12月17日 DRAGON GATE「FANTASTIC GATE 2024」後楽園ホール 1552人札止め
(試合内容は実況ポストより)
<第1試合 15分1本勝負>
〇Ben-K(8分5秒 エビ固め)×豹
※スピアー
<第2試合 20分1本勝負>
〇吉田隆司 ホーホー・ルン(5分39秒 片エビ固め)問題龍 ×パンチ富永
※パイナップルボンバー
<第3試合 20分1本勝負>
KAI ジェイソン・リー 〇加藤良輝 帆希(8分46秒 片エビ固め)布田龍 望月ジュニア ×柳内大貴 佐原明浩
※カデーレ・ルナ
<第4試合 30分1本勝負>
〇ウルティモ・ドラゴン しゃちほこBOY スペル・シーサー with チョコフレークK-ICHI(8分53秒 ラ・マヒストラル)×堀口元気 神田裕之 新井健一郎
<第5試合 メヒコ・コントラ・ハポン 30分1本勝負>
〇ルイス・マンテ フラミータ(11分32秒 エビ固め)JACKY KAMEI ×Riiita
※ヴェルタフィナーレ
<第6試合 30分1本勝負>
〇YAMATO B×Bハルク 横須賀ススム Kagetora(10分28秒 片エビ固め)望月成晃 ×ドン・フジイ 大鷲透 近藤修司
※全知全能のフランケンシュタイナー
<第7試合 This is DRAGONGATE 6人タッグ3WAYマッチ 45分本勝負>
ストロングマシーン・J Kzy U-T()〇ドラゴン・ダイヤ 菊田円 田中良弥(22分18秒 レプテリアンラナ)シュン・スカイウォーカー 箕浦康太 ×ISHIN
<第8試合 このまま市川引退試合~復活!暴走十番勝負・完結編~ 時間無制限1本勝負>
〇棚橋弘至(0分16秒 片エビ固め)×このまま市川
※ビンタ
◎最後の最後まで再試合
〇棚橋弘至(9分58秒 エビ固め)×このまま市川
※ハイフライフロー
DRAGON GATE2024年度最後の後楽園大会のメインは、このまま市川の引退試合が行われ、相手は新日本プロレスのエースである棚橋が務めることになった。
市川は闘龍門世代によるトレインで登場すると、DRAGON GATE初参戦となる棚橋に対し、開始直前で棚橋に来ていただいたことに礼を述べるが、「再来年の引退試合に無事たどり着けるかな、今日でレスラー人生を終わらせると断言して開始、市川は張り手を繰り出しすが、受け流した棚橋がビンタ一発で3カウントとなり、僅か16秒で引退試合が終わってしまう。

棚橋やセコンドも帰ってしまい、斉藤了GMもさっさと引退式の準備に取り掛かろうとするが、市川が意地のやり直しを要求、市川の要求を受けた棚橋が戻り、意地の再試合に突入する。
ビンタを避けた市川は丸め込むが、棚橋がビンタを浴びせてカバーするが、市川はカウント2でキックアウトする。棚橋のスリングブレイドは避けた市川はコルタバで場外へ棚橋を追い出し、プランチャスイシーダを狙ったが、やっぱり自爆してしまい、リングに戻ると棚橋はレッグロックと市川の左脚を攻め、市川が必死でロープエスケープする。

必死で立った市川はサミングからロープ渡りを狙うが、棚橋が動かないため市川も渡ることが出来ず、。市川の説明でやっとロープ渡りを敢行して逆戻りするも、突然棚橋が走って市川は例の如く足を滑らせてロープに股間を痛打する。

棚橋は今度はロープを使ったレッグロックから低空ドロップキックと攻め、ブーイングの中、エアギターまで披露する。それでも立った市川はエルボーの連打も、棚橋はドラゴンスクリューからテキサスクローバーを狙うと、市川はサミングで逃れた後でスクリューカンチョーから735、ラ・マヒストラルで丸め込むがカウント2でキックアウトされる。
市川はブレーンバスターを狙うが、棚橋がツイストアンドシャウトを連発、スリングブレイドからハイフライフローを狙うが、市川は棚橋の足にしがみついて阻止を狙う。しかしセコンドや斎了GM、観客までも「食らっとけ!」と声援が多かったため、諦めた市川に受ける構えをすると、棚橋がハイフライフローで3カウントを奪い、市川を介錯した。

介錯を終えた棚橋は市川に声をかけて、ファンからもらったタオルで汗を拭いて退場してかけるが、斉藤了GMの頼みでリングに戻り、棚橋はマイクで市川に「「市川さん、26年間、おつかれさまでした。ボクと市川さんは同じ岐阜県出身で、岐阜出身のレスラーがいるな、変わってるな、おもしれぇなって思ってました。デビューして25年、市川さんは26年、こうしてリングで出会えた奇跡に感謝します。市川さん、26年間、プロレスを盛り上げてくれてありがとうございました!これからも続いていく後輩たちの活躍に、ぜひ力を貸してやってください。市川さん、本当におつかれさまでした!」」とエールを送る。

そして、引退セレモニーが行われ、週刊プロレスやGAORAから記念品、ウルティモから花束で殴打ではなく贈呈され、DRAGON GATEから金一封も送られると、ウルティモから取り上げられそうになる。
ウルティモ校長からのメッセージは「相変わらず面白い、オマエの試合を見るのは楽しみだった、メキシコに来た時を思い出す、弱いけどいつまでたってもやめない、まだいるんだ、どうしようかな、やめさすわけにもいかない、どういうレスラーになりたいんだと聴くと、市川はアントニオ猪木さんや藤原喜明さんのようにストロングスタイルを目指している、ウルティモ校長もアホか」ということで市川が誕生した秘密を明かし、「けどオレより先に引退するなよ、市川、オマエこそ男だ、本当にありがとう!」と激励する

最後にマイクを持った市川は「26年かありがとうございました、一人では26年間頑張れなかった、仲間たちやファンがいたからここまでやってこれました。引退はしますが、市川寛二としてお会いすることがあります。その時は笑顔でお会いしましょう:と言葉を送り、最後は観客も起立で引退の10カウント、リングアナのコールで拍手が送られ、棚橋も加わりZ-BRATSを除く選手らが胴上げとなって記念撮影、市川は泣きながらコマネチポーズ、最後に自分の脚でリングを降り、バックステージへ下がって去っていった

最後は棚橋に介錯されたのではなく、選手らだけでなくファンからも「(ハイフライフローは)食らっておけ」とコールが起きたことで、棚橋だけでなく、みんなに介錯されてしまったような感じだったが、それだけ、市川は愛されるレスラーだったということなんだろう。
これまで笑わせるレスラーは何人かいたが、市川ほど息の長く続け、これだけファンを楽しませ笑わせたレスラーはいない、おそらく闘龍門やウルティモ校長に出会わなければ、プロレスのリングに立つことはなかったと思う。
最後に、このまま市川選手、ご苦労様でした。
セミファイナルで行われたNATURAL VIBESvsZ-BRATSvsDCourageによる3WAYタッグ戦は、各選手が入り乱れる乱戦となり、ブレーンバスターの数珠つなぎではセコンドまで入って攻防を繰り広げる。
最後は、DCourageはISHINを捕らえ、ダイヤがレプテリアンでISHINから3カウントを奪い勝利を収める。
第6試合のYAMATO&ススム&ハルク&KagetoraのPARADOX vs望月&フジイ&大鷲&近藤は、PARADOXのセコンドには欠場中のドラゴン・キッドが駆けつけ試合を見守る。試合はYAMATOとフジイが逆水平のラリーになると、go to Hospital1に対しフジイがラリアットで応戦する。
望月がツイスターの援護から、フジイがナイスジャーマンを狙うが、切り返したYAMATOがスリーパーからギャラリアを狙うと、フジイが切り返して外道クラッチ、しかし、フジイの突進をYAMATOが全知全能のフランケンシュタイナーで3カウントを奪い勝利。
試合後にYAMATOは保持しているブレイブ王座に関して、ドリーム王座を保持している間は一時封印を宣言、YAMATOからドリーム王座を奪取した選手に扱いを一任することになった。

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