世界タッグ選手権史上初の兄弟タッグ対決はSAITOBROTHERSが勝利で最多防衛記録を更新!チャンピオンカーニバル出場選手発表!


2月9日 全日本プロレス「エキサイトシリーズ2025」後楽園ホール 1276人
(試合内容は実況ポストより)

<第1試合 20分1本勝負>
〇”ミスター斉藤”土井成樹 ゼニョール斉藤(9分54秒 キャメルクラッチ)吉岡世起 ×長尾一大心

<第2試合 20分1本勝負>
〇宮原健斗 田村男児 井上凌(10分38秒 シャットダウンスープレックスホールド)×大森北斗 愛澤No.1 ジャック・ケネディ

<第3試合 世界ジュニアヘビー級選手権試合 60分1本勝負>
【第70代王者】〇MUSASHI(12分54秒 片エビ固め)【挑戦者】×佐藤光留
※二天一流
☆MUSASHIが初防衛に成功

<第4試合 30分1本勝負>
諏訪魔 鈴木秀樹 〇阿部史典 野村卓矢(9分59秒 お卍固め)安齋勇馬 綾部蓮 本田竜輝 ×ライジングHAYATO

<第5試合 芦野祥太郎&羆嵐デビュー10周年記念試合 30分1本勝負>
〇芦野祥太郎(12分37秒 変型アンクルロック)×羆嵐

<第6試合 世界タッグ選手権試合 60分1本勝負>
【第99代王者組】〇斉藤ジュン 斉藤レイ(24分47秒 片エビ固め)【挑戦者組】×青柳優馬 青柳亮生
※サイコブレイク
☆SAITOBROTHERSが8度目の防衛に成功

全日本プロレス後楽園大会のメインは世界タッグ選手権が行われ、王者のジュン&レイのSAITOBROTHERSに、青柳優馬&青柳亮生の青柳兄弟が挑戦、兄弟タッグ同士で世界タッグ選手権が行われるのは、世界タッグ選手権史上初で、SAITOBROTHERSにとってもジャンボ鶴田&谷津嘉章の五輪コンビが記録した防衛記録更新もかかった試合となった。

試合はジュンvs青柳で始まり。ロックアップからジュンが押し込み、DOOMブレークを仕掛けるが、青柳がバックを奪い、ジュンがヘッドロックで応戦。青柳はヘッドシザースで切り返し、距離を置く。
次に斉藤レイvs亮生になると、レイはロックアップで押し込むが、亮生にいなされ、ヘッドロックを仕掛けられる。ロープへ振ったレイと亮生のぶつかり合いは、亮生がドロップキックで優位に立つ。亮生は突進するレイを場外へ出し、トペフェイントから青柳兄弟がDOOMポーズを決め、青柳がジュンも場外へ出すと、亮生がSAITOBROTHERSにムーンサルトアタックを決める。

リングに戻ると、青柳兄弟がSAITOBROTHERSに同時ドロップキックを決めてから、場外戦になり、青柳がタオルでジュンを絞め、亮生がレイを絞めるが、SAITOBROTHERSは同時ショルダータックルで反撃。ジュンが青柳を鉄柵に叩きつけ、タオルで首を絞めてから汗を拭き、ファンにタオルを渡す。一方、東側ではレイが亮生を看板に叩きつけ、ファンからのタオルで首を絞めた後、丁寧に畳んで亮生の顔を拭いて返す。
リングに戻ると、SAITOBROTHERSが亮生を捕らえて試合をリード。ジュンが串刺し攻撃を狙うが、亮生がミサイルキックで迎撃し、延髄斬りを決める。代わって青柳がドロップキックからフライングフォアアーム、さらにドロップキックと串刺しフライングフォアアームを連発するが、突進する青柳をジュンがビックブーツで迎撃し、代わったレイがフェイントからのマシンガンチョップからダブルチョップを浴びせる。
レイが突進するが、青柳がドロップキックで迎撃し、代わった亮生がエルボーバットとフランケンシュタイナーを決めてから、青柳が入ってダブルドロップキックを決めるが、トレイン攻撃はレイがショルダータックルで迎撃。SAITOBROTHERSが亮生にダブルヒップトスを決め、レイが起き上がり小法師逆水平を連打する、

亮生はレイに延髄斬りからハンドスプリングレッグラリアットで反撃すると、代わった青柳がレイにミサイルキックを決め、ジュンとのエルボーのラリーはジュンが制すると、ジュンは串刺しビックブーツを連打し、滞空式ブレーンバスターで青柳を投げる。

チョークスラムを狙うジュンだが、青柳がドロップキックで脱出。亮生が入ってトレイン攻撃を仕掛け、青柳兄弟がダブルミサイルキックを決める。

青柳兄弟は掟破りのDOOMを狙うが、ジュンが土台の亮生に張り手を浴びせ、青柳にデットリードライブで投げて阻止し。SAITOBROTHERSが青柳にダブルショルダータックルからハイジャックパイルドライバーを決める。ジュンが雪崩式攻撃を狙うが、青柳がサンセットフリップボムの体勢から亮生がミサイルキックの合体技で反撃。レイにはダブルブレーンバスターを決めるが、レイが青柳兄弟にダブルラリアットを浴びせ、4選手ダウンとなる。
SAITOBROTHERSが連係を狙うが、レイを排除した青柳がジュンにラリアットを決め、エルボーのラリーでジュンがロープへ振るが、カウンタースピアーで反撃。レイが入ると、SAITOBROTHERSが青柳にDOOMを狙うが、青柳がレイと同士討ちさせ、亮生がジュンにフィッシャーマンズスープレックスからファイヤーバードスプラッシュを決めると、青柳がロックスターバスターを狙うが、レイが慌ててカットに入る。
青柳はジュンにスピンキックから突進するが、レイが割って入り、アイスパインを炸裂させると、ジュンがラリアットからランニングニーを決め、最後はサイコブレイクで3カウントを奪い防衛に成功と共に最多防衛記録も更新する偉業も達成した。
試合後は、両兄弟でノーサイドも、青柳兄弟が退場後に、宮原が現われ、青柳とのビジネスタッグで挑戦を表明すると、退場していた亮生が青柳を連れて戻し、大ダメージで立てない青柳に放り入れ、青柳の承諾もないまま、宮原がスーパースターの強権発動で3・9後楽園での挑戦が決定した。
注目の兄弟同士のタッグ選手権だったが、青柳兄弟も良く攻めてはいたが、ペースが乱れても、互いにカバーし合って軌道修正するだけの、青柳兄弟もSAITOBROTHERSのペースを乱すまでには至らなかった。そして宮原が青柳でのビジネスタッグで挑戦を表明したが、宮原も無冠の状態が続いているだけに、ここで勝負に出てきたが、SAITOBROTHERSvsビジネスタッグは記憶が正しければSAITOBROTHERSが連勝している、ビジネスタッグでも手に負えなくなっているSAITOBROTHERSをどう切り崩していくのか…

セミファイナルではデビュー10周年を迎えた芦野と羆嵐がシングルで対戦した。

早速、羆嵐がヘッドロックを仕掛け、ロープへ振った芦野にショルダータックルを決めるが、芦野が巻き投げからドロップキックで反撃。逆エビ固めで羆嵐を捕らえ、エルボースマッシュでエプロンに追いやる。断崖式ジャーマンを狙う芦野だが、羆嵐が阻止し、エルボーのラリーで攻勢に出る。芦野が羆嵐を落とすが、羆嵐が足刈りラリアットで芦野を場外へ落とすと、エプロンから重爆セントーンを命中させる。
リングに戻ると、羆嵐が再び重爆セントーンを決め、両脚で全体重をかけて芦野を圧迫。逆エビ固めで追い詰めるが、芦野はロープエスケープする。
羆嵐はハンマースルーを狙うが、切り返した芦野はフロントスープレックスから俵返しで投げる。

芦野は串刺しエルボースマッシュを連発から。ジャーマンを狙うが、コーナーへ押し込んだ羆嵐はバックフリップから再び重爆セントーンを決め、逆エビ固めで追い詰めるも、芦野はアンクルロックで逆転を狙い、羆嵐は両脚で蹴り上げて脱出する。
羆嵐はバックフリップから「埼玉に乾杯」を決め、ダイビング重爆セントーンを狙うも自爆してしまう。

エルボーのラリーになると、羆嵐はショートレンジラリアットを連発し、ラリアットもカウント2で返される。突進してきた羆嵐を芦野がラリアットで迎撃し、バックドロップで投げると。さらにジャーマンから逆エビ固めで羆嵐を捕らえたまま、アンクルロックを極め、羆嵐はついにタップアウトして芦野が勝利となる。

第3試合では世界ジュニアヘビー級選手権が行われ、王者のMUSASHIに光留が挑戦、光留がローキックで仕掛けると、MUSASHIがタックルを試みるも、光留が切ってリストロックで応酬となって、MUSASHIはロープエスケープする。MUSASHIがヘッドロックを仕掛け、ロープへ振った光留にショルダータックルを決めるが、アピールするMUSASHIに光留が怒り、ガットショットを放つ。

突進してきた光留を場外へ出したMUSASHIはトペスイシーダを狙うが、光留がジャンピングハイキックで迎撃。リングに戻った光留は、ボトムロープにMUSASHIの左腕をセットしてサッカーボールキックを放つ。

光留はジャンピングハイキックからミドルキックの連打、さらにサッカーボールキックで攻勢をかけ、MUSASHIは逆水平チョップで反撃を試みるが、光留はバックドロップから腕十字固めでMUSASHIを追い詰め、MUSASHIは必死でロープエスケープする。
光留は「投げるぞオイ」を狙うが、MUSASHIはエプロンへリバースしてドロップキックで光留を場外へ落とし、ノータッチトペコンヒーロを命中させ、リングに戻ると、MUSASHIはロープ越しで光留の腰へフットスタンプを決め、エクスプロイダーで投げる。
光留はアンクルホールドでMUSASHIを捕らえるが、切り返したMUSASHIは後頭部へランニングニー、フットスタンプ、ドロップキックを連打し、エストレージャフートゥロを狙うが、光留が剣山からアームロックで捕らえ、チキンウイングアームロック、ジャンピングハイキックからPKを連発。腕十字からアンクルホールド、バックドロップ、腕十字と攻め続け。外れてもアンクルホールドでMUSASHIを苦しめるが、MUSASHIは延髄斬りで脱出。
光留が脇固めを仕掛けるも、MUSASHIは膝蹴りで逃れ、延髄斬りからファルコンアローを決め。エストレージャフートゥロを命中させると、最後は二天一流で3カウントを奪い、MUSASHIが初防衛に成功する。
試合後は光留が潔く敗戦を認め、MUSASHIの腰にベルトを巻く、マイクを持ったMUSASHIだが吉岡が取り上げると、挑戦を表明ではなく、挑戦したい選手からのメッセージを預かっているとして、今日は徳島にいる立花誠吾が挑戦表明するも、立花は光留は勝つと予想していたことから、王者は光留のままでメッセージを贈ってきたため、MUSASHIは「勝ったのはオレだ」と叫ぶ

第4試合の安齋&綾部&本田&HAYATOのEL PIDAが、諏訪魔&鈴木秀樹&阿部&野村卓矢と対戦」、
EL PIDAで鈴木秀樹を捕らえ、試合をリードするが、、鈴木秀樹が本田にワンハンドバックブリーカーを決めて形勢を変える。

安齋が野村とエルボーのラリーを展開するも、野村がブレーンバスターからのPKを狙うが、安齋がキャッチ。野村はミドルキックの連打からジャーマンスープレックスをに対し、安齋はジャンピングニーで反撃する。
阿部vsHAYATOになり、阿部はHAYATOに逆さ押さえ込みを仕掛けるが、回転浄土宗を迎撃したHAYATOはエルボーアタックからEL PIDAでトレイン攻撃を仕掛け、連係で相手陣営を蹂躙する。しかし、諏訪魔がラリアットでカットに入り、阿部がHAYATOに掌打を連打。HAYATOはドロップキックからファルコンアローを決めるが、シドヴィシャスを自爆させた阿部はランニングエルボー、アイルビーバック、伊良部パンチ、オプジェクト、そしてお卍固めでHAYATOを捕らえ、HAYATOは無念のギブアップを喫した。

そして4月9日から開幕する「チャンピオンカーニバル2025」の出場選手が発表された。
Aブロック 宮原健斗 斉藤ジュン 鈴木秀樹 芦野祥太郎 羆嵐 真霜拳號 ザイオン(元WWE NXT)、サイラス、デイビーボーイ・スミスJr
Bブロック 青柳優馬 斉藤レイ、大森北斗、本田竜輝、安齋勇馬、綾部蓮、マイク・D・ベッキオ、エーグル・フラン、菊田円(DRAGON GATE)

今年は全18選手がエントリーを果たし、Aブロックでは元ラクビー選手でWWE入りを果たし、現在フリーで活動しているザイオン、昨年度の最強タッグに初来日を果たしたベッキオ、2023年以来の参戦となるフラン、そしてDRAGON GATEではオープン・ザ・ドリームゲート王者にもなった菊田円が初出場となった。

問題が発生しました。 ページを再読み込みして、もう一度お試しください。

コメントは受け付けていません。

WordPress.com Blog.

ページ先頭へ ↑