、GTRを仕掛けるもフィンレーが切り返すと、読み合いからのオーバーキルが決まるが、高さ不足でカウント2で返される。
フィンレーはコーナーパワーボムからパワーボムを決めるがカウントで返されると、雪崩式攻撃を狙うも後藤に雪崩式回天を決められカウント2となるが、昇天を狙う後藤にフィンレーがINTO OBLIVIONを決める。
フィンレーのオーバーキルをキャッチした後藤が頭突きから牛殺しを仕掛けるが丸め込まれ、フィンレーのPrima Noctaを食らうも、後藤は昇天・改で応戦し、抵抗するフィンレーにGTR連発から最後はGTR改を決め、3カウントを奪い王座を防衛し、試合後は4・12シカゴでの防衛戦の相手に海野を指名した。。
内容的にはあれだけダメージを与えてもなお立ってくるフィンレーの強さが際立ったが、最後は後藤が持ち前の強引さで押し切った。だがGTRを食らいそうになりながらなお抵抗するフィンレーもまた最後まで試合を諦めない姿勢も新日本プロレスで育ったレスラーであることを感じさせた。
セミファイナルで行われたIWGP GLOBALヘビー級選手権は王者の辻にEVILが挑戦も、入場中の辻をEVILが襲撃するが、その正体は双子の兄で。背後から本物の辻が現れ、EVILを逆襲撃で迎え撃ち、替玉作戦が成功して、試合が開始となる。
サミング攻撃も防いだ辻だったが、場外の東郷が辻の足を取って転倒させると、辻の兄をバックステージへ連行。場外戦ではEVILが鉄柵へ辻を叩きつけ、調子のバロメーターである本部席を破壊。さらにマイクで辻を罵倒する。
リングに戻ると、EVILがサイキック攻撃からレッグロックを仕掛け、場外の東郷もドロップキックで辻の左脚を狙い撃ち。試合をリードしたEVILはナガタロックⅠで辻を捕らえ、「これが正義だ」とアピールするが、辻はロープエスケープする。
辻がエルボーを連打するも、EVILは左脚への関節蹴り、ニークラッシャーで反撃。串刺し攻撃を仕掛けるEVILを辻が迎撃し、両足カーブストンプ、ティヘラで場外へ追い出すと、トペスイシーダを命中させる。
リングに戻った辻はショルダータックルからポルペトスプラッシュを放ち、MARLOWE CRASHを狙うが、EVILが避けると、左膝裏へマッケンローを決めたEVILは、サイキック連打からニークラッシャー、串刺しラリアット、フィッシャーマンズバスターと攻撃を畳みかける。
EVILがショートレンジラリアットを連発するが、辻はガードしてエルボーで反撃。トラースキックもニーを迎撃したEVILは、ローリングエルボーからラリアットを放ち、Scorpion Deathlockで辻を捕らえる。辻は必死でロープエスケープする。
EVILが死角からのラリアットを狙うが、辻がキャッチして陽太コンボからカーブストンプを決め、MARLOWE CRASHへと繋げようとすると、現われた金丸が辻の兄を人質に取り、リングに上げると、東郷も加勢して兄弟を痛めつける。House Of Tortureが辻にトレイン攻撃から東郷がパイプカット!を浴びせる。
辻兄弟まとめて東郷がスポイラーチョーカーで首を絞めるが、駆け付けた鷹木が東郷と金丸を撃退。キタキタタイムをEVILが急所打ちで阻止するも、辻もEVILに急所打ちを浴びせる。
辻はブレーンバスターを狙うEVILにスタナーからオレンジクラッシュを決める。ジーンブラスターを仕掛けるが、レフェリーを利用して止めたEVILが、レフェリーを巻き込んだマジックキラーからラリアットを放つ。
EVILはダークネスフォールズから”EVILを狙うが、辻が切り返してジーンブラスターを決める。カウント2で返されるも、再度ジーンブラスターを狙う辻をEVILが回避すると、東郷のパウダー攻撃を狙ったら、EVILに誤爆すると、金丸のウイスキーミストもEVILに誤爆、最後は辻は串刺しジャンピングニーからMARLOWE CRASH、、ジーンブラスターと畳みかけて3カウントを奪い王座を防衛、試合後は上村を挑戦者に指名する。
第6試合ではIWGPタッグ選手権が行われ、王者組の内藤&ヒロムにコブ&カラムが挑戦。内藤&ヒロムがテンデレロでカラム放ってからLIJコンビが試合の主導権を握るが、ヒロムのドロップキックを回避したカラムが脇腹へ鋭いドロップキックを叩き込み、ジェフ・コブが代わるとヒロムをマットに叩きつけ、背中へその場飛びムーンサルトを命中させると、。ナックルパートでコーナーへハンマースルーした後、ヒロムのハサミ攻撃をキャッチしてパワーボムへ移行しようとするが、ヒロムがDDTで突き刺す。
ここで代わった内藤がコブにエルボーを連打、マンハッタンドロップからバックエルボー、ドロップキックと攻め、コブの串刺し攻撃を迎撃すると、いきなりエスペランサを決める。
内藤はコブにコリエント式デスティーノを狙ったが、コブが切り返してアスレチックブレックスで投げ、代わったカラムが内藤へ串刺しビッグブーツを浴びせてから、乱戦に突入。ヒロムのトラースキックを経て、内藤がカラムへコリエント式デスティーノを炸裂させると、内藤&ヒロムのテンデレロ連携から、ヒロムのドロップキック援護でデスティーノを決めるも、コブにカットされる。
コブは内藤へツアー・オブ・ジ・アイランドを仕掛けるが、ヒロムのクロスボディーで阻止され、コブがヒロムを排除すると、カラムは内藤にジャーマンスープレックスで投げる。そこで戻ってきた ヒロムがカラムへコーナースロイダーを決めるも、コブがヒロムをパワーボムからツアー・オブ・ジ・アイランドで排除される。内藤にもツアー・オブ・ジ・アイランドを狙うコブを、内藤がデスティーノで切り返すが、すかさずカラムが内藤にオスカッター2.5からファイヤーボルトと畳みかける。
内藤がカラムに引き込みエルボー、浴びせ蹴りからデスティーノを狙うが、カラムが切り返すと、コブがツアー・オブ・ジ・アイランドから、カラムの合体ジャンピングニーを決め、最後はブラディーサンデーが内藤から 3カウントを奪い新王者となった。
内藤がカラムに引き込みエルボー、浴びせ蹴りからデスティーノを狙うが、カラムが切り返すと、コブがツアー・オブ・ジ・アイランドから、カラムの合体ジャンピングニーを決め、最後はブラディーサンデーが内藤から 3カウントを奪い新王者となった。
