1月26日 DDT「NEW YEAR, NEW HERO. 2025~新たな物語がはじまる~」後楽園ホール
(試合内容は実況ポストより)
<第1試合 30分1本勝負>
〇飯野雄貴 佐藤大地(9分30秒 エビ固め)×高尾蒼馬 納谷幸男
※スピアー
<第2試合 30分1本勝負>
〇MAO 大鷲透(8分29秒 ジャパニーズレッグロールクラッチ)高梨将弘 ×アントーニオ本多
<第3試合 30分1本勝負>
秋山準 HARASHIMA 〇松永智充(9分20秒 変形巻き投げ固め)佐々木大輔 ×KANON MJポー
<第4試合 DDT EXTREME選手権試合~人生の煌きルール 60分1本勝負>
【第61代王者】〇男色ディーノ(9分47秒 首固め)【挑戦者】×ゴージャス松野
☆ディーノが2度目の防衛に成功
※1カウントフォールを奪った選手が勝利。ほかは通常のプロレスルールに準ずる
<第5試合 Road to D GENERATIONS CUP 2025!スペシャル8人タッグマッチ 30分1本勝負>
To-y 〇高鹿佑也 夢虹 須見和馬(12分53秒 変型トライアングルランサー)正田壮史 ×中村圭吾 イルシオン 石田有輝
<第6試合 DDT UNIVERSAL選手権試合 60分1本勝負>
【挑戦者】〇上野勇希(15分40秒 体固め)【第16代王者】×グリンゴ・ロコ
※WR
☆ロコが3度目の防衛に失敗、上野が第17代王者となる
<第7試合 KO-D無差別級選手権試合 60分1本勝負>
【第84代王者】〇クリス・ブルックス(22分21秒 グラウンドオクトバスストレッチ)【挑戦者】×石川修司
☆クリスが2度目の防衛に成功
DDT2025年度最初のKO-D無差別級選手権が行われ、王者のクリスに石川が挑戦した。
序盤はロックアップの攻防からスタート。石川が押し込みブレークするも、再びロックアップからクリスが押し込んで逆水平チョップを連打。さらにガットショットからヘッドロックで捕らえ、石川がロープに振ると、クリスはビッグブーツに対し、石川がショルダータックルで応戦して、ブレーンバスターを切り返したクリスはオクトパスストレッチで捕らえるが、石川がロープエスケープする。
場外へ逃れた石川に対し、クリスが追撃を試みるも、石川はエプロンを利用したDDTからクリスをイスに座らせ、ジャイアントクロスボディを命中させる。ところが石川は挑発するアントンに気を取られると、エプロンに上がった石川にクリスがドロップキックを放つ。さらに高梨とアントンが加わりシャーデンタワーを狙うが、石川が阻止する。
だが、その際にアントンがカバンを落とすと、中からはステープラーが出てきため、石川は手にする。松井レフェリーが取り上げようとしたが、クリスが構わないと合図を送り、石川はクリスの身体をホッチキスで刺せば、クリスもカバンからステープラーを取り出し、石川の身体をホッチキスで刺す、二人が刺し合いになると、クリスは石川のの顔面に紙を張り付けホッチキスで刺す。
これに怒った石川の頭突き連打に対し、クリスは石川の串刺し攻撃を迎撃し、前屈みになった石川の背中にセントーン、さらに場外へ逃れた石川にトペ・スイシーダを命中させ、テーブルをセットしてから、エプロンからテーブル貫通ブレインマンティスボムを狙うが、石川が切り返して、テーブル貫通ファイヤーサンダーを敢行する、
さらに石川はテーブルの破片でクリスを殴打し、破片の切っ先でクリスの額を切り刻む。
リングに戻ると、石川がニーリフトから地獄固めで捕らえると、さらにジャイアントフットスタンプを投下、エルボーのラリーでは石川がニーリフト、クリスがジャンピングニーと延髄斬りで応戦し、パイルドライバーで突き刺すも、石川がジャイアントニーリフトで応戦して、両者ダウンになり、石川の串刺しラリアットに対し、クリスはジョンウーから雪崩式ダブルアームスープレックスで投げ飛ばす。
クリスが逆水平チョップを連打すると、石川がエルボーで応戦。頭突きの応酬に続き、クリスがバスソーキック、サッカーボールキック、ダイビングダブルニードロップを決める。
クリスは石川にタカタニックを狙うも、石川がフットスタンプで潰すとラリアットを炸裂させれば、クリスもラリアットで応戦し、蒼魔刀からブレインマンティスボムで勝負に出るが、カウント2でキックアウトされる。
石川が攻勢に転じ、ファイヤーサンダー、ジャーマン、ジャンピングニーリフト、カミゴエ、ジャイアントニーリフトと畳みかける
石川はスプラッシュマウンテンを決めたが、クリスがカウント2で返す。
最後は石川がジャイアントスラムを狙うも、クリスが回避してハイキックを連打。石川はバックドロップで投げたが。クリスがオクトパスストレッチで石川を捕らえ、グラウンドオクトパスストレッチに移行、ついに石川がタップアウトし、クリスが2度目の防衛に成功に成功した。
試合後は芝居のため不在の今林久弥GMに代わり、彰人GM代行がクリスのタフさに呆れつつも、次回の防衛戦は3月20日の後楽園大会を指定、挑戦者はクリスの指名になるが、クリスは10人戦いたい相手がいるとしつつも、ダメージのため考えられないため、挑戦者の選考は先送りになった。
クリスは石川の歌を聞けなかったお詫びにクリスが熱唱するが、石川が戻ってきて二人で熱唱してから、握手でノーサイドになり、改めてアントンが「1・2.3.4」で締めくくった。
内容的には石川もハードコアが出来る選手だけに、石川のハードコアの一面をクリスが引き出した、終盤では最初のブレインマンティスボムが決め手にならなかったことから、フィニッシュのプランを変更したのがクリスの勝因だったと思う。
セミファイナルではDDT UNIVERSAL選手権が行われ、王者のGCWのロコに、上野が挑戦した。試合開始。ロコがヘッドロックで上野を捕らえ、ロープに振られた上野にショルダータックルを放つ。両者の読み合いが続く中、上野がアームホイップを仕掛けると、ロコもアームホイップで応戦。さらに、上野のハリケーンラナをロコが見事に着地する。
ロコが握手を求めたかと思うと、ガットショットを放つ。これに痛がる上野を見て、ロコが「チョットマッテ」と腰を振り挑発。怒った上野がドロップキックを狙うも自爆し、ロコはトラースキックからローリングレッグドロップで畳みかけるなど、ロコの巧みなインサイドワークに上野が翻弄される。
ロコがジャベで上野を捕らえた後、両者はエルボーのラリーへ。上野がエルボーを連打するが、ロコが延髄斬りを回避し、変型ビクトリーロイヤルからハリウッドスタープレスを決めるが、ムーンサルトプレスは自爆する。
ここで上野が反撃に転じ、ブレーンバスターを放つと、トップロープにロコを叩きつけるスタンガンから後頭部へのシャイニングウィザードを繰り出し、場外へ逃れたロコに対してエプロンからハリケーンラナを決める。
リングに戻ると、上野はおっぴろげアタックを仕掛け、続けて飛びつき雪崩式フランケンシュタイナーを狙うが、ロコがこれを阻止して上野を落とすと、セカンドロープに上がったロコに対し、上野が飛びつきフランケンシュタイナーを成功させる。
上野がWRを狙うが、ロコが阻止。両者はエルボーのラリーを繰り広げた後、ロコが延髄斬りを決めれば、上野もジャーマンで応戦し、さらにカナディアンデストロイヤーを炸裂させ。フロッグスプラッシュを狙うも、追いかけたロコが三角飛びスパニッシュフライを決める。
上野がエプロンへ逃れると、追いかけたロコにエプロンでDDTを決める。さらにコーナーに上がるが、ロコが肩車からエプロンでシットダウンひまわりボムを敢行、続けて場外の上野にムーンサルトアタックを命中させる。
リングに戻ると、ロコがエプロンでダウンしている上野を捕らえ、雪崩式ファルコンアローを敢行する。
さらに追い討ちでロコがシットダウンひまわりボムを狙う。しかし、上野がウラカンラナで切り返すと、ドロップキックを決めた上野が、ポイズンラナからWRで3カウントを奪い、上野が王座奪取を果たしたが、ロコのインサイドワークの上手さの前に翻弄されるなど、大苦戦の試合となった。
試合後に上野が次期挑戦者に、一度しか対戦したことのない選手として、鈴木みのるを指名、挑戦を呼びかけるが、彰人GM代行は、これから鈴木みのる側とスケジュールの確認を取るため、決定は先送りになった。
第4試合ではDDT EXTREME選手権が行われ、王者のディーノに松野が挑戦。試合形式も人生の煌めきルールとして1フォールマッチで行われた。
試合開始。ディーノがヘッドロックで絞め上げると、松野が押さえ込んだため、これに慌てたディーノがキックアウト。ディーノはストンピングを繰り出し、松野の右腕にニードロップを落として押さえ込むが、松野も慌ててキックアウトし、ディーノはナイトメアを狙うも、松野が丸め込んだため、ディーノは慌ててキックアウトする。
ディーノはアームロックからシュミット流バックブリーカーを繰り出し、そのままコーナーへ上がるが、松野がロープを揺らして妨害したため、ディーノは股間をトップロープに痛打してしまう。
松野はフライングクロスチョップを放つが、ディーノがアバランシュホールドで反撃。そのまま腕固めで松野を追い詰め、松野はロープエスケープでピンチを脱する。
ディーノが再びトップコーナーに上がるも、松野がゴージャスハンドスプリングで動きを封じると、デットリードライブで落としてから、ゴージャススターエルボーを狙うが自爆する。
ディーノはファイト一発!から男色ドライバーを仕掛けるが、松野がジャックナイフで切り返す。しかし、ディーノは再びアームロックを狙い、松野はロープエスケープし、ディーノが垂直落下式ブレーンバスターを決めたが、松野がカウント0でキックアウトする。
ディーノはナックルを連打しながら、松野に「立て!」と迫る。必死で立ち上がった松野に対し、レインボーメーカー狙いは、ディーノが躊躇し、ならばディーノは再びファイト一発!から松野を抱きしめて男色ドライバーを決めるが、これも松野がカウント0でキックアウトする。
ディーノがエビぞりジャンプを狙うが自爆すると、松野は掟破りのリップロックを決めるから、ゴージャススターエルボーを命中させたが、ディーノがうつ伏せになっていたため、カバーが遅れた隙を突いて、ディーノが丸め込んで1カウントを奪い、ディーノが王座防衛を果たした。
ところが試合後に彰人GM代行が3月20日後楽園での防衛戦を指定した後で、GM代行推薦選手として、飯野が挑戦を表明し、ディーノは動揺を隠せない。彰人GM代行は「フェロモンズのせいでYouTubeの収益が止まったからやってほしい」迫ったが、ディーノは「飯野との対戦を決めるタイミングは自分が決める」抗議する、しかし、飯野の挑戦の意志は変わらず、彰人GMは自分の責任で過去最高のEXTREMEの試合をやってほしいと要求、 ディーノは何が起こってもいいと条件を付け、立会人として芝居のため不在の今林GMを突けることを要求し、了承された。
第2試合のMAO&大鷲vsアントン&高梨はm高梨&アントンの連係を狙うとアントンがやっぱり転倒し、ゴンギツネタイムに突入し、アントンはタマリンドバージョンのゴンギツネからら下ネタになって、ゴンギツネが炸裂する。
続いてアントンはMAOにジャブを連打し、バイオニックエルボーを狙うも、MAOが突然ロングタイツを脱ぎ、アントンと同じコスチュームにチェンジし、二人は一時的に共闘して大鷲&高梨に、シャイニングゴンギツネを炸裂させる。
しかし、共闘も束の間。今度はMAOとアントンが殴り合いを展開。アントンがバイオニックエルボーで一度は打ち勝つも、ダイビングフィストドロップを狙ったところでMAOが回避。その後、再びアントンがダイビングフィストドロップを狙うも、今度はMAOが両脚で迎撃し、場面はトラースキックの応酬に突入。
最後は、互いに卍固めを狙う攻防を繰り広げる中、アントンのジャパニーズレッグロールクラッチをMAOが丸め込み返し、3カウントを奪取!MAOが勝利を収めた。
また第3試合では松永かKANONを丸め込んで3カウントを奪い、2月5日の新宿では秋山&HARASHIMAと組んでKO-D6人タッグ王座に挑戦が決まった。
最後に6月から首のヘルニアで欠場していた樋口和貞が3月20日の後楽園大会から復帰することになった。
