12月23日 新日本プロレス「Road to TOKYO DOME」後楽園ホール 1509人札止め
(試合内容は実況ポストより)
<第0試合 『夢☆勝ちます2024』Ⅱ 15分1本勝負>
X=〇高橋ヒロム(5分53秒 逆エビ固め)×村島克哉
<第1試合 20分1本勝負>
〇ジェフ・コブ(7分50秒 片エビ固め)×ハートリー・ジャクソン
※ツアー・オブ・ジ・アイランド
<第2試合 20分1本勝負>
KUSHIDA ケビン・ナイト(5分19秒 無効試合)ロビー・イーグルス 藤田晃生
<第3試合 20分1本勝負>
TJP フランシスコ・アキラ(0分40秒 無効試合)クラーク・コナーズ ドリラ・モロニー
<第4試合 30分1本勝負>
〇エル・デスペラード 小島聡 マスター・ワト(7分51秒 片エビ固め)DOUKI タイチ ×TAKAみちのく
※ピンチェロコ
<第5試合 30分1本勝負>
棚橋弘至 矢野通 ボルチン・オレッグ 本間朋晃 〇エル・ファンタズモ(12分27秒 片エビ固め)EVIL 成田蓮 ×高橋裕二郎 SHO 金丸義信
※サンダーキス86
<第6試合 30分1本勝負>
〇デビット・フィンレー SANADA 外道(11分16秒 体固め)鷹木信悟 辻陽太 ×BUSHI
※オーバーキル
<第7試合 30分1本勝負>
〇海野翔太 石井智宏(26分31秒 片エビ固め)ザック・セイバーJr. ×大岩陵平
※デスライダー
2024年度、新日本プロレスの最終興行が後楽園ホールで行われ、メインはIWGP世界ヘビー級選手権試合前哨戦、ザック&大岩のTMDKが、海野&石井と対戦。試合はザックと海野で開始となると、フルネルソンの攻防を展開、代わった大岩は石井に強襲すると、怒った石井が入るが、試合権利のある海野が割って入り、2人でダブルショルダータックルを決める。
しかし、大岩は海野をアームバーで捕らえ、ザックにタッチ。ザックは倒れた海野の左腕にストンピングを浴びせるなど、TMDKが徹底的に海野の左腕を狙い撃ちにする。
海野が大岩に低空ドロップキックで反撃し、石井にタッチ。石井は大岩をザックにぶつけてからショルダータックルで吹き飛ばし。大岩もエルボー連打で応戦するが、石井が逆水平チョップを連打し圧倒。さらにショルダータックルを狙うが、大岩がアームホイップからドロップキック、そしてボディプレスで反撃。激しいエルボーの応酬も、石井がブレーンバスターで大岩を投げ飛ばす。
再び海野vsザックが対峙すると、海野はドロップキックから串刺しエルボースマッシュ、フィッシャーマンズスープレックスホールドと攻め、STFでザックを捕らえるが、ザックはロープエスケープ。ここで石井が入ると、海野との合体パワーボムを決めるも、海野のブレイズブレイド狙いは、ザックが海野に腕十字で捕らえ、クラーキーキャットを狙うが石井がカット。
ザックは海野にサッカーボールキックを連打し、足蹴にするが、海野がエルボースマッシュを浴びせて反撃する。
ザックもエルボーで返し激しいラリーに突入し、ザックが崩れると、海野がビンタからブレイズブレイドを炸裂させるが、、デスライダーはザックがオーバーヘッドキックで阻止。海野の延髄斬りもザックがPKで応戦する。
代わった大岩は海野にエルボー連打からヨーロピアンアッパーカットを見舞い。ジャーマンを狙うが、石井が阻止し、大岩とエルボー合戦を展開する。
石井がブレーンバスターを狙うも、大岩がジャーマンで反撃。しかし、石井がローリングラリアットで形勢を逆転。ザックがミドルキックでカットに入るも、石井が排除。海野との連係から、海野が大岩にエクスプロイダー、イグニッションでカバーするが、ザックがネックツイストでカットする。
大岩が海野に串刺しドロップキック、さらにザックがラリアットを浴びせると、大岩はアナコンダスープレックスからジャーマンスープレックスホールドを決め、スリーパーでTHE GRIPを狙うが、海野が逃れて、ザックと交錯させた後、大岩をジャーマンで投げれば、同時に石井もザックをジャーマンで投げる。
乱戦の中、海野が大岩にトライデント、ザックにはトルネードDDTを決めるが、ザックがザックドライバーで応戦する。
大岩は海野に串刺しラリアットからダイビングボディプレスを命中させるが、石井がカット。ザックのビッグブーツが大岩に誤爆すると、海野がザックをジャーマンで排除するも、今度は石井の延髄斬りが海野に誤爆する。、大岩が海野にドクターボムをを決め、スリーパーからTHE GRIPを狙ったがm海野が切り返してデスライダーを決め、3カウントを奪った。
試合後にマイクを持った海野が「コロナ渦で新日本プロレスに居座ってくれてありがとう、いつも新日本プロレスを支えて、強くしてくれてありがとう、ザックにはリスペクトしかない、けどそれだけじゃダメなんだ、ザックに勝って結果を出したい、2024年はザックだが、2025年はオレだ。すべての想い、野望をぶつけて勝ってやる」と敬意と想いを表して、勝利をアピールするが、ザックは「ショウタクンガンバッテネ」と退場、2024年の締めを任された海野はファンに呼びかけ、「クリエント・ア・パラダイムシフト」で2024年の新日本プロレスを締めくくった。
メインは25分越えと前哨戦とは思えない激戦だったが、脇にまわってもど真ん中を貫いた石井と、大岩の頑張りもあっての激戦だった。最後は海野が締めくくったが、館内からブーイングは起きず、海野の熱さと思いがやっとファンに伝わりつつあるようだ。2025年の主役を奪うことを誓った海野は、自分の時代を掴むことが出来るか…
セミファイナルでは辻&鷹木&BUSHIのLIJが、フィンレー&SANADA&外道と対戦し
試合開始早々、WARDOGSが奇襲を仕掛け、場外戦に突入。客席ではフィンレーが辻を攻撃し、南側ではBUSHIがゲートから外道へプランチャを敢行するも、嘉藤に誤爆してしまう。
リングに戻ると、フィンレーが辻にナックルを浴びせた後、ブレーンバスタースラムで圧倒して試合をリード、SANADAの低空ドロップキックを受けた辻は、ケブラドーラ・コン・ヒーロで反撃し、鷹木にタッチも、鷹木がロープを跨ごうとした瞬間、SANADAがロープを蹴り上げ急所攻撃を敢行、鷹木はSANADAと外道に龍魂パンピングボンバーを炸裂させ、さらにSANADAにブレーンバスターで反撃。突進してきたSANADAのリーブロックを鷹木がマンハッタンドロップで切り返し、バックエルボーからナックルを浴びせるが、倒れ込んだSANADAが鷹木の急所を蹴り上げたため、リードを奪うまでには至らない
代わったフィンレーが鷹木にエルボースマッシュを放つが、鷹木がネックスクリューで切り返す。代わったBUSHIは低空ドロップキックをSANADAと外道に決め、さらに場外のフィンレーにトペ・スイシーダを命中させる。
リングに戻ると、BUSHIは低空ドロップキックからニークラッシャーを狙うも、フィンレーがアイリッシュカーフバックブリーカーで逆襲。パワーボムを狙うフィンレーに対し、鷹木がショルダータックルで阻止するが、SANADAがドロップキックで鷹木を排除。WARDOGSの連携攻撃をBUSHIが阻止し、フィンレーにドロップキックを見舞うも、辻への交代を外道のされると、フィンレーはラリアットからオーバーキルでBUSHIをフォールし、3カウントを奪って勝利、試合後、怒りを露わにした辻がフィンレーに襲い掛かるが、外道が急所攻撃を浴びせると、フィンレーがシレリーをフルスイングして辻をKO。さらにオーバーキルでダメ押しする。
棚橋&矢野&ボルチン&本間の本隊に今大会から緊急復帰のファンタズモが邪道に代わって入り、EVIL&成田&裕二郎&SHO&金丸のHouse of toutureと対戦、挑発するHouse of Tortureに対し、棚橋がEVILに襲い掛かって開始、金丸もまとめて低空ドロップキックで攻撃。矢野がコーナーパッドを外して金丸を直撃させると、続けて登場した本間がDDTと金丸を捕らえる。
しかし、代わった棚橋がEVILに気を取られる間に、金丸が低空ドロップキックで反撃して。場外戦へ突入。EVILは棚橋を西側の看板に叩きつけた後、レッグロックや鉄柱攻撃でダメージを与える。
リングに戻ると、House of Tortureが棚橋の左脚を徹底的に攻撃するが、長時間捕まっていた棚橋は、フィッシャーマンバスターを狙うEVILに対してツイスト・アンド・シャウトで反撃。さらに、SHOにはサミングからドラゴンスクリューを決め、ボルチンにタッチする。
ボルチンはSHO、成田、裕二郎にショルダータックルを決め、SHOのスピアーを受け流してボルチンシェイクからボルチンズリフト、串刺しボディースプラッシュ、そしてボルチンプレスで猛攻を仕掛けた。
ボルチンはSHOにカミカゼを狙うが、金丸が阻止して低空ドロップキックを決め、SHOと共にダブルブレーンバスターを狙うも、ボルチンが逆に二人まとめてブレーンバスターで投げ飛ばす。
ここでファンタズモに代わり、成田に連続エルボーやコーナーナックルを浴びせるが、成田はコブラクローで脱出。串刺し攻撃をかわされた成田に対し、ファンタズモが旋回式クロスボディやライオンサルトを命中させるも、サドンデスは成田にキャッチされ、ダブルクロスを狙う成田に対し、ファンタズモはジャックナイフで切り返し、延髄斬りやスピニングバックブリーカーを狙うも、成田はSHOの援護を受けてビッグブーツで反撃する。
House of Tortureはファンタズモにトレイン攻撃を仕掛け、乱入した東郷がパイプカットを投下。さらに、裕二郎がケインで攻撃を狙うも、棚橋が低空ドロップキックで阻止。鉄板入りプッシュアップバーを手にした成田にはファンタズモがサドンデスを炸裂させると、。裕二郎には急所攻撃からのサドンデス、そしてサンダーキス86で3カウントを奪い、復帰戦を勝利で飾った。
ところが試合後に、勝利をアピールする本隊に、背後からHouse of Tortureが襲撃。EVILがハサミを手に棚橋の髪を切ろうと狙う。しかし、棚橋は急所攻撃で反撃し、ハサミを奪い返して逆にEVILの髪を切ろうとするが、東郷のスポイラーチョーカーに捕まってしまい、再びハサミを奪い返したEVILが棚橋の髪を切る暴挙を働く。
棚橋の髪を切ったEVILは「最高だよ!」と高笑いしながら、ファンの「帰れ」コールをものともせず、断髪式に駆けつけた観客に向かって「アイシテマース」と挑発。棚橋を踏みにじる。
第2試合のKUSHIDA&ケビンのJET SETTERSvsロビー&藤田のTMDKは、ロビーが場外のケビンにトペコンヒーロを命中させたところで、次の試合を控えるコナーズ&モロニーのWARDOGSが乱入して、両軍にイス攻撃を加えたため、無効試合となる
この事態に、WARDOGSの対戦相手である、TJP&アキラのCatch22も駆けつけ、第3試合に突入、しかし、場外に残っていたTMDKがWARDOGSを襲撃し、Catch22も割り込んできたため、収拾不可能で2試合連続で無効試合となる。
大混乱のリングにレフェリーやヤングライオンが止めに入るが、排除され、WARDOGSはリング下にテーブルをセットする。そこでJET SETTERSがギガラダーを持って戻ってくると、TMDKがモロニー、Catch22がコナーズを捕まえて、テーブルに並べて寝かせ、ケビンがギガラダーからテーブル貫通ダイブをン狙う。
WARDOGSは間一髪逃れたが、藤田はマイクで完全決着をつける意味でIWGPジュニアタッグ選手権4マッチをTLC戦にするように要求、王者組のJET SETTERSも「ヤッテヤルゼ」で承諾して決定となった。
第0試合ではヒロムが村島から勝利も、左目の手術で年度最終シリーズを欠場していた内藤哲也が現われ、ヒロムを襲撃し、トルネードDDTを狙うも、ヒロムは逃れ、トランキーノポーズを狙う内藤にドロップキックを放つ
マイクを持ったヒロムは内藤に対し「東京ドームで潰してやる!」と宣戦布告して、引き上げていった
