激動から始まったNOAH2025年…大和田がT-2000X入りで窮地の拳王にKENTA出現!小峠を降した遠藤がNOAHに本格参戦、征矢のナショナル王座に挑戦へ!


1月2日 NOAH「NEW YEAR REBOOT 2025」新宿FACE 480人
(試合内容は実況ポストより)

<第1試合 15分1本勝負>
〇HAYATA YO-HEY 菊池悠斗(11分21秒 キャメルクラッチ式アームロック)×Eita AMAKUSA 宮脇純太

<第2試合 NOAHタッグランブル>
〇杉浦貴 望月成晃(16分35秒 オーバー・ザ・トップロープ)×佐々木憂流迦 タイタス・アレクサンダー
※退場順=マサ北宮&ブラックめんそーれ、アレハンドロ&カイ・フジムラ、谷口周平&大原はじめ、LJ・クリアリー&ゾザヤ、丸藤正道&大和田侑、潮崎豪&モハメド ヨネ

<第3試合 20分1本勝負>
〇遠藤哲哉(14分16秒 エビ固め)×小峠篤司
※バーニングスタープレス

<第4試合 30分1本勝負>
ジャック・モリス 〇オモス X=大和田侑(9分36秒 体固め)イホ・デ・ドクトル・ワグナーJr. ×ガレノ・デル・マル サクソン・ハックスリー
※ダブルハンドチョークスラム

<第5試合 GHCナショナル選手権 60分1本勝負>
【第13代王者】〇征矢学(13分36秒 片エビ固め)【挑戦者】×タダスケ
※弾道
☆征矢が5度目の防衛に成功

<第6試合 30分1本勝負>
清宮海斗 〇拳王(17分40秒 首固め)OZAWA ×ダガ

元日武道館を終え、一夜明けたNOAHの新宿大会が開催され、第2試合ではタッグによる時間差バトルロイヤルを開催されるが、丸藤と組んでバトルロイヤル番に参戦した大和田が、突如丸藤を裏切って、オーバー・ザ・トップロープで失格に追いやり、バックステージへ下がってしまうと、怒った丸藤がイスを持って大和田をバックステージまで追いかける。

なお時間差タッグバトルロイヤルはオーバー・ザ・トップロープで憂流迦&タイタスを失格に追いやった杉浦&望月が優勝を果たした。

そして、第4試合ではモリス&オモス&XのTEAM 2000Xがワグナー&ガレノ&サクソンが対戦し、対戦カードも当日発表だったため、T-2000XのXとされたままだったが、Xとして大和田が登場し、T-2000X入りを果たす。

試合はオモスがワグナー兄弟や、サクソン相手に圧倒的なパワ―見せつけてT-2000Xがリード、大和田もモリスのリードで連係を見せる。オモス vs ガレノになると、激しいぶつかり合いの中、ガレノがローリングエルボーと頭突きで攻め込むが、突進をオモスがキャッチすると、オモスがダブルハンドチョークスラムで3カウントを奪い、T-2000Xが圧勝を収める。

メインイベントは清宮&拳王のALL REBELLIONが、OZAWA&ダガと対戦し、大和田もT-2000Xのセコンドに入る。試合は、OZAWAが拳王を焦らしまくって翻弄し、拳王の蹴暴も避けられたところでヨシ・タツが場外へ引きずり出すと、大和田と共に痛めつけ、アレハンドロやカイが救出に駆けつけるが返り討ちにされるなど、T-2000Xは拳王を長時間に渡って捕える。

拳王はOZAWAにミドルキックを放つと、代わった清宮がエルボーアタックを放つが、間をずらしたOZAWAは場外へ逃れると、ブラインドタッチしていたダガが低空ドロップキックを放ち、清宮はドロップキックで返り討ちにして、ランニングエルボーからドラゴンスクリューと攻めるが。シャイニングウィザードはガードしたダガ片足コードブレイカーを決め、代わったOZAWAが清宮に串刺しドロップキックからミサイルキック、その場飛びコークスクリューセントーン、コーナーナックルと続くが、カミカゼは逃れた清宮はブーメランフォアアームを命中させる

代わった拳王がOZAWAに攻めようとするが、OZAWAは許しを請うてベルトで殴打を狙うも、足を払った拳王が顔面へミドルキックを浴びせ、ドラゴンスープレックスが着地したOZAWAが旋風脚、カミカゼからムーンサルトをフェイントにしてその場飛びシューティングスター、拳王の顔を舐めてからドロップキックと拳王を攻め込む。
ところがOZAWAはこれ以上攻め込まず、ダガに代わると、ダガが拳王にパワースラム、延髄斬りからジャーマンスープレックスホールドと攻め、ゴッチ式パイルドライバーは輪廻で逃れた拳王が拳王スペシャルはOZAWAがカットも、清宮が排除、拳王は蹴暴からPFSはダガが避け、拳王が突進するとレフェリーに直撃してしまう。そこでOZAWAがベルトで一撃からダガがゴッチ式パイルドライバーを決め、ディアブロウイングスを狙ったが、拳王が首固めで3カウントを奪い勝利を収めた。
試合後に、T-2000Xが拳王を袋叩きにすると、KENTAが駆けつけ、T-2000Xは退散する。

KENTAは「拳王、来ちゃった。お前に言われたからじゃない、自分の意志で来たんだ」と話すと、拳王は「KENTA、ありがとう。NOAHの遺伝子が残ってるみたいだな。今年はNOAH25周年YEAR。テメーの力を借りたい時、このリングに上がってくれ!」と何度も噛んでKENTAに突っ込まれながらオファーをかけ、KENTAも握手で応じて締めくくった。

また後でも振り返るが、今日のNOAHはいろいろあり過ぎた大会で、大和田の行動には驚かされたものの、先輩であるOZAWAがデビュー2年3カ月でGHCヘビー級王座取ったことで、影響を受けたか、ここで大和田も自己主張の意味で行動に移したか、大和田の行動には賛否が出るかもしれないが、これも創始者である三沢光晴が掲げた自由と信念でもあり、三沢が亡くなり時代は変わっても、それはしっかり残っているということだと思う・
そしてKENTAだが、最終的にNOAHを選んだかというと、フリー契約で参戦していた新日本プロレスや、これまで在籍していたBULLET CLUBとの関係性は分かっていない部分もある。ただKENTAも海外を軸にしていることから、NOAHへはレギュラーではなくスポット参戦になるだろうが、KENTA次第では日本国内はNOAHに軸を置くのかもしれない。

大会前には前日の元日武道館で開催された時間差バトルロイヤルで優勝を果たしたタダスケが優勝して手にした「どのGHCタイトルにも挑戦できる権利」を行使し、今大会でのGHCナショナル王座への挑戦を表明、王者の征矢もタダスケに情熱を確認して挑戦を受ける。

第3試合では、昨日の元日武道館で乱闘となって、遺恨が勃発した小峠とDDTの遠藤が対戦、差し合いの攻防で遠藤がビンタを放つと、これに怒った小峠がビッグブーツで反撃し、ストンピングを連打。続けてジャンピングバックエルボーで遠藤を場外に追い出し、スライディングキックで追撃。さらに鉄柱攻撃と場外DDTで遠藤を突き刺す。
遠藤はエルボーの連打で応戦するも、小峠が一撃で返し、レッグショットを見舞う。リングに戻ると、小峠が首四の字で締め上げるが、遠藤はロープエスケープ。小峠はその隙を逃さず足蹴りで追い討ちをかけ、さらにドロップキックを放つ。しかし、遠藤も変型バックブリーカーから逆エビ固めで反撃し、小峠は何とかロープエスケープで脱出する。

小峠が張り手で反撃を試みるが、遠藤はエルボーで応戦し、再びバックブリーカーを決め、連続カバーで小峠のスタミナを奪うと、さらに蹴り上げる。しかし、その蹴りをキャッチした小峠が一本足頭突きを放ち、連続串刺しラリアットからブレーンバスターを成功させる。レッグショットを狙う小峠だが、遠藤がキャッチしてオーバーヘッドキックで反撃。頭突きの応酬や、遠藤のハンドスプリングオーバーヘッドキックにも、小峠はレッグショットで応戦する。
小峠がダイビングボディープレスを狙うが、遠藤が剣山で迎撃。さらに小峠が頭突きを見舞うと、遠藤も頭突きで応じるが、崩れた遠藤を小峠の石頭が圧倒。レッグショットを狙う小峠に対し、遠藤がキャッチして頭突きを乱打する。そして突進する小峠をエクスプロイダーからコーナーエクスプロイダーで叩きつける。

背中へのジャンピングニー、トーチャーラックボムを決める。最後はバーニングスタープレスで遠藤が3カウントで勝利を収め、試合後はNOAHへの本格参戦を発表する。

セミファイナルでは征矢の保持するGHCナショナル王座にタダスケが挑戦した。

征矢がヘッドロックでタダスケを締め上げると、タダスケが切り返して北宮戦で攻められた左脚へローキックを放つ。激しいぶつかり合いに、タダスケはローキックを織り交ぜるも、征矢がキャッチして情熱ダブルチョップを炸裂させる。

串刺し攻撃を迎撃したタダスケがヨーロピアンアッパーカットからストンピングを連打するが、征矢がボディースラムで反撃する。
征矢はタダスケの腰にエルボーを連発し、「情熱を見せろ!」と挑発。タダスケもエルボーと逆水平チョップで応戦するが、征矢が情熱で受け切り、逆水平チョップでなぎ倒す。さらにボディースラム、ニードロップ、連続カバーでタダスケのスタミナを奪いにかかる。

征矢は串刺しバックエルボーからブルドッキングヘッドロック、そしてブレーンバスターを狙うが、これを堪えたタダスケが逆にブレーンバスターで投げ返す。

続けてタダスケが逆水平チョップ、ダブルチョップ、マンハッタンドロップ、椰子の実割り、フェイントDDTで反撃する。
タダスケが地団駄ラリアットを狙うも、征矢が迎撃するが、タダスケは征矢の足を取りスピニングトーホールドで攻め立て、逃れた征矢の左膝めがけて、セカンドコーナーからフットスタンプを決めると、再びスピニングトーホールドで追い詰めるが。征矢はロープエスケープする。
タダスケはレッグクラッシャーから、トップコーナーへ上がるが、追いかけた征矢が情熱ダブルチョップから、雪崩式アバランシュホールドを敢行、続けて情熱逆エビ固めでタダスケを追い詰めるが、タダスケは必死にロープエスケープする。
征矢がブレーンバスターから弾道を狙うが、タダスケがかわしてラリアットを連発。そしてグッドルッキング・パイルドライバーを決めるが、タダスケクラッシュは征矢が切り返し変型Go2Sleepからスピアー、デスバレーボムと畳みかけ、弾道で3カウントを奪い、征矢が見事に5度目の防衛を果たした。

試合後は征矢が金髪家族ということでタダスケと握手を求めるが、タダスケどころかセコンドのRATEL’Sも相手にせず退場、入れ替わりに遠藤が現われ挑戦を表明、征矢も情熱で受諾した。

そしてDDTから公式アナウンスで遠藤のNOAHへのレギュラー参戦が発表されたが、遠藤も突然ではなく、事前に話を通しての行動で、今後はDDTに籍を残したままNOAHへ軸を置くことになった。

遠藤はこれまで飯野雄貴、高鹿佑也と共にDDTでバーニングとして活動してきたが、DDT12月28日両国大会を最後にバーニングは解散、DDT内ではフリーとなっていたことから、今後の動向に注目していた。
遠藤は「昨日と今日このリングに上がって、秋山選手、小橋さん、その源流に触れたいと思い、ノアへの継続参戦を宣言しました。俺がこのノアのリングをもっともっと盛り上げます!」とコメントしていたことから、小橋建太や秋山準の影響を受けた遠藤が突き詰めた先が、NOAHであったということか、それにDDTでは上野勇希やMAOがトップとなってから、遠藤も一歩引き気味で、青木真也から苦い思いを受けた中嶋勝彦のことも触れられたことから、遠藤自身もDDTではやりたいことはやり切った、今後は強さを突き詰めたい、またNOAHは中嶋勝彦が触れた団体、打倒・中嶋勝彦を諦めていないのなら、中嶋がどっぷり漬かったNOAHに自分も漬かってやると考えたか、NOAHでの遠藤哲哉に注目したい。

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