1月19日 新日本プロレス「Blue Justice XV ~青義出立~」千葉・佐倉市民体育館 1105人
(試合内容は実況ポストより)
<第1試合 20分1本勝負>
グレート・O・カーン 〇フランシスコ・アキラ ジェイコブ・オースティン・ヤング(11分10秒 片エビ固め)海野翔太 嘉藤匠馬 ×村島克哉
※ファイヤーボール
<第2試合 20分1本勝負>
ロビー・イーグルス 藤田晃生 〇大岩陵平(12分42秒 片エビ固め)エル・デスペラード YOH ×本間朋晃
※THE GRIP
<第3試合 20分1本勝負>
内藤哲也 〇高橋ヒロム(9分55秒 名も無きヒロムロールPart2)天山広吉 ×小島聡
<第4試合 30分1本勝負>
〇SANADA 石森太二(7分14秒 Skull End)タイチ ×TAKAみちのく
<第5試合 30分1本勝負>
ゲイブ・キッド クラーク・コナーズ 〇ドリラ・モロニー(11分16秒 エビ固め)辻陽太 鷹木信悟 ×BUSHI
※ドリラキラー
<第6試合 30分1本勝負>
後藤洋央紀 〇YOSHI-HASHI(11分41秒 エビ固め)ザック・セイバーJr. ×ハートリー・ジャクソン
※消灯
<第7試合 30分1本勝負>
永田裕志 棚橋弘至 矢野通 〇ボルチン・オレッグ(13分4秒 片エビ固め)成田蓮 高橋裕二郎 SHO ×金丸義信
※カミカゼ
2025年最初の永田プロデュース興行が佐倉で開催され、メインは主役である永田が棚橋&矢野&ボルチンと組んで、成田&裕二郎&SHO&金丸のHouse of toutureと対戦した。
試合前に成田が大会ポスターを引き裂き、SHOが永田を挑発して奇襲を仕掛けて試合開始となり。House of Tortureは永田を袋叩きにし、トレイン攻撃を狙うが永田が迎撃すると、ボルチンが救出に駆けつけると、裕二郎にボルチンプレスを見舞う。代わった棚橋は裕二郎に手を噛まれるが、棚橋は裕二郎の手に噛みつき返し、旋回式クロスボディーを放つ。
続いて矢野が登場して、崇コーナーを作ってに裕二郎にコーナーパッドを投げ渡すが、矢野がSHOに気を取られた隙に、裕二郎が矢野だけでなく棚橋らにもコーナーパッドをフルスイングで一掃。場外戦でもHouse of Tortureが優勢となって、矢野を捕らえて試合をリードする。
長時間捕まっていた矢野は、成田にマンハッタンドロップを見舞うと。代わった永田が成田にスロイダーからミドルキックを連打。串刺しビッグブーツやエルボーの猛攻を見せ、ビッグブーツは、成田が避けてエクスプロイダーで投げると、永田もエクスプロイダーで応戦、続けてナガタロックⅡから白眼式腕固めを狙うが、裕二郎がカットに入る。
棚橋に代わると、成田にフライングフォアアームから太陽ブローと攻め、さらにセカンドコーナーからサンセットフリップを投下、そしてスリングブレイドを狙うが、SHOに気を取られた隙に成田がビッグブーツを放ち、SHOもスピアーから成田と共に膝十字を仕掛け、成田はダブルクロスを狙うが、棚橋はこれを逃れてツイスト・アンド・シャウトを決める。
代わったボルチンに対し、金丸が低空ドロップキックを連打するも、足四の字固めはボルチンが逃れ、串刺しボディーアタックを狙うが、金丸が避けて丸め込むと、突進するが、キャッチしたボルチンはボルチンシェイクからボルチンリフト、そしてカミカゼを狙う。しかし代わった裕二郎が阻止し、House of Tortureがトレイン攻撃を展開、裕二郎がヘッドドロップを決める、矢野や棚橋がカットに入るトラ戦とあるが、永田は金丸のウイスキーミストをかわし、棚橋とサンドウィッチ延髄斬りを決めると、最後はボルチンがカミカゼで金丸から3カウントを奪い。永田組が勝利となった。
試合後に永田が佐倉市が大好きですと呼びかけ、来年も佐倉大会の開催することを発表、そして棚橋が佐倉市で試合をするのがこれが最後として礼を述べると、棚橋も頭を下げ、ファンには千葉大会の参戦を約束、最後は棚橋が「愛してま~す」、永田が「ゼア」のコラボで締めくくった。
棚橋にとって永田裕志は、最初にIWGPヘビー級王者となった頃に立ちはだかった大きな壁だった。棚橋が永田に勝利したとしても、当時は「永田待望論」が多く、棚橋はまだファンから完全には認められていなかった。しかし、永田という大きな壁を乗り越えたことで、棚橋はエースとしての一歩を踏み出した。
今回のタッグは、そんな二人の長い関係の集大成とも言えるものであり、新日本プロレスの歴史の一ページとして、これからも語り継がれていくだろう。
セミファイナルでは後藤&YOSHI-HASHIの毘沙門が、ザック&ジャクソンのTMDKと対戦、TMDKがYOSHI-HASHIの右腕を集中的に狙って試合をリードが、ザックが串刺し攻撃を狙うと、YOSHI-HASHIが低空ドロップキックで迎撃する。
後藤に交代すると、後藤がザックに村正からバックドロップで投げ、牛殺しを狙うもザックが切り返して飛びつき腕十字。これを逃れた後藤がエルボーを放つと、ザックもエルボースマッシュで応戦。ラリーを展開する中、後藤が牛殺しを狙うが、ザックはこれを回避してオーバーヘッドキック。後藤の足を払うとサッカーボールキックを叩き込む。
ジャクソンに代わると、後藤に串刺しボディアタックからラリアットを繰り出すも、後藤がラリアットを連発して応戦。YOSHI-HASHIに交代すると、串刺しバックエルボーから逆水平、ネックブリーカーを決めるがヘッドハンターを狙ったところで、ジャクソンがネックハンキングボムで阻止。さらにザックの援護でセントーンを投下する。
ジャクソンはYOSHI-HASHIにデスバレーボムを狙うが、これを逃れたYOSHI-HASHIがジャクソンをコーナーへ押し込み、毘沙門が連係プレーを展開。後藤が牛殺しでザックを排除すると、ジャクソンに隠し狭間から消灯を決め、3カウントを奪取を奪い勝利となる。
第5試合では辻&鷹木&BUSHIのLIJが、ゲイブ&コナーズ&モロニーのWARDOGSと対戦、序盤は鷹木とパワーで互角に渡り合うモロニーを捕らえにかかるが 、モロニーが辻に反撃してゲイブに交代。辻とゲイブが張り手のラリーになると、ゲイブがダブルチョップ、逆水平連打、ショルダータックルで攻め込めば、辻はアームホイップからショルダータックルで反撃。ゲイブの逆水平、辻の張り手が応酬になると、ゲイブがラリアット、アッパーカットから逆水平に対し、辻はニーアッパー、ビッグブーツで応戦。ロープワークでは、ゲイブのラリアットを辻が頭突きで迎撃すると。読み合いの末、辻が陽太コンボからカーブストンプ、ゲイブのパイルドライバーを辻がフランケンシュタイナーで切り返し、さらにゲイブのO・KNEEからブレーンバスターも、切り返した辻がスタナーを決める。
BUSHI vs コナーズに交代に代わると、BUSHIが突進するコナーズを場外へ出すと、矢のようなトペ・スイシーダを命中させる。リングに戻るとBUSHIは低空ドロップキックを放つが、突進したところをコナーズがジープフリップで迎撃する。
モロニーに交代すると、トラースキック、パイルドライバーを狙うも、鷹木が阻止して乱戦になり、BUSHIがモロニーにウラカン・ラナを狙うが、堪えたモロニーがドリラ・キラーで3カウントを奪い勝利となる。
第4試合ではタイチ&TAKAのタカタイチが、SANADA&石森と対戦も、入場時にこれまでBULLET CLUB中間派で通していた石森がWARDOGSのシャツを着用して登場し、WARDOGS入りをアピールする。
試合は石森がタイチをレフェリーに打ち付ける好フォローを見せてから、SANADAがTAKAをシャイニングウィザードからSkull Endでギブアップを奪い勝利。試合後にはSANADAが急所蹴りでTAKAにダメ押しすると、激怒したタイチがイスを手にするも、ヤングライオンらが必死で制止した。
