12月15日 DRAGON GATE「THE FINAL GATE 2024」福岡国際センター 2765人
(試合内容は実況ポストより)
<第1試合 15分1本勝負>
〇Ben-K Riiita 望月ジュニア(7分39秒 片エビ固め)菊田円 ×田中良弥 ルイス・マンテ
※スピアー
<第2試合 20分1本勝負>
〇ストロングマシーン・J U-T(6分0秒 片エビ固め)JACKY KAMEI ×柳内大貴
※GoldShip
<第3試合 20分1本勝負>
〇ウルティモ・ドラゴン 堀口元気 神田裕之 大鷲透(5分40秒 ラ・マヒストラル)望月成晃 ドン・フジイ 問題龍 ×パンチ富永
<第4試合 30分1本勝負>
〇黒潮TOKYOジャパン(8分1秒 横十字固め)×豹
<第5試合 オープン・ザ・ドリームゲート王座決定戦 60分1本勝負>
B×Bハルク 横須賀ススム 〇Kagetora(12分10秒 車懸)KAI ISHIN ×加藤良輝
☆PRADOXが第91代王者組となる
<第6試合 30分1本勝負>
丸藤正道 〇杉浦貴(9分53秒 体固め)シュン・スカイウォーカー ×帆希
※オリンピック予選スラム
<第7試合 オープン・ザ・ツインゲート選手権試合 60分1本勝負>
【挑戦者組】〇箕浦康太 ジェイソン・リー(15分59秒 片エビ固め)【第67代王者組】Kzy ×フラミータ
※GoldenRose
☆Kzy&フラミータが初防衛に失敗、箕浦&ジェイソンが第68代王者組となる
<第8試合 オープン・ザ・ドリームゲート&ブレイブゲートW選手権試合 60分1本勝負>
【第40代ドリーム王者】〇YAMATO(24分58秒 片エビ固め)【第52代ブレイブ王者】×ドラゴン・ダイヤ
※ラグナロク
☆YAMATOがドリーム王座3度目の防衛戦と共に第53代ブレイブ王者となる、ダイヤがブレイブ王座3度目の防衛に失敗
DRAGON GATE2024年最後のビックマッチが福岡で開催され、メインはドリーム王者のYAMATOとブレイブ王者であるダイヤによるダブルタイトル戦が行われた。
開始からYAMATOがタックルを仕掛けるが、ダイヤが切り返し応戦。YAMATOが首を取ると、ダイヤは無理せずロープエスケープしてから距離を取る。再びYAMATOがタックルから足を取りに行き、ダイヤがバックを奪うが、YAMATOがヘッドシザースで捕らえ、抜けたダイヤは距離を置いて次の攻撃のタイミングを伺う。
ダイヤはヘッドロックで捕らえると、ロープに振ったYAMATOとぶつかり合いは、YAMATOが制してナルシストポーズも、ダイヤはティヘラからドロップキックで応戦し、レッグロックで捕らえてからカンバーナに移行。そのままYAMATOの頭をコーナーにぶつける強気の攻めを見せる。
ダイヤは逆水平の連打を放つが、YAMATOは笑って突き飛ばし逆水平で応戦。逆水平のラリーとなるも、ダイヤが延髄斬りからブレーンバスターを狙うが、YAMATOが左膝への関節蹴りからドラゴンスクリューを決める。
YAMATOはサイキックの連打とレッグドロップでダイヤの左脚を攻めつつ、観客にシャッターチャンスを要求する余裕を見せ、さらに逆水平を連打し、ロープを使ったレッグロックからgo to Hospital IIで試合をリードしてから、リング中央で足四の字固めで捕らえ、ダイヤは必死にロープエスケープする。
YAMATOの逆水平連打からコーナーへのハンマースルーは、ダイヤは崩れるも、串刺し攻撃を迎撃したダイヤはシザースで切り返すと、デジャブでYAMATOを場外に追いやり、ラ・ケブラータを命中させる。
リングに戻ると、ダイヤはソバットから水面蹴り、その場飛びムーンサルトで攻め立て、スワンダイブを狙うが、YAMATOがgo to Hospital Iで阻止も、YAMATOの突進を迎撃したダイヤはトルニージョプレスを放ち、YAMATOが619を避けてコーナーへ上がってもmダイヤがヴァンパイアシザースを決め流れを変える
ダイヤはDDDDTを狙うが、YAMATOがキャッチしてリバーススープレックスで投げると、串刺しラリアットからエクスプロイダーで投げ。アンクルホールドで捕らえたYAMATO、ダイヤは切り返して延髄斬りは、避けたYAMATOがニークラッシャーから再び足四の字固めで追い詰めダイヤは必死にロープエスケープする。
YAMATOがランニングエルボーを連発すると、ダイヤもエルボーのラリーに挑み、突進したダイヤをYAMATOが旋回式ギャラリアウを決めるが、キックアウトしたダイヤは水面蹴りから側頭部へのスピンキックを放ち、意識が飛んだのか怯んだYAMATOに619からウルトラウラカンラナを決め、カウント2まで追い込む。
ダイヤはドラゴンラナを狙うがYAMATOが避けても、ダイヤが振り子式DDTで突き刺し、トップロープに上がるも、YAMATOが絶対投げるぞ雪崩式ブレーンバスターで反撃。エルボーのラリーからダイヤがソバット、ダブルコークと攻め、レプテリアンを狙うが、YAMATOがパワーボムで叩きつけラリアットを連発。ダイヤのカサドーラで丸め込まれても、YAMATOはラリアットで応戦し、ギャラリアはカウント1でキックアウトされても、ラグナロクで3カウントを奪い、YAMATOがドリーム王座の防衛とブレイブ王座の奪取に成功に成功した。
試合後にマイクを持ったYAMATOは「みんな、そんな声援を送るからオレはもっと頑張らなきゃいけないんだ…ダイヤ、今日はありがとう、ダイヤのこの1年の頑張りを知ってますから、令和新世代を追い越す勢いだ、オレは先輩だけど同士だ、同じ志を持った同士だ、オレは嬉しいよ、DRAGON GATEを共に背負ってくれる人間がいて、俺らと同じステージに立っている。」とダイヤを認め、マイクをダイヤに託す。
泣きかけたダイヤも笑みを浮かべ「YAMATOさん、ありがとうございました。オレは小学校からDRAGON GATEを見ていて憧れていたリングに立てて、そう簡単に越えられるほど甘くなかったけど嬉しかったです、でも、いつか、YAMATOさんや、キッドさんもいなくなる、その時に先頭に立つのはオレでなければいけない、それまで高い壁で居続けてください」とエールを送り、両者は抱き合ってノーサイドとなった。
ダイヤが去っていくと、YAMATOは「ドリームだけでなくブレイブ、KFCタッグのベルトも腰に巻いたYAMATOはブレイブの王者にもなったことで、本当に王者はオレでいいのか、荷が重すぎる、いつでも俺はリングに降りてもいいと思っているけど、だけど、今日のたくさんの客さんに来てもらったけど、まだまだ空席が目立つ、まだまだオレの力が及ばないんだ、このままでは終われない、オレが命を削ってまで超満員する、まだまだ死ねない、応援しなくてもいいけど、オレは勝手に頑張るから、そんなオレについて来ればいいんだよ、まだまだ命削るから、もっと夢を見せるから、みんなオレについてこい!」アピールし、2月の博多大会をPRして締めくくった。
試合内容に関しては、ダイヤの必殺技であるDDDDTやレプテリアンも未遂に終わり、逆にYAMATOの技の方がどんどん決まっていた、それだけダイヤの方が余裕がなかったということか、それだけYAMATOの方が余裕を持っていたのかもしれない。
2024年のDRAGON GATEはあと少しで終わるが、今年のDRAGON GATEを牽引してきたのは、間違いなくYAMATOとダイヤで、YAMATOはDRAGON GATEに命を削ってまで黄金時代に戻すと覚悟を示せば、ダイヤは新日本プロレスの「BEST OF THE SUPER Jr」に急遽出場という与えられ、様々な選手と対戦することでドラゴン・ダイヤの名前を知らしめるだでなく、成長の糧とした。来年はどういう年となっていくのか期待したい。
セミファイナルではオープン・ザ・ツインゲート選手権が行われ、王者のNATURAL VIBESのKzy&フラミータに、Z-BRATSから箕浦&ジェイソンが挑戦。箕浦とジェイソンはMASQUERADE時代にツイン王座を奪取しているが、今度はヒールターンして挑戦した。
試合は王者組が フラミータの奇襲でスタートし、箕浦に、Kzyがショットガンからノーザンライトスープレックスホールド、続けてクモガラミ改を仕掛けて速攻勝負を狙うが、箕浦がロープエスケープする。
Kzyと箕浦がエルボーのラリーを展開する中、Kzyの突進をジェイソンの援護から箕浦がラスで投げ、代わったジェイソンがトラースキックからネックブリーカーと、Z-BRATSがKzyを捕らえて試合の流れを変える。
Kzyはエルボースマッシュで箕浦に反撃し、フラミータにタッチ。フラミータは箕浦とジェイソンを同士討ちさせると、そのスピードで翻弄。場外の箕浦にトペ・スイシーダを決め、続けてジェイソンにクロスボディ、ソバット、その場飛びムーンサルトと攻めると、。Kzyも入って、連係からエルボースマッシュを放ち、フラミータがその場飛びシューティングスターを命中させる
しかし箕浦にKzyにボンベロを放つと、ジェイソンとの合体ジャーマン、さらにトレイン攻撃とサンドウィッチ攻撃で畳みかける。
挑戦者組はKzyに合体バックドロップを決めるが、Kzyは読み合いから、箕浦にフライングフォアアームを放つ。さらにスカイデスクールボーイで丸め込むが、キックアウトした箕浦もジェイソンの援護を受けてR301を決め、混戦の中、箕浦がレフェリーと交錯させた隙にフラミータのマスクを剥ぎ、丸め込む。
KzyはジェイソンにCDJ、、箕浦にダブルアームDDTを決めてからKzTimeを命中させ、フラミータが450°スプラッシュが決まって勝負あったかに見えたが、セコンドのKAIがレフェリーの足を引っ張って妨害。ならばとフラミータはフェニックスプラッシュを狙うが、これも箕浦に阻止される。
箕浦はKzyに急所蹴りを浴びせ、さらに鉄板を使おうとするもレフェリーに取り上げられるが、その隙にジェイソンがベルトでKzyを殴打し、合体DDTを決める。
それでもフラミータはジェイソンにフラムフライを決めて、フェニックスプラッシュを狙うが、避けられるも、フラミータはジェイソンをラ・マヒストラルで丸め込む
しかし、KAIがボックス、ISHINが鉄板でフラミータをフルスイングすると、ジェイソンと箕浦が合体タンクバスターから、箕浦がGolden Roseを決め、3カウントを奪取を奪い王座を奪取する。
第5試合ではシュン&帆希が。NOAHの丸藤&杉浦の戦友コンビと対戦、試合前からシュンが戦友コンビに挑発を仕掛けると、突進する帆希をモンキーフリップで戦友コンビめがけて投げるという奇襲を仕掛けて先手を奪う。
帆希は杉浦にブレーンバスターを狙うが、逆に杉浦がトップロープにセットすると、ビッグブーツを放つ。場外戦ではストンピングで攻め立て、リングに戻って、帆希が丸藤に逆水平チョップで反撃を試みるも、丸藤の鞭のように鋭い逆水平チョップの前に悶絶、丸藤はフェースロック、タッチした杉浦がサッカーボールキックや足蹴にするなど、帆希を徹底的に痛めつけてかわいがる。
長時間捕まっていた帆希だったが、杉浦にドロップキックを決めて反撃。さらに丸藤をエプロンに追いやり、シュンがバイシクルキックを放つ。シュンは杉浦にビッグブーツを決め、さらにブラスターを狙うが、丸藤がカット。シュンは再び杉浦にブレーンバスターを決めると、帆希がトラースキックで援護し、杉浦に連係攻撃でブラスターを決める。
丸藤はシュンにフックキックを放つが、帆希が丸藤の足を払って倒すも、杉浦が帆希に鬼エルボーからランニングニーを叩き込み、帆希はエルボー連打と往復ビンタで必死に食い下がる。しかし、杉浦の頭突きからラリアットを食らうと、最後はオリンピック予選スラムで3カウントとなって、帆希は玉砕となった。
NATURAL VIBES(マシーンJ&BIGBOSS清水&U-T)の王座返上で、空位となったトライアングル王座の決定戦が行わなわれ、PRADOX(ハルク&ススム&Kagetora)とZ-BRATS(KAI&ISHIN&加藤)が対戦、
試合はZ-BRATSの奇襲で開始。いきなりハルクを捕らえて試合の主導権を握るが、ハルクは加藤にブラジリアンハイキック、バイシクルキック、ニールキックで反撃。しかし場外戦になると再びZ-BRATSが攻勢に出て、リングに戻るとハルクを捕らえ続ける。
長時間捕まっていたハルクは加藤に踵落としからミサイルキックを決めて反撃。Kagetoraが入り、ISHINにアッパー掌底、KAIにはフライングラリアットを放つ。横須賀ススムが続けて横須賀カッターを狙うが、KAIがリバースしてパワーボムを狙うも、ススムがリバースし、KAIが延髄斬りとハイキックから突進すると、ススムはエクスプロイダーで投げ、そのまま串刺しジャンボの勝ち!から雪崩式エクスプロイダーで投げ捨てる。
ISHINがカットに入り、ススムにブレーンバスターを決めると、加藤も加勢して連係でススムを蹂躙。しかし、ハルクとKagetoraがカットに入り、KagetoraがISHINに619を命中させ、ハルクとの連係からランニング掌底。さらにハルクのミサイルキックが加藤に命中する。
加藤はハルクにショルダータックルを叩き込み、Kagetoraにはラリアット。KAIの援護も受けて攻勢を取るが、Kagetoraが影縫で切り返す。しかし、キックアウトした加藤はラリアットからLimit Bombを狙うが、ハルクがカット、ISHINが小股すくいスープレックスを狙うも、Kagetoraが丸め込みからアッパー掌底、続けてススムのメサイヤ、ハルクのファーストフラッシュが決まり、最後はKagetoraが車懸で3カウントを奪取してPARADOXSが王者となった。

第4試合の豹vsイケメンは、豹がイケメンを意識して入場時間を長くすれば、イケメンは例の如く入場時間を長くして登場する。
試合は、豹はジャケットパンチに対しゼロ戦キックで応戦。イケメンはたまらず場外に逃れ、イケメンポーズを決めようとしたところで豹がスライディングキックで奇襲を仕掛けるも、イケメンはエプロンの幕に豹の股間を叩きつけた後、トラースキックを放つ。
リングに戻ると、豹の張り手を余裕で受け流したイケメンは、ツームストーンパイルドライバーを決めて連続カバーでスタミナを奪いにかかる。さらにローキックからジャケットパンチを狙うが、豹はカサドーラからフットスタンプで反撃。続けて串刺しバックエルボー、ドロップキック、セントーンと流れを一気に変える。しかし、バックドロップを狙ったところでイケメンがサミングで逃れ、回転エビ固めを仕掛けると、イケメンに押さえ込まれ、イケメンは、バスソーキックを連打し、イケメンスラッシュを決める。
イケメンはイケメン落としを狙うと、豹がジャケットを脱がして逆にジャケットで殴打。ここでイケメンは無数の豹のぬいぐるみを人質に取り、ジャケットを返すよう豹に要求する。豹はジャケットを返すが、イケメンは豹のぬいぐるみをを一つだけ返し、ジャケットを奪い返したイケメンに豹はスタナーからバイセップスセントーンを命中させたが、隙を突いたイケメンが十字固めで3カウントを奪い勝利となった3カウントを奪取した。

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