12月22日 NOAH「LIMIT BREAK ex.」新木場1stRING 243人
(試合内容は実況ポストより)
<第1試合 15分1本勝負>
〇大和田侑(8分44秒 逆さ押さえ込み)×永尾颯樹
<第2試合 20分1本勝負>
〇ザ・リーブ・マスク ザ・リーブ・マスクⅡ(10分57秒 片エビ固め)松永智充 ×ブラックめんそーれ
※ザ・リーブ・プレス
<第3試合 20分1本勝負>
〇田中将斗 菅原拓也 横山佳和(15分1秒 片エビ固め)×大原はじめ 谷口周平 木下亨平
※スライディングD
<第4試合 20分1本勝負>
〇モハメド ヨネ 石川修司(13分12秒 エビ固め)藤田和之 ×土肥こうじ
※キン肉バスター
<第5試合 20分1本勝負>
△小峠篤司(20分時間切れ引き分け)△岩本煌史
<第6試合 世界ヘビー級選手権試合 30分1本勝負>
【第34代王者】〇潮崎豪(21分50秒 体固め)【挑戦者】×松永準也
※豪腕ラリアット
☆潮崎が3度目の防衛に成功
NOAH2024年度最終興行として「LIMIT BREAK」が開催され、メインは潮崎が保持する世界ヘビー王座に、至宝奪還のためにZERO1から送り込んだ刺客、昨年度火祭り覇者である松永準也の挑戦を受けた。
ロックアップから松永準也が押し込みブレーク。潮崎はリストロック、ハンマーロックを決めるが、足を取って倒した松永準也がフロントネックロック、切り返した潮崎に、松永準也はレッグロックを狙い、潮崎はアームロック、松永準也はヘッドロックで攻め、潮崎はヘッドシザースで切り返す。
潮崎はヘッドロックで捕らえ、ロープに振った松永準也にショルダータックル。松永準也はアームホイップから突進する潮崎をビックブーツで迎撃し、ショルダータックルで反撃。潮崎は一旦場外へ逃れ呼吸を整えてエプロンに上がるが、松永準也はビックブーツで場外へ落とし、鉄柱攻撃。エプロンへギロチンホイップからDDTを決め、先手を取る。
リングに戻ると、松永準也は首投げから後頭部へドロップキック。潮崎を足蹴にし、エルボーを連打から、串刺し攻撃を狙うが、潮崎が切り返し、松永準也をコーナーに宙吊りにして大根斬りチョップ。逆水平チョップで流れを変え、場外戦に突入。鉄柱攻撃を連発し、場外マットを剥がしてフロアにDDTで突き刺すと、エプロンにうつ伏せにしてニーアッパーを浴びせる。
リングに戻ると、潮崎はランニング袈裟斬りからバックドロップ、逆片エビ固めで松永準也を追い詰めるが、松永準也は必死でロープエスケープ。
松永準也はエルボーで反撃し、潮崎を逆水平でなぎ倒す。ハンマースルーを狙うが、松永準也がブレーンバスターで投げるもダメージで追撃できない。松永準也は串刺しエルボー、ショルダータックル、ノーザンライトスープレックスホールドで反撃するが、ランニングニーは当たりが浅く、潮崎はフライングショルダーで反撃し、マシンガンチョップ、ランニング袈裟斬りを浴びせる。
潮崎が突進するが、バックエルボーで迎撃した松永準也がローリングエルボーを連発。潮崎は袈裟斬りで返すと、松永準也はエルボーで返すが、潮崎は逆水平で松永準也を打ちのめし、松永準也はノーガードで構えて受けきり、両者のエルボーのラリーが続く。
松永準也がラリアットを連発し、タイガードライバー、ドラゴンスープレックスホールド、ニーアッパーからビースディングを狙うが、潮崎は逃れ、松永準也が雪崩式を狙うが、潮崎が頭突きで落とし、松永準也はビンタに対し、潮崎は左右のエルボーからローリングエルボー、雪崩式旋回ブレーンバスターを決め、豪腕ラリアットを狙って、松永準也が避けても、潮崎は左のラリアット。ゴーフラッシャーを決める。潮崎の豪腕ラリアットを狙うが、キャッチした松永準也が裏投げ、前落としからニーアッパー、そしてビースディングを狙う。
潮崎はゴーフラッシャーで阻止すると、豪腕ラリアットで3カウントを奪い、潮崎が3度目の防衛に成功、試合後も松永準也の健闘を称え、来年はTEAM NOAH同士の対戦にも意欲を燃やし、欠場中のHi69も加わって大会を締めくくった。
試合内容に関しては、松永準也も潮崎相手に懸命に食らいつき、自分自身の限界まで越えたが、それでも潮崎には敵わなかった。松永準也にしてみれば、それが一番悔しいところかもしれない。そして今年結成されたTEAM NOAHも齋藤彰俊の引退という出来事もあったが、新メンバーの大原を迎えたことで乗り切ることが出来た。また潮崎も再起へ向けて大きく前進したと思う。
セミファイナルでは小峠とフリーの岩本が対戦、グラウンドの攻防で出方を伺うと、小峠はガットショットからジャンピングバックエルボーを決め、チンロックでリードを奪い、岩本の額にエルボースタンプを落とす。
小峠はジャンピングニー、張り手と攻め、低空ドロップキックを放ち、岩本はエルボーの連打から突進すると、小峠は場外へ追い出し、スライディングキックを放つ。場外戦で頭突きの連打から鉄柱攻撃を狙うが、逆に岩本が叩きつけ、小峠を場外で一本背負いで投げる。エプロンに小峠をセットし、ネックスクリューを決める。
リングに戻ると、怯んだ小峠に岩本が串刺しバックエルボーからヒップトス式ネックブリーカー、ニードロップで首を攻めて試合の流れを変え、STFで捕らえるが、小峠はロープエスケープする。
小峠は張り手の連打を繰り出すが、岩本がエルボーで返し、ラリーが続くと、岩本がキックを狙ったところで小峠がキャッチして頭突き。連続串刺しラリアットからブレーンバスターで投げる。
小峠はサイドエフェクトからレッグショットを放つが、岩本がキャッチも、小峠は頭突きを浴びせるが、岩本はブレーンバスターからドラゴンスープレックス、肩固めで捕らえ、小峠はロープエスケープする。
岩本は孤高の芸術を狙うが、逃れた小峠はゼロ戦キックを放ち、花道に逃げた岩本にソバットからレッグショットを放つ。リングに戻ると、小峠は雪崩式フランケンシュタイナーからキャメルクラッチを決めるも、残り2分で岩本はロープエスケープ。
読み合いから小峠はサムソンクラッチ、キドクラッチ、頭突きからコウモリ吊り落としを決めるが、カウント2。続いてニーアッパーからキルスイッチを決めるが、これもカウント2でキックアウトされ、小峠が突進したところで岩本が孤高の芸術を決めるも、カバーに遅れ、時間切れとなり引き分けに終わった。
第1,3ではTEAM NOAHvsREAL ZERO1の対抗戦が行われ、第3試合では大原&谷口&木下が、田中&菅原&横山と対戦、REAL ZERO1は木の下を捕らえて試合をリードも、、時間捕まった木下は菅原にDDTで反撃。谷口に代わると、菅原にショルダータックル、ボディースラム、横山、田中も菅原にめがけtげボディースラムで投げ、菅原に串刺しラリアットからバックドロップ、そしてチョークスラムを狙うも、逃れた菅原は延髄斬りを放つ。
横山が串刺しスピアーからリバーススプラッシュを決め、谷口も頭突きからラリアットで応戦。
大原が代わって横山に延髄斬り、腰へのエルボードロップ、バッククラッカーからフィンランド式フォアアームを狙うが、横山はパワースラムからラリアットで反撃。デスバレーボムを狙うも、逃れた大原がムイビエンを狙うと、田中がスライディングDでカットする。
田中は思わぬ攻撃を受けた大原に雪崩式ブレーンバスターを決め、谷口がカットに入るも、REAL ZERO1が連係しで大原を蹂躙。田中はスライディングDからスーパーフライを決めるが、大原が剣山で迎撃、木下のジャーマンの援護を受けた大原は、田中にフィンランド式フォアアームを放つ。
大原はファイヤーマンズキャリーを狙うが、エルボーで逃れた田中に対し、大原が往復ビンタをで返すも、田中はラリアットからスライディングDで3カウントを奪いREAL ZERO1が勝利。
第1試合の大和田vs永尾、ショルダータックルでリードを奪った永尾がボディースラムから連続カバーで大和田のスタミナを削りにかかり、その後ネックロックで捕らえる。首投げからスリーパーに移行し、クロスフェースへとつなげるが、大和田はロープエスケープする。
大和田はエルボーの連打を受け切った永尾はビンタをからコーナーへハンマースルーを狙ったが、大和田は旋回式クロスボディからドロップキック、サイドスープレックスで反撃。続いてスワンダイブクロスボディを命中させる。
大和田はフィッシャーマンを狙うが、永尾は逃れ、首投げから首筋にエルボーを浴びせ、バックドロップからブレーンバスターで反撃。さらにダイビングエルボードロップで追い詰める。
永尾はデスバレーボムを狙うが、大和田は回転エビ固め丸め込み、永尾はローリングエルボーを放つが、わずかな隙を突いた大和田が逆さ押さえ込みで3カウントを奪い、永尾はまさかの敗戦にレフェリーに抗議するが、受け入れられなかった。
永尾は試合後に握手を求めるも、大和田にスカされる。永尾にとっては悔しい敗北となった。
