12月21日 東京女子プロレス「せ~の、メリークリスマス!2024」東京・東京たま未来メッセ 356人
(試合内容は実況ポストより)
<第1試合 7分1本勝負>
〇七瀬千花(6分32秒 稲荷鳥居・改)×高見汐珠
<第2試合 7分1本勝負>
〇宮本もか(5分9秒 羅生門)×アイビー・スティール
<第3試合 7分1本勝負>
〇桐生真弥(5分42秒 片エビ固め)×長谷川美子
※スパインバスター
<第4試合 7分1本勝負>
〇らく(4分36秒 体固め)×鈴木志乃
※ドクターイエロー
<第5試合 7分1本勝負>
〇伊藤麻希(6分26秒 伊藤デラックス)×凍雅
<第6試合 7分1本勝負>
△上福ゆき(7分時間切れ引き分け)△愛野ユキ
<第7試合 10分1本勝負>
〇マッチャ 鳥喰かや(7分14秒 片エビ固め)×原宿ぽむ HIMAWARI
※サイトースープレックス
<第8試合 7分1本勝負>
〇ハイパーミサヲ(5分5秒 外道クラッチ)×風城ハル
<第9試合 7分1本勝負>
△辰巳リカ(7分時間切れ引き分け)△中島翔子
<第10試合 7分1本勝負>
△山下実優(7分時間切れ引き分け)△瑞希
<第11試合 10分1本勝負>
渡辺未詩 △荒井優希(10分時間切れ引き分け)△鈴芽 上原わかな
東京女子プロレスたまメッセ未来大会のカードは全試合ファンの抽選で決められ、タッグマッチは2試合で10分1本勝負、シングルマッチは9試合で7分1本勝負で行われた。
メインイベントは美詩&荒井のプリンセス王者&インターナショナルプリンセス王者の王者コンビが実現し、1月4日の後楽園で荒井の保持するインターナショナルプリンセス王者に挑戦する鈴芽&上原と他対戦した。
試合は荒井と鈴芽の対戦で開始。鈴芽がヘッドロックで捕らえ、バックの奪い合いからトーホールドへ移行。荒井が逃れ足を払うと、カバーの応酬や丸め込みの攻防が続く。
未詩と上原が交代すると、未詩がヘッドロックで上原を捕らえ、抜けた上原にショルダータックルで応戦。上原はバックエルボーで反撃し鈴芽へ交代。鈴芽はバックエルボーから突進するが、未詩がボディースラムで応戦。美詩は荒井と交代すると、荒井がエルボーの連打を見せるが、鈴芽も譲らずエルボーを返し、荒井が串刺しバックエルボーからショルダータックルを決め、未詩にタッチする。
未詩がショルダータックルで鈴芽を倒すが、鈴芽はドロップキックで反撃。上原が続いてドロップキックからスペースローリングエルボーで続いて、バナナピローを狙うも、未詩が逃れショルダータックル。さらにジャイアントスイングを狙うが、上原がこれを逃れ、未詩はエルボーのラリーを制し、カナディアンバックブリーカー、バッティングハンマーで攻め込んで、荒井がタッチを受けると、ビッグブーツの連打で上原を捕らえる。
上原は荒井にドロップキックを放って、鈴芽と交代。鈴芽がドロップキックから、エルボーのラリーを展開。鈴芽がアームホイップで荒井を場外に追い出し、プランチャを命中させる。
リングに戻ると、鈴芽はフェースクラッシャーを狙うが、逃れた荒井がビッグブーツから。串刺しビッグブーツを放つと、サソリ固めで捕らえるが、逃れた鈴芽は王者コンビの連係を阻止し、二人まとめてフェースクラッシャーを決める、しかし荒井の援護で流れが止まると、未詩がジャイアントスイング、荒井がビッグブーツと攻めて、Finallyを狙うも、鈴芽が避けてフェースクラッシャーを決める。
荒井がフルネルソンで鈴芽を捕らえるが、鈴芽が丸め込んだところで、ここで時間切れ引き分けでとなり、試合後も互いにまだやり足りなさをアピールすると、エールを送る荒井に対し、鈴芽は「負けないから!」と叫んで退場していった。
第7試合では11月30日にタイでSETUP認定オールアジア女子王座を奪取し凱旋した原宿ぽむが、HIMAWARIと組んで、前王者で我闘雲舞ではブルーロータスのリングネームで参戦してたマッチャ&鳥喰と対戦、なお原宿ぽむとマッチャは12月29日の後楽園では王座をかけて再戦が決定している
試合開始前、マッチャはHIMAWARIとは握手するも、原宿ぽむには応じず。その態度にスネた原宿ぽむはリングを降りてしまったため、HIMAWARIがマッチャと先発で、試合がスタート。マッチャはヘッドロックで主導権を握るが、HIMAWARIがヘッドシザースで切り返す。マッチャがショルダータックルを狙うも、原宿ぽむの挑発に気を取られた隙を突かれ、HIMAWARIがロープワークから丸め込みを狙う。続けてHIMAWARIがハンマースルーを仕掛けようとしたところで、原宿ぽむが入り、マッチャに膝カックンで倒すと、HIMAWARIと狙ったが、マッチャがショルダータックルで阻止。怒ったマッチャはHIMAWARIのツインテールを掴んで投げ飛ばし、クロスボディーを浴びせ、。ここでタッチを受けた鳥喰との連係でHIMAWARIを捕らえる。
HIMAWARIは鳥喰にショルダータックルで反撃してから、原宿ぽむへタッチ。原宿ぽむは脛蹴り、アームホイップで鳥喰を攻め、読み合いから丸め込みを狙うが、鳥喰はドロップキックで反撃。鳥喰からタッチを受けたマッチャが串刺しボディーアタック、続けてブレーンバスターで投げるが、ジャーマンを逃れた原宿ぽむは、丸め込みからラフォーレ原宿からをドロップキックを放つ。
原宿ぽむはマッチャにミサイルキックを炸裂させるが、鳥喰がカット。HIMAWARIが鳥喰を排除し、原宿ぽむはマッチャに、ぽむ・ど・じゃすてぃす」を狙うが、マッチャがこれを回避すると、クロスリーズを決め、エルボーのラリーから、突進してきた原宿ぽむをバックフリップでから、サイトースープレックスで3カウントを奪い、マッチャ&鳥喰が勝利を収めた。
シングル戦は第1試合では七瀬と高見が対戦、ロックアップからリストロックの応酬が展開される中、高見がヘッドロックで捕らえる。しかし、七瀬がロープへ振るとバックエルボーで反撃。
七瀬がボディースラムを決めるも、高見がバックエルボーからドロップキックで反撃。エルボーを連打し、バックエルボーや串刺しドロップキックで流れを引き寄せる。高見のハンマースルーは七瀬が堪え、ドロップキックで応戦するが、エルボードロップは自爆してしまう。高見はすかさずアームロックで捕らえるが、七瀬が逃れ、エルボードロップからフルネルソンで絞り上げる。
七瀬のボディースラムをに逃れた高見は丸め込み、さらにミサイルキックを命中させると、スリーパーで捕らえたが、七瀬はKUBINAGEで脱出。高見が回転エビ固めも、七瀬はボディースラムで応戦。七瀬はボディースラムも高見が首固めで丸め込むが、ドロップキックは自爆すると七瀬がショルダータックルから稲荷鳥居で高見がギブアップとなって、七瀬が勝利となる。
第2試合では宮本もかがイギリスから参戦したアイビーと対戦。、リストロックの応酬から、宮本もかが飛行機投げを決め、ヘッドロックでリードを奪う。
左腕攻めでリードを奪った宮本もかがトラースキックで突進すると、アイビーが切り返してネックブリーカーを決める。続けて串刺しバックエルボー、串刺しラリアット、串刺しクロスボディーと攻め立てる。宮本もかは正拳突きから四方投げを放ち、手刀で反撃するが、アイビーは丸め込む。
アイビーのバックブリーカーを逃れた宮本もかはゼロ戦キックを繰り出すも、アイビーが延髄斬りで応戦、ショルダータックルからオモブラッタ、さらにオーバークロスフェースで捕らえるが、宮本もかがこれを逃れると、トラースキックから逆落とし、羅生門を決めてアイビーがギブアップを喫した。
第3試合では桐生と長谷川が対戦し、試合開始前、初対決かと思い込んだ桐生が「初めまして」と握手を求めるも、長谷川から「戦ったことがある」と言われたため、キレた桐生が大人げなく奇襲を仕掛け、謝罪式ダブルニーを狙うが、自爆してしまう。逆に長谷川からダブルニーを浴び、さらに怒りを募らせた桐生はボディースラム、滞空式ボディースラムと大人げない反撃を展開する。
長谷川は時間差ロープワークからドロップキックで反撃すると、クロスボディーから、サンセットフリップを命中させ、マフラーホールドで桐生を追い詰めるが、桐生はこれを逃れてダブルニードロップを繰り出す。
長谷川も丸め込みを連発して粘るが、桐生は河底撈魚を決めで応戦。ドロップキックが自爆してしまった桐生に対し、長谷川がドラゴンスクリューを決める。だが、コーナーからのダイブを避けた桐生がエルボー、そしてスパインバスターを炸裂させて3カウントを奪った。
第4試合のらくvs志乃のアップアップガールズ対決は、試合開始前、らくはリング中央に枕を置いて寝てしまい、志乃が戸惑いながらもカバーせず、一緒に寝転んでしまう。今度はらくがゴングをそっと鳴らすように指示して開始、おやすみエクスプレスを狙うが、志乃はこれをかわして丸め込みを連発。
らくは志乃をエプロンに追いやり、枕でフルスイングをすると、場外戦でも枕でのフルスイングを狙うが、セコンドに誤爆してしまい、志乃と枕の奪い合いが続き、ついには客席に枕を投げ込んでしまう。
しかしリングに戻ると、らくがもう一つの枕を取り出してフルスイング。続けて「おやすみエクスプレス」を放ち、枕で志乃の顔を覆って窒息攻撃を仕掛ける。
これに怒った志乃はドロップキックで反撃。スリーパーを狙うが、らくが逃れてフェースクラッシャーを決める。志乃はネックブリーカーで応戦し、再びスリーパーを仕掛けるも、再度のネックブリーカーをらくが逃れると、かがやきからドクターイエロー決め、らくが3カウントを奪った。
第5試合では伊藤が凍雅と対戦し、伊藤がヘッドロックでリードを奪うと、これを抜けた凍雅がヘッドロックを仕掛け、ロープへ振られた伊藤にショルダータックルを決める。
怒った伊藤はエルボーを繰り出し、場外戦に持ち込み、凍雅をボディースラムで叩きつけ、リングに戻ると、伊藤はロープを利用したキャメルクラッチや腰へのエルボー攻撃を展開し、腰攻めに徹する。さらに変型逆片エビ固めで凍雅を追い詰めるが、凍雅はロープエスケープする。
伊藤がボディースラムを狙うが、凍雅が逆にボディースラムを決める。続けて串刺しバックエルボーやショルダータックルを繰り出し、ボディースラムを再度狙うも、伊藤がこれを逃れ、凍雅をエプロンに出してビッグブーツで場外へ落とし、場外戦では、伊藤がエプロンを利用してグリーンキラーで突き刺す。
リングに戻ると伊藤は逆エビ固めを狙うが、凍雅が逃れ、それでも伊藤はデルフィン式スイングDDTを狙うが、凍雅が堪えてボディースラムからラリアットを放つ。
凍雅は前転式サンセットフリップやロックボトムを狙うが、伊藤が逃れ、アームホイップから再びグリーンキラーで突き刺すと、は伊藤スペシャルで凍雅を捕らえ、凍雅がギブアップを喫し、伊藤が勝利を収めた。
第6試合の上福vs愛野はロックアップも間合いが合わないところで、上福が「マッタ」をかけ、一方的にクリスマスプレゼントとして勝利を譲ると言い寝転んでしまう。警戒しながら愛野がカバーに入るが、カウント2で上福がキックアウト。今度は愛野が寝転びお返しをするが、上福もカウント2でキックアウト。互いに勝利を譲る素振りを見せながらも、試合を決めようとはしない展開になる。
最終的に試合で白黒をつけることになって、読み合いの中、愛野がセントーンを決めるも、試合時間は残り3分に。上福はビッグブーツからドロップキックを放ち、卍固めで攻めるが、ビッグブーツを避けた愛野がストマックブロックを決め、さらにリバーススプラッシュ式セントーンを命中させる。
再び読み合いが続き、上福がまた「マッタ」をかけたところで、試合時間は残り1分に。上福がハグを求めると、愛野はそれに応じてハグするが、直後に上福が丸め込みを仕掛けると、愛野も丸め込みで応戦。最後まで決着がつかず、試合は時間切れ引き分けとなった。
第8試合では11月22日の新宿大会から復帰を果たしたハイパミがハルと対戦、試合開始直前のヒーロータイム」では、ハイパミはハルの最近の活躍を称え、某ヒーローに憧れているハルに、突然「自分がハルに憧れられたい」と言い出し、ハルを困惑させる。さらにハイパミは「大事なアイテム」としてスプレーをクリスマスプレゼントとして渡そうとするが、ハルは「憧れの人はそんなことをしない」と捨て、これに大人げなく怒ったハイパミが奇襲を仕掛け、試合がスタートする。
ハルはドロップキックからアームバーで反撃するが、ハイパミは謝るとハルを「師匠」と称え、指導を願う振りをして握手を求める。しかし、その直後、ハイパミが大人げなくハルを倒し、ロープを使ったアームロックで攻め込む。場外に逃れたハイパミをハルが追いかけるが、リングに戻ったハイパミがスプレー攻撃を試みると、誤ってレフェリーに命中してしまう。
動揺したハイパミに対し、ハルがプレゼントして渡されて捨てたスプレー攻撃を逆に狙うが、ハイパミが唐草ヒーローマントで防ぐ、ハルはドロップキックからクロスボディーは命中させたが、レフェリーがダウンしたままでカウントが入らない、その隙を突いたハイパミは読み合いから外道クラッチで3カウント奪い勝利となった。
第9試合の辰巳vs中島は、辰巳がいきなり低空ドロップキックからヒップアタックを狙うも、中島がこれを逃れると、首四の字で反撃し、逃れた辰巳をヘッドロックで絞め上げてから、コーナーに叩きつける。
さらにロープ越しのコルタバからドロップキックを放ち、バタフライロックで辰巳を捕らえる。しかし、辰巳がコーナーに押し込んで脱出すると、コブラクローから串刺しヒップアタックを繰り出し、続けてエプロンからロープ越しのドラゴンスクリューを決める。辰巳は鉄柱に中島の右脚を連続で叩きつけ、低空ドロップキックで右脚攻めを展開してリードを奪う。
辰巳が再びドラゴンスクリューを狙うが、中島が逃れて反撃のドロップキックを狙う。しかしこれをキャッチした辰巳はドラゴンスクリューから足四の字固めで中島を追い詰めるが、中島はロープエスケープに成功する。
辰巳がヒップアタックを狙うも、中島は回避してノーザンライトスープレックスで投げるがm、撃に手間取る間に辰巳がヒップアタックで反撃してバックドロップ狙いは、不時着した中島はドロップキックで辰巳を場外へ追い出すとトペコンヒーロを命中させる。
リングに戻った中島は619を狙うが、辰巳がこれをキャッチ。ドラゴンバックブリーカーからドラゴンスリーパーで捕らえるが、中島が丸め込みで反撃する。中島のドロップキックからウラカンラナは。辰巳はパイルドライバーで叩きつけてから、ヒップアタックで攻め立てる。中島もカサドーラで反撃を試みるが、辰巳が延髄斬りを放ったところで試合時間切れとなり、両者引き分けに終わった。
セミファイナルでは山下と瑞希が対戦し、瑞希が先制のキックを狙うが、山下が足を払い返し、。読み合いを経て瑞希がドロップキックで山下を場外に追い出し、プランチャ・スイシーダを狙う。しかし山下がこれを阻止し、トラースキック、ミドルキック、さらにロープ越しのサッカーボールキックで流れを引き寄せ、リングに戻るとニークラッシャーからのサッカーボールキックで追撃する。
山下がミドルキックを連打し串刺し攻撃を狙うが、瑞希が体を入れ替えてエルボーを連打。読み合いから瑞希がカサドーラで丸め込み、フットスタンプ、さらにドロップキックを決めて試合の流れを変える。
瑞希はダイビングクロスボディーを成功させ、山下をセカンドロープに横たわらせてからフットスタンプを放つ。これに対し山下はジャーマンで反撃し、リターンクラッシュを決めるとコブラクラッチで瑞希を追い詰めるが、瑞希は押さえ込んで脱出。シャイニング式フットスタンプからトップコーナーに上り、前屈みの山下にダイビングフットスタンプを命中させ。続けてクロスフェースで捕らえるが、山下はロープエスケープに成功する。
残り1分で両者はエルボーのラリーを展開。瑞希がクロスフェースで再び山下を捕らえるも、山下がロープに逃れる。瑞希はキューティースペシャルを狙うが、山下がこれをかわしハイキックを連打。しかし瑞希もキューティースペシャルで応戦し、両者決着がつかないまま時間切れ引き分けとなった。
