1月11日 NOAH「STAR NAVIGATION PREMIUM 2025」後楽園ホール 1535人札止め
(試合内容は実況ポストより)
<第1試合 15分1本勝負>
〇Eita 近藤修司 AMAKUSA 宮脇純太(7分59秒 ラ・マヒストラル)×HAYATA YO-HEY タダスケ 菊池悠斗
<第2試合 20分1本勝負>
〇佐々木憂流迦 ソザヤ(6分53秒 バックドロップホールド)モハメド ヨネ ×ブラックめんそーれ
<第3試合 20分1本勝負>
〇潮崎豪 藤田和之 小峠篤司 大原はじめ(10分4秒 体固め)丸藤正道 杉浦貴 マサ北宮 ×小田嶋大樹
<第4試合 30分1本勝負>
〇イホ・デ・ドクトル・ワグナーJr. ガレノ・デル・マル(11分15秒 片エビ固め)サクソン・ハックスリー ×LJクリアリー
※エメラルドフロウジョン
<第5試合 30分1本勝負>
ダガ 〇大和田侑()12分2秒 逆さ押さえ込み)アレハンドロ ×カイ・フジムラ
<第6試合 30分1本勝負>
ジャック・モリス 〇オモス(6分58秒 片エビ固め)清宮海斗 ×晴斗希
※ラストライド
<第7試合 30分1本勝負>
OZAWA(16分48秒 無効試合)拳王
<緊急決定試合 延長戦 5対4ハンディキャップマッチ>
〇OZAWA ジャック・モリス オモス ダガ 大和田侑(7分24秒 片エビ固め)清宮海斗 拳王 ×アレハンドロ カイ・フジムラ
※REALLEVEL
<第8試合 GHCナショナル選手権試合 60分1本勝負>
【挑戦者】〇遠藤哲哉(19分30秒 エビ固め)【第13代王者】×征矢学
※バーニングスタープレス
☆征矢が6度目の防衛に失敗、遠藤が第14代王者となる
NOAH後楽園大会が行われ、第5~セミではTEAM 2000XvsALL REBELLIONによる3番勝負が行われた。
まず第5試合ではTEAM 2000入りを果たした大和田がダガと組んで、アレハンドロ&カイと対戦、TEAM2000X入りを果たした大和田は黒のライダーススーツを纏って登場。ダガから黒バットを手渡されると、館内は大ブーイングに包まれる。
試合はダガvsカイで開始も、大和田とアレハンドロが対峙すると、大和田はTシャツを着たまま試合に臨み、アレハンドロのロックアップをいなして頭を叩く。怒ったアレハンドロはアームホイップからドロップキックを放つが、大和田は受け流し、ダガと連係してアレハンドロを捕らえ試合をリード。串刺し攻撃はアレハンドロが丸め込みで切り返し、ドロップキックで反撃。代わったカイも攻め込もうとするが、ダガの援護を受けた大和田はバイシクルキックからライトニングスパイラルを披露し、ロープを往復してカイを叩くなど余裕を見せる。
TEAM2000Xはカイを捕らえて試合をリード、ダガとの合体技も決めて鼻をチンする挑発を見せる。長時間捕まっていたカイだったが、ダガにハリケーン・ラナを決め、大和田にはケブラドーラ・コン・ヒーロで反撃。代わったアレハンドロは連係を阻止し、大和田にティヘラ、ダガにはデジャヴで応戦。さらに、場外のTEAM2000Xに対してカイと同時にノータッチ・トペ・コンヒーロの編隊飛行を披露も見せる。
リングに戻ると、アレハンドロ&カイは連係してダガを捕らえ、サンドイッチ・トラースキックを決める。アレハンドロはメサイヤDDTを狙うが、ダガが切り返してパワースラムで叩きつける。
カイvs大和田になると、カイがドロップキックからサマーソルト・ドロップを決めるも、大和田は地獄突きで応戦。カイは大和田にブレーンバスター、ファイナルカットを決めるが、ダガがカットに入ると、、カイは大和田にスワンダイブ・フォアアームを狙う。しかし、これをかわされると、ダガの急所打ちから大和田が逆さ押さえ込みで3カウントを奪い、TEAM2000Xが勝利となる。
第6試合ではモリス&オモスが清宮&晴斗希と対戦した。
試合は清宮vsオモスで開始となるが、オモスの圧倒的な長身ぶりに、清宮は思わず後ずさる。それでも清宮は低空ドロップキックやエルボーで攻め込むが、オモスはビッグブーツで返り討ちにする。代わった晴斗希も攻め込もうとするが、オモスのビッグブーツに沈み、さらにボディアタックを食らってから、代わったモリスと共に捕まりリードを奪われる。
劣勢の晴斗希だったが、モリスに延髄斬りを連発して反撃。清宮にタッチすると、清宮はミサイルキックを決め、さらにシャイニング・ウィザードを狙うが、モリスはスパインバスターで叩きつけ、オモスを呼び込み、オモスの肩に乗ったモリスは超高層フロッグスプラッシュを清宮に命中させる。
モリスは清宮にファルコンアローを狙うが、清宮は逃れてローリングエルボーで反撃。モリスがGLKをを放っても、清宮はシャイニング・ウィザードで応戦する。
代わった晴斗希はオモスにドロップキックを連発し、さらに延髄斬りを決める。しかし、突進したところでオモスがアバランシュホールドで叩きつけると、ラストライドを決めて3カウントとなり、この試合でもTEAM2000Xが圧勝を飾る。
セミファイナルではOZAWAが拳王と対戦、リングサイドには、先ほど試合を終えたオモス&モリス、ダガ&大和田が待機すれば、清宮らALL REBELLIONのメンバーもリングサイドで控えるなど総力戦の構えを見せる。
試合開始早々、OZAWAは場外へ出て拳王を焦らす戦法に出て。リングに戻っても打撃の構えで拳王を挑発。怒った拳王が迫るも、OZAWAはロープを使って逃れ、再び場外へエスケープ。拳王が追いかけると、OZAWAは素早くリングに戻り、拳王がリングインした隙を突いてサミングに対し、拳王はビッグブーツで応戦する。
OZAWAは新崎人生の動きを真似し、拳王をさらに挑発。拳王はローキックで対抗するが、OZAWAはアームホイップから新崎ムーブを続け、ついにはロープ渡りまで披露。丸め込みの後には、掟破りの蹴暴を放つだけでなく、さらにアームホイップで翻弄し、場外へ逃れた拳王に対してブレイクダンスで余裕のパフォーマンスまで見せる。
ここでTEAM2000Xが拳王に襲いかかり、ALL REBELLIONも救援に駆けつけるが、オモスの圧倒的な存在感に手が出せず。OZAWAは拳王の顔を舐め回して嘲笑する
リングに戻ると、OZAWAは拳王の腕に噛みつくが、拳王はミドルキックの連打で蹴り倒し、許しを請うOZAWAの急所攻撃もキャッチしてミドルキックで阻止。ソバットから変型ファルコンアローを決める、拳王が蹴暴を狙うも、OZAWAは避けてしてドロップキック。さらに串刺しドロップキックからミサイルキックを命中させる。OZAWAはカミカゼを狙い、拳王が逃れるが、ローキックとエルボーの激しい打ち合いとなって。ビッグブーツの応酬から、拳王がミドルキックでOZAWAを蹴り倒す。
拳王はミドルキックを連打するが、OZAWAは「気持ちいい」と受けきり、拳王の足や首に噛みつく。拳王は必殺の輪廻を狙うも、OZAWAは旋風脚で応戦し、カミカゼを決め、ムーンサルトをフェイントにしてから、その場飛びシューティングスタープレスを命中させ、さらに変型サイドスープレックス、読み合いからフラットライナー、拳王に頬ずりしてからのアサイDDTまで披露する。
OZAWAがブルーサンダーを繰り出すが、カウントは2。さらに必殺のREAL LEVELを狙うが自爆と、拳王は拳王スペシャルで反撃に出る。
ところが、ここでヨシ・タツが突如乱入し、拳王の攻撃をカット。これにより試合は無効試合となった。
だがこの結果に納得いかない拳王が、5対4の全面戦争を要求、そのまま緊急試合としてOZAWA&モリス&オモス&ダガ&大和田vs清宮&拳王&アレハンドロ&カイの5vs4に突入する
緊急試合は開始後も、場外では両軍入り乱れての大乱闘となり、リング内では拳王がOZAWAにミドルキックを叩き込むも、OZAWAはすぐにオモスへ交代。拳王はローキックでオモスを切り崩そうとするが、オモスはものともせずショルダータックルで吹き飛ばす。清宮もオモスに挑むが、返り討ちにされる。さらに、オモスはアレハンドロとカイをまとめてチョークスラムで一蹴、清宮には圧巻の超高層ワンハンドスラムを叩き込み、完全に試合を掌握する。TEAM 2000Xは清宮を集中攻撃し、特に大和田は徹底的に清宮を痛めつけていく。
長時間捕まり続けた清宮だったが、ついにOZAWAにドラゴンスクリューを決めて脱出。代わったアレハンドロはOZAWAにドロップキックで反撃するも、OZAWAは旋風脚で応戦。さらにアレハンドロのマスクを舐めて挑発し、ドロップキックで再び圧倒。最後は必殺のREAL LEVELを炸裂させ、3カウントで、結果的にTEAM 2000Xが圧倒的な力で勝利を収める。
そしてメインイベントでは征矢の保持するGHCナショナル王座に、DDTを無期限休業しNOAHへ参戦となった遠藤が挑戦した。
開始直後、征矢はリストロックで遠藤を捕らえ、互いに技の応酬が続くと。征矢の逆水平チョップに対し、遠藤は巧みに場外へ誘い出し、プランチャを命中させる。
リングに戻ると、遠藤がハンドスプリング攻撃を狙うも、征矢が後頭部弾道で迎撃。首への集中攻撃を開始し、エルボースタンプ、ギロチンホイップ、ボディースラム、ニードロップと試合をリードする。征矢がブレーンバスターを狙うが、遠藤は逆にブレーンバスターで投げ返し、串刺しジャンピングバックエルボー、前転ドロップキックで流れを変える。征矢の突進も遠藤はドロップキックで迎撃し、場外の征矢に遠藤スペシャルが炸裂を炸裂させる。
リングに戻ると、遠藤はスワンダイブフォアアームからトーチャーラックボムを狙うが、征矢は回避してバックエルボー、そして意表を突いたスピアーで流れを取り戻すと、征矢は串刺しバックエルボーからブルドッキングヘッドロック、ぶっこ抜きブレーンバスターと猛攻をかける。
征矢は情熱DDTを狙うが遠藤はロープエスケープ。さらに弾道を吸い込み式エビ固めで丸め込むと、のリバースフランケンを繰り出すが、征矢がショルダータックルで応戦する。
激しい逆水平の打ち合いになると、、遠藤はフェイントからの頭突きを浴びせ。怒ったた征矢がダブルチョップからスピアーを狙うが、遠藤はフットスタンプで潰し、DDTでは未公開だった、その場飛びムーンサルトセントーンを披露する。
遠藤はバーニングスタープレスを狙うと、、征矢が頭突き連打でエプロンに追いやり、征矢にジャンピングハイキックから再度コーナーに上がった遠藤に、征矢が雪崩式アバランシュホールドを敢行する。征矢はデスバレーボムじゃら、情熱DDTを狙うが、遠藤は耐えてビンタで阻止し、征矢の弾道も、テツヤ・イン・ザ・スカイで切り返した遠藤がからエクスプロイダーで投げ、バーニングスタープレスを狙うが、突如TEAM2000Xが乱入し、遠藤が一瞬気を取られるも強行突破バーニングスタープレスを放ったが自爆する。
征矢はピンプジュースから弾道を炸裂させるが、カバーしたところで、TEAM2000Xがレフェリーを場外へ引きずり出しカウントを妨害し、ヨシ・タツが乱入してトンファーでの一撃を狙う、そこで遠藤はヨシ・タツからトンファーを奪うと、征矢に一撃を加え、そのままトーチャーラックボムからバーニングスタープレスで3カウントとなって王座を奪取した、
試合後の遠藤はプロレス人生を狂わされたNOAHへ復讐のため潰すと宣戦を布告、最後はモリスの掛け声で締めくくるも、観客はリングジャックを果たしたTEAM2000Xに大ブーイングを浴びせた。
第5~セミ、また緊急試合までTEAM 2000Xが猛威を振るうも、まさかメインのナショナル選手権にまで手を伸ばし、遠藤に触手を伸ばしていたとは思いもしなかった。確かに遠藤はビンタ事件でNOAHには恨みがある。だが、当事者である中嶋勝彦はもうNOAHにはいない、だからNOAHそのものを標的に定めたのか…そしてTEAM 2000Xは結果的にナショナル王座を加えたことでヘビー級戦線を独占した。大和田とダガもいることからいずれはジュニアヘビー級にも手を伸ばす可能性が高いが、果たしてTEAM2000Xの猛威をALL REBELLION、そしてNOAHは止めることが出来るのか
第4試合では今大会をもってNOAH参戦に一区切りをつけ、メキシコに専念するワグナーが弟ガレノと組んで、サクソン&クリアリーと対戦した
試合はサクソン組がガレノを捕らえ、試合の主導権を握るが、ガレノがサクソンにブレーンバスターを決めると、ワグナーにタッチ。代わったワグナーはクリアリーにエルボーアタックの連打を浴びせた後、頭を叩きバックドロップを放つ。串刺し攻撃はクリアリーに迎撃されるが、ワグナーはフェース攻撃で耐え、ガレノとの連係でサクソン&クリアリーを蹂躙する。
ガレノがクリアリーを場外に排除すると、ワグナーはサクソンにワグナードライバーを狙う。しかし、これをサクソンが阻止。コーナーからダイブしたワグナーに対し、サクソンはネックハンキングボムを決め、ガレノがカットに入るも、サクソンは頭突きからビッグブーツで場外に排除すると、さらにトペ・スイシーダを命中させる。。
その間、クリアリーはワグナーにカナディアン・デストロイヤーを決め、続けてダイビングフットスタンプを狙うが、これをワグナーが避けると三沢光晴ばりのローリングエルボーからエメラルドフロウジョンで3カウントを奪い勝利、試合後もワグナーはNOAHは家であり家族だった。必ずNOAHに帰ってくるとアピールして、5年間に渡って活躍したNOAHマットに別れを告げ、その代わりにガレノがNOAHにレギュラー参戦することになり、バックステージでTEAM2000Xに襲撃を受けていた清宮&拳王をガレノが救ったことがきっかけとなって、TEAM2000X入りを果たすことになった。
