棚橋やファンも感動させたケニーvsゲイブの死闘!辻はベリーを破り防衛!ヤングバックスがIWGPタッグ王座奪取で、AEWにベルトが流出!


1月5日 新日本プロレス「WRESTLE DYNASTY」東京ドーム 16300人
(試合内容は実況ポストより)

<第7試合 第106代IWGPタッグ王者チーム決定戦3WAYマッチ 60分1本勝負>
ニコラス・ジャクソン 〇マシュー・ジャクソン(13分46秒 片エビ固め)×グレート・O・カーン ジェフ・コブ
※トニー・カーン・ドライバー あと1チームは【WORLD TAG LEAGUE 2024優勝チーム】内藤哲也&高橋ヒロム
☆ヤングバックスが第106代王者組となる

<第8試合 IWGP GLOBALヘビー級選手権試合 60分1本勝負>
【第4代王者】〇辻陽太(13分15秒 片エビ固め)【挑戦者】×ジャック・ベリー
※ジーンブラスター
☆辻が初防衛に成功

<第9試合 時間無制限1本勝負>
〇ケニー・オメガ(31分55秒 片エビ固め)×ゲイブ・キッド
※片翼の天使

新日本プロレス1月5日東京ドーム大会のセミファイナルでは、1年ぶりに復帰を果たしたケニー・オメガが、ゲイブと対戦、クラーク・コナーズとドリラ・モロニーを従えて登場したゲイブのタイツにはライオンマークが記されており、新日本プロレス魂を背負ってリングイン、館内のファンもゲイブに声援を送った。

試合開始からゲイブはビンタやナックルで攻め、ケニーもパンチで応戦する。ゲイブが組み付いてヘッドロックで捕らえると、ロープに振ったケニーにショルダータックルを決める。ビックブーツの応酬から逆水平のラリーとなり、ケニーがエルボー連打で反撃。その後、逆水平、ナックル、串刺しバックルボー、カナディアンロッキーバスターからムーンサルトプレス、サッカーボールキックと立て続けに攻撃を決め、先手を奪う。
ケニーはストンピングを浴びせるが、ゲイブは挑発して「来いよコラ」と叫び、ケニーにアッパー掌打を放つ。場外に出ると、ゲイブはケニーをエプロンに押し込み、鉄柵に叩きつける。さらにアッパー掌打を放ち、テーブルを二枚並べるが、その間にリングに戻ったケニーがスライディングキックで反撃し、プランチャを命中させる。
ケニーはゲイブを鉄柵へのハンマースルーで叩きつけ、ゲイブの顔面を何度もエプロンに叩きつける。エプロンに上がると、ゲイブがビンタ、エルボー、頭突きを繰り出し、エプロンパイルドライバーを狙う。しかし、ケニーがリバースすると、場外へ転落したゲイブにドラゴンスープレックスを決め、ゲイブが先に場外に並べてあった二枚のテーブルに向けて、ケニーがテーブル貫通パワーボムを決めると、流血し、その傷口をケニーがさらにえぐり、館内はケニーにブーイングを浴びせる。

ケニーは大ダメージのゲイブに鉄柵越えスワンダイブアトミコを命中させるが、ゲイブの傷口をチェックしていたAEWのレフェリーが巻き込まれてダウンし、ケニーも飛び込んだ際に太腿を痛めてしまう。ゲイブは動きが鈍ったケニーにイスをフルスイングし、ナックルから、再びイスでフルスイング、鉄柱にケニーを叩きつけてから、テーブルを斜めにセットして、テーブル貫通垂直落下式ブレーンバスターを決める。

ゲイブはケニーめがけてテーブルの破片を使ってフルスイングし、ゲイブはテーブルをリングに投げ入れるが、ケニーも大流血。さらにゲイブがケニーに噛みつき、イスを使って攻撃し、イスを積み重ねてその上にケニーを叩きつけることを狙うが、ケニーはコタロークラッシャーで反撃する。
ケニーはコーナーに上がるが、ゲイブがイス盛りめがけて雪崩式ブレーンバスター決める、ゲイブはその後もイスでケニーのボディを執拗に殴打するが、ケニーは必死に反撃し頭突きからドラゴンスープレックス、お互いイスでフルスイングを繰り広げる中、AEWのレフェリーがダウンしたまま裁くことが出来なくなったため、メインを控えているレッドシューズ海野レフェリーが慌てて駆けつけ、そのままサブレフェリーとして試合を裁くことになり、両者は殴り合いが続く中、ケニーはVトリガーを連発するが、ゲイブはラリアットで反撃する。

ゲイブはさらに前後からショートレンジラリアットを放ち、突進するが、ケニーがフランケンシュタイナーでゲイブを場外に追い出すとそして、ノータッチのトペコンヒーロを命中させる。
リングに戻ると、ケニーがゲイブにミサイルキックを決め、続けて後頭部にVトリガー、さらに雪崩式ドラゴンスープレックスからタイガードライバー98を決め、Vトリガーを連発し、最後に片翼の天使を狙うが、腹部のダメージで崩れてしまう。
片翼の天使を逃れたゲイブは一気に卍固め、そしてジャーマンで投げmケニーはラリアットで反撃しようとするが、ゲイブがO・KNEEからパイルドライバーを繰り出す。

ケニーはフランケンシュタイナーを狙ったが、ゲイブは三沢殺しの垂直落下式パワーボムを敢行してから、パイルドライバーで突き刺し、ケニーが一気にロープへ近づけようとするが、ゲイブは延髄斬りで迎撃、ケニーは再びVトリガーで応戦し、Vトリガーからパワーボムを決め、Vトリガーで追撃、最後はカミゴエから片翼の天使で3カウントを奪って、勝利となった。

試合後は実況席で解説をしていた棚橋弘至も試合を見て感涙し、ファンもコナーズやモロニーの方を借りて退場するゲイブに惜しみない拍手を送った。

第8試合では前夜の大会でIWGP USヘビー級王座を奪取したばかりの辻が、ベリー相手に初防衛戦を行い、ロープワークでの読み合いを制した辻はショルダータックルでベリーを倒し、さらに両脚カーブストンプで先手を奪う。続けてMARLOWE CRASHを狙うが、ベリーがドロップキックで辻を場外に落とし、辻が背中を向けた隙を突いてトペスイシーダを命中させる。
場外戦ではベリーが鉄柵へのハンマースルーからエプロンへのバックドロップで辻を攻め立てる。リングに戻ると、ベリーは串刺しラリアットやドロップキック、サッカーボールキックを連打し、サミングやブレーンバスター、スリーパーで優位に立つが、突進したところを辻がかわし、ケブラドーラコンヒーロで流れを変える。
辻はバックエルボーの連打やビッグブーツ、バックスタバーで攻勢に出ると、さらに串刺しボディアタックからMARLOWE CRASHを狙うが、ベリーが阻止して、辻を逆さ吊りにすると、顔面へのドロップキックを炸裂。続けて背中への串刺しジャンピングニー、ジャーマンスープレックスホールド、セカンドロープに宙吊り状態でのエルボードロップを決め、試合の流れを変える。
ベリーがラリアットを狙うも、辻がキャッチして陽太コンポからカーブストンプを決めると、さらに雪崩式スパニッシュフライを成功させる。

勝負に出た辻はジーンブラスターを狙うが、ベリーがグラスジョーで迎撃する。ここからはエルボーと張り手の激しいラリーとなり、辻が連打で押し込むも、ベリーがニーリフトから飛びつきDDT、さらにアルゼンチンバックブリーカーを狙う。しかし辻はこれを逃れ、トラースキックで反撃するも、老獪なベリーはレフェリーを利用して急所打ちを繰り出し、バックフリップで叩きつける。

最後は読み合いの末、辻がジャーマンでペースを取り戻し、突進してきたベリーをジーンブラスターで迎撃。3カウントを奪取して初防衛に成功したが、ベリーの老獪な戦術に終始苦しめられた試合だった。

第7試合では空位となったIWGPタッグ王座決定戦が行われ、前王者のO・カーンはパートナーにコブを起用、そのままヤングバックスと対すると思われたが、O・カーンの挑発で『WORLD TAG LEAGUE 2024優勝チーム』の内藤&ヒロム組が加わることになり、3WAYでの王座決定戦となった。
試合開始直後、UNITED EMPIRE(O・カーン & コブ)がLIJ(内藤 &&ヒロム)に襲い掛かるも、ヤングバックス(ニコラス &マシュー)は高みの見物を決め込む。ヒロムがコブにハサミ技を仕掛けるも、コブは倒れずショルダータックルで圧倒。ここでヤングバックスが動き、ヒロムを場外に連れ出し、エプロンへのダブルレイザーズエッジで攻撃。さらにコブをも排除する。

しかし、内藤がリングに入るとLIJがヤングバックスに反撃するが、O・カーンはLIJを同士討ちさせた後、ヒロムを無双で叩きつけ、モンゴリアンチョップや王統流正拳突きで攻め立てるが、マシューが玉座を阻止。マシューはコブにXファクターを決めると、ヤングバックスがコブにその場飛びムーンサルト&フロッグスプラッシュの同時攻撃を決める。

コブはヤングバックスを同士討ちに追い込むと、ここから各選手が乱戦状態に突入。ニコラスがLIJをまとめてノーザンライトスープレックスホールドを決め、ヒロムに合体スワントーンボムを決める。
ヤングバックスはヒロムにモア・バング・フォー・ユア・バックを狙うが、ヒロムがコーナースライダーで阻止。ヤングバックスはコブにEVPトリガーを狙うが、コブがこれをキャッチし、逆にまとめてジャーマンで投げる。

O・カーンはマシューにブレーンクロー式バックブリーカーを決め、コブがその場飛びムーンサルトで追撃。UNITED EMPIREの合体技を狙うが、ヤングバックスが阻止。ヒロムとマシューが協力してコブに雪崩式ブレーンバスターを敢行する。

その後、マシューがヒロムにスーパーキックを放つと、ヤングバックスはコブを連係で捕らえる。内藤はニコラスにデスティーノを決めるが、UNITED EMPIREがカットに入り形勢逆転。LIJは内藤のエスペランサでコブを捕らえようとするも、ヤングバックスが内藤をEVPトリガーで捕らえ、O・カーンのカットに入る。しかし、ヤングバックスがO・カーンにダブルスーパーキックを放つと、トニー・カーンドライバーで3カウントを奪い王座を奪取、王座はAEWへと流出した。

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