1月26日 全日本プロレス「ニューイヤーウォーズ2025」千葉・幕張メッセ 国際展示場 ホール 1012人
(試合内容は実況ポストより)
<第1試合 30分1本勝負>
〇斉藤レイ ゼニョール斉藤(9分47秒 体固め)吉岡世起 ×長尾一大心
※チョークスラム
<第2試合 GAORA TVチャンピオンシップ 60分1本勝負>
【第28代王者】〇宮本裕向(10分38秒 片エビ固め)【挑戦者】×芦野祥太郎
※ムーンサルトプレス
☆宮本が2度目の防衛に成功
<第3試合 30分1本勝負>
〇鈴木秀樹 田村男児(9分25秒 リーガルストレッチ)真霜拳號 ×本田アユム
<第4試合 全日本プロレスTV認定6人タッグ選手権試合 60分1本勝負>
【第10代王者組】〇青柳優馬 阿部史典 佐藤光留(13分42秒 片エビ固め)【挑戦者組】×大森北斗 羆嵐 アジャコング
※THE FOOL
☆バカの時代が初防衛に成功
<第5試合 30分1本勝負>
綾部蓮 〇本田竜輝 ライジングHAYATO(15分12秒 片エビ固め)宮原健斗 青柳亮生 ×井上凌
※ファイナルベント
<第6試合 世界ジュニアヘビー級選手権試合 60分1本勝負>
【挑戦者】〇MUSASHI(16分27秒 片エビ固め)【第69代王者】×”ミスター斉藤”土井成樹
☆土井が6度目の防衛戦
※二天一流
<第7試合 三冠ヘビー級選手権試合 60分1本勝負>
【第75代王者】〇斉藤ジュン(28分13秒 片エビ固め)【挑戦者】×安齋勇馬
※サイコブレイク
☆ジュンが2度目の防衛に成功
2025年度最初の三冠ヘビー級選手権が行われ、王者のジュンに、安齋が挑戦した。
ロックアップからジュンが押し込み、ブレークすると、安齋が押し返してブレークし、ジュンがガットショットからヘッドロック仕掛け、ロープに振ったジュンとぶつかり合いは、ジュンが制せば、安齋がドロップキックを放つ。
安齋はバックを奪うと、リストロックに移行。ジュンは切り返してヘッドロックを取り、逃れた安齋がエルボーを連打から、突進したジュンを場外に出し、エプロンからジャンピングニーを放つ。
場外戦で安齋は鉄柵へハンマースルーでジュンを叩きつけ、その後鉄柵越しにフライングフォアアームを命中させる。リングに戻ると、安齋がバックエルボー、スリーパーでジュンを捕らえるが、ジュンはロープエスケープする。
安齋はダブルアームスープレックスを狙うが、ジュンがリバースからショルダータックルで返し、ラリアットで安齋を場外へ落とすと、場外戦で鉄鎖へハンマースルーから、客席へ連行してイスで叩きつける。ファンからのタオルで安齋の汗を拭き、再びイスで叩きつける。
リングに戻ると、ジュンがビッグブーツを決め、安齋はエルボーの連打で返すが、ジュンはニーリフト足で安齋をコーナーに押し込む。
ジュンはボディースラムからエルボードロップと攻め、齋はエルボーの連打で反撃するが、ジュンが一撃で返し、ボディースラムからフットスタンプ、滞空式ブレーンバスターで攻める。
ジュンは串刺し攻撃を狙うが、安齋が迎撃してミサイルキックを命中させ、串刺しフライングフォアアームを連発。その後、スロイダーで投げ、ドロップキックを放つ。
流れを変えた安齋はジャーマンを狙うが、ジュンが逃れショルダータックル。安齋は串刺し攻撃を迎撃し、コーナーに登るが、ジュンがビッグブーツで場外に落とす。
安齋がエプロンに上がると、追いかけたジュンに安齋がエルボーの連打からダブルアームを狙うが、ジュンがエプロンでチョークスラムを敢行する。
リングに戻ると、ジュンが串刺しバックエルボーを放って、エルボーのラリーになると、ジュンが張り手から雪崩式ブレーンバスターを狙うが、安齋が降りてバックを奪い、ジャーマンを狙う。ジュンはラリアットで返し、両者ダウンとなる。
エルボーのラリーが続き、安齋は連打から串刺しフライングフォアアームに対し、ジュンは串刺しショルダータックル、串刺しビッグブーツからコーナーエルボーを連打し、ブレーンバスターで投げる。
ジュンはチョークスラムを狙うが、逃れた安齋が背後からドロップキック、ジャンピングニーで反撃しギムレットを狙うが、ジュンが逃れ、チョークスラムはカウント2。ラリアットは切り返した安齋がドラゴンスープレックスから三沢式フェースロックで絞めあげるが、ジュンはロープエスケープする。
安齋はジャーマンを狙うが、ジュンが逃れフロントキック。サイコブレイクを狙うも、安齋がニーアッパーから突進すると、ジュンはボディースラムからジャンピングフロントキックで返し、サイコブレイクを決めるがカウント2となる。
ジュンはサイコブレイクを再度狙うが、逃れた安齋がジャンピングニーから後頭部へジャンピングニー、バックドロップからギムレットはカウント2でキックアウトされると、安齋はムーンサルトプレスを狙うが、ジュンが雪崩式チョークスラムを敢行し、ジャンピングフロントキックを放つ。
ジュンはサイコブレイクを狙い、逃れた安齋がジャンピングニーで反撃するも、ジュンがスピアーで迎撃。安齋はジャーマンを決めるが、ジュンがショートレンジラリアットからジャックハマーを決め、最後にジュンがサイコブレイクで3カウントを奪い、防衛に成功に成功した。
試合後にジュンが健闘を称え、安齋の前でスイーツタイムになり。ジュンの大好物の大福と、安齋の好きなカスタードシュークリームを食そうとしたが。一人で食べるのは美味しくないとして安齋にシュークリームを渡し、二人で食してノーサイドとなる。
入れ替わりに青柳がどら焼きをもって現われ、どら焼きに誓って挑戦を表明、ジュンもDOOMで受諾し、青柳がどら焼きを半分渡して、ペットボトルのお茶を投げ渡し引き上げていった。
内容的には、初防衛戦ということで、ジュンもプレッシャーもなく落ち着いて試合をしており、終盤でもサイコブレイクがキックアウトされて、集中力が途切れるかと思ったら、安齋の方がギムレットをキックアウトされたことで、ムーンサルトプレスを狙ったが、そこでジュンに隙を突かれてしまった。それを考えると、ジュンが王者として落ち着いていたのが勝因だった。
セミファイナルで行われた世界ジュニアヘビー級選手権、王者の土井vs挑戦者のMUSASHIは、ロックアップでMUSASHIがいなしてアピールし、土井を焦らせる。
これに怒った土井は背後から強襲しアピールがmMUSASHIは土井を場外に追いやり、アカンベーブレークを見せる。場外で足を取って倒した土井はロープ越しにエルボードロップ、さらに首筋へのエルボードロップ、エルボースタンプ、ネックロックと首攻めで試合をリードする。
土井はサンセットフリップからフロントネックロック、ネックブリーカー、ジャベと攻め、グラウンド卍固めに移行するが、MUSASHIはロープエスケープする。
MUSASHIは張り手、逆水平で反撃を試みるが、土井はサミングで逆転。突進するも、MUSASHIがエクスプロイダーで投げる。
続けてMUSASHIは串刺し攻撃を狙うが土井が迎撃し、MUSASHIは逆水平を放ち、四つん這いになった土井にロープ越しのフットスタンプで流れを変える。
土井はサミングからバックエルボーも、MUSASHIは土井をエプロンへ出して、トラースキックで土井を場外に落としてから、トペ・コン・ヒーロを命中させる。リングに戻ると、MUSASHIは低空ドロップキックからフットスタンプ、さらにドロップキックからファルコンアローを決めるが、エストレージャフートロは自爆すると、土井がサンセットフリップからピンプジュースで反撃する。
土井とMUSASHIは張り手と逆水平でラリーを繰り広げ、MUSASHIが連打から突進すると、土井はDOI555からバカタレスライディングキックはMUSASHIがトラースキックで迎撃、土井は垂直落下式ブレーンバスターを決め、MUSASHIのブレーンバスターを丸め込む。
土井がコーナーに上がると、MUSASHIはジャンピングハイキックから二天一流を狙うが、土井が丸め込みから丸め込み合戦に突入。土井はDOI5555からバカタレスライディングキックを決めるが、カウント2でキックアウトされる。
土井がマスキュラーボムを狙うが、MUSASHIが逃れ、読み合いから変型フェースバスターを決める。さらに後頭部へトラースキックからエストレージャフートロ、最後はMUSASHIが二天一流で3カウントを奪い、王座奪取に成功した。
試合後に王座を奪取したMUSASHIはマイクを持つが、切れているのか音声が出ない。そこで実況席で解説をしていた光留が現われ、挑戦表明し、MUSASHIにマイクを渡すが、MUSASHIがアピールしても音声が何故か出なかった。
第4試合の全日本プロレスTV6人タッグ選手権、王者のバカの時代vs挑戦者の北斗軍が、今回は帰国したサイラスに代わりアジャを起用したということで、北斗と羆嵐が「アジャメイク」で登場したのに対し、青柳はアジャの一斗缶を警戒してヘルメットを被り、6個の一斗缶を台車に載せて登場する。
序盤から北斗軍が阿部を捕らえて試合をリードすると、北斗は青柳らの一斗缶を全て奪い、アジャが一斗缶でピラミッドを完成させる。北斗が一斗缶ピラミッドへ阿部をハンマースルーするが、阿部が切り返し、北斗が一斗缶ピラミッドに直撃する。
ここからバカの時代が連係で北斗を捕らえ、試合の流れを変え、北斗はアジャに助けを求めるが、「自分でどうにかしろ」と突き放される。それでも北斗が青柳に一斗缶ごとエルボーを放つと、アジャがバカの時代を一斗缶で殴打。さらに阿部と青柳をまとめてブレーンバスターで投げ飛ばす。
羆嵐に代わると、串刺し攻撃を狙うが、避けた阿部が回転浄土宗を放つも、青柳との連係は、羆嵐がラリアットで連携を阻止し、青柳と阿部に重爆セントーン。青柳にはアルゼンチンバックブリーカーを仕掛けるが、その際に代わった光留がジャンピングハイキックで反撃。さらに水車落としを狙うも、腰を押さえて持ち上げられず、羆嵐が串刺しラリアットを放つが、セカンドコーナーからの重爆セントーンは自爆する。
青柳vs北斗に交代すると、北斗はランニングエルボーからフロッグスプラッシュと攻めるが、アジャと羆嵐が入った北斗軍の連係は失敗すると、逆にバカの時代がトレイン攻撃で北斗を捕らえる。青柳は北斗に垂直落下式ブレーンバスターを決めてカバーするが、アジャが一斗缶でレフェリーをKOしたためカウントが入らない。
アジャが一斗缶でバカの時代を殴打した後、北斗軍が青柳に決めたところが未だ見たことがないと言われる北斗軍スペシャルを狙うが、やっぱり失敗する。
更に羆嵐のクロスボディーが北斗に誤爆し、さらにアジャの裏拳も北斗に直撃すると、 最後は青柳が一斗缶で北斗を殴ろうとするが、レフェリーが止めようとした際に、レフェリーが取り上げた一斗缶が北斗に直撃、最後は青柳がザ・フールで3カウントを奪い王座を防衛、試合後もアジャがレフェリーを一斗缶殴打してKOするなど大荒れとなった。
第2試合のGAORA TV選手権、王者の宮本vs挑戦者の芦野は、芦野がショルダータックルを放つが、宮本はドロップキックで応戦。さらにチンロックからエルボースタンプ、首四の字固めで捕らえ、芦野は無理をせずロープエスケープする。
芦野はバックエルボーから俵返し、串刺しエルボースマッシュ、さらにランニングエルボースマッシュをと攻め、宮本をコーナーに押し込んでエプロンを使ったレッグブリーカーを、場外戦では宮本の左脚を鉄柱に叩きつけ、リングに戻ると芦野がマフラーホールドでと左脚攻めでリードを奪い。宮本はロープエスケープするも、芦野は左脚にストンピングを連打する。
芦野はジャーマンスープレックスを狙うが、宮本は不時着してアイルビーバックからのニールキックを狙う。しかし芦野がキャッチし、ジャーマンからアンクルロックで捕らえる。ここを宮本が切り返し、コーナーに芦野を直撃させてからファイヤーサンダーで突き刺す。
エルボーのラリーになると。宮本が逆水平チョップに対し、芦野はエルボースマッシュで応戦。ラリーの末、芦野がポップアップエルボースマッシュを放つが、宮本がフロントスープレックスで応戦する。
芦野もエルボースマッシュから串刺し攻撃を狙うが、宮本はこれを迎撃し、ニールキックのコンビネーションからラリアット狙いは、芦野はラリアットで迎撃し、バックドロップをから、アンクルロックで再び捕らえるが、宮本が丸め込みで逃れると、ハンドスプリングオーバーヘッドキックからジャーマン、最後は蒼魔刀からムーンサルトプレスを命中させ3カウントで防衛、試合後は次期挑戦者に黒潮TOKYOジャパンを指名した。
